2025-04-04 27:34

#91 デザイナーに向いてる人・向いてない人の特徴

アジェンダ:
  • デザイナーのリアルな役割と、外からのイメージのギャップ
  • デザイナーに向いてる人・向いてない人の見分け方と必要な資質
  • デザインのプロとは? 目指す前にやっておくべきこと
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サマリー

デザインの仕事に向いている人について、特に「人助け」を重視する姿勢やコミュニケーション能力の重要性が論じられています。また、デザイナーとアーティストの役割の違いにも言及されています。デザイナーに向いている人の特性や職務における制約は重要なポイントとして扱われています。さらに、デザインに対するモチベーションや批判に対する対応力もデザイナーの素養に影響を与えることが強調されています。デザイナーに向いている人と向いていない人の特徴について、コミュニケーション能力や試行錯誤の重要性が語られています。特に、プロとして認められるためには、自ら機会を作り経験を積むことが大切です。

デザイナーの役割
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始めていきたいと思います。MC勤めます、りゅういちです。Brandonさん、本日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、本日のテーマですが、デザイナーに向いてる人・向いてない人の特徴というところで、一本取っていきたいと思いますが、
Brandonさん、ちょっと思うところはあるんですか、これは。
よく聞かれる。よく聞かれるんですよ。
デザイナーになりたいとか、デザインに興味ある人に、私はデザインに向いてますか、デザイナーになれると思いますかって。
そこから、いくつか以前に記事にしたりとかしてたので、まとめて話せればなと思っていますね。
デザイナー志望のリスナーの方、待望のホットキャストですね。
では、ちょっとご質問していきたいと思います。
一つ目なんですが、そもそもデザイナーってどんな役割をされる方なのかなってところ。
いや、まさにそこ、外から見るデザイナーのイメージと、実際の現場でデザイナーがやってることって、結構ギャップあるんじゃないかなと思って。
逆に僕は竜一に聞いてみたいんですね。
何かというと、非デザイナーから見て、外から見てたデザイナーのイメージと、実際にビートラックスで働き始めて、デザイナーの仕事を目の当たりにしてるわけじゃないですか。
同じ案件にも入ってるし、そこのイメージと現実の違いとか驚きとかありました?
そうですね。デザイナーって外から見ると、例えば絵を描くのが上手とか、アーティストっぽいイメージを持ってしまうんですけど、
ビートラックスに来ると、もちろん絵が上手な人もいると思うんですけど、
例えばフィグマってソフトで構造を立てて考えるのが上手とか、
ちょっとしたウェブサイトのデザインをクライアントに提案するときに色味とか、文字のフォントとか、
そういうのを調整したり提案するのが上手な方なんだなっていうギャップはありました。
それはおそらくですね、僕が思うにデザイナーの役割が今すごい広い時代になっているので、
さまざまな内容のタスクがあるからだと思うんですよね、デザイナー、一言で言っても。
その一方で、基本的にデザイナーとして持っておくべきマインドセットやスキルみたいなのがあるし、
基本的な特性っていうのもあると思うんですね。
なので、そこをちょっと話せるといいのかなと思っています。
デザイナーに向いている特徴
で、まずそうだな、絵が描くのが上手いと思われがちって言ってましたけど、
これは絵が上手いに越したことはないんだけど、最悪絵が下手でもデザイナーにはなれます。
絵を描くっていうのはデザインのエリアでは何に使うかっていうと、
アウトプットのコミュニケーションだったり、最終アウトプットに使うこともありますけど、
イラストレーターってイラストを描く仕事じゃない限りは、手描きの絵が超上手くなくても別にいいし、
私絵が下手なんでデザイナーにはなれないんですけどってそこで諦めちゃう必要もないかなと思っていて。
これはなんだろうな、ピアノが弾けないと作曲家になれないとか、ミュージシャンになれないと思ってる人いますけど、
他の楽器だったりとか、作曲家なんていうのはぶっちゃけピアノ弾かなくてもなれたりするんですね。
なので、テクノロジーとかもあるし、それに近いので、絵が描けるのはとてもいいけど、
必須ではないと思ってもいいってことですね。
なるほどなるほど。確かにちょっと多業界になりますけど、音楽業界でも譜面が読めないボーカルとか、
楽器が弾けないミュージシャンとか、最近そういうのもいるので通じる部分があるのかな。
