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はい、シェアする落語のshikeです。
2月12日、建国記念の日。
今日はですね、中野にいたというですね。
中野の芸能衝撃場でですね、
まず昼は、6年目の文吾、橘家文吾さんの回。
ゲストに参入で、優雀師匠という回に行って参りました。
この6年目というのは、文吾になってから、つまり2つ目になってから6年目という意味ですね。
開講一番が、古今亭松ぼっくりさん。
僕、この方初めてだったんですが、古今亭信佑師匠のお弟子さんだそうです。
お上手ですね。とてもいい空気を作ってました。
万寿古合でしたけども、前座としてちゃんと時間を守るというか、コンパクトにまとめて、
お客さんをパッと笑わせて、いい空気を作ってお渡しするという、とても好感が持てました。
この後文吾さんが登場されたわけですが、前座の開講一番を選ぶときには、
とにかく今一番大変そうな人を選んでいると。
松ぼっくりさんが一体何で大変なのかは、よくわかりませんが、そういうことだそうです。
優弱師匠をゲストにお呼びするということで、優弱師匠が語る文吾さんの師匠である立花谷文蔵師匠の話はもう作品になっていますので、
ぜひお楽しみにみたいな振り込みがありまして、一石目が飲める。
いや面白かったですね。なんだろう。
もともとの愛嬌は、爽やかさみたいなものは、もともとお持ちのものだと思うんですけど、
そこに、もともと上手い方ではあると思うんですけど、江戸っ子の語り口調が前よりさらに板についてきて、
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スーッと話に入っていけるんですよね。
ああいう口調がこなれてくると、前からこなれてたと思うんですけど、さらにこなれてくると、
例えばちょっと変わったくすぐりとか入れてもスムースに聞けちゃうんですよね。
その辺の聞きやすさっていうと、ちょっと安易な言い方になっちゃう気がするんですけど、
スッと話の世界に連れてってくれるっていうところがとてもいいなと。
二石目がみそ蔵。これはまたそこでさらに、飲めるって3人しか出てこないんで、
みそ蔵のような、いっぱい出てくるところで、いっぱい人が出てくる話で、
文吾さんの板について、非常に心地いい江戸っ子の語りと、
あと人数増えていくと、やっぱり描き分けもまたいいですよね。
ちょっと唸らせるような、笑ったし気持ちいいみたいな感じが良かったですね。
中入り挟んでゲスト、三優邸雄弱師匠ですね。
雄弱師匠という方は、三太郎、前段の名前なんだったかな、忘れちゃったけど、
文吾さんの師匠である橘谷文蔵師匠と、同じ時期に前座修行してるですね。
先輩後輩、近い先輩後輩の間柄で、文蔵師匠がちょっと上なのかな。
あの頃って結構充実してる楽譜協会のメンバーが充実してる時期で、
この辺話に出たのは白鳥師匠ですね。
あと柳谷一勤師匠とか、林谷菊姫師匠とかが、あの辺りじゃないかな。
まだまだいっぱいいらっしゃったと思います。
本邸春月師匠もそうだ。
分厚いんですよ、この辺りに同じ時期に前座修行された方が。
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そのちょっと後ぐらいが柳谷京太郎師匠とかになるのかな。
そんな感じだったと思うんですけど。
とにかく文豪さんって、前座の時金文で、今文豪っていうのは、
これ全く今の文蔵師匠と一緒らしいんですね。
金文とか文豪って聞いただけで、ちょっと気持ちがざわつくらしいんですよ。
優弱師匠は。
それはね、文蔵師匠がどういうキャラだったのかっていうところで、
非常におかしかったのは、白鳥師匠も文蔵師匠も結構お育ちがいいっていう話が面白かったですね。
あんまりちょっとここは喋らないでおきますけども。
異様に面白かったです。
あとこの二人が前座修行の最後あたりで同じ病気で倒れるっていうですね。
何の病気か言いませんけど、大爆笑でしたね。
代わり目っていうか酔っ払いと言った方がいいのかな。
代わり目まで言ってないですからね。
車屋のところもカットで、夫婦が酒飲んでるだけの話で、酔っ払っていろんなことを言ってるうちに時間が来てしまいましたっていうですね。
本当にそんな講座でした。
何でしょうね、漫談と話の中間みたいなですね。
これもやっぱり優弱症の世界だなっていうような感じで。
その裏には、裏にはっていうか表に出ちゃってましたけども、兄弟子のね。
弟子で兄弟子に比べたら、とても爽やかでかわいい文吾さんがかわいいんだろうなっていうですね。
ちょっと愛情が見えてしまうみたいなですね。
ところがあってですね、いい講座でしたね。
これは受けてですね、この後出てきた文吾さんが、通しで品川真珠っていうですね。
これがね、品川真珠通してやると長いじゃないですか。
僕飽きるんですよ。上下分けてくんねえかなとかって思うんですけどね。
今日は飽きなかったね。
一個一個の一人一人のキャラと、一個一個のシーンがきちっと考え抜かれてるんだろうなっていうですね。
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だからこう、世界にスルッと引っ張り込む力っていうのがすごいんですよね。
でもなんかね、まだこの人の可能性がまだ先あるなあという感じで、非常に素敵でした。
僕はちょちょら組でよく聞いてた方なわけですけども、読印会初めてかな。初めてだと思いますね。
やっぱりとても良かったです。
ということでですね、中野芸章昼延という感じで、まずは6面目の文吾、非常に満足したというようなところでございました。
この後もまだあります。
シェアする落語の式でした。
とりあえずの、ではまた。