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2023-05-18 36:37

ゲームバランスを崩壊させる禁断の裏技

スーファミのRPG「ファイナルファンタジーVI」と「真・女神転生II」で使えた、ゲームバランスを崩壊させる禁断の裏技についてお話しました!


・ボス戦を2手で終了させる最終奥義「バニシュデス」

・頭にドリルを装備すればなんとかなる!

・序盤で最強の仲魔をゲット!でも燃費が…



バニシュデス(ファイナルファンタジー用語辞典wiki)

https://bit.ly/435HTfZ


ドリル装備(ファイナルファンタジー用語辞典wiki) https://bit.ly/3WcpI6f


大天使メタトロン(真・女神転生II)

https://ore-game.com/dds2/devil/e803e682/


工業高校農業部(ポッドキャスト) https://open.spotify.com/show/1MhF3CYuGK9zAWUOC8e2CM


今日は「セミラジオ」の「逆襲のシャアと赤い考察サイト」を聴きました。(かもさんのブログ)

https://kamosan.ti-da.net/e12498723.html



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00:02
みなさん、こんにちは。
自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオです。
今日は、ゲームバランスを崩壊させる禁断の裏技について、お話ししたいと思います。
急に寒くなったり、暑くなったりと、変な気候なんですが、
みなさんどうぞ、風邪などひかれませんよう、ご自愛くださいね。
聞いた話なんですが、野菜のネギには強い殺菌効果や疲労回復効果があるそうで、風邪対策になるそうです。
ある動物園では、チンパンジーにネギを丸ごと一本食べさせているそうで、
そうすることで風邪をひきにくくなるんだそうです。
季節の変わり目は、苦手でない方は、食卓にネギを取り入れることで風邪対策をしていただけるんじゃないかと思います。
ただ、動物園のチンパンジーを見習って、生のネギを一本丸ごと丸かじりするというのは、
見た目的にもヤバめだと思いますし、胃腸への負担も大きいと思いますので、
ぜひ小分けにしていただいて召し上がっていただければいいかなと思います。
話は変わりまして、最近あるポッドキャスト番組にお便りを送らせていただきまして、
その最新回でお便りを読んでいただきました。
それは工業高校農業部という、最近始まった番組で、工業高校出身だけど農業に携わられているお二方、
牛飼いの牛若さん、農家のマスボウさんがパーソナリティを務められています。
第1話では、職業、牛飼いって何なの?ということで、
牛飼いである牛若さんが、ご自身の仕事や牛の品種について、とても詳しくご紹介されていました。
こちら、とても興味深く聞かせていただいたんですけども、
国内で飼われている肉用牛、和牛の品種が4種類あって、
有名な黒毛和牛のほかに、赤毛和牛という牛もいて、
さらに国内で飼われている肉用牛の95%が黒毛和牛ということで、
圧倒的なシェアを誇っているというお話をされていまして、
知らないことばかりで、本当に面白かったです。
赤毛和牛っているんですね。
で、感想とともにお便りに書かせていただいたのが、
ミシマウシとクチノシマウシという2種類の牛について、
取り上げていただけたら嬉しいです、という内容でした。
03:03
牛若さんは、飼われている牛の写真や動画をTwitterでアップされてまして、
本当に可愛くて、僕はもうすっかり黒毛和牛が大好きになってしまったんですけど、
お便りにも書いたんですけど、黒毛和牛について少しだけ自分でも調べてみたんですね。
そしたら、日本には西洋の牛の遺伝的影響を受けていない牛が2種類だけ残っているそうで、
ミシマウシとクチノシマウシというのがその2種類なんですね。
工業高校農業部の第2話では、そのミシマウシとクチノシマウシについても触れてくださっていて、
