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2022-09-29 06:33

【第40回】圓橘の会22/09/27 江島屋騒動

江島屋騒動は三遊亭圓朝作『鏡ヶ池操松影(かがみがいけみさおのまつかげ)』15席の中の一席。圓橘師による囲炉裏端の緊張感がたまりません。

#落語
#三遊亭圓橘
#三遊亭萬丸

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9月25日日曜日、いつも言ってます。 煙喫の会、三遊亭煙喫賞の独演会行ってまいりました。
一席目がですね、三遊亭まんまるさんさんまかじ。 これは煙喫賞から教わったそうでございますが、
なかなかリズムも良くて、独自のくすぐりも言えて良いデッキだったという風に煙喫賞が言ってました。 私も全く同じ意見でございます。
まだまだちょっとこなれてないところもありますけども、 すごくいい感じですね。この話はやっぱり非常にバカバカしくて、また秋って話が少ないんで、
持っておくとですね、とっても重宝するネタだというふうに思います。 もうまんまるさん、これから武器になりそうな一席でございました。
まんまるさんなんか見るたんびにちょっとずつ進歩している感じがするのがいいですね。 毎月見てるせいだとは思いますけども、毎月ちょっとずつ進歩しています。
いい感じでございます。 で、ここで煙喫賞が上がりまして、
この日のネタ出しがですね、 エジマヤ騒動。
これエジマヤ騒動ってすごく長いお話の中のある一部分で、まさに予定延長ですね。
そのタイトルが何度聞いても覚えられないので、 なんかテキストは書いておきますが、その中でエジマヤ騒動はいろんな方が書けますよね。
僕の印象ではなぜかゲイ教の方が多い気もするんですけど、そんなこともないのかな。
割と僕が、個人的にですね、 昔住んでたあたりがよく出てくるんで、それだけでちょっとこの話引きつけられちゃうんですけど、
まああれですよね、やっぱりこのイドリバタの恐ろしさ、 イドリバタのこの怖さみたいなところが、
そうですよね。だから、
前回ですか、基礎の旅人と同じだとは思うんですけども、 イドリバタの会話の、
会話とかもほぼ語りですよね。で、語られる事実のその怖さみたいなところが、
じんわりきますよね。 そのあたりはちょっと圧巻だなというふうに思います。
語り口の抑制のこの聞き方なんでしょうね。 このあたりはやっぱりね、
鉛筆師匠はほんとすごいなというふうに思います。 で、仲入りを挟んで3席目がですね、先日惜しくもお亡くなりになられました三遊邸演奏師匠。
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鉛筆師匠から見ると、
兄貴分みたいな感じなのかな。直の兄弟子ではないと思うんですが、 同じ三遊邸のですね、中での
兄貴分みたいなところで、
鉛筆師匠が、古演奏師匠が亡くなられた後、 仙台演楽、五代目演楽の弟子として雄楽というふうに名乗ってた頃に、
よく勉強会をご一緒されていたと。 そこに演奏師匠とか、崩落師匠とか、
一緒にやってたというような、なんかそんなお話もございました。 で、その頃ですかね、
それよりちょっと前だな、たぶん。 演奏師匠が、
稽古をつけてもらっていた横で、
聴いていた。だから一緒に稽古をつけてもらってたのかな。 それとも聴いていただけなのか。
まあそんな思い出のネタということで、 三井の大黒。
文句なしですね。こんなにいい話だったっけというような感じで。 あのー
人古老者、左人古老者っていうのは、 僕は大好きなんですけど、本当にやる人や、
演目、例えば高段狼曲によって、
全然キャラが違いますよね。 この辺りがあのすごく面白いなと思いまして、
その中でも演技師匠の三井の大黒のですね、 人古老のこのちょっとこう、
いたずらっぽさをじんわり出してくる感じがですね。 あまり破天荒すぎないで、
ただこういうことにちょっとずつこのチクチク嫌味が入ってくるけど楽しい みたいな感じがですね。すごく好きですね。
いろんな人古老がいて、いろんな人古老を僕好きですけども、 演技師匠の人古老はやっぱり大好きというような感じになるかなというふうに思います。
演奏師匠の人古老も聞いてみたかったですね。
演奏師匠って言う、僕生で聞いたのほぼ覚えがないんですけど NHKで見た水陣ですか。
あれが素晴らしかったのはよく覚えています。
息を、 息に生きるというか、息をあまり良しとしない
野暮と言われてもいいというような心情をお持ちの方だったというふうに 演技師匠はおっしゃっていました。
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落語界に対する貢献は本当に すごいあれだけ多くのお話を手がけられたっていうのは素晴らしいことだなというふうに思います。
はい、ということで演技師匠の会、今回も大変楽しませていただきました。
ということでシェアする落語の指揮でした。ではまた!
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