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デザインのまわり。
デザイナーの山下一樹です。このポッドキャストでは、私がデザインの仕事をしながら感じたこと、思ったこと、デザインのまわりにあるお話をお届けしています。
そして今日も、僕の話をうまく噛み砕いて進行してくれるこの方も
アシスタントの草野です。コミュニティや企画運営をしながら、デザインも携わっています。
今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日のトークテーマを紹介します。
ユッキーさんからいただきました。ありがとうございます。
UIデザイナーが情報設計をする際の組み立て方について聞きたいです。
ヒアリングしながら情報を組み立てていく、順番、重み付けなど、幹となる情報から枝葉までをどのように組み立て、UIに落とし込んでいくのかが気になります。
ということでいただきました。
情報設計の話は過去に1回してて、
今日はそれの応用編というか、実際ではどうやっているのかみたいな話ができたらいいかなと思っています。
これ今、話すにあたって、こういうふうに話そうかな、みたいなところがあったりするんですか?
質問を正しく解釈すると、UIデザイナーが情報設計をする際の組み立て方についてということで、
ウェブサイトの設計とか、チラシの設計とかでも情報設計と関わっていて、
それぞれ作るものによって少しだけやり方が違っていたりもするし、
それこそ前、前回話したようなUXデザインみたいな手法を使って、
ペルソナを立てて、UXデザインの手法を取り入れていきながら情報設計をするっていうのもあるんですけども、
今回は本当にあくまで情報設計というところに絞って、
僕がやるならどうやっているのかみたいな話をしていけたらいいかなと思っています。
はい、わかりました。
僕が情報設計をするときにパターンとして決めているのがあって、
それをまず3つ言おうかな。
3ステップであるということですね。
3ステップです、はい。
まず情報を1回全部出すということですね。
情報を全部出す。
ウェブサイトだったらウェブサイト1ページからもう今存在しているページを全部洗い出したり、
アプリだったらそのアプリの画面だったり、機能の洗い出しをするみたいなところが最初にあります。
はい、続いて。
で、出てきた情報をどうしていくのかっていうのを改善をしたりとかしていくことになると思うんですけども、
情報設計っぽく言うと、情報に意味付けをしていく作業っていうのをやります。
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情報に意味付け。出てきた羅列したものに意味をつけていく。
そうですね。そうしていくと情報の優先度とか、あるいはルールみたいなものが出来上がってくるので、
そうしたものを作るステップが2つ目にあります。
はい、じゃあ最後3つ目は。
整形された情報を元にパターンに当てはめるっていう作業になります。
情報設計で言うと構造化とかっていう話なんですけども、
イメージしやすいのが、例えばそのアプリの機能を2番のステップで決めたとするならば、
どういう配置にしていこうかとか、そういったところを最後の作業としてやります。
本当に最後の配置とかどういう風に見せるかとか、そういうようなところが3番目ってことですね。
はい。
じゃあこれ一個一個、もうちょっと深く知っていけたらいいのかなと思うので、
1番目からちょっと聞いていってみましょうか。
1つ目に情報の棚卸しっていうのがあったと思うんですが、
前も、何だったっけ、餃子屋さんのメニューだっけ?焼肉屋さんのメニュー?
焼肉屋さん。
焼肉屋さんじゃなかった。
餃子食べたいんか。
餃子食べたかったのかもしれない。
焼肉屋さんのメニューですね。
なんかあれの話の時にちょっと似てる話だなと思ってるんですけど、
すでにもともとあるものがある場合は、焼肉屋の時と同じように、
まずそのメニューを全部一回打列してみるみたいなイメージですか?
そうですね。はい。全くその通りで、
アウトプットのイメージとすれば、
Excelにどんどん書き出していくような形かな。
焼肉だったら塩タンとかカルビとかあったと思う。
それは全部食材の名前よね。
だからそういうふうに出てきた名前に対して
ラベリングもしていくっていう作業をします。
ラベリング、ラベリングとは?
