そんなバカなと思うんだけど、でもそんな感じするんだよ、よく考えながら。
今回のサム・アルトマンのマイクロソフト採用したとか、やっぱ戻ったとかっていうのって、多分日本だと、これって1週間じゃん。
日本だったら1、2年かかるぐらいの話。
かかりそうですね。
そうなんですよ。
テックではないですけど、コロナのときにワクチン始める、始めない、すごい時間かかったイメージはあります。
ありましたね。
あれ、あのときに僕すごく印象に残ったのが、すごい不思議だったのが、日本ってさ、政府だったら総理大臣が決めるとか、政府でこういうふうにするっていうふうな発表があるときに、興味深いのが、検討を始めたっていうニュースがあって、あと調整に入ったっていうニュースがあって、
決定したっていうニュースがあって、それが実際に実行されるのが、その月の末とか、2週間後に開始されることになったっていう順番でニュースが出てくるの。
それで結構1、2ヶ月、普通にかかってるんだけど、アメリカ、僕はコロナ中もずっとアメリカ住んでたんですけど、アメリカだと、数字でも覚えてるか分かんないけど、
イフェクト。
イフェクティブイメディアドリーっていうのがすぐ出るので、どういうことかっていうと、今日この日をもってこうなった、決めて発表したので、今日から、今日の12時、夜中12時から開始みたいなのがあって、
結構コロナによっていろいろ規制がコロコロ変わっていったんだけど、日本の場合は、検討に入りました、調整に入りました、決定しました、再来週末に、それが、
実際に始まりますみたいになるんですけど、アメリカの場合は、イフェクティブイメディアドリーなんで、決めました、今日からっていうふうに、そこをやるのの差はあるよね。
決定から実装するまでの準備の段階が日本にはあって、こっちでは、決定したらとりあえずやっといて準備も進めるみたいな、同時でやってるからっていうイメージはちょっとありますね。
そうなんですよね。
それ多分、文化的背景と合意形成の、
うん。
なんだろう、プロセスの違いなんだろうなと思ってますね。
具体的に言うと、日本の場合は、根回ししてみんなの合意をとって、周りの人に迷惑のかからないようなスピード感で、みんなが準備してから、それを変化を始めるっていう感じなんですよね。
うんうん。
アメリカって超トップダウンなんですけど、
うん。
これよく僕の友人で、日本からシリコンバレーに来て、その彼はTwitterで、Xになる前の、結構前のTwitter、10年近く前のTwitterで働いてた友人がいるんですけど、彼がよく日本の方向けの講演会とか登壇したときによく話してるのが、
うん。
日本の会社で働いてて、で、Twitterに働き始めたときに一番びっくりしたのが、意思決定の速さと超トップダウンだっていう話をしてて、どういうことかっていうと、Twitterって成長するときに、どっかのタイミングで、利用しているプログラミング言語を変えたらしいんですよ。
うんうんうん。
なんだかな。
で、Ruby on Railsっていうのをもともと使ってたのを、どっかのタイミングでPythonに変えたらしいんですよ。
はい。
で、その変え方が非常に興味深かったって書いてある。その、その変えた瞬間に立ち会ってきて、どういうことかっていうと、そのときに、そのCEOから、そのときは、ジャック・ドーシーだったか、エヴァン・ウィリアムスかどっちか忘れたんですけど、どっちかがCEOの時代に、
はい。
えー、明日から、うちの会社使う言語をRubyから、
Pythonに移行し始めるので、みんなその準備しといてって言うんですね。
うん。
で、準備ってどういうことかっていうと、書けるようにしといてってことなの、その言語。
うんうん。
おほー。
だからRubyのエンジニアだらけだったのを、明日からうちPythonになるからPython書けるようにしといてって言って、で、あの、どんどん実装始めるからって、あ、ちなみについてこれなかったらクビだからってやるんだって。
で、超トップダウンで、えー、速攻、それを実装させる。
うん。
っていうので、超びっくりしたって。日本の企業だったら、検討調整だけでも半年かかるものを、ツイッター社は明日からやれって言ってんのも半端ねえなっていう話を。
できるのもすごいですね、実際に。
できる、しないとクビになるし、できる人を雇うし、みたいな。
はいはいはい。
スタートアップだから。
うん。
っていう概念になって。
へー。
で、そうしないと、競争に勝てないんだよね。
うん。
あの、スピード命、デジタルってスピード命だから。
なので、シェルコンバレーのカルチャー。
そうですね。シェルコンバレーのカルチャーって、もう、とりあえず、早く雑にっていう。
確かに。とりあえずやっといて、あとで考えるみたいなのは。
そうですね。あの、昔、昔っていうか、今もあると思うんだけど、Facebookの本社に、あの、えー、ザッカーバーグが飾ってるポスター、知ってる?