牛の血統がテーマの回だったので、もともとお話しされる予定だったのかもしれないんですが、嬉しかったですね。
お便りとともにセミラジオのことも詳しく取り上げていただきまして、
さらになんと、僕が以前作った無料ブラウザゲームであるプルトニウムムーミンのことも話題に挙げてくださってました。
牛若さんは何度もこのプルトニウムムーミンをプレイしてくださっているということで、
マスボウさんにもお勧めしていただいていて、結構時間をかけて作った作品なので、
本当に妙利に尽きるというか、それもすごく嬉しかったですね。
牛若さん、マスボウさん、お便りを読んでいただきありがとうございました。
工業高校農業部の第2話もすごく面白かったです。
第1話では、国内で飼われている肉用牛の95%がクロゲワ種であるというお話があったんですが、
なんとそのクロゲワ種の99.9%はある一頭の牛の血を引いているということで、
競争馬の品種であるサラブレッドも、元をたどると3頭の馬に遡ることができると言われてますが、
クロゲワ種の99.9%がある一頭の牛の血を引いているというのはすごいですよね。
そして現在は国内でたくさん飼われているクロゲワ種の元となる田島牛が、
かつては絶滅の危機に瀕していたり、その牛たちがギリギリのところで命を繋ぐことができた背景に、
知られざるいろんな方たちのドラマがあったということで、本当に意外性あり、ドラマありという感じで、
この第2話も改めてじっくり聞き返したいなと思っています。
06:02
工業高校農業部、今後の配信もとても楽しみにしています。
1話から2話は牛若さん回だったと思うんですが、
マツボさんもご自身のプロフィールによると農系エンジニアということで、
僕もエンジニアと名乗っているので、どんなお話をされるのか、これからすごく楽しみですね。
マツボさんのTwitterやYouTube、ブログを拝見したんですけど、
ビオトープ作りをされていて、ビオトープの動画もYouTubeにアップされてまして、
石や木が組み合わさったビオトープに小エビや小魚なんかが泳いでいて、結構ぼーっと見入っちゃいましたね。
すごく癒される動画でした。
ということで、これからの配信もすごく楽しみなポッドキャスト番組、
工業高校農業部、概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。
牛若さんには別件でセミラジオのエピソードテーマのリクエストのお便りもいただいてまして、
こちらもいずれご紹介させていただければと思っています。
エピソードテーマのリクエストについてはTwitterでハッシュタグセミラジオで、
タメヤケサオさんという方にもいただいてまして、
いつも聞いていただいて本当にありがたい上にリクエストまでいただいてしまい、
タメヤケサオさん本当にありがとうございます。
エピソードテーマのリクエストは今までいただいたことがなかったんですが、
ここに来て立て続けにいただいてまして、
時間はかかってしまうと思うんですが、
いずれ番組で取り上げていきたいと思ってますので、
気長に待っていただけると嬉しいです。
そしてですね、工業高校農業部の牛若さんには、
セミラジオの逆襲の社会にもTwitterでご感想いただいてまして、
こちらもぜひご紹介させていただきたいんですけども、読み上げますね。
セミラジオ最新回。
生まれてこの方ガンダムに触れてこなかった私が聞いても、
面白いのかなぁと不安でしたが、
まったくの気流。
超一大コンテンツであるガンダムシリーズをこうも分かりやすく、
面白く要約してくださるとは。
一気にガンダムへの解像度が500%増しになりました。
そのおかげで、主人公たちの熱い戦い、学質、
引いてはなぜガンダムが一大コンテンツになり得たのかを知れたような気がします。
今更ながらガンダムを見るかと思える回でした。
セミラジオさんありがとうございます。
という、はちゃめちゃに嬉しいご感想をいただきました。
機動戦士ガンダム逆襲の社会は、
まさにガンダムを見たことがない方にも、
09:03
自分が心を動かされたところをできる限り伝えたい、