その出てきた単語が何を示すのか。
食材であるとか、例えばメニューの中には
実際には店舗情報も入っているとかもあるかもしれないし、
写真があるかもしれないし、値段があったりとか。
ありとあらゆる情報を出すっていう感じですね。
今のラベリングっていうのは、さっき言ってた2番の方ではなくて、
この1番の棚卸ししている時にもうやっちゃう?
そうですね。
まず現状を把握するっていうのがこのステップで
一番大事にしているところで、
今どういう状態なんだろうみたいなところを
ステークホルダーというかお客さんと
我々デザイナーと共有していくっていうのが最初ですね。
なるほど、なるほど。
ここでお客さんからやっぱり悩みだったり
課題を聞くこともあるんですけども、
そのお客さんが本当に課題を捉えられるように
そのお客さんが本当に課題を捉えられているのかっていうところもあるので、
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まず現状どうなっているかをレビューするというか
共有するっていうのがこのステップの目的になります。
これちなみに、メニューぐらいだったらちっちゃいけど、
ウェブサービスだったりとかアプリとかだった場合って
結構ページごとの情報っていっぱい山のようにあるじゃないですか。
そうですね。
それは例えばこの1ページから10ページまであった時に
1ページごとにエクセル、エクセル、エクセルみたいな感じになっていくの?
そういえば全ページ一つのところに書き出した方がいい。
できるだけフラットな状態にしておくっていうのが
いいかなと思ってますね。
そしたら、あれ、このここにも書いてあったし
あっちにも書いてあったし向こうにも書いてあったね
みたいなこととかも見えてくるっていう。
そうですね。
そうすると、今すごくいいことを言ってくれたんですけど、
情報を縦に並べると重複しているものとか結構出てきて
あるいは違った言い方をしているんだけども
同じことを書いているよねみたいなことが結構
出す段階から分かってくるのね。
そこでもそれが課題、分かりにくさの原因になっているという課題になるので
まずフラットに出すっていう方がいいかな。
確かに。デザインされているもので見ちゃうと
物事をフラットに、情報をフラットに見ることがきっとできてないってことなんだよね、きっとね。
当時作った状態の情報流度というかレベルに合わせてデザインをされているんだけども
おそらくそこに何かが間違いや分かりにくさがあって
課題となって出てきているのであれば
やっぱりフラットにするっていう方がいいかなと思ってます。
なるほど。
その段階で見えてくるものとか
多分、しかも何年かサービスとかやってれば
当時思ってたことと今思っていることが結構近くなってきたりとかいっぱいあると思うので
みんな最近のユーザーこういうの求めてるって思ったけど
そこの情報全然なかったねとかそういうのも見えてきそうな感じがしますね。
全くそうですね。
集める、既にサービスがある場合はそんな感じ。
もしこれが新規だったらどうなるとかってあったりするんですか?
新規の場合はUXデザインの回でもお話しした通り
どういうユーザーが使うんだろうっていうところが大事になってきたりするし
全く何もない状態でサービスを作ろうとはしないんだろうから
オーナーさんの思いであったりやりたい実現したいことから
やっぱりヒアリングしていくしかないかなと思います。
じゃあその打ち合わせ、今日のご質問の中にもありましたけど
ヒアリングしながら情報を組み立てていくっていう
そのヒアリングっていうものをExcelみたいな感じで
本当にフラットな情報に直していくみたいなイメージですかね。
情報設計だけで言うとそうかな。
本当にスタートアップで考えるようなUXデザインとかになってくると
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キャンバスに描いたりとか色々あるんだろうけれども
今日はちょっと情報設計の話ってことなので
書き出すことが先かな。
わかりました。集めるっていうことについては
個人的には理解結構できたかなと思っているんですけど
逆にこの段階でよくやりがちだけど
こういうの気をつけなきゃいけないよとかってあったりするのかな。
あんまりないかな。
情報設計っていうところで仕事をしているとあんまりないんですけども
お客さんから提供された情報のみで集めちゃうと
後で漏れがあったりそういうのが起きそう。
なるほど。
情報を作る時にお客さんから全部コンテンツをもらいますみたいなことにはなると思うけども
価不足がないかっていう検証もやっぱりその時にやっておいた方が
後々こういうのを忘れていたみたいなことはなくなるかなと思います。
例えばこの時に何となくやったら
こういう情報ってもっとあった方がいいよねみたいなアイディアとかも出てきちゃいそうな気がするんですけど
もちろんそうですよ。
そういうのは足していくイメージですか?