いや、知らないです。
あのー、標語が書いてあったんだけどさ、彼がよく言ってた、あの、ブレイク、なんだっけ、Move fast and break things っていう、早く動いて壊せっていう。
なんか、どんどんどんどん、あの、新しくコーディングして、えーと、システムをアップデートして。
はい。
で、ぶっ壊れててもいいから、どんどんリリースしろって書いてる、ぐらいの、まあ、無責任なんですけど、まあ、実際、Facebookって、仕様変更しまくって、エンジニアには嫌われてたり。
おー。
APIとかね、どんどん変わったりとかして、嫌われてるんだけど、まあ、それぐらい、えー、壊れてもいいから、さっさとやれ、みたいな。
うんうんうん。
あとは、なんか、えー、完璧にするより終わらせることのほうが重要だ、みたいなことを、ザッカーバーグが一時期言ってたのもそうなんですけど、
とりあえず、完璧目指してるといつまで経っても終わらないんで、できたところからリリースしちゃってください。
うんうんうん。
ので、それでもまあ、意思決定が早い。
うんうんうん。
ですよね。
まあ、いくつかこれ、はい。
いい部分、まあ、いいこととしては、まあ、タスクが早く終わる。
まあ、終わってないんだけどね。
終わってない、まあ、タスク…。
一回世の中に出る。
とりあえず出しちゃう。
はい。
っていうのは、まあ、プラス。
うん。
だけど、まあ、壊れてるのがマイナス。壊れてる可能性があるのがマイナス。
うん。
うん。
これって、よく考えるとわかるんですけど、向き不向きがあって、
うん。
業界とか、プロダクトによって。ざっくり言うと、デジタルとかソフトウェアには向いてて、ハードウェアには向いてない。
うんうんうん。あ、確かに。直せない。
直しにくいじゃん。
うん。
あの、ハードウェアで、バグとか、不具合があると、あの、返品とかリコールになるじゃん。
はい。
下手すると自動車みたいなのって命に関わるから、えっと、不完全なものを世の中に出しちゃうと、まあ、何度か世の中にそういう…。
そういう事件ありましたけど、これあの、ブレーキの不具合とか、
はい。
何々のエアバッグの不具合とかってなると、人命に関わるので、良くないんですね。
うん。
その、急ぎすぎるのは。で、日本の企業って、そのじっくりやるから、ハードウェアに向いてるカルチャーで、
うんうんうん。
ハードウェアとかセキュリティとかインフラみたいなものは、ミスらないことが価値になるので、バグがないことが価値になるので、
なるべくじっくり確認しながら、間違ったことをしないものづくりをする。
うん。
で、その一方で、ソフトウェアは特にインターネットを経由したサービスとかアプリに関しては、バージョンアップが容易にできるから、
少々バグがあったり、不完全なものを一回出して、で、バージョンを上げるごとにそれを修正していくっていうのが成り立つ業界なんですよね。
特に無料のものとかになってくると。
うん。
結構大変だなと思って
何らかんだクライアントさんにメールする時とかはお世話になっております
僕は絶対書かないけど
なんちゃらって言って終わります
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それが一つね
あとこれは科学的に証明されてるんですけど
信頼性とスピードが比例するらしいんですよね
信頼性が高いとコミュニケーションにかかる時間が少なくていいらしいんです
例えばあれやっといてで済むケースと
ちゃんと説明してちゃんと理解しての確認しなきゃいけないので
全然仕事をお願いするときスピード違うじゃないですか
対クライアントとかも多分一緒で
デザインとかしてると分かるんですけど
信頼性が高いとアプローブ結構すぐ出してくれるんですけど
それが形成されてないともうちょっと違うバリエーションを見せてくださいとか
もうちょっとここ変えてくださいとか
ミーティングがどんどん増えたりとか
その理由を説明してくださいとかで
信頼関係ができるまでは物事を進めるためにものすごい時間がかかる
なので遠回りするように一見思えるんですけど
チームビルディングとかをしてるときに
まず最初にアイスブレーカーとかチームビルディングをやってから
プロジェクトをスタートさせた方が
総合的にかかる時間をセーブできる可能性が高いと思ってて
なのであまりよく会ったことない人とかリモートベースとかで始めちゃうと
途中で結構ね行き来がすっごいうちも何度もあるんですけど
行き来増えるんですよね
行き来かかる時間っていうのが
クライアント側もまだ信頼関係ができてないもんだから
上司が出てきたりとか
偉い人が出てきてもうちょっと説明してくださいとか
そこがね
社内外で
信頼関係を形成することをちゃんとやった方がいいなと
思ってますね
あとねこれも
僕は日本の大企業の方と
話していて
かなり驚きだったんですけど
日本の企業って
情報があまり公開されてないらしいんですよ
社内で
どういうことかっていうと
一部の人しか知らない情報が結構あるらしく
特に上司の人とか
上の人しか知らない情報が結構あって
現場の人とか
若い子とか知らないから
どうしていいか分からずに
噂をしてあるとか
無駄なプロセスを
踏んでるとか
出たりするとかって
それって会社のトランスペリエンシーの
なんかないんですか
でそういう話したわけ
そしたらブランド何言ってるのって言われて
情報を他のスタッフが知らない情報を持ってるってことが
その人の権力に繋がってるから
あえて公開しないって言ってるって
そんな馬鹿なことあるんですかって
日本の大企業のレガシー企業ってそんなもんだよって言われて
馬鹿らしいと思ったんですけど
なんか部長の
部長と平社員の
その権力の差の一つが
部長は部長しか知らない情報を持ってるから
で部長に聞かなきゃいけないっていう状態を保つことで
権力を保てるんだって
全部公開しちゃうと
フラットになっちゃうからってことなんだって
ちょっと直感的に僕もまだ理解できてないんですけど
私もどちらかと言うと
効率重視人間なので
なんか聞きに行かないといけないの
めんどくさいなって
でメルカリが面白いことをやったんですよね
シェルコンバレー型で
これはね山田慎太郎かね石塚亮か
多分石塚亮
初代のメルカリアメリカのCEOだった彼と話しちゃったときに教えて
3人で話したときかな
教えてくれたんですけど
メルカリっていちいち説明しないんだけど
必要な情報をクラウドに全部あげとくのって言われてるんですよ
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で知りたければここにあるからねだけ知らせとく
スタッフが全部アクセスできるようにしておいて