エリカさんの自己紹介
サンフランシスコ・デザイントーク、この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
今日は、豪華ゲストが来ておりまして、お名前をどうぞ。
こんにちは、エリカです。
僕の親友である、そして東京出身という、同じ場所出身のエリカさんなんですが、簡単に自己紹介を。何者か、老いたちと今何をやっているかを、簡単に説明してもらっていいですか。
出身は、Brandonさんと同じ北海道のトカチという場所出身です。
2013年にサンフランシスコに娘を連れて、単身母子家庭でサンフランシスコに乗り込み、そこからサバイブして、2022年にトカチむすびというLRCを設立し、そしてフードトラックの営業許可書を取って、今現在は日本のおむすびのフードトラックをやっています。
主にサンフランシスコで活躍しています。
ありがとうございます。フードトラックというのは、実は日本だとキッチンカーというらしいですね。
みたいですね。
アメリカでフードトラックというのは、トラックに食べ物を積んで、その日によって違う場所に行って屋台っぽく提供する仕組みなんですけど、日本だといわゆるキッチンカーと呼ばれるものなんだよね。
サンフランシスコでエリカさんは、曜日とか日によって違う場所で、自分で作ったおむすびを提供しているという感じですよね。
そうです。
エリカさんはね、僕は実は始める前から、このビジネスを始める前から知り合ってて、相談してくれてたんですよね。
そうなんですよ。
はい、継承先輩としてね。
そうですね。で、なんだろうな、もともとは日本で生まれ育ってアメリカに来て、会社の経営とかも別にしてたことはないし、エリカさんね。
フードトラックで、ラーメン屋さんでバイトしてたんだっけ。
そうです、はい。
ラーメンのフードトラックでバイトしてる頃にちょっと知り合って、ある日いきなり村野さん、私自分でフードトラックをやろうと思ってるっていうから、
マジで?って聞いたら、トラックをもう買っちゃいましたって。
えーって思って。
で、ビジネス経営とかこれからやるんで、ちょっと教えてくださいみたいな感じで相談してきてくれて、
いろいろ話を聞いて、あれはどうなの、これはどうなのみたいなのを聞いてって、それに対するエリカさんの答えを聞いた僕が、エリカさんに言った言葉は覚えてますか。
全裸で戦争に行くようなもんだよ。
そうそう。
ビジネスって戦いじゃないですか。
そのためにいろいろ武器と武装をしなきゃいけないわけですよ。
いわゆる知識であったりとか、コネクションであったりとか、ビジネスの仕組みだったりとか、そういうのを揃えていって勝ち抜いていく世界で、
特にアメリカはその競争が激しいもんだから、中途半端な気持ちで参入するとコテンパンに合うわけよ。
エリカさんに聞いたら、たぶんその時、グロスの売り上げとネット売り上げの違いとか、雇用形態の違いであるとか、損益分離点とか、お金の計算とかのことを聞くと、
何ですか、それみたいなことを言ってくるもんだよな。
お前は全裸で戦場に行くつもりか。病で殺されるぞっていう話をして。
覚えてます。よく覚えてます。
と思ったら、あれなんですよ。ホトラックを買ったって言うから、ブラウンドさん見に来てくださいって言って見に行ったら、とんでもないサイズの走行車のような。
日本なら普通免許じゃ無理。
フードトラックの挑戦
皆さんこれちょっと概要欄に、エリカさんがやってるトカチ結びのホームページのリンク貼っておきますけど、そこに写真載ってますけど、真っ黒な車体、巨大なトラックを真っ黒に塗って、そこに筆文字でトカチって大きく書いてあって、肩着には見えない。
よく外戦カーと街が売れますけど、日本だったら。
日本だと駅の近くで大きなメガホンで何かを叫びながら、何かの音楽をなんとかマーチみたいなのをかけながら。
軍艦マーチみたいなね。
軍艦マーチみたいなのを買っちゃいましたと。
来週免許取りに行きますとか言って。
免許がないのに買っちゃったんですよね。