足しててもいい。足しててもいいけど現状とはちょっと別にしておいた方がいいかなと思います。
今あるものではないっていうことが何か整理する段階で分かるようにイメージ列付けとけば
そういうのも入れていってもいいよねっていうことですね。
そうですね。
なるほどなるほど。
1個目の情報を集めてフラット化するっていうところはこんな感じですかね。
そうですね。
フラットにした情報に次2番目にさっき意味付けするっていう風に言ってましたけど
それはどんな感じなんでしょうか。
フラットにされた情報ってイメージするとテキストの裏列だったりするんですけども
それをこう目立たせたりとかしていかないといけないじゃないですか。
最終的に作るものとなれば。
UIにしていくんだったらメインのページに置くものとか
そういうのを決めていかないといけないんですけど
じゃあその決めていくのにあたって
どういうルールにしていきましょうとかっていうのを考えるのがここのステップです。
ルールか。なんかさっきの最初のメインに切り出すとか
この情報とっても大事だよねとか
この情報ちょっと補足的なものだよねとか
なんかそういうニュアンスかと思ったけどあってます?
その時に今言ったようにメインの情報って言ったっけ?
メインの情報って最初言ってました。
そのメインだよねっていう根拠が多分どっかにはあるはずで
メインだという根拠。
そうそうそれをルール化して名文化しないと
感覚でやっちゃうよねそこは。
なるほどなるほど。
だからまずそのステートメントって言うんですけど宣言をする。
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これはこういうものだからこうですみたいな宣言をして
そこに沿った情報の重み付けだったり
意味付けをしていくっていう感じですね。
これってそのUXの話とすごく密接に関わってくる話ですか?
そうですよ。だからあえて今日はUXデザインとは別よっていう。
なるほどなるほど。
引き戻してしまってもルールを作ろうと思ったらやっぱ誰が見るのとか
そういうところはどうしてもルールを決めるのに大事になってきちゃうから
こういう人のためのこういうものだよねっていう前提があるから
この情報が特に大事だよねとかそういうことになってくるってことですよね。
だからまあ意味付けをすると書いているもののやっぱりお客さんも
私たちもいいものって作りたいわけで
じゃあそれ誰にとっていいの?誰にとって何のいいに当たるのかっていうのを
このステップできちんと定義しておかないと
ありきたりの横並びした時にあんまり目立たなくなったりとか
その感覚で作ってしまうと良くない感じになっちゃいますね。
誰にとっても良くて誰にも刺さらないみたいな情報に
なんか陥りそうになってしまったりしそうですね。
その辺のルールがないと。
そうだし決めようとした時に誰も決めれなくなっちゃうんですよね。
無駄になっちゃうんですよね。
ここ結構大事なところなんですよね。
確かにここめっちゃ難しそうです。
難しい。だから今喋って難しかったもん。
あとその自社サービスだったら余計に自分の思いってとこあるけど
クライアントさんとかがいる場合って
ここの何だろうどう意味付けしていくのか
ルールはどうなのかっていうのが結構大事なんですよね。
なのでこの後がえらいことになってしまいそうな
そうですね。
ターニングポイントになるような段階だなって感じました。
これを飛ばしてデザインしちゃうとやっぱり戻しがあったりとか
そのデザイン上の議論でしかなくなってしまう可能性があって
それは僕は避けたいなと思ってここにはかなり
この自社サービスというのが多いというか
なくなってしまう可能性があって それは僕は避けたいなと思ってここにはかなり
時間割いてるかな 確かにめちゃくちゃ思い当たる出来事としては
デザインを見した時にここもっと目立たせてよ みたいなことを言われたりとかして
いやそこもあそこもここも全部目立たせたら 訳わかんなくなっちゃいますよみたいな話って
結構あると思うんですよ でもここの段階でやっぱこれこの中ではこれが一番大事ですよね