そんなこと言ったらロックミュージシャンほとんど楽器読めないですからね。
特にエレキギターとか、僕もギター弾いたりしてますけど、僕は子供の頃に勉強してたから楽器は一応読めるんだけど、
バンドの先輩とか、プロのミュージシャンとかでも楽譜全然読まずに耳だけでやってる人もいる。
ロックの業界では山ほどいる。余談ですが。
ありがとうございます。諦めないでくださいっていうところですね。
ちょっとそれに関連するんですけど、ビートラックスとかほとんどの会社に今デザイナーって求められてる時代なのかなと思うんですけど、
デザイナーがいると会社にどんな影響をもたらしてくれるのか。
これが特性にだいぶ近づいてくるんですけど、デザインの役割っていうエピソードで説明したんですけど、
その中で一つデザインの役割はアイディアの可視化っていうのがあるんですよね。
アイディアだったりとかコンセプトだったりとかビジョンとかでもいいんですけど、
何かしら目に見えないものを具体化して可視化するっていうのがデザイナーの役割なんですよ。
人間っていう動物は目で見る情報を非常に重視する動物なので、
目で見えるもの、特に画像とかグラフとかで見えるもの、それがあると理解が早いんですよ。
なので社内プロセスとかで言うとコミュニケーションが非常に早くなるし精度が上がるんですよね。
例えばExcelみたいなドキュメントで数字がバーって羅列しているものよりも、
グラフとかに変換できるじゃないですか。
そっちの方が直感的に伝わるし、判断するときもやりやすいじゃないですか。
その概念っていうのを延長線上にあるのはユーザーインターフェースとかもそうで、
車運転するときもそうだし、パイロットが飛行機を操縦するときもそうなんですけど、
より直感的に理解できて操縦しやすい操作しやすいものを作り出すことで、
人間と機械のコミュニケーションとか人と人のコミュニケーションを円滑にする役割っていうのはあるんですよね。
なので今少しこのコンテキストって非常に良くて、
デザイナーに向いている機質というか役割に考えると、
人助けに興味あるっていうのも結構重要かなと思って、
デザインの仕事って派手そうに見てすごい地味な仕事なんですね。
イメージ的に結構キラキラしてそうに思えるんですけど、
やってることっていうのは社会や人に対して何かしらポジティブに助けるっていう仕事に近くて、
それが業務だったり営業だったりマーケだったりブランディングだったり、
商品開発だったりユーザビリティだったりするんですけど、
誰かが何かを達成するときにより達成しやすい状況を作ってあげる役割なんですよ。
なので自分のエゴを表現するよりも、
誰かのためになりたいとか何かを助けてあげたいっていう概念の方に共鳴する人の方が向いてると思いますね。
逆に自分のクリエイティビティをどんどん発揮してやるぜっていう人は、
デザイナーという職業ではなくてアーティストとか、
日本だとクリエイターみたいな表現をする役割の方が向いていて、
似て非なる役割だし、結構違う。もっと言うと全然違うので、その2つって。
どっちの役割をしたいかっていうのは機質によるかなと思うんですけど。
ありがとうございます。
デザイナーに向いていない特徴
じゃあ次の質問に参りますが、
今日のpodcastの本題であるデザイナーに向いてる人向いてない人の特徴で、
まず向いてるってところで先ほど人助けがしたいなと思っている人とか、
貢献したいなと思っている人を挙げていただいたんですけど、
他にも何か特徴ございますか。
これはこのpodcastシリーズでも何度か出てくるコミュニケーション力。
コミュニケーションが本当にデザインの仕事をやり続けていて、
必ず毎回コミュニケーション能力がめちゃくちゃ重要だなと思うシーンが頻繁に起こる。
社内もそうだし対クライアントもそうなんですけど、
同じものを作り出してもどう説明するかとか、
あとはクライアントさんからの課題を聞くときにもどう聞き出すか、
ユーザーインタビューするときもどういうふうに対峙するかで、
得られる情報とか発信できる情報のクオリティが変わっちゃうじゃないですか。
それによって作り出せるもののクオリティも影響するし、
作り出したものが世の中に出るか出ないかも影響しちゃうので、
デザイナーは本当に半分以上は仕事はコミュニケーションだと思っているので、
それは行動でのコミュニケーションも文字でのコミュニケーションも含めて、
コミュニケーション力がめちゃくちゃ重要。
黙って誰にも合わずずっと絵を描いているのはデザイナーではないと僕は思っています。
逆に向いていない人というのはコミュニケーションがあまり…
どんな仕事でもコミュニケーションは必要なんですけど、
一方でデザイナーの例とコントラストとして分かりやすいので出すと、
エンジニアという仕事はあるじゃないですか。
