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2023-05-09 21:48

山梨県唯一のレトロゲーム専門店に行ったよの巻

山梨県唯一のレトロゲーム専門店「ファミコンショップ オンワード」についてお話しました!


ファミコンショップ オンワード(セミブログ)

https://semiyama.com/onward/


Bright Bit Brothers(BBブロス)

https://open.spotify.com/show/4D69RAC2Ga49dpAWUxcysb

ラストハルマゲドン(YouTube)

https://www.youtube.com/watch?v=pf7DQcJRDtw


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皆さん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、山梨県唯一のレトロゲーム専門店、ファミコンショップONWARDについてお話ししたいと思います。
皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょうか。
僕は、今年のゴールデンウィークは主にレトロゲームと戯れて過ごしていました。
実際、どんな感じのゴールデンウィークだったのかをお話ししていきたいと思うんですが、
僕がレトロゲームを楽しむのに欠かせない、レトロフリークというゲーム機について、前情報としてご説明したいと思います。
このレトロフリークは、ファミコン、スーファミ、ゲームボーイ、メガドライブ、PCエンジンなど、
カートリッジ式のレトロゲームの互換機になってまして、全部で11機種のゲームを遊ぶことができる、レトロゲーム好きにとっては夢のようなマシンです。
この時点ですごいんですが、さらにありがたいことに、それらのゲームのデータをレトロフリークに取り込むことができて、
一度取り込めば、そのゲームのカートリッジをレトロフリークに刺さなくても遊ぶことができるんですね。
例えば、スーファミのマリオカートのデータを一度レトロフリークに取り込めば、そのマリオカートのカートリッジは押し入れにしまっておいても、レトロフリークでマリオカートが遊べちゃうんですね。
最近はこのレトロフリークを駆使してレトロゲームを楽しく遊んでいます。
このレトロフリークにゲームデータを取り込む儀式そのものが結構ワクワクして楽しいんですよ。
なので、最近はハードオフとかブックオフとかレトロゲームを取り扱っているお店に行っては、レトロゲームの棚をチェックしたりしています。
このレトロフリークを主力として、狭山県にはNintendo Switch、PSP、PS Vita、PS2、PS3、3DSなどレトロフリーク以外のゲーム機もあるので、いろんな選択肢の中からこれだというゲームを選んで割と愉快なゲームライフを送っております。
ゴールデンウィークに話を戻すと、まず5月2日の火曜日。
憲法記念日の前日の夜にはセミラジオでも何度かご紹介させていただいたレトロゲームをテーマにしたポッドキャスト番組
ブライトビットブラザーズ、通称BBブロスのオンラインイベントに参加させていただきました。
こちらはBBブロスの3周年記念イベントということで、3年間毎週更新で密度の高い番組を続けられてきたということが本当にすごいなと思います。
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BBブロスのオンラインイベントはDiscordというアプリにみんなで接続して、パーソナリティの1P川崎さん、2P長谷川さん、そして僕も含めたBBブロスのリスナーさんが集って、いろんなゲームミュージックを聴きながらゲームをテーマにお話しするというものでした。
いろんなゲームミュージックを聴けて、どれも本当に素敵な曲ばかりで、連休前からテンションを爆上げすることができましたね。
ポッドキャスターの方も大勢いらっしゃっていて、ゲームを魚にいろんな方ととても楽しいひとときを過ごさせていただきました。
皆さんすごくゲームに詳しくて本当にすごいなと思ったんですけども、中でも印象的だったお話としてはメガドライブという1988年に発売したゲーム機があるんですが、これが日本版と北米版で音質が違うというお話でしたね。
日本と北米の商品では製造ラインにも違いがありそうですし、聞いてみればなるほどという感じなんですけども、その情報をどうやったら入手できるんですかという感じで、レトロゲームの世界、奥深いなぁと思いましたね。