とかが分かっていればそういうのも回避できそうな感じがしますね
それを回避するためにやってるのかもね僕は いやいやより良いものを作るためにやってるんだと私は思って信じてますよ
そうそうそうなんだけどね これちなみにあのこの2つ目のその意味付けするステップが終わった時って
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成果物みたいな形としてはどういうものが出来上がっているイメージなんですか
プロジェクトによっては違うんですけどさっきねあのアウトプットのイメージとしてエクセルで書かれたものってあったと思うんですけど
それがもう少し整理された形その 分類されたりとか情報の塊にそのタイトルがついたりとか
あるいはその機能の説明になってたりとかもうちょっとこう情報の塊が整理された形がこのステップのアウトプットかな
なるほどじゃあ入れ子というかツリーみたいな形の構造になったりとか
そうですね
しているものが出来上がっている状態ですよねっていうのがアウトプットのイメージっていうことですかね
もうここでねワイヤーフレームになっている場合もあるけどね
まあ規模感とかにもすごい寄りそうですよね
うんそうですそうです
なるほどなるほど
だからあの天気予報のアプリとかってよく使ってると思うけど
天気予報ってパッとテレビのイメージをすると日本地図が出てきて各地の天気ですみたいなイメージがあると思うんですよね
でも自分が使うのに自分と関係ない地域の天気が出ててもあんまり意味がないでしょ
だからそれはその人が住んでいる近くの天気の情報を出すアプリにしますっていうような定義ができていればそういう情報の整理になるかなと思う
いや確かに今のめっちゃわかりやすかった
なんか今天気予報があるでしょって言った時にパッて出てきたのはやっぱり自分の地域のところのやつがパッて出てるイメージで
でも昔やっぱテレビで情報収集した時代はやっぱり日本地図のイメージで
きっとどこかでまたこの情報設計をした人がいるんでしょうねきっとね
そうですね
こういうものがあるよねからでもみんなが使いたいルールっていうのはこうだからこっちを目立たせようねみたいな話がきっとどこかであったんでしょうね
それに関連して天気は知りたいけども花粉の状況が知りたいとか
やっぱりそのユーザーさんが知りたい情報って日々変わっていったりもするので
そこはそういう可能性がある情報として置いとかないといけないかなと思うし
2番目の意味付けも結構イメージできたかなという感じがします
3番目入っていきますか
そうですね
1個目が情報を棚下ろししてフラット化して2番目にそれのフラットになったものをまた塊にしてみたりどういうルールで大事なところにしようかみたいなそういう意味付けの工程があって
じゃあ3番目が最後構造化って言ってましたっけ
はい
えっとねー
ここは
このステップの中でも実はそんなに時間がかからないところで 例えばアプリを作るんであればアプリってどのアプリを開いても下にメニューがあったり
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左上にメニューがあったりする感じじゃないですか あれってもうアプリのパターンが決まってて
それぞれそのスマートフォンのメーカーがガイドラインを出してたりするんですね こういう画面にしましょうとか
ここはいくつまでですみたいなルールがもうすでにあって そのパターンに当てはめるっていう作業なのでそこまで難しくないかなと思っています
なるほどじゃあもう世の中にある相当何か気を取られたものを作りたいとかでない限り はルールに沿ってその情報を並べていく
そうですね ウェブサイトの話になると
例えば会社情報コーポレスサイトかを発信するようなホームページって 何社か見てもそんなに変わってないと思うね情報の構造的には
だからあれも一種のパターンと言えるし 確かに
そこから逸脱するとちょっとおかしなページになっちゃう気がするよねやっぱり