それはね、でも実はね、僕も一緒で、僕はトラックは買ってないんですけど、アメリカで免許取る、日本でも免許も車も運転したことなかったのに、アメリカで来たばっかりの時に免許取る前に車買っちゃってましたよね。
確かポルシェですよね。
無免許でポルシェを買うっていう。
最初はKとかからね、やっぱりぶつけてもいいんで始める。
いやもうポルシェですよ。やっぱり好きな車買わないと。
そうですね。
ポルシェ買って、それで練習して、免許を取る前に一回スピードハンドで捕まってました。
そこまでは知らなかった。
そうなんですよ。これは僕のとてもいい話なんで、あまり言わなくてもいいなと思うんだけど。
リカさんも似たようなこと。やっぱりトカチューマルは同じようなことをするなと思って。
そうですね。
考える前に動いちゃいますからね。
そうですね。やっぱりフロンティア精神。
フロンティア、北海道だから。
北海道のフロンティア精神。
でもあれなんですよ。トラック買った時にやっぱりこの人本気なんだなと思ったし、
ほら僕たちの共通の知人で飲食の大先輩の成功してる方いらっしゃるじゃないですか。
彼なんかも言ってますよね。始めた時点で50%成功してる。
言ってますね。
多くの人は始めすらしないので、スタートを切った時点で100点満点中50点稼いでるんで、後は続けるだけだって言ってるじゃないですか。
彼もリカさんのトラックを見に来てくれたんだよね。
そうなんですよ。それで言ってくれた言葉が、これ10年に1回この感動、なんか久々だったなって言われたんですよ。
10年ぶりに感動したとか、なんかそんなことを。
夢があるねって。
夢ある。あの大きさは夢あるよね。
だって僕見に行った時に、村野さん運転してみますかって言われて、やめとくって言ったからね。
あまりにも大きいのよ。本当に日本のサイズで言ったら、東京とかで見たらでかいトラックが来たみたいな。
黒いから結構圧があるんですよね。遠くから見ると近づいてくる時が。
あれはすごいかっこいい。
そこで昔から夢だった日本のおむすびを売るというのを、今で初めて何年くらい経った?
ちょうど去年の2月26日。
1周年だね。
Bトラックさんのイベント、デビュー戦なので。
1年と10ヶ月くらいですか。
もうちょっとで2年か。
僕の自慢のもう一つは、最初のお客様はうちの会社。
そうなんですよ、ケータリング。
トラックでイベント会場に乗り付けてくれて、そこでお食事を提供してくれたんですよね。
懐かしい。
本当あの時バタバタでね。
最初はみんな大変ですからね。
そこで始めてから、今はサンフランシスコのいくつか屋台村みたいなところがあって、日によって違うところに行ってサービスして、
あと場合によっては病院のところで提供したりとか、ビール工場で提供、従業員さん向けに提供したりして。
ビールを飲みに来るお客様が食べ物を置いてないからってことで、
ケータリングというか。
ビールにおにぎり、唐揚げ。
唐揚げ売れますね。
唐揚げいいよね。
ビール工場は特にね。
アメリカで和食、おにぎりとか始めたけど、唐揚げとか他のものも色々試行錯誤してやってみて、
どれが売れる、どれが売れないとかだいぶ分かってきました?
アメリカの市場は。
ビジネスの市場特性
そうなんですよ。
どういうのがウケる?
やっぱり揚げ物好きですよね。
揚げ物が好き。
肉が好き。
でもサンフランシスコとこの辺はビーガンの方も多いから、
ビーガンのメニューも用意しておかないと対応できないので。
ビーガンメニューだとお肉を使わない、卵を使わない。
ご飯と海苔はオッケーだもんね。
ご飯と海苔はオッケーです。
なので例えばうちだったらコロッケ。
コロッケね。
お肉入ってないコロッケとか、
あと一応梅干しもあって、
梅干しはハチミツで漬けてるんですよね。
だけどビーガンの人はハチミツもダメだから、
一応聞いてプレーの梅干しがあればプレーの梅干しのみ出したりします。
なるほどね。
それ以外に結構多種多様なメニューあるじゃん。
アボカドマンゴ。
アボカドマンゴ?