あとイベント中にラストハルマゲドンというゲームのお話が出まして、戦闘中のゲーム画面を見ることができたんですけど、画面構成としてはファミコンからスーファミ時代のファイナルファンタジーに近くて、敵が画面の左にいて主人公たちが画面の右に横向きで立っているというものなんですけど、このラストハルマゲドンというゲーム、すごいなと思ったのが
キャラクターのデザインだけ見ると、どっちが敵でどっちが味方なのか全くわからないんですよ。どのキャラも結構グロテスクで驚しい見た目をしていて、このゲーム、誰に感情移入すればいいんだと思いましたね。
そんなラストハルマゲドンなんですが、僕が衝撃を受けたその戦闘画面が見られるリンクを貼っておきますので、ご興味があればチェックしてみてくださいね。
ということで、そんないろんな面白いレトロゲームのネタに触れることもできたBBブロスのオンラインイベントだったんですが、本当に楽しかったです。
1P川崎さん、2P長谷川さん、素敵なイベントを開催していただき、本当にありがとうございました。
そして5月3日、憲法記念日にはBBブロスオンラインイベントの興奮も覚めやらぬまま、山梨県唯一のレトロゲーム専門店、ファミコンショップオンワードというお店に行ってきました。
ファミコンショップ、この令和の時代になんとも甘美な響きですよね。
このお店なんですが、ゴールデンウィークの直前に存在を知ったばかりだったんですが、ネットで山梨県レトロゲームと検索したらヒットしたんですね。
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テレビゲームとその周辺機器だけを売るテレビゲーム専門店というのは90年代には結構あったんですが、
最近僕の行動範囲の中ではほぼ絶滅していまして、秋葉原とか都心エリアにはあっても、僕の地元である山梨県にはもうゲーム専門店というのは残ってないと思ってたんですよね。
これは是非とも行かねばということで、早速行ってきました。
で、カーナビを頼りにお店まで無事にたどり着くことができたんですが、このファミコンショップオンワードなんですが、山梨県の笛吹木市伊沢町というところにありまして、
伊沢というと山梨県民にはなじみの地名なんですが、石に平和の和で伊沢と読むんですよね。結構な難読地名なんですね。
普通、石をイサと読むことがないですから、山梨県外からいらした方は大体、初見ではイシワと読みますね。
で、その伊沢なんですけど、桃とかぶどうの生産が盛んなところで、ファミコンショップオンワードの周りも畑が多くて、割とのどかな雰囲気のところでした。
お店の外観なんですけど、なんというか、一見クリーニング屋みたいに見えるんですよね。
看板の色とかフォントとかが、どことなくクリーニング屋っぽくて、それでいて、テレビゲーム関連の上りとか、ゲームソフトのビジュアルとかが、
お店の外観には一切ないので、ファミコンショップと書いてなかったら、ゲーム専門店とはわからないような、そんな外観なんですね。
僕のやっている生き物サブカルのブログ、セミブログで、先行してファミコンショップオンワードについて記事を書いていて、そちらに写真も載せていますので、
概要欄からチェックしていただければと思うんですけども、お店の入り口の前には立派な松の盆栽なんかも置いてあるんですが、
お店はカーテンを閉め切って、中の様子が一切わからないようになっていて、なかなか入店のハードルが高いんですけども、
入り口に、「いらっしゃいませ。ただいま営業中です。どうぞお入りください。」と書いてあって、
なんとかその文字に勇気をもらって、そっと入り口の引き戸を開けました。
そうするとですね、まず目に飛び込んできたのは、セガサターンのソフトがずらりと並んだ棚でした。
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まずセガサターンっていうのがいいですよね。きたーと思いましたね。
入り口すぐのところにレジがあって、そこに店長さんが座っていらっしゃいまして、
気さくに声もかけていただいて、お話もさせていただいたんですけども、
店内は本当にレトロゲームがびっしり置いてあって、
ファミコン、ディスクシステム、スーファミ、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、
PCエンジン、メガドライブ、セガサターン、プレステ1234、ゲームキューブ、Wii、WiiU、スイッチ、
パソコンゲームの各種ソフト、ハード、その他各種周辺機器、などなどという感じで、
そんな感じでゲームに関するあらゆるものが置いてありました。
商品はすべて中古で、新品は取り扱ってないんですね。
びっくりしたのが、セガサターンを遊べる私有台があったことですね。