人がこの情報を見るときに頭の中には過去の記憶でパターンとして残っているものがあるので それと照らし合わせて目の前にある情報を理解していくっていう感じなので
あまりその各アプリだったりウェブサイトのパターンから一座すると せっかく情報整理したのに内容が入ってこない分かりにくいものになってしまう可能性があるんです
なるほど
なのでここはもうパターンに当てはめてみましょうっていうふうにしています
いきなり見せ方は一緒で書いてある内容がそれぞれ違うよねっていう感じですね
それを決めるのはねその前のステップで十分やっていることなので
これって実際にそのパターンにはめてみたらなんか溢れ出しちゃったみたいなこととかってあんまないんですか
あー
コーポレートサイトとかってあんまなさそうだけどアプリ作るってなった時に
いやメニュー5個欲しいけど4つぐらいが妥当だよねーとか そういうのってあるんですか
2番のあたりでステップでそれはちょっと言っておかないといけないかもしれないね
あーでちょっとやっぱり少し行き来するとかそういうニュアンスはやっぱりあるんですね
あると思います
まああとは経験が積まれてくればもう2番の段階で
いやーこんだけあったらこれまとまってないからもう一回ちょっと見直さなきゃいけないなとかなりそうですね
まあそうですね
だからやっぱり2番のステップでワイヤーになったりする可能性もありますね
2番と3番がガッチャンコしちゃったり
3番ってもうちょっとデザインの方にも少し入り出しているような
徐々にそれはあるから情報設計というとやっぱり1番2番が
特に2番がメインになってくるという形なんですかね
そうですね
なんか意味付けって何かの記事で読んだんですけど
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人間しかできないっていう記事が書いてあって
これからAIの時代なので情報も整理してきてAIが処理する感じにはなるんですけど
その意味付けをすること自体はAIは無理だみたいな
僕が言ったんじゃなくて記事に書いてあって
どこかに書いてあった
そうそうそう
なんかそれってすごくいいことだなと僕は思って
確かになんか気が利くなみたいな話とも結構近いような
そうなの
えーやめようかな
なんなんだろうなんでそう思ったんだろう
なんかジャンルっていう言葉だけで分類っていうものだけで
その羅列してると多分気が利いてないと思うんですよね
なるほどなるほど
そうじゃなくてこの人今こういうことをしてるから次これが欲しいんじゃないとか
なんかそういうこれをしてるからみたいなんとか
その辺が結構人間しかできないところなのかなみたいな
そう思います
そんな風に思ったけどここはカットでいいかなと思ったりして
いやいや使おう使おう
使っていただける
AIにはできないけどやっぱり人間だからできる仕事として
情報設計は今後もあり続けそうっていう感じがしますね
まあそうですね周辺のその作業とかはやっぱりオートマティックに機械がやってくれるとは思うんですけども
お客さんとこう話をする中で一番盛り上がるところってここなんですよね
どういうものを作ろうとしてあの挑んでるのかとか
やっぱりそこにはその意味があってサービスが出来上がってくるわけなので
ここははっきりと輪郭として残しておきたいかなと思ってますね
確かに
なんかそういうところでまたこのUIっていうお仕事のなんて言ったらいいのかな
専門性じゃなくスキルみたいな話も関わってきそうですね
そうですねまあUIデザイナーと聞くとやっぱりアプリの設計をしたり
ボタンを作ったりするようなイメージがありがちなんですけど
UIデザイナーの醍醐味ってやっぱりこの意味付けかなと思ったりするんで
ここが得意になってくれる人がたくさん出てくればいいかなと思う
確かに
作業ベースじゃなくてやっぱり
思いみたいな部分
そうですね
逆にちょっとUIデザイナーとして一歩抜きんでようと思ったら
そういうところを大事にしてやっていくといいかもしれないですね
そうですね
この3ステップの話
料理に例えてみようかなって思ってたけどその話する?
