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2022-02-12 07:31

僕がマウスで金閣寺を描いた理由

僕がマウスで金閣寺を描いた理由についてご説明しています!

・マウスで金閣寺を描いた事はありますか?
・マリオペイントと金閣寺の意外な関係
・内なる衝動


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僕がマウスで金閣寺を描いた理由(ブログ記事)
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みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、僕がマウスで金閣寺を描いた理由についてお話ししたいと思います。
突然ですが質問です。 マウスで金閣寺を描いたことはありますか?
僕は人生で2回、マウスで金閣寺を描いたことがあります。 これはいろいろと説明が必要ですよね。
順を追って説明したいと思います。 1回目は中学生の頃、パソコンの授業でです。
僕の通っていた中学校はパソコンの授業がありまして、 当時、Windows 3.1という古いOSを使ってパソコンの基礎知識を学ぶという授業があったんですね。
タイピングの練習ソフトを使って、キーボードでタイピングの練習をしたり、 基本的なファイルの取扱いについて実習をやったりしていました。
その授業の中で一度だけパソコンで絵を描いてみましょうという回があったんですね。 パソコンで絵を描くというと、今だと液晶タブレット、液タブとかペンタブレットなんかで描く人が多いと思いますし、
僕もデジタルで絵を描くときはパソコンにペンタブをつないで描いているんですけども、 そのWindows 3.1という旧式のPCにはWacomの液タブなんていう素敵なものはついていませんでした。
絵が描ける道具といえばマウスしかありませんでした。 1次元45分という短い時間の中、
多くの生徒はぐでぐでの線画や楕円ツールを重ねたくらいの かき殴ったような絵しか描くことはできませんでした。
それは当然だと思います。パソコンやマウスに触ったのが数回しかないわけですから、 そんな中僕がマウスを使って粗い絵ではあるものの金画像を描いたのでみんな驚いたんですね。
で、なぜ僕が他の子がぐでぐでの線画や楕円しか描けないところを金画像を描けたのか ということなんですけども
これは別に僕に特別絵の才能があったとかではないんですよね。 実はスーパーファミコンのソフトにマリオペイントというのがありまして、これは他のマリオシリーズの作品と違って
クッパにさらわれたピーチ姫を助けるアクションゲームではなくて、 スーパーファミに専用マウスをつないで絵を描いたり作曲したりできる子供のためのクリエイティブツールだったんですよ。
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他の子よりも一足早くそのマリオペイントの専用マウスを使ってマウス操作に慣れていたおかげで 45分間の授業の中で金画像を描くことができたということなんですね。
この金画像の絵、中学校の文化祭で生徒作品を展示するブースに貼り出されていて、 あまりそういう目立つところに自分の絵を貼ってもらうという機会がなかったので嬉しかった記憶があります。
そして時は経ち、2020年代。 僕は再びマウスを使って金画像を描きました。
ある時ふと中学生の頃を思い返して ああ
あの時 マウスで金画像を描いたな
と懐かしくなったんですけども かつて中学生の頃に描いた金画像のデータは手元に残っていませんでした。
あの時描いた金画像はどうやっても見ることができなかったわけです。 ただどうしても諦めきれなかったんですよね。
で、思ったんです。 あの時の金画像の絵はもう戻ってこない。
だけど今何か足りないものがあるのかと。 パソコンはある。
そのパソコンにはWindows標準の画像ソフト、ペイントも入っている。 もう一度描けばいいじゃないか、金画像。
ということで、内なる衝動に従って 2つ目の金画像を描き始めたわけなんですね。
それもなるべく当時と同じ環境でやりたかったので、 普段絵を描くときに使うペンタブレットは封印しました。
そして使用する画像ツールはWindowsに最初からインストールされている ペイントを使用しました。
かつてWindows 3.1に入っていたペイントとはバージョンは違うんですが、 今でも同じ名前のペイントというソフトがWindowsには標準でインストールされています。
そのペイントの直線ツールと塗りつぶしツール、あと夜空に浮かぶ月を描くときだけ 楕円ツールも使っていいというルールを決めて作画を開始しました。
このペイントというツール非常にシンプルな画像編集ツールで 一般的な画像ツールに搭載されているレイヤー機能がないんですよね。
それは最新バージョンのペイントでも変わっていませんでした。 レイヤーがなくて1個のキャンバスしかないということは、
例えば線画と色を別レイヤーに分けておいて、 線画に影響を与えずに色だけ変える、みたいなことはできないということなんですよね。
1枚のキャンバスが全てなので、そこをいじってもし失敗してそのまま保存してしまったら取り返しがつかないので、
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途中何度もバックアップを撮りながら作画を進めました。 かなり大変な作業で右手も痛くなったんですけども、
そうして完成したのがサムネになっている金閣寺です。 大きいサイズの絵はこのラジオのベースになったブログ記事で見ることができますので、
よかったら見てみてください。 自分の内なる衝動に従ってマウスで金閣寺を描いた。
そんな話だったんですが、僕はこのラジオの他にも生き物とサブカラーをテーマにしたブログや漫画を発信しているんですけども、
そういうものも基本的にはこれを作りたい、描きたい、 伝えたいという
内なる衝動に従って発信しているので、 その内なる衝動って結構自分の根源的な部分なのかなぁと思ったりしています。
セミラジオではお便りを募集しております。 概要欄のフォームからご意見ご感想、こういうネタやってとか何でも結構ですのでメッセージを
いただけると嬉しいです。 今日は僕がマウスで金閣寺を描いた理由についてご説明させていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
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