アボカドマンゴトロピカルっていう名前。
トロピカル。さすがですね、開発力が。
チリソース。
やっぱりアメリカ、日本とは違うね。
全然好まれるのは。
逆に日本っぽいイクラとかもあるじゃん。
イクラも売れますね。
イクラ売れますね。
意外。明太子は?
明太子も一応スパイシーキャビアってサブタイトル載せてるので、
キャビアが欲しいとかっていう人は。
でもアジア人の人は明太子知ってるから、
結構中国系の人は明太子とか。
馴染みがあるからね。
中国、韓国とかは馴染みがあるんでしょうね。
で、メニューも常に改善改善を繰り返していて、
今はもうあれだもんね。
値段がだいぶ。
値段ね。でも一応まだ1個6ドル。
でもじゃないけどね。でもまだじゃないよね。
戦ってるんですよ、この攻めき合い。
これあんまり値段上げたくないから、
削れるところを頑張って削ろうっていう思考に
一応行ってますね。
1個6ドルってことは、日本円にすると800円ぐらいじゃん。
多分。800円、900円ぐらい。
日本に行って、おにぎり専門店とかで買うと
200数十円とかだから、
やっぱり3倍ぐらいで売れるよね。
日本の相場と比べると。
だから、よく話すけど、
同じものをアメリカで売ると、
2倍3倍の値段取れるから、
ビジネスって売り上げっていう面では
結構おいしい市場だなと思うけど、
同時にコストも高いんじゃない?
そうなんですよ。要は人件費が結局
日本の2倍から3倍、人件費が。
設備も、設備投資とか、
例えばトラックだったらトラックを止める場所が
安いんですよね。
あとイベントのフィー、コミッションフィー。
ショバダイ。
たこ焼き屋さん出て、
美加締め金みたいな。
美加締め金。人気が悪い。
サンフランシスコのフードトラック事情
みたいな感じ。
売り上げのパーセントを収めなきゃいけない。
そうなんですよ。
結局コストも同じくかかってるので、
多分、ニューヨークでラーメンが
いっぱい5000円するっていうのは、
それでも利益はあんまりないと思いますよ。
人件費考えたらね。
コストもそれなりにかかるから。
かかると思います。家賃、
あと営業許可証とか色々、
あと設備投資とか、
そういうの考えたら、
そんなに、だからやっぱり
利益は日本と変わんないんじゃないですかね。
だってあれだもんね。
有名ですけど、レストランのビジネスって
倒産率が一番高いビジネスだもんね。
飲食って。
意外だ思われるけど、
アメリカはレストラン開いたなと思ったら、
数ヶ月でなくなったりするもんね。
そうなんですよ。でもまた入ってくるからね。
結局レストランの数は同じぐらいなんですよ、きっと。
そっかそっか。
で、参入商品が低いから、
例えば今年いっぱいお店潰れたって言っても、
その分それだけまた新しく開ける人がいるから、
レストランの数はそんなに変わらないって
トン屋さんが言ってました。
っていうことは、トン屋さんは安定してるよね。
トン屋さんはスーパーにも下ろしてるから、
最近やっぱりレストラン業界すごく不況なんですよ。
みんな手作りし始めたから。
もう1回食事に行ったら、
外食が高すぎるよね。
高すぎて、ブランチでも今20ドルでしょ。
ブランチで。
ランチだって今30ドルじゃないですか。
1回ちょっと行っただけで。
だから今まで月に4回行ってた人が、
月に2回とか減らすようになってきてるから、
外食を減らして。
その分スーパーで買って調理してるとか、
そういう人が増えてる。
自炊ね。
それでトン屋さん的にはスーパーが絶好調だよ、
みたいなことは言ってましたよね。
でも、レストランはみんなもう不景気だって言うんだけど、
結局スーパーは好調だから、
トン屋さん的には別に、
そんな打撃は受けない。
そういうことか。
自炊とレストランの間が、
フードトラックな感じじゃん。
そうね、でもフードトラックも高いですからね、
なんだかんだね。
コストが?