エンジニアという仕事はある程度コミュニケーション能力が高くなくてもできるっちゃできる部分がある。
それはコードを書いたりとかプログラムを作成したりとかソフトウェアを作ったりする過程の中で、
曖昧な部分とかニュアンスの部分がある程度少ないんだと思うんですよ。
ある程度ロジック、それこそコンピューター言語が0と1の世界なのでまさにロジックの塊じゃないですか。
そこで動かせるか動かせないかとかどういう風に効率的にっていう世界なので、
ニュアンスのコミュニケーション力がそこまで求められない。
これは本当に分かりやすいのはあれですよ。
デザイナーとエンジニアのコミュニケーション
Appleの共同創業者の2人っていうのはSteve JobsとSteve Wozniakという2人がいて、
Steve Jobsはみんなご存知のプレゼンの天才でデザイナー的感覚を持っている人じゃない。
もう1人のSteve Wozniakっていうのは天才エンジニアだけど超小微笑で、
どこに行っても説明するのが下手すぎて相手にしてもらえないところをSteve Jobsが
こいつはすごいなって認めて一緒にやろうぜって言って始めたはずなんですけど。
Steve Wozniakはずっとコミュニケーションだったはずなんですよ。
始めたから。でもそれ全然ありっていうか役割が成り立つんですね。
エンジニアだから作るだけだから。
だけどそれを上手に相手に伝えたり売り込んだりするのはJobsじゃないですか。
Jobsってデザイナー側なんで、デザイナーの役割の人がそれを上手に魅力を伝えて
それを実現してユーザーにもお客さんにも届けるっていう。
ここが必要になってくるんで、エンジニアの会社、いわゆるエンジニアのチームとデザイナーのチームでは
多分コミュニケーションの質と内容と頻度がだいぶ違う気がする。
例えばうちの会社のサンフランシスコの横のブロックにGitHubっていうエンジニアのツールを作ってる会社があるんだけど
あそこの社内カルチャーのカルチャーブックって僕読んだことあるんですよ。
なるべくオフィス内で喋んなって書いてあるんですよ。
びっくりでしょ。デザイン会社としてはありえないと思うんですよ。
喋ってなんもない。なぜなら業務の邪魔になるからと。
必要なコミュニケーションはなるべくチャットツールでやってください。
高等コミュニケーションをなるべく減らしてくださいって書いてある。
なので役割の違いで求められるコミュニケーションスタイルも違うし、スキルもちょっと違うかなっていうのはありますね。
デザインの制約について
なるほど。面白いですね。
ちなみにサンフランシスコのビートラックスオフィスで僕は働いてるんですけど
オフィス内に刑事物があってコミュニケーションファーストって書いてあるので真逆ですね。
なぜならデザインをする前にコミュニケーションをちゃんとやって方向性を定めておけば
デザインにかかる時間を減らせれるからなんですよね。
たぶんエンジニアってコミュニケーションをいくらしたところでさっさと行動を書かないと動画を作れないやつだから
そこの差っていうのがあるかなと思います。
あとね、これさっきの自己表現をしたがるアーティストと人助けをしたがるデザイナーの2人でちょっと触れたところなんですけど
何をモチベーションに感じるかの中で、デザイナーの仕事ってすっごい制限あるんですよ。
予算の制限、タイムラインの制限、やっちゃいけないことの制限みたいなのが山ほどあって
その中で決められた時間で決められた予算で決められた制約の中でものを作っていかなきゃいけないんですけど
それをストレスと感じるかモチベーションと感じるかってこれがすっごい重要で
たまにそういう制限をつけると、そんなんじゃやってられませんっていう人もいるんだけど
そうしたデザイナー向いてないんですよ。
そもそもデザインの仕事なんていうのはすごい縛りがあって、そこでどう最大化できるかなんで
逆に言うと長くできるデザイナーとか優秀なデザイナー、修正できるデザイナーは
制約もらったらOK、じゃあそこでできる限りのことやってみますねってそういう工夫をするわけ
で、ものづくりってそもそもが制約の中でやるものじゃないですか
いわゆるこの予算の中で生み出すスマホとか、この画面の大きさだけでやらなきゃいけないとか
それがいわゆるデザインの仕事なので、制約をなしにして取っ払っちゃっても自由に表現できる世界がいい人は
クリエイターアーティストを向きだったりします。
確かにその制約があるから無数にあるアイディアが収束して一つに決まるっていうメリットがあると思うので
制約ないと決まんないんだよね、いつまで経っても
前に進むにも制約が大事ってことですね
あとね、意外と面接とかする時とか僕が見てるのは
コアなデザインスキル以外の能力部分だったりする、コミュニケーションっていうのは一つあったじゃないですか