しといてみたらいいと思うよ
情報の棚卸しってさ
いわゆるその冷蔵庫をパッと開けて
何の食材があるんだろうみたいな
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眺める作業に近いように
はいはいはい確かに
なんか漠然と何を作るとかもなくて
今とりあえず何があるんだっけみたいな
なかったら買い物行こうとかなるやん
足りてないから足そうってことだね
そうそうそれが最初にあって
で2番目のその意味付けのところって
家族にどう今その栄養をつけてもらおうかみたいなところが指針として
多分あるよねその料理するときって
たまたま残ってたものでできそうなものだからっていうのもいいけども
もしそこに重いってほど重たいもんじゃないけど
その意味付けがちょっとあったら
やっぱ食べる方も嬉しいかなと思うし
確かに明日ね重要な会議があるって言ってたから
好きなもの作ってあげようかなとかね
そうそうそうそうそう
そういうのとか絶対あると思う
食べ物って食べたらなくなっちゃうけども
毎回料理のことだし
なんかそういうの人間はやっぱどっかで考えてるのかなと思う
しかも料理もやっぱパターンとかあるから
確かに全部この話に入ってくる
でしょ
なんかスープにするかじゃとかね
そうそうそう
でまぁそこで味付けをしたり
栄養バランスを考えたりしながら最後に
僕パターンのところってなんか盛り付けぐらいに近いのかなと思ってて
カレーだったらこのお皿に入れようかなとか
あとは周りの食材をどうするかみたいなところなんかなと思って
その作られたものがちゃんと美味しく食べられる状態を邪魔しないというか
スッと入ってくる状態に最後組み立てるっていうことなのかな
そうですね
確かに
なんかこうやって考えるといろんなものに
応用っていうほどじゃないかもしれないけど
これも全部情報設計だったなぁとか出てくるかもしれないですね
そう思ってます
今日はね質問の内容に沿ってステップにあえて分けて見てやってみたんですけど
これが直列で作業として普段やっているのが僕の仕事かな
みんなステップを踏めばねある程度できるとかはあると思うんですけど
その中でも山下さんなりにこういうところを特に気をつけてるとか
ポイントにしてるとかそういうことってあったりするんですか
まだちょっと言語化ができていなくて
余白を残すっていうのが一つ僕の最近の関心事であって
余白
情報設計って目の前にある情報の過不足を判断して
見やすく分かりやすくするっていう一言で言うとそういう作業なんですけど
それって現存する情報に対して向き合うことじゃないですかやっぱり
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でも当然アプリもサービスも運用していくし時間が経過していくので
その中で増えてくる情報ってやっぱりあるんですよね
あるいはその社会背景とか最近だったら倫理観とか
利他主義みたいなところが最近言われだしたりもしてて
それが生える余白を残しておかないとダメかなっていうのが
ちょっとうまく言語ができないんですけども僕のテーマであります
だから行にそのエクセルの行に上がってこない部分ですよね絶対的に
そうですね
そこは空欄であり面白い
最後のパターンに当てはめるときに全部ギチギチに詰めてしまわないようにしたいっていう感じですね
なんかバッファみたいな
未来まで見越した情報設計なんだよねでもそれはきっと
でも実際あの分かりやすいことを言うと機能で追加されたりもするし
あるいは機能がなくなる場合もあるでしょ
だからその時に崩れないような構造にしておかないといけないよね
もちろん決していつか入るかもしれないからここのボタン1個空いてますとかそういう話じゃないじゃないですか
そういう話じゃないけどそのゆくゆくもしかしたらこうなるかもなって思った時にそれでも崩れないかなみたいなことを
2番目の意味付けの時にもちょっとこうふわっと考えておくみたいなことなのかな
そうですねでもありますよその下のタブメニューで実際4つぐらいが理想なんですけど
リリース当初から4つ置くのかなとかってやっぱ考えるので
なるほど何か大事なもの増えてくるだろうから今でもそれが何かわからないから3つにしといてもう1個は増やせるようにしとくとか
とかアプリを分割する計画をしておくとかかな
分割?