という風に思って、
ファーストガンダムから逆襲の社までの流れを
網羅するような形でまとめたんですけど、
歴代のセミラジオの中でも、
かなりまとめるのが大変なエピソードだったんですよね。
結果、ガンダムに触れてこなかった牛若さんにも、
逆襲の社会とても楽しんでいただけたということで、
本当にやってよかったなぁと思いました。
牛若さんいつもご感想いただきありがとうございます。
逆襲の社会についてはいつもセミラジオを聞いてくださっている
宮古島のカモさんが、
なんとブログで逆襲の社会のことを取り上げてくださいました。
こちら一部抜粋してご紹介させていただきますね。
さて、ランニングのお供はいつものSpotifyです。
今日はセミラジオの逆襲の社と赤い考察サイトを聞きました。
機動戦士ガンダムが好きな自分です。
と言っても好きなのは、いわゆるファーストガンダムなので、
その他はほとんどわかりません。
最近も前話をAmazonプライムビデオで見ました。
そして劇場版である逆襲のシャアの壮大なストーリーを、
主人公のライバルとして登場するシャア・アズナブルにスポットを当て、
蝉山さんがセミラジオで語ってくれました。
蝉山さんの独特な語り口で語られるガンダムですが、とってもわかりやすかったです。
見事なまとめ方に脱帽しました。
そして改めてガンダムの奥深さに感動しました。
また見たくなりました。
写真はサトウキビの収穫に活躍するハーベスターです。
真空の塗装。キットシャア専用です。
というご感想をブログに書いていただけました。
見事なまとめ方に脱帽しました。
という本当にありがたいお言葉をいただきました。
めちゃくちゃ嬉しいですね。
カムさんは宮古島にお住まいなんですが、
こちらのブログにはハーベスターというサトウキビの収穫に使う農業機械の写真が載ってまして、
これがカムさんもおっしゃっているんですが、
本当にロボットアニメに出てきそうなドリルがたくさん付いたアグレッシブな見た目の機械で、
真空の塗装でいかにもシャアが乗ってそうな感じの機体なんですよね。
この機械見た目が本当にいいので、ぜひ見ていただきたいです。
概要欄にカムさんのブログ記事のリンクも貼っておきますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
カムさんブログでセミラジオを取り上げていただきありがとうございました。
それではそろそろ本編に行きたいと思います。
12:03
今回はゲームバランスを崩壊させる禁断の裏技ということで、
スーパーファミコンのファイナルファンタジー6の裏技と、
真女神転生2の裏技についてご紹介できればと思います。
一応ファイナルファンタジー6と真女神転生2のネタバレが微妙に含まれますので、ご注意ください。
ファイナルファンタジー6は現在のスクウェアエニックス、
当時はまだ合併前のスクウェアという会社が開発発売したスーパーファミコンのゲームです。
発売日は1994年の4月ですね。
ファイナルファンタジーはドラクエと並んで日本のロールプレイングゲームを代表するシリーズで、
この6は当時のゲーム業界の水準と比較して圧倒的に細密なグラフィックと、
ドラマティックなストーリーや演出が魅力の作品で、
当時遊んでいてとてもワクワクしたのを覚えています。
そんなファイナルファンタジー6なんですけども、
ものすごいボリュームの作品だったせいか、
ちょっとデバッグが行き届かないところがありまして、
割と致命的なバグがいくつもあるんですね。
その中でも特に鮮明に覚えている裏技が、
ファイナルファンタジー6を遊んだ人には有名なバニッシュです、という技です。
未だに裏技というと真っ先にこれを思い出すくらい、
自分の中では衝撃だったというか、
本当にすごい技だと思ってるんですけども、
バニッシュですというのは正確に言うと、
バニッシュとですという2つの魔法からなります。
この2つを組み合わせる裏技なので、通称としてバニッシュですと呼ばれてるんですね。
まずこのバニッシュですのですの方なんですが、
こちらは割とシンプルで、
唱えると敵一体を一定確率で即死させるというものです。