セガサターンの実機が、こちらも古いブラウン管のテレビに接続されていて、
実際に店長さんにお願いして遊ばせてもらったんですけど、
セガサターンのバーチャファイターで遊ばせてもらいました。
カクカクしたローポリゴンのキャラクターで戦う3D格闘ゲームなんですが、
今見るととても愛らしく感じましたね。
今回遊んだバーチャファイターとか、スーファミとかファミコンのゲームもそうなんですが、
今のゲームに比べると要素が少ないんですよね。
でも自分にとっては、そういうレトロゲームを愛嬌がある存在として感じるというか、
その要素の少なさがやっていて落ち着く感じがするんですよね。
最近のゲームってチュートリアルもしっかり作り込まれているものが多いですし、
ボイスもたくさん入っていて本当に豪華だなと思うんですけど、
自分の好みとしてはもうちょっと素っ気ない方が好きなんですよね。
僕が小学校から中学くらいまでの一番ゲームに熱狂していた時期にやっていたのが、
そういうゲームだった頃だと思うんですけども。
そんな僕が今回ファミコンショップONWARDで購入したのは、
ファミコンの名作シューティングゲームグラディウス、
ゲームボーイの名作RPG魔界刀しさが、
そしてPCエンジンのRPG弁慶外伝です。
弁慶外伝は詳細はよくわかってないんですが、
ゲームの評判がいいのと、
ヒゲ面の弁慶がリアルタッチで描かれたメインビジュアルが良くて買いました。
PCエンジンのヒューカードと呼ばれているカートリッジを、
12:01
今回実物を初めて見たんですけど、
薄くて黒い面積が広くて、なんだかかっこいいんですよね。
ものとして結構しっかりした作りになっていて、
PCエンジンのソフトを生まれて初めて買いましたね。
グラディウスはスーパーファミコンで続編のグラディウス3というのが出ていまして、
そちらの方はやったことがあるんですが、
無印グラディウスは今回初めて買いました。
僕はシューティングとかアクションとか反射神経が求められるゲームは、
あまり得意な方ではないんですが、
得意じゃないんですけど、結構好きなんですよね。
なのでグラディウス3はEasyモードで、
さらに残機を大量に増やす裏技を駆使してクリアしたことがあります。
苦手だけどクリアはしたいので、
裏技でもなんでも手段は選ばず、
使えるものは使うというのが僕のプレイスタイルなんですね。
最後にクリアしたのは小学校高学年か、
中学の前半くらいだと思うんですけども、
コナミのゲームは音楽が本当に良くて、
遊んでてテンション上がるんですよね。
魔界闘士サガは友達にゲームボーイ本体と一緒に借りて、
終盤までやったんですが、
ラスボスが倒せなくてクリアを断念した記憶があります。
このゲームなんとラスボスを一撃で倒せるアイテムがあるそうなので、
いずれそれを使ってリベンジしたいと思っています。
ということで購入したゲームを簡単にご紹介させていただいたんですけども、
ファミコンショップオンワードの店長さんと結構長くお話しさせていただきまして、
色々と興味深いお話も聞けたのでご紹介したいと思います。
現存する山梨県唯一のゲーム専門店、
ファミコンショップオンワードが開店したのは今から28年前。
そろそろ29年になると店長さんがおっしゃっていたので、
1994年頃のことだと思います。
1994年というとスーパーファミコンの前世紀で、
初代プレステが登場する頃ですね。
その頃にお店を始められて、
手元にスーパーファミコンパーフェクトカタログという本があるんですが、
これはスーパーファミコンで発売された全1447タイトルのゲームソフトを紹介している、
スーファミ好きにはたまらない本なんですけども、
この本を読んでいて驚くのは、スーファミのソフトってどれもこれも高いんですよね。
税込み8800円とか9900円は当たり前で、
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ファイナルファンタジー6は11400円もしましたし、
同じ年に発売されたスーパーイゴGOというゲームは、
なんと定価が14800円だったんですね。
1994年というとバブルはもう弾けてるんですけど、
なんとなくゲーム業界だけバブルの香りがする根付けが行われていたという感じがあるんですよね。
もちろんロムの原価という実際的な問題が大きかったとは思うんですけども、
この高単価と回転率の良さを背景に、
90年代前半から中盤はゲーム専門店が一つの前世紀を迎えていたのかなと思います。
ちなみにファミコンショップオンワードの店長さんは、
ご自身は趣味でテレビゲームをすることはないそうで、
買い取りしたゲームの動作チェックをする際に遊ぶくらいなんだそうです。
趣味がこうじてというタイプではなかったということなんですね。