あとは重要なのはあれですね、自分が作り出したものに対しての批判的なフィードバックをもらった時にどう反応するかですね
デザインの仕事って、10作ったら8はボツになるんですよ
2選ばれたら1とか、下手したらもう全部ダメ、全部やり直しもある世界だから
それも結構理不尽な理由で、理不尽な理由で自分が作り出したものに対しての
ダメ出しされたり却下されたり文句やったりするわけ
そこをストレスに感じてやってらんねえっていうのか
それをもとにどう変換してより良いものを作り出せるのかっていうのは
向き不向きがすごいある
誰も批判された人なんていないんだけど
批判された時にそれをどう言い返すっていうか
その説明して納得してもらうか
もしくはそれをもとに相手の気持ちを組んであげて
相手が望むものを作り出すかとか
ネガティブフィードバックをもらった時の対応ができる能力ってすごい重要だし
プロのデザイナーの条件
逆にそう言われた時に素直に聞いた
この人はちゃんと私のリクエストを聞こうとしてくれてる人なんだなって思わせられる
非常に重要ですね
これは上司部下の関係でもそうだし
対クライアントさんに対してもそうなんですけど
以前に家にいたデザイナーとかも
すごい作り出すもののクオリティは高いんだけど
ちょっとでも批判されると一気にモチベーションが下がっちゃう部分がいたんですけど
そういう人っていうのは長期的にデザイナーっていう仕事をやり続けるのは難しいんですよ正直
そこはシビアな世界かなとは思いますね
意外なのはデザインってゼロから何かを作り出すことの方が少ないんですよね
既存のものを活用するとか
今までも既にデザインされているものをベースに何か作り出すとか
全く新しいロゴをデザインするにしても参考になるものを出していくわけだから
インスパイア元とか参考にする元っていうのは絶対ある世界なんだけど
無駄にオリジナリティを持とうとする人がいるのよ
特にあまり経験がない方は
オリジナルで世界に無いものを作ってやるぜって思う人がいるので
僕もそういう時期があったんですけど
絶対作られてるから誰かに
絶対すごいデザインをしたと思っても
ぽいやつを過去に誰かはやってるんですね
人類の歴史があると
いい意味でのショートカットをあえて従わないっていうのは結構危ないかなと思ってて
業務なんで効率的にやる必要があるじゃないですか
それをオリジナリティにこだわって
2時間でやるべきことを10時間かけてもらっても困るという
参考になるのあったじゃんみたいなことを思ったりはしますよね
厳しい話ですけどね
ありがとうございます
最後の質問に聞くんですけど
これは今主にデザイナーとして頑張ってる方向けの質問なんですけど
デザイナーとしてプロフェッショナルって言えるのは
どのくらいのレベル感から言うのかとか
いい質問ですね
いやとってもいい質問だと思うんですよ
どんな業界でもプロっていうのはいつからプロなんですかっていう質問っていうのはあると思うんですね
職業によってはそれがクリアなものもあります
例えば資格が必要なものですね
弁護士資格取ったら弁護士プロじゃないですか
お医者さんとかもそうだと思うんですけど
資格が必要な役職とかビジネスは
それが取れてないともう絶対プロって言っちゃいけない世界だし
スポーツ選手もそうですよね
プロ野球選手プロ野球団に入らなきゃ
なんだけどデザイナーって
自称を含めて誰でもなれるっちゃなれるから
どこでプロって言うのかっていうのは
難しいっちゃ難しいんですよ
これね逆に言うと
プロになるまでデザインしないっていうのはあり得ないと思ってるんですよ
どういうことかっていうと
結構いるんですよデザイナーになりたいんですって言って
デザインしたことない人は
え?って思うの
デザイナーになりたい人
プロのデザイナーになってる人は
基本的には同じ共通点があって
それは何かっていうと
気づいたらなってるんですよね
デザインをすることが好きすぎて
趣味でもなんでもいいから何か作ってるんですよ
そしたら誰かが
お前それできるんだったら何か手伝ってよとか
チラシデザインしてよとか
フライヤーデザインしてよとか
ちょっとページ1枚
ウェブサイトのページ作ってよとか
何でもいいんだけど
それで
お立ちにでも酒を送ってもらうでも何でもいいんだけど
金品が発生した時点でプロなわけよ
プロになるデザイナーは本当に
デザインすることが楽しすぎちゃって
お金もらわなくても作ってるんだよね
自分のためか友達のためか誰でもいいんだけど
そのうちに誰か金払うようになるから
そこでプロ
気づいたらプロ
デザイナーの定義と条件
境目がはっきりしてない
例えば
うちにいるデザイナーとかうちに行ったデザイナーと
話してて
みんなでチームビルドとかやった時に
1人ずつ質問の中で
あなたは人生で初めていつデザインしましたか?