シンプルに恐ろしい死の呪文ですね。
ドラクエで言うとザキ、女神転生で言うとムドに当たりますね。
一撃で敵を倒すことができる強力な魔法なんですが、
低確率でしか成功しないので、
安定感には欠けるところがある魔法です。
イベントで戦うことになる敵キャラクター、いわゆるボスキャラには、
15:02
基本的に即死魔法は当たらないようになっているので、
このですを何回唱えても倒すことはできません。
ここまでがバニッシュですのですの部分の説明ですね。
で、バニッシュですのバニッシュなんですが、
こちらは非常にトリッキーな魔法でして、
かけると何が起きるかというと、
まず姿が見えなくなるんですね。
そして物理攻撃を100%回避できるようになります。
例えば味方にかけると、
敵の物理攻撃を100%回避できるようになるんですね。
透明だから攻撃の当てようがないということなんでしょうね。
ものすごい強悪を持ったキングコングみたいな敵が出てきても、
このバニッシュをかけておけば、
物理攻撃は100%回避できるので、
こちらから一方的に攻撃できるんですね。
こう書くと、いいことづくめな魔法のようにも感じるんですが、
いいことばかりではなくて、
このバニッシュをかけると、
物理攻撃は100%回避できるようになるんですけど、
魔法攻撃は100%当たるようになっちゃうんですね。
なので例えばさっき言ったデスのような、
一定確率でヒットする即死魔法を使ってくる敵と戦うときに、
味方にバニッシュがかかっていると、
その味方にデスを使われたとき、
必ずやられてしまうんですね。
即死魔法以外にも、一定の確率で眠ってしまうとか、
一定の確率で毒になるというような魔法が色々とあるので、
バニッシュを味方にかけると、
そういう魔法に100%当たってしまうというデメリットがあるわけなんですね。
バニッシュは味方に使う魔法としては一長一短があるわけなんですね。
ここまで聞くと、使い方次第で有利にも不利にもなる戦略的な魔法なんだなぁという感じなんですが、
ここからが問題なんですね。
今までバニッシュを味方に使う前提でお話ししてきたんですが、
このバニッシュという魔法は敵に対しても唱えることができるんですね。
そうするとどういうことが起きるかなんですが、
RPGのボスキャラというのは色んな強力な攻撃方法を持っていて、
ヒットポイントも多くて、
普通に戦ったらとても手強いゲームに緊張感をもたらしてくれる存在なわけなんですけども、
バニッシュですを使うと、
なんとこのボスキャラを一撃で倒すことができてしまうんですね。
やり方としては、まずバニッシュの魔法をボスに使います。
18:04
そうするとボスの姿が透明になって、
こちらの物理攻撃は当たらなくなります。
でも全く問題ないんですね。
物理攻撃は使わないので。
そしてこちらの魔法攻撃が100%命中するようになるので、
透明になったボスに対して即死魔法であるデスの魔法を使います。
すると通常であれば絶対に命中しないデスが、
しっかり命中してボスを倒せちゃうんですね。
シンプルに超強力な技なんですよね。
FF6では魔法を覚えるためには、
それぞれ異なる魔石というアイテムが必要になりまして、
バニッシュはファントム、デスはカトブレパスという魔石を装備することで覚えることができるんですが、
なんとこの2つの魔石がゲームの中盤くらいに発生するイベントで、
全く同じタイミングでしかも確実に入手できるようになってるんですよ。
この2つの魔石のどちらかが入手困難であるみたいな話であれば、
バニッシュデスがここまで猛威を振るうこともなかったと思うんですが、
こう都合なことに全く同じタイミングで100%入手できてしまうんですよね。
なので恐ろしいことに、中盤以降はほとんどのボスキャラを、
このバニッシュデスという技で葬り去ることができてしまうんですよね。
世界のピンチを救うために頑張っているはずの主人公一行なんですけど、
主力兵器が即死魔法なので、どちらかというと死神の集団みたいになってくるわけなんですよ。
まあ自分が操作してたわけなんですけど、
今思うと敵モンスターより主人公一行の方がよっぽど怖いなぁと思いますね。