お客様から取ったら高いと思います。
単価がね。
10ドルとか20ドルとか普通にかかるしね。
そうですね。
もともとはフードトラックはあれじゃん、
タコス。
メキシコ料理のタコスが発祥で、
徐々に徐々に他の食べ物も出てきて、
おむすびもやって、
以前はだって日本のカレー出してたもんね、
ジャパンカレーっていうの。
そうだそうだ、Jさんね。
そうか。
そうなんですよ、だからJさんの時代は
2011年とかな?
2011年か2011年、
あの時は黄金期、フードトラックを。
ああ、そうなんだ。
でもあの時まだフードトラックのサンフランシスコ5台とかしかいなくて。
えー、そうなんだ。
そうなんですよ、本当だからJさんは
そういう意味ではフロンティアっていうか
フードトラックをサンフランシスコでやり始めた
5、6台の中の1つ。
なるほどね。
顧客満足度の向上
で、その後はちょっとフードトラック黄金期みたいな時期が
あって
でもやっぱりコロナで
リモートワークになったから
それもありますね。
多くのフードトラックって
従業員がランチの時に
あまり周りに食べ物屋さんがない時に
重宝してて
で、コロナになってリモートワークになって
家から働くから
その人数が減っちゃって、だいぶ減って
でもエリカさんは最近は
定期的にセールスフォースタワー
セールスフォースの本社ビル
サンフランシスコの
そこに公園があって
そこに泊めて提供してるんだもんね。
セールスフォースの社員とかが来るでしょ?
そうですね、だいたいセールスフォースの
社員も来るし
銀行の?
銀行の方も来てくれるし
昨日はリーバースプラザ行って
リーバースの社員さんとか
あそこMBAのハルト
大学院で?
大学生さんとか
なんかお客さんと
トラブったこととかあります?
ありますよね
企画場が来たことあります
噂聞いたことがあって
供給が間に合わなくて
お米が炊けてなくて
いつまで経ってもおにぎりが出てこないから
ブチ切れた客がいて
そうですね
最近はそういうことを起こさないように
もう
怖い人も?
早くやっぱり出すために
量をいっぱい出して
売り上げをいっぱい上げるっていうのよりも
もうお客さんを待たせない
だから売り上げはそんなに下がっちゃうんだけど
例えば景品の人数を増やすとか
オペレーションを充実させたりとか
やっぱり一回
ラインコントロールをする
例えば前だったら
キャッシャーの人がいっぱいバーって取って
オーダーがバーって並ぶ状態だったのを
もうコントロールしてキャッシャーの子に
一回キャッシャーやめてもらって
お客さん待たせて
オーダーを取るのをちょっと待ってもらう
要はそういうふうにコントロールして
例えばお客さんって注文を受けてから
物が出てくるのを待つほうがやがるから
例えば注文を取るために並ぶのが
そんなにお客さんって
カスタマーエクスペリエンスですね
ただその代わり
お客さんを取る量が減るから
売上は落ちるんだけど
でも苦情は当たり前に減りました
そうやってやったら
実はうちの会社が専門としている
ユーザーエクスペリエンスデザインの
ケーススタディーとしてもあるんですけど
アメリカの空港
空港で飛行機が空港に着いて
荷物を取りに行くじゃないですか
荷物を取りに行って
荷物が出てくるのが遅いと
すごい苦情が出たので
いつまで経っても荷物が出てこない
何をしたかというと
飛行機が降りてから
荷物が出てくるところまでの距離を伸ばして
なるほど
歩く距離を長くしたんだって
今までよりも歩かなきゃいけないんだけど
そのおかげで待つ時間は減ったんだって
そっちのほうが苦情が減ったんだって
人間って何もせずに待っている時間というのが
出てくるのになかなか出てこないというのが
一番ストレスになるから
それにたどり着くまでの時間はいいんだけど
一回そろそろ出てくるぞという期待値ができちゃうと