みたいな質問した時に
デザイナーの子が1人で
中学生の頃に知り合いの
SNSのプロフィール画像を作ってあげたのが
最初のおだちになったみたいな
もうそこでプロだっていうことじゃないですか
小学生でも中学生でも
何かしらデザインワークをして
それで少なからず何かしら
お金とかお菓子とかもらったらプロ
でもそれがずっと続くだけなんですよ
それがどんどんエスカレートしていって
金額が大きくなったり
報酬が増えてきたり
気づいたらすごい大きなプロジェクトに
アサインされるとか
なので今日からプロになります
って宣言するよりも
何か作ってたらいつの間にか
誰かが手伝ってって言って
いつの間にかお金くれるようになった
が一つのバロメーター
僕も
その定義で言うと
ちゃんとしたデザインっていうのは
多分したことがないのかなと思うんですけど
例えばキャンバーとか使って
フライヤーをちょっと作ってみたりとか
頭の中でこんなデザインだったらいいなっていうのを
例えば生成AIとかに入れてみて
画像を作ってもらって
取捨選択をして
これ使ったらいいかなっていうのを
選ぶっていうのは
やったことがあるんですけど
そういうのは第一歩としてはいいこと
第一歩としてはとてもいい
けども
若干さっきの話との逆接着になりますけど
じゃあリュウイチが今
僕のところに来て
デザイナーとして応募したいんですけどって
来たときに
今までやったことを見せて教えてったときに
それだったとしたら採用されない
個人として
プロっぽく活動するのと
デザイン会社としてプロのデザイナーとして
採用されるにはそれなりにギャップはあって
デザイン会社で働くって
競争激しいから
そうなってくると今までやってきたことの数と
あとその濃さと
それの説明力と
あとリザルトですよね
それをやったことでどういうアウトカムになりましたかみたいな
ところまで揃ってないと
採用はされないし
インターンとしてもまだきついって
デザイナーじゃないからはっきり言ってるけど
ところはありますよ
コミュニケーションとマインドセット
なるほどですね ありがとうございます
自分から機械を作りに行って
たくさん試行錯誤をするっていうのが
まずは第一歩としては大事ですね
ついでに言うと
これもすごい厳しい話になっちゃいますけど
ごく稀にデザインのインターンをやらせてくださいって聞いて
じゃあ今どういうデザインスキルを持ってますかって聞いたら
それはインターン中に身につけようと思ってますっていう人がいるわけ
それは実は大きな勘違いで
インターンは学校じゃねえよっていう
特にアメリカはね
特にアメリカはインターンだからといって
学ぶことだけをやってる人は採用されないようにですからね
ある程度の即戦力になって
そこから積み上がる人を
本採用を前提で入れるのがインターン
アメリカのインターンの形
うちの会社日本もアメリカも同じカルチャーでやってますけど
それなので
デザイナーに憧れてます
デザインやってみたいな
インターン入って
そこでいろいろ教えてくれたら
なれるかもなって思ってたら
大間違いですね
あくまでうちの会社の場合は
なので
今までうちでインターンしたこととか採用したこと
よくわかってると思うけど
めちゃくちゃ面接の際に聞かれるし
ポートフォリオを見させられますからね
そういう世界です
ありがとうございます
ちょっとまとめに入っていきたいんですけど
ちょっと今日は盛りだくさんなので
主に話したのが
デザイナーに向いてる人向いてない人の特徴で
ここもたくさん特徴を挙げていただいたんですけど
大事なのはまずコミュニケーションのところですよね
社内だったり社外の人とコミュニケーションを取りながら
一つの業務だったり
作品を作っていかないといけないというところで
コミュニケーションというのはすごく大事だというところで
あとはデザイナーを目指すにあたっては
ちゃんと自分なりの機会を作って
試行錯誤して
会社に入る前に作ると
そのマインドセットが大事だというところで
まとめてさせていただきたいと思います
本日もブランドさんありがとうございました
引き続きよろしくお願いします
このエピソードを楽しんでいただけた方は
ぜひ高評価、チャンネルフォローよろしくお願いします
またサンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています
番組概要欄にあるGoogleフォーム
Spotifyでお聞きの方は
各エピソードのQ&A欄からお送りいただけますので
お便りお待ちしております
最後までお聞きいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
27:34

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