ほとんどのボスキャラと言ったんですが、中にはバニッシュが効かない敵もいるので、
バニッシュデスに頼ってレベル上げを怠っていると結構苦戦することにはなります。
あとはアンデッドという不死の存在に対してもバニッシュデスは効かないんですよね。
これはいわゆるゾンビとか亡霊のような敵のことなんですが、
こういう敵はデスを命中させても蘇ってきてしまうんですね。
ボスキャラでアンデッドの敵が出てきたりすると、デスが効かなくて焦ることになるわけです。
ただ対処法はあってデジョンという敵全体を異次元に放り込んで消し去ることができる。
ある意味デスよりさらに恐ろしい魔法がありまして、
21:03
このデジョンを使えばデスで倒せない敵でも異次元空間に放り込むことができちゃうんですね。
亡霊でもゾンビでも異次元に送ってしまえば問題ないというわけなんですね。
このデジョンという魔法も異次元ってなんだろう、
僕が異次元に放り込んだ彼らは今どうしてるんだろうとか考え始めると結構怖いので、
あまり深くは考えたくないんですけども。
なので、亡霊系のボスキャラに対してはバニッシュデスではなく、
バニッシュデジョンで対処できるということなんですね。
こういう一部の例外はあるんですが、
中盤以降はほとんどのボスキャラをバニッシュデスで倒せるので、
ボス戦の緊張感という意味ではこの裏技によってだいぶ崩壊するんですね。
ファイナルファンタジー6のラストダンジョンには、
魔人、鬼人、女神という3体の神の名前を冠した強力なボスキャラが登場するんですけど、
鬼人はバニッシュが効かないので普通に戦う感じになるんですが、
残り2体はバニッシュデスで瞬殺できます。
で、最後に残るのがラスボスで、
これはさすがにというかバニッシュが効かないのでガチで戦うことになります。
これがバニッシュデスというファイナルファンタジー6最強の文字通りの必殺技ですね。
ファイナルファンタジー6からもう一つご紹介したいのが、
頭にドリルを装備するという技がありまして、
これは正確に言うと体の好きな場所に本来装備できないはずのアイテムを装備できる技なんですね。
例えば普通だったら頭には帽子とか兜とかを装備するんですけど、
この裏技を使えばポーションというヒットポイントを回復させるアイテムがあるんですが、
これを頭に装備することも可能になります。
頭に鎧を装備したり剣や盾を装備することもできるんですね。
何でも装備できてしまいます。
ゲーム上普通に装備しようとすると当然ながら、
頭には帽子や兜、体には鎧、手には剣とか盾しか装備できないんですけども、
ここまでは普通ですよね。
このファイナルファンタジー6には最強というコマンドがありまして、
これはワンボタンでその時点で装備できる最強の組み合わせで装備をしてくれるというものなんです。
例えばファイナルファンタジー6にティナという女の子のキャラがいるんですが、
24:02
このティナのアイテム画面で最強を押すと、
その時点でティナが装備できる最強の武器とか兜とか鎧とかを勝手に装備してくれるんですよ。
すごく便利なコマンドなんですけども、
この最強というコマンドにバグがあったんですね。
このバグを利用して裏技を発動させます。
実際どうやるかというと、
例えば頭に何も装備していない状態で兜や帽子など、
そのキャラが頭に装備できるアイテムを全て手放すか、
他のキャラに装備させた状態で、
頭に装備させたいアイテムをアイテム欄の一番右下に入れておくと、
最強を押した時そのアイテムを装備できるんですね。
文字通り何でも装備できてしまいます。
このFFVIには機械という特殊なアイテムがありまして、
これは装備することができないんですが、
アイテムとして持っていると、
エドガーという機械に強いキャラクターが戦闘中にその機械を使って、
敵に攻撃することができるんですね。
最初に言ったドリルというのも、
本来はそのエドガー専用の機械なんですよ。
普通に使っても結構強いんですけど、
この本来は装備できないアイテムであるドリルを、
頭とか体に装備すると、
なぜか攻撃力と守備力がものすごく上がるんですね。