ストレスになるんだって
なるほど
サービスデザインの設計をするときに
ユーザーに期待を持たせた状態で待たせると
ユーザーが怒ってしまう
アングリーになるんだって
だから今言ったのも
オーダーを取る
レストランで言うと席に着かせる
着かせてからオーダーを取って
オーダーが出てくるまでの時間がすごい重要だから
席に着くのをちょっと待ってもらったほうが
文句が出にくいってことだよね
そうですのでちょっと様子を見て
キャッシャーの子にちょっとそこでデジカル切って
こっちヘルプしてって言って
キャッシャーの子は前はキャッシャーのみだったんだけど
今はキャッシャーのマルチタスクで
キャッシャーの子も気づいて
そろそろ列一回切りますかっていう感じで
アイコンタクトとかなんかして
こっちのアッセンブルのほうに来てもらって
手伝ってもらう
それで3,4個お客さん終わったらまた
キャッシャー戻ってやってもらうっていう
そういう風にやってから
屋上も減ったし
ただ売り上げはちょっと落ちましたね
数こなせないからね
数こなせないから
だけど長期的な目線で考えると
そっちのほうがいいと思いますね
やっぱりお金お金って数字にこだわりすぎて
失った部分も大きいかなって
それをやっぱり最初の1年は
やっぱり数字だけはすごい追いかけてたから
そういう風情も多かったかなと
じゃあ顧客満足度を上げて
そうですね
リピーターを増やすとか
そんな感じのほうがいいよね
なので価格も
例えばアメリカってインフルエンス対応して
日本と違って
価格を上げてもアメリカ人はついてくるって言うじゃん
だから日本のメディアで勘違いしてるのは
日本人は飲食も上げないと
みんな文句言うから上げない
でもアメリカは上げても文句言わない
買うって言うけど
結構それはそんなことないんです
アメリカ人だって
価格に対して量とか質が見合ってなかったら
もちろん文句言うし
来なくなるから
だからやっぱりそこはアメリカ人だって
このお店は努力しないで
ただ単に値段上げればいいと思ってるなっていうのは
アメリカ人もすごい見抜いてるんですよ
サイズってどうなんですか?おむすびのサイズは
やっぱりアメリカ向けにちょっと大きい?
日本より
日本の今回帰省した時に
私そんなに1年に1回しか帰省してないから
おにぎりのサイズ見た時
日本のおにぎりすごい小さいなと思いました
それに比べたら
1.5倍くらいじゃない?
トラックとおむすび両方とも大きいね
そうね
でもあれも1個6ドルでおにぎり出しても
お客さん納得いかないから
ちょっとガーニッシュつけてあげる
ちょっとサイドにスカスカで渡すと
お客様は6ドルも払ってこれ?って気分になるから
そういうところに緑をつけてあげる
それ1個よりも全然苦情もなくなった
自己責任の重要性
興味深いですね
一手間加えるだけで
そうなんですよ
アメリカ人もしっかり見てます価格は
エリカさんこういうビジネスやってたら
現場でいわゆるマーケティングとか
商売っていうのをどんどん身につけてくるから
アメリカで商売したいっていう日本の方とかから
相談されたりとか
私もやってみたいとか企業とか個人とかが
来ると思うんですけど
アドバイスとかしてるんですか?
特にしてないですね
でも最近そういうの来なくなったんですよね
去年は結構来たんですよね
私もフードトラックやりたいんですとか
でも最近全然そういうの全く来ないです
あれだよね
僕もよく相談されるんですけど
やりたいですって相談してきて
アドバイスしてやる人は12人に1人いない
そうなんですよ結局
結局思えば
私も今だったら忙しいから
アドバイスをしてる時間はないから
当然お断り
自然的にお断りになるんですけど
例えば去年とか立ち上げたばっかりの時とかで
時間がある時とかは
いろいろアドバイスするじゃないですか
でも結局そこで本当に
やった人っていたのかな?