機能が増えていくと1個のアプリにしていくと限界がやっぱりあるので
1機能1アプリにあらかじめしておくとか
例えばカレンダーとタスクを一緒のアプリにしないとこうみたいな話とか
そうそうそうそう
そういうのはそうかだから棚卸ししたりした段階で
いやこれ絶対もっとここ欲しくなってくるよねとか見えてくるからそういう時に考えちゃう
そうですね
確かに出来上がったものを後から崩すのはすごい大変だけど
情報の段階でそういうところもちゃんと見ていきましょうっていうことだね
言語化はこれが精一杯ですね
いやでも最後めっちゃ良かった
良いこと言った?
良いこと言った面白かった最後
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でもやっぱり作業ベースじゃなくてそういうとこまで見てやるんだなとか
まさにさっき言ってたようなAIが苦手とするようなところの話とも近いと思うけど
ちょっと先のこととかこういうことが起こるような予想とか
そういうところまで含めて考える
もう今出てしまった今となったらただ言ったら
ただの並べてる言葉になっちゃうんだけど
結構ああそうだよねとか改めて参考になったなみたいな人とかもいるんじゃないかなって結構思いました
見てくれたら嬉しいですね
予約の話はまた次回以降でどこかでやりたいなと思ってますね
予約の話はめっちゃ面白そうですね
面白いんですよ予約って
なんかまだ定義されきってないような
人によってはできてるのかもしれないけど
そこのことをああなのかなこうなのかなっていう中で少し見えてくるものがあるみたいな回があって楽しそうですね
そうですね
はい今日のいただいたご質問については一通りお話しできたのかなっていう感じがしますね
はい
はいじゃあ今日はこんなところでしょうか
そうですね
デザインの周りね今回で10回やったことになります
いや10回やってきたのか
すごいかな
でも嬉しいよね単純にね
嬉しいですね
ということで今日は最終回で
最終回ありがとうございました
なんかあの第一シーズン終了みたいな感じに
なるほど一区切りってことですね
そうですね
最終回ではない
はい一区切り
立ったところで次回以降も皆さんからのテーマをいただいたりしたらそれについてお話をしていこうかなと思ってるんですけど
さっき言ってみたいにちょっと自分の中でストックしているようなお話もちょっとあったりするので
第2シーズンそういう話をしていこうかなと思ってます
なるほどですねちょっとフリートーク的な
そうそう
でその間の節目なんですけども
今までねこうやって2人でやってるんですけど
ちょっともう一人あのゲストみたいな方をお招きしてしゃべっても面白いかな不死身の会話
と思ってて今ちょっと打診をしているとこです
3人目ちょっと多分デザイナーさんでしょうから
私ちゃんと会話に食らいついていけるかどうか頑張りたいなと思います
どんななるかわからへんよね
楽しみ楽しみですなんか知らない人とかね
しゃべるの好きなので
ということでお楽しみにというか
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こんなんでいいかな
いいと思いますよ
とはゆえ質問もいただければまたそのテーマで話すということも引き続きやっていければということですよね
そうですね
じゃあちょっと質問の募集も最後しておきましょうか
お願いします
このポッドキャストではリスナーの皆さんからのデザインに関する質問や意見を募集しております
スポティファイアップルポッドキャスト
グーグルポッドキャストで配信している番組の概要欄に質問フォームがありますのでそちらからぜひお寄せください
お待ちしております
はい次のシーズンもちょっとね読まれと経緯が変わってくるかもしれないけど
変わらへんかもしれないけど
変わっても変わらなくても楽しいかなと思います
わかりました
それでは今日も聞いていただきありがとうございました
それではまた