なんでや。なんでや。
串カツ屋。
串カツの方がめんどくさそうじゃん仕込みとか。
って思うでしょ。
でしかもとっとけなさそうというかね。
って思うでしょ。
なんでそう思ったかの背景をちょっとまず言いますと3つあるんですけど。
一つがビール文化。
なるほど。
揚げ物大好きなんですよ。
そうなんだ。
揚げ物大好き。
カツとかそういうのを食ってんだ。
そうそうそう。だいたい揚げよるんですよ。
そうなんだ。
あいつら豊かな。だいたい揚げよるんですよ。
未来のお客様たちは。
ほんまに。っていうのがまず一つで。
もう一つが熱々食べれないですよ。
あ猫舌なんだ。
猫舌なんですよ。
熱々食べれないです。
現地の日本人の方とかに聞いたんですか。
全員に聞きました。
全員に聞いた。
それぐらい有名な話なんだ猫舌って。
で、もう一個がたこ焼きの作る工程がめんどくさそう。
そうなんだ。
なので。
家でたこパスするときとかは。
たこ焼きって置いとけないじゃないですか。
要はもう絞んでいくじゃないですか。シュンって。
そうか。そうかもね。
そうなんですよ。絞んでいくんですよあいつら。
なんか確かにパーキングエリアとかに売ってるたこ焼きって。
ずっとホットスナックの保温器に置いてあった系のやつあるじゃん。
あれは揚げてあるなそういえば。
そうでしょ。揚げたくないですよ大体。
結論そういうのも含めて。
たこ焼きだけだとちょっときついかもなっていう感覚を得まして。
なるほど。猫舌っていうのはとてもいい生々しい情報だね。
で僕たこ焼き機実は持って行ったんですよ。買ってドンキホテで。
材料を持って行ってスペイン人の現地の人たちのパーティーで焼いたんですよ。
そんなのにも行ってたの?
はい。あのパーティーに参加して。
どういうことどういうこと?ネットからエントリーするわけ?
それはまた別の知り合いに。
参加させて。
そう。なんかそんなんないか。現地の人に食わせたいねって言ったら
あ、私の友達がちょうどその日誕生日パーティーするから行きますかって言われて
行く行く行くっつって持って行って。で焼いたんですよ。
すごいなんかちゃんとリサーチしに行ってるね。
そうそうそうそう。
すごい。どんな反応やったの?
結論電圧が飛んで機械が壊れちゃったんですけど。
気づかん。
だけどね2、3個できたんですよ初めの。
2、3個?
それを食べだしたらうまかったのと、あとはそれをお好み焼きにしました。
フライパンにその材料全部移して。味はこれやって。
ただやっぱ熱々食べられへんっていうのと、ただ味はめっちゃ美味しいっていうので。
それはうまいうまいって言ってみんな食うてたっていう感じなんですけど。
やっぱソースがうまいってみんな言ってましたね。
もうちょっとやっぱパンチが欲しいみたいな話もあったので。
だから一個初め思ったのは揚げタコの元祖、元祖ではないな。
揚げタコで流行ってる銀タコさん、丸パクリしちゃおうかなと思ったんですよ。
初め。でバルセロナに出しちゃおうかなって思ったんですけど。
揚げタコだったらね、しぼまなさそう。
そうそうしぼまなさだし、提供スピードも多分早いでしょうし。
で初めなんかたこ焼きの大剣、くるってひっくり返す大剣もセットで売ったらみんなスペインの人喜んでやるんちゃうかなと思ったんですけど。
喜びそう。
あんまりその大剣だけを一回やったらええわってやっぱりなりそうって話にもなったので。
確かに。説得力ありますね。
そういろいろ見た結果ね。いろいろ試してみた結果。で日本人オーナーの人らにもそのアイディアを持って会いに行ったんですよ。
おー。
もうそこまで仕立てた上で。
アポ、事前にアポ取れなかったっていうか飛び込んで。
あ、そうそうごめんなさい。飛び込んで行ったんですよ。
すげえ。
飛び込みでこんにちはー言うて。いや僕大阪から来たんですけどねー言うて。こうでこうでこうでこんなことやろう思ってて言うて。
いてはるもんなん?そもそも。
意外とねオーナーが店長をやられててちゃんとマネジメントしてたので行ったら居合ったんですよ。
居たんや。
そうそう。で話して連絡先とかも教えてもらいながらちょっとだけ立ち話とか、まあ営業一緒やったんでね。とか営業終わりに一緒に飲ましてもらったりとかしたんですけど。