だいたい連絡も来なくなるから
わかんないですね
あれがいいよね
相談されたら
まずトラック買ってから戻ってきてください
トラック買ったら
喜んでいくらでも相談に乗りますって言えば
お互いの時間の無駄にはならないけど
そうなんだよね
どんなビジネスでもそうだけど
やりたいっていうのと実際にやるっていうのは
ハードル全然違うし
やっぱり動いた人間が一番すごいと僕は常に思ってて
どんな大きな野望を語ってる人よりも
小さい一歩を踏み出した人の方が
何十倍もすごいなと思ってるし
僕もよく言ってるんですけど
下手なMBA行くんだったら
ラーメンの屋台やったほうが
よっぽど学べることが多い
客商売って
客商売
ビジネスの
カラクリとかね
それで思い出したけど
エリカさん実は
日本のテレビ番組の
取材されて
30分くらいの番組で
私KB
トカチにグッサンガー
グッサンガー長実家に
これ見せてもらったけど
エリカさんの黒歴史の
ギャル時代の写真が
そうなんですよ
この間も
あのテレビ見た人かどうか忘れてたけど
見たのかな
エリカさんもどっちかさん
元ヤンチックでしたよね
誰かに言われたんですよ
関係ないですから
アメリカまで来たら
日本での人生はリセットされるし
新しいチャレンジ
あとはあれだよね
エリカさんが商売始める前と後で
人格もずいぶん変わったなと僕は思ってて
本当ですか
どんな感じ
今堂々としてるけど
会った頃って
まだすごい
何て言うかな
挙動ってたな
お堂々としてた
お堂々としてたよね
全てに対して怯えてた感じだったけど
自分で商売始めると気も座るんだなと思って
そうですね
よくブランドンさんがね
全部自己責任って言ってたから
天気すらね
天気は自己責任っておっしゃってたから
そうです
雨降るのは自分の責任ですから
でも
経営者ってそういう気持ちじゃないと
やっていけないんだなってのが
私だってまだね
2年ぐらいだけど
だいぶ分かってきましたね
だって大切な時に
じゃあ雨降ってできなくなったって
自分の運の悪さじゃないですか
運が悪い自分が悪いから
それも自己責任だと思うから
言い訳とかビジネスでは絶対ダメなんで
言い訳はできないですね
それは本当にねそう思う
大谷翔平さんがどんなひどい目にあっても
ちゃんとホームランは打つじゃないですか
そうですね
あれこそプロだから
関係ないじゃないですか
全部自分の責任としてみなして
結果は必ず出すっていう
その精神がない人は
ビジネスやっちゃダメだよなと
個人的には思ってたりするんですけど
デコトラの夢
じゃあもう最後にあれですね
はい
エリカさんの次の目標は
トラックをデコトラにする
デコトラ
LEDライト
もっと派手にして
スピーカーつけて
煙火を流して
サンフランシスコの街を走る
走る
ベイブリッジを滑走します
かっこいい
ロックをかけたハーレーに合わせて
煙火かけたら
デコトラがトラックやろう
昨日もこの辺通りました
あのトラックで
ディーバスパーダー行って
どっかそこら辺のガソリンスタジオに寄って
ガソリンスタジオに寄って
ジェネレーターにガソリン
入れられるので
もうね
蒸気を意識してる話だけど
サンフランシスコ
これ聞いてる方で来られる方は
ぜひトカチムスビを見つけて
食べに行っていただけると
エリカさんもいるんで
最近ちょっとスナックカップっぽくなってね
いいね
ファンが集まって
好きな方とか
エリカさんとか来てくれるなって
男女問わず
カリスマじゃないですか
そうなんですよ
こういうイベントあるから教えるわ
バック教えてとか
そういうノリなんです
ノリがもうスナック
そうノリがもうスナック
かけこみ寺みたいにね
スモッチ
みたいな感じになればいいかなと
今後の活躍も楽しみにしてますので
ありがとうございました
お願いします
皆さんも
このエピソードを楽しんでいただけた方は
ぜひ高評価、チャンネルフォローよろしくお願いします
またサンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを募集しています
番組概要欄にあるGoogleフォーム
Spotifyでお聞きの方は
各エピソードのQ&A欄から
お送りいただけますので
お便りお待ちしております
最後までお聞きいただきありがとうございました
次回もお楽しみに