255というゲーム上の限界値まで上がって、
すごく強くなるんですよ。
なぜ攻撃力と守備力が上がるかは謎なんですが、
頭にドリルを装備するというのは、
開発の時点では想定外だったと思うので、
何かシステム上の理由から、
攻撃力や守備力を設定していたのかもしれないですね。
この頭にドリルを装備するとめちゃくちゃ強くなるという現象と、
ドリルを頭にくっつけているという状況から想像される絵面の面白さで、
頭にドリルはこの裏技の通称になりました。
Google画像検索で、
頭にドリル装備とかで検索すると、
この裏技をイメージしたイラストを見ることができたりします。
この裏技を使うことで、
かなり有利にゲームを進めることができるようになります。
バインシュですと比べて、
ゲームバランスを崩壊させるというほどではないんですが、
絵面の面白さと、
ゲーム内のリアリティを破壊する裏技という意味で取り上げさせていただきました。
続いてはスーファミのシン・女神転生2の裏技をご紹介したいと思います。
27:01
女神転生シリーズは、
伝説上の悪魔や天使、妖怪などと戦ったり、
会話して仲間にしたりできる独特の世界観を持ったロールプレイングゲームのシリーズです。
仲間にした悪魔同士を合体させて、
より強い悪魔を作ることもできます。
ちなみにゲーム上では天使も妖怪もまとめて悪魔と呼んでいます。
スーファミのシン・女神転生2は、
1994年3月に発売ということで、
ファイナルファンタジー6の前の月に発売されてたんですね。
このシン・女神転生2でも、
シリーズの醍醐味である悪魔合体を行うことができるんですが、
人間を含めた悪魔合体で、
自分よりレベルが高い悪魔を作れるという裏技があります。
どういうことかというと、
このゲーム、主人公にレベルがありまして、
これはドラクエとかファイナルファンタジーとかと同じで、
敵を倒して経験値を貯めることでレベルが上がって、
攻撃力やヒットポイントなんかが増えて強くなれるんですね。
それに対して仲間にできる悪魔のレベルは一定で、
戦ってもレベルが上がったり強くなることはないんですね。
その代わりに悪魔は悪魔合体をすることで、
強くなることができるようになっています。
で、例えば主人公のレベルが15の時に、
レベル13の仲間とレベル14の仲間を悪魔合体させて、
レベル20の仲間を作ろうとか思うんですけど、
一つ制限があって、悪魔合体で仲間を作る場合、
自分のレベル以下の仲間じゃないといけないんですね。
なので、主人公のレベルが15であれば、
レベル15以下の仲間しか作れないんですよ。
ただ今回ご紹介する裏技を使うことで、
その制限を無視できるんですね。
で、悪魔を仲間にできると言ってきたんですけど、
このゲーム、人間も仲間にできるんですね。
普通にストーリー上の流れで仲間にできる人間もいるんですけど、
そういう人たちとは別枠で、他の悪魔と同じように、
フィールド上に雑魚キャラとして出現して、
戦えて会話で仲間にできるんだけど、
設定上は人間という存在がいるんですね。
ゲームの序盤でもクグツシという人形使いの人間が出現して、
このキャラは倒すこともできるし、
会話で仲間にすることもできるんですね。
で、邪教の館というところに行くと、
30:00
先ほどから話に挙がっている悪魔合体を行えるわけなんですが、
さっき主人公のレベル以上の悪魔は合体で作れないと言ったんですが、
悪魔合体の素材に人間を含めることで、なぜかその制限を無視できるんですね。
序盤で言えば、さっき言ったクグツシという人間を仲間にすることで、
自分よりもレベルが高い悪魔も合体で作れてしまうんですよ。
悪魔合体には2体の悪魔を合体させる二神合体と、
3体を合体させる三神合体があるんですが、
三神合体の方がより強い悪魔を作ることができます。
つまり、素材に人間を含めた三神合体をすることで、
主人公のレベルを遥かに上回る強力な悪魔を序盤に作ることができちゃうんですね。
主人公のレベルが15とかなのに、レベル68の大天使とかを仲間にできちゃうんですよ。
僕当時これを実際にやってまして、
実際に序盤にレベル68の大天使を仲間にした状態で、
