1. シェアする落語のスタンドエフエム
  2. 【#142】柳家㐂三郎『トリイ』..
2024-02-12 05:43

【#142】柳家㐂三郎『トリイ』24/2/11

久しぶりに㐂三郎師匠。
茶目っ気と器用さは相変わらず魅力的。
ちょっと貫禄も出てきたかも。

『按摩の炬燵』この日も楽しかったけど、これからが楽しみです。
#柳家㐂三郎
#落語

---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/614acca39ccb419e5f1db0cc
00:05
はい、シェアする落語のシケです。2月10日土曜日、稲荷町下谷神社ですね。
江戸では、余世発祥の地とされているところですが、ここでですね、柳家・貴三郎師匠の独演会、『トリイ』聞いてまいりました。
貴三郎師匠ね、久しぶりで楽しみだったんですが、僕のちょうど7年前だったんですけど、小学校、低学年かな、の女の子がお母さんと一緒に聞きに来ていて、
これをですね、貴三郎師匠がですね、軽くこう、いじるって言うとあれですけども、ちょっとね、落語好きなの?みたいな話をしてですね。
そこで思いついちゃったんでしょうね。ジュゲームを、ジュゲーム知ってる?じゃあジュゲームをやるねって言って、ジュゲームをやると宣言しておいて、実際にやったのはシゲルでした。
貴三郎師匠は妖怪が大好きで、ほぼ妖怪マニアと言ってくらいに妖怪が大好きで、その妖怪のですね、いろんな妖怪の名前をジュゲームのように名前に織り込んでいくという、そういう話で、
これはもうあの、貴三郎時代からの得意ネタで、たまにやってくれるんで聞けた人はラッキーみたいな、そんな感じだったんですけど、久しぶりに聞いてね、大笑いしちゃいましたけど、
うまいっすよね、やっぱね。会社員山田のとこですね。水木キャラで必ず出てくるね、会社員山田がいますよね。
今の小太郎みたいになってたのを結構笑いましたね。ちなみに三雲亭満喫師匠も、自分は会社員山田に似てるっていうふうにおっしゃってたことがあります。
2席目がですね、1席目はシゲルはかなりその、なんていうんですかね、その場で思いついて予定変更してやったみたいな感じでした。
でもあんだけやれちゃうんだから大したもんです。で、2席目がですね、くしゃみ公爵。
それーってやつね。あのね、やっぱね、面白い、とにかく貴三郎師匠はテクニックがもうガチッとあるので、それで聞かせてしまうっていうところがやっぱ大したもんだなっていうふうに思うんですが、
この話もなんだかんだ言って、この場面が結構切り替えが多くて、めんどくさい話だというふうに思うんですけど、
なんでもすぐ忘れちゃう、忘れちゃうおちょこちょいな男のですね、忘れっぽさが非常にこっけえな感じが出ててよかったななんていうふうに思いました。
03:13
中入りを挟んでですね、3席目がね、いい話持ってきましたね。
あんまのこたつ。これはね、こういう言い方するのなんですけど、会場寒かったんですよ。
なんかね、その冷房暖房のこの、暖房ちゃんとあるんですけど、うまくいかない、やっぱりね、古い建物ということもあって、
会場寒くてね、もう話がしみるの。
まあでも本当はこれはいい話ですよね。冬の話の中では1,2を争うぐらい好きかな。
多分この日かな、この日の前後に別の回で立川隼士さんが和歌三陣をかけてると思うんですけど、和歌三陣とね、このあんまのこたつは僕本当に好きですね。
ちゃんと笑えるし、ちゃんとしみじみするし、なんか人間の持っている限界と可愛さみたいなものがね、出てくるし、いいらここだなというふうに思います。
このお酒を飲みながらね、あんまさんがこう、結構長いセリフを喋るシーンがあって、
やっぱりここはね、あの、岸風呂師匠すごい上手いし、満足したんですけど、多分ね、まだ先があるというふうに思った。
あのね、歓力ぐらいの岸風呂師匠でこの話聞いたらいいと思うよ。
なんかそういうね、先の今の楽しみと先の楽しみを両方くれるのが、この優れた若手だなっていうふうに思うことが時々ありますけど、なんかそんな感じがしましたね。
ということでですね、岸風呂師匠定期的な読演会をやって、8月ぐらいにちょっと大きな会やるみたいなこともおっしゃってましたんで、お勧めでございます。
ぜひ足を運びいただければというふうに思います。ということで、シェアする落語の式でした。ではまた。
05:43

コメント

スクロール