ちなみに店長さんはゲームショップを開店される前は、
脱サラして始めたコンビニエンスストアを7年ほど運営されていたそうで、
確か1986年に始められたとおっしゃってたと思うんですが、
当時まだコンビニの店舗数もかなり少なくて、
お店もすごくにぎわっていたそうです。
当時から24時間営業をされていたそうなんですが、
アルバイトさんを確保するのも結構大変だったみたいで、
ご自身が何日も徹夜して働いたり、ご家族に手伝ってもらったりで、
かなりハードに働かれていたんだそうです。
で、ご家族からコンビニはちょっともう…というお話があったのをきっかけに、
コンビニは他の方に譲渡をされたそうで、
何か別の商売を始めようと思っていた時に、
すでにゲームショップを運営されていた知人の方に色々と情報をいただいたことから、
ゲームショップの開店を決意されたんだそうです。
90年代中頃まではスーファミの前世紀が続きにぎわっていたゲーム専門店だったんですが、
ゲーム専門店にとっての向かい風となるような出来事が色々とありまして、
まずコンビニでゲームが買えるようになりました。
これはゲーム専門店にとってかなりの打撃だったようです。
そしてインターネットの普及で、ネットショップでゲームソフトが買えるようになったり、
オンラインでダウンロードができるようになったり、
ゲームの主戦場がスマホゲームになったりと、
ゲーム専門店にとっては逆風となる出来事が立て続けに起きて、
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全国にあったゲーム専門店は一つまた一つと閉店することになりました。
山梨県内にあった他のゲーム専門店が閉店していく中、
最後まで残ったのがこのファミコンショップオーワードだったんですね。
店長さんも15年ほど前にお店を畳もうと考えたことはあったそうなんですが、
常連さんのこのお店がなくなったら困るという声があり、
それならということで続けられてきたんだそうです。
そうこうしているうちにお店に訪れる人の客層が少しずつ変わっていったそうなんですね。
以前は本当に山梨県内の中でもお店がある伊沢町の人だけが訪れるところだったのが、
山梨県内の小賀の地域の人や県外のお客さんがポツポツと訪れるようになったそうで、
これはインターネットでお店を見つけた人が来てくれていたようなんですね。
僕もネットがなければこのお店を見つけることはできなかったと思います。
さらにいわゆるインバウンドの外国人観光客の方もお店に来てくれるようになったんだそうです。
オンワードがある伊沢町は温泉地なんですが、
2010年代の後半に外国人観光客に向けて山梨県で富士山を見てから伊沢にある温泉につかるというツアーが組まれていたようで、
そういう方がホテルからタクシーでやってきてくれるようになったそうなんですね。
一番多いのは中国の方で、ついで韓国の方、あとはヨーロッパの方やドバイの方も来てくれたことがあるそうです。
インターネットやスマートフォンの普及で、ある意味窮地に立たされたこともあるお店だったんですが、
新しいお客さんが来店するきっかけになったのもインターネットだったということで、
それについては店長さんも複雑な心境ですとお話しされてましたね。
そうやってお店を続けられていく中で、2020年から始まったコロナ騒動でインバウンドの流れが一旦完全にストップしたんですが、
最近はまた少しずつそうしたインバウンドの外国人のお客さんの逆足も戻ってきているということです。
今回来店してみて欲しかったゲームソフトが色々と変えたことももちろん嬉しかったんですが、
やっぱりゲームで埋め尽くされた空間にいられるということ自体が、
本当に久しぶりの体験で時間が経つのを忘れて長いをしてしまいましたね。
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ファミコンショップオンワードさんにはこれからも末永くお店を続けてもらえたら嬉しいなと思っています。
概要欄にブログで書いた紹介記事のリンクも貼っておきますのでそちらもチェックしていただいて、
レトロゲームに興味がおありの方はお近くにお寄りの際はぜひ足を運んでみてくださいね。
セミラジオではお便りを募集しています。
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今日は山梨県唯一のレトロゲーム専門店ファミコンショップオンワードについてお話しさせていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
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