瀧川一門の楽しいトーク
はい、シェアする落語の四家です。5月16日金曜日、らくごカフェで瀧川鯉朝一門会、ゆる一問行って参りました。
珍しくね、平日で時間が取れたので、当日券飛び込みで入りました。
ギリギリの時間に入ったらですね、開演時間前なんですけども、瀧川鯉朝師匠と
二番弟子になるのかな、瀧川蛙朝さん、お二人でトークをやってました。これが面白くてね、
もうちょっと早く行ければよかったなと。トップバッターがで、この2人のトークに参加していなかった。
着物着替えて裏で準備していた春風亭昇輔さん。次回のシェアする落語にご出演いただきます。
ネタはですね
この前も聴かせていただきましたが、『強情灸』、いやこれが本当面白いのよ。
もう、まくらから面白いんですけど、今ちょうど昇輔さん、真打昇進披露興行の番頭でもうすごい大変なので、
ちょっと大変すぎて「自分がおかしくなっている」っていうまくらを振った後に『強情灸』だったんですが、多分ね、僕が見た中でね一番熱そう。
『強情灸』と、まくらの小噺「銭湯」の熱さ!
熱くないと意味ないわけですよ。これが一番熱そうだっていうのが、
何よりも楽しいところですね。もう豪快でした。2回目ですけど全然もう飽きない。
客ももうキャッキャキャキャ、もう腹よじって笑ってましたよね。前から2番目のあなた! 腹よじって笑ってましたねー。
で、続いて瀧川鯉朝師匠でございます。鯉朝師匠が、まくらで振るつもりだった話を先に弟子の
昇輔さんがしてしまったと。 その話をぶっと膨らませて、最新の真打披露興行における最新のエピソード。
神田松鯉先生の懐の深さを感じさせつつ、ちゃんと落語家っぽくオチがついているっていうところが
素晴らしい。良いエピソードだと思いました。しばらく使えるでしょうね。 でネタは
『宮戸川』の改作でございます。 改作といってもそこまで大胆な改作ではないんですが、
多分なんですけど前にあの トンデモ落語の会をやっていた
あの柳家一琴師匠と一緒に、 井上新五郎正隆先生が作ったドージン落語
トンデモ落語じゃないな、ドージン落語だ。
同人誌をやっているような人たち を主人公にした新作落語をやった後に、古典落語をやるんですね
その古典で聴かせせてもらったんじゃないかなぁ
やっぱりね鯉朝師匠の
特に女性のキモカワ具合がなんともいいですよね。ちょこっとホラー仕立てになっていて、
薬物が使用されます(笑)そんなところでございましょうかね。
いやー面白いですよ。これは面白いです 。 そのまま仲入りを入れずに
瀧川蛙朝さん
こうなの 正直ねまだその声とか
喋るテンポとか は定まってないなって感じはします。
ただ、このクラスの人がトリを取るということで緊張されてたんだろうな、
っていう感じもしました。ただ取り上げるなあのまくらにしても本編にしても
本編は新作落語で演目ちょっとわかんなかったんですが、あのセンスがやっぱすごいいいなっていうですね。
師匠と似てるとこもあるかなーっていう感じはまあちょっとしましたけども、あの非常に良いセンスだなっていうふうに思いました。
瀧川蛙朝さんの成長
まだね僕は1席しかこの人聴いたことないんですが、古典落語を もっと詰めていくと多分口調が整ってくるんで、今のセンスの良さがもっと生きて
くるかなーというですね。ユーチューバーのカップルの噺で
ビオラが出てくるというですね。違う違うチェロだ。チェロが出てくるという話ですね。
何だろう僕が仮に演目をつけるとしたら『セロ弾きのユーチューバー』ですかね
適当なことを言ってしまいましたでここで仲入りなんですね ここで仲入りでその後3人仲良く
座って『ゆるトーク』ということで、
ボツにしたネタやらなくなったネタ 新作からの話ということでこれも非常に興味深い話ですね
でやっぱりね全体的にこの会で感じられることですけども。やっぱり鯉朝師匠の優しさっていうか面倒見の良さ
っていうところですよね。
もともとその鯉朝師匠って、
芸協のためとか寄席のためとかで、すごい動いてきた人なんですよね
今もそうだと思うんですけど、なんかそれに対しての評価をみんなもっとした方がいいぜ。っていうですね。
ところは僕はすごく感じるところで、
その優しさとで照れ隠しにときどき爆発するみたいなところが
非常に楽しい。でその師匠を弟子2人が、
しっかりあのくっついているというか、
尊敬している感じがまた心地よい。トークの内容はね言いませんけどね、
めちゃくちゃなところもいっぱいありましたけども。ということでですね
瀧川鯉朝師匠一門、坂本頼光先生は今回は欠席でしたけども、
いいですよね。こういう新しい一門という感じで、雰囲気がいいし落語がそれぞれみんな楽しい!ということで、
次回も時間ができたらぜひ行きたいなというふうに思っております。シェアする落語は7月14日だったかな。違った
7月13日に
春風亭昇輔さん ご出演いただいて
いつも通り楽しくやりたいというふうに思っておりますのでぜひご予約をいただき たいというふうに思っております
シェアする落語の四家でした。ではまた。