ゲームを進めてみたことがあるんですよね。
大天使メタトロンって言うんですけど、
大天使メタトロンを悪魔合体で作れた瞬間は、
やったぜという感じでめちゃくちゃテンション上がったんですけど、
その後ゲームを進めてみると意外と大変なことがわかってきまして、
まず、合体で作った悪魔を戦闘に参加させるには召喚する必要があるんですけど、
その召喚にお金がかかるんですよ。
で、強い悪魔ほど召喚する際に発生する料金も高額になるんですね。
多分お金を払って悪魔と契約してるみたいな体だと思うんですけども。
で、僕が作った大天使メタトロンは、
本来であればゲームの後半、
それも終盤に作るような仲間なんですね。
なので召喚するための費用が結構かかるんですよね。
普通にゲームを進めていれば戦闘によってお金が貯まっているので余裕で払えるんですけど、
裏技に頼ってろくにレベル上げもしてませんから、
この召喚のための支払いが結構きついんですよ。
分割払いとかにも対応してないですからね。
で、なんとかお金を用意して一括払いで大天使メタトロンを召喚したわけなんですけど、
今度はサブスクの問題に苦しむことになったんですよね。
まだサブスクという言い回しも存在してない時代の話なんですけど、
33:04
このサブスクとは何かというと、お金に関しては一度召喚してしまえば発生しないんですけど、
このゲームマグネタイトという生態エネルギーみたいなものがあるんですよ。
このマグネタイトはお金と同じようにゲーム中では数字で表されていて、
お金と同じく戦闘で敵を倒すことによって手に入れることができるんですが、
悪魔を召喚した状態で移動すると一歩ごとにこのマグネタイトが減っていくんですね。
一歩歩くごとに何ポイントという感じでどんどん減っていくんですよ。
で、このマグネタイトがゼロの状態で歩くと仲間の悪魔のヒットポイントがどんどん減ってしまうんですね。
おそらくこのマグネタイトというのが悪魔にとってのエネルギー源だと思うんですけども、
ショックフィーみたいなものかもしれないですね。
このマグネタイトの支払いがきついんですよね。
このマグネタイトも悪魔が強ければ強いほど一歩ごとの減少値が大きくなるので、
身の丈にあったレベルの悪魔を連れ歩く分には大きな問題にはならないんですけど、
序盤で大天使メタトロンを連れ歩いたりするとあっという間にマグネタイトが底をつきて、
せっかく召喚したメタトロンのヒットポイントがどんどん減っていくんですよ。
メタトロンのヒットポイントがゼロになってしまったら復活させるのにまた料金が発生しちゃうので、
ずっと連れて歩くことはできなくて。
なので一旦メタトロンの召喚を解除してザコ戦は身の丈にあったリーズナブルな悪魔を召喚して戦ってもらって、
ボス戦だけ積み立てたお金を投入して一括払いでメタトロンを召喚してボスキャラを粉砕してもらうというような運用をしてました。
厳密に言うと違うんですけど、燃費の悪い高級車を借金まみれの状態で乗り回してるみたいな感じになっていて運用が本当に大変でしたね。
せっかく序盤に強力な仲間を作ったのにお金もエネルギーも枯渇してカツカツの状態になって逆に縛りプレイみたいになってましたね。
ちなみに新女神転生2もパグが多いソフトで、スーファニー版の初期ロットではバグの回避方法が記載されたメモが同梱されたりもしていたそうです。
ということでファイナルファンタジー6と新女神転生2のゲームバランスを崩壊させる裏技についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
36:03
皆さんの思い出深いゲームの裏技も聞いてみたいので概要欄のお便りフォームやツイッターのハッシュタグセミラジオで教えていただけると嬉しいです。
今日はスーファニーのファイナルファンタジー6、新女神転生2のゲームバランスを崩壊させる禁断の裏技についてお話しさせていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
36:37

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