うん。
そこでいろいろこのアイディアボーンってぶつけて。
うんうん。
それいいじゃないですかって言われるのがやっぱ串カツはいいって言われて。でたこ焼きは。
あそう。
そう。で2店舗2つの2人の日本人オーナーと喋れたんですけど。
うんうん。
2人目のオーナーがうどん屋さんやってるんですけどうどん屋でたこ焼き出してるんですよ。
すでに。
そう。で冷凍のたこ焼きチンして出すみたいなのやってあるんですけど。
うんうんうん。
たこ焼き屋だけやったら絶対売れへんと思うわって言ってて。
あそう。
そう。たこ焼き屋のみやったら売れちゃうかーって言うてあって。
揚げたことかの方がええと思うでってやっぱ言ってたんですよその人が。
うーん。
あーその人も言ってた。揚げたこ。
でそれはもう1人はラーメン屋のオーナーなんですけどその方もやっぱもう少しこう味は濃くしてる。
ラーメン食べたんですけど。
えー。
結構日本のラーメンより味濃いんですよ。
さらに濃くしてる。
そう。濃いんですよ結構。
へー。
でそれでもう大行列で来てて40分待ちとかの店なんで。
うわー。
でその人もやっぱりこう濃い目がいいんじゃないかって話になって。
でみんなやっぱビール行きたがるから。ビールと合う味をやった方がいいよっていう。
で。
そのお二人はもし聞けてたらいいんだけど宣伝とかってどうやってやってんの?
あ二人とも宣伝とかやってない。基本はもう。
やってないの?
結構いい場所に二人とも店を構えてて。
へー。
一人はラーメン屋の方はグラシアっていう結構そのどっちかっていうとこういう裕福地域というか。
うんうんうん。
いい店がいっぱいあるところの通り沿いにラーメン出てて。
でもう人が人を呼んでてもうほんまに大行列で来てるのずっと。
すごい。
すごい。
え食べてきたんでしょう?
食べました食べました。
はい。40分待ちました。
一杯いくらぐらい出してあんの?
一杯ね15ユーロから20ユーロぐらい。
だから3000円から4000円ぐらい。
うーん。
でプラスビールとか行ったら多分単価5000円ぐらい。
なるほど。いやちょっともうごめん。それがどうなのか俺全然もうさっきの朝ご飯の値段の話でよくわからなくなってる。
ちょっと安いとそれ思ってしまった。
ラーメンからしたら安いんじゃない?向こうの人からしたら。多分そんなに高い感覚はないと思う。
そうよね。なんかファストフード感覚な可能性すらあるよね。さっきの朝ご飯の値段考えるとね。
まさにまさに。
そうか。串カツいいと。
それをねちょっと今試算しようと思う。ただ課題があってやっぱこの円安の煽りを受けてて向こうで商売したら売りは多分立つと思うんですよしっかり。
うんうんうん。
なぜならこう仕入れ額と金額との差があるのでその分多分残るお金は日本円にしたら多くなると思うんですけど。
それは日本から食材を仕入れるからって話?
じゃなくてそもそものその額が大きいので原価率とか人権比率とか考えても残る金額の割合は変わらないと思うんですけど日本円に変えたらその分利材が出るっていう話ですね。
うんうんそういうことね。
そういうことですけど初期投資が多分5000万くらいかかるんですよ。
え?まじ?
多分。
何に一番そんなにかかるの?内装工事?
えっとね向こうはトレスパソやったかな?トレスパソ。要は旧市街基本は昔の建物なんですね。きれいに保存されてるんですけど飲食店の許可が出しにくいんですよ基本。
へー。
要はその内装工事配管工事とかがしづらい昔の建物。
なるほどね。
なのでそもそも店にお宅は飲食店していいよとかダメだよっていうのがもう権利としてついてるんですよもう。
あーもう固定化されてるんだねきっとね。
そう空いてる店舗でもその権利がついててこの権利かかわないといけないんですけどこの権利がもちろん場所とか広さによって全然値段違うんですけどだいたい15万ユーロくらい3000万くらい。
高いね。
ただこれは権利なので売れるんですけどね辞めるときは。
あーそういうことか。
そうなんですけど買わないといけないんですよこれを。
デポジットみたいなもんだね。
デポジット買わないといけないんですよ。