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2022-05-28 19:21

題名が思い出せない、あるSF小説

小学生の頃、図書室で借りて読んだ、あるSF小説についてお話しました。

題名も作者も思い出せないんですが、その物語は深く記憶に刻み込まれています。

もし、この作品の題名や作者をご存じの方は、メールフォームかツイッターで教えていただけるとありがたいですm(_ _)m


【メールフォーム】
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https://twitter.com/semibloger

いちごカフェ併設の園芸店 ひじかた洋蘭園(セミブログ)
https://semiyama.com/hijikata/

ウスバカゲロウ(成虫)との初遭遇(セミブログ)
https://semiyama.com/usubakagerou/

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みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオです。
今日は、題名が思い出せないんですが、
僕の記憶に深く刻まれているSF小説についてお話したいと思います。
いつものように本題に入る前の雑談なんですけども、
2016年から続けている生き物とサブカルのブログ、セミブログというブログを書いてるんですが、
先日このブログが累計700記事を突破しました。 1記事500文字くらいとして
35万文字、400字詰め原稿用紙で875枚くらいということで、あんまりピンとこないんですが、
まあ、たくさん書いたなという感じですね。 記念すべき700番目の記事は、地元の園芸店、
ひじかた養蘭店についての記事でした。 この園芸店ちょっと変わっていて、農園カフェを併設してるんですよ。
自分のところで栽培したイシゴや柿を、 ジェラートとか柿氷にして食べさせてくれるんですね。
植物も当然いろいろ売ってると。 このお店のあたりは割と自然が豊かな方で、近くの川でカワセミとか見れるんですけども、
だからか、このひじかたさん、ひじかた養蘭店でもいろんな生き物に遭遇しました。
例えば今回イチゴの苗を買ったんですけど、イチゴの葉っぱの上にアマガエルが乗ってたりして、
アマガエル久しぶりに見ましたね。 で、さっき行ったカフェで柿の柿氷を頼んで、ものすごい量の柿の果肉が盛り付けてあって、
美味しかったんですけども、完食するのにかなり苦労したんですが、 その柿氷と格闘してる間に近くにある花に蜂が飛んでくるんですね。
何蜂が来たかなと思ってみると、黒っぽくて小さい蜜蜂。 日本在来の蜜蜂である日本蜜蜂が来てました。
割とレアなんですよね。日本蜜蜂。 西洋蜜蜂の方が多いですからね。
あと同じ花に巨大なクマ蜂も来ていて、一心不乱に蜜を舐めてましたね。
あまりにも一生懸命蜜を舐めてるので、僕がカメラを構えて近くに寄っても全然気にならない様子で、
かなり近くで撮影できました。 もうこれ以上カメラで寄れないくらい、数センチの距離まで
接近して撮影ができましたね。 欲しい植物も買えて柿氷も美味しくて、いろんな生き物も見れて、
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一石三鳥くらいのお店でしたね。 そちらのブログ記事概要欄に貼っておきますので、よかったら見てみてくださいね。
そんなセミブログなんですけども、これからも地道に書き続けて、次は線記事を目指して書いていこうかなぁと思っています。
最近は3日に1記事くらいのペースで書いているので、おそらく3年後くらいに線記事突破できるんじゃないかなぁと思っています。
3年後。 2025年ですね。
2025年。 その頃、世の中はどうなってるんでしょうね。
逆に3年前、自分は何をやってたかなぁというと、 こういう時ブログを書いていると便利なんですよね。
アーカイブを辿ることができるので。 それによるとちょうど3年前、5月28日にブログを書いてまして、
タイトルは、「薄バカゲローかっこ青虫との初遭遇」となってました。
ちょうどこの日の前後に薄バカゲローの青虫と人生で初遭遇してたみたいですね。
皆さん薄バカゲローは見たことあるでしょうか? そんなにそこら中にいる虫じゃないんですよね。
色も地味だから見落としがちというか、 薄バカゲローの幼虫は有名な蟻地獄という虫なんですが、
この蟻地獄は小学生の頃に見たことがあったんですよ。 なのでタイトルに、「薄バカゲローかっこ青虫との初遭遇」と厳密に書いてあるんですけども。
でも青虫は3年前に初めて見て、 ブログに書いたんですね。
薄バカゲローの青虫、初めて見た時、 正直何だかわからなかったですね。
なんか茶色くて羽が長いから、カワゲラかなぁみたいな感じで。 僕、薄バカゲローって別の虫と混同してたんですよ。
地元で割とよく見る緑色で半透明の羽の虫のことを 薄バカゲローだと思ってたんですけど、
後で調べたら、それってクサカゲローっていう分類上薄バカゲローに近いんですけど、 別の虫だったんですよ。
で3年前の今頃、初めて遭遇したその段階では、 なんだかよくわからない謎の虫を
カメラで撮ったり、ネットで調べたりして、 ようやく
あーこれが薄バカゲローの青虫なんだ、 とわかって驚いた記憶がありますね。
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めちゃくちゃ地味な虫なんですよね。 薄バカゲローって。
オオクワガタとかオオムラサキみたいな、 花がある人気者の昆虫とは真逆の存在で。
僕、昔は昆虫少年として、 愛読書は昆虫図鑑みたいな子だったんですけど、
そんな僕ですらパッと見判別がつかないという、 マイナー街道を歩んでいる虫ですね。
ちょうど3年前はそんなことをやってました、というお話でした。 それでは本題に行きたいと思います。
今日ご紹介するのは、とある物語、小説なんですが、 皆さん本はお好きでしょうか。
僕は最近でこそ、そこまで大量の本を読んではないんですけども、 昔は本当に毎日のように本を読んでいる子だったんですよね。
小学生の頃には学年で一番本を読む子として、 表彰されたこともありました。
1年生から6年生の各学年で、それぞれ一番多く本を読んでいた子が、 図書館の貸し出しカードの集計で割り出されて、
お昼ご飯の時に流れる学内放送で表彰されるという、 そんな栄誉をいただいたわけなんですけども、
小学校の4年生が5年生の時に、 まあその学年で一番本を読んでたということで、
学内放送に出てねーと言われたんですけども、 ただ僕はその頃極度の引っ込み事案だったので、
学内放送なんて出たくないとわがままを言いまして、 じゃあということで、同じクラスの別の子が、
替え玉として表彰台に立ってくれることになったんですよね。 だから学内放送で、
4年生で一番たくさん本を読んだセミアマくんみたいな感じで、 まあ実際は本名で呼ばれてたんですけども、
4年生で一番たくさん本を読んだセミアマくんって言って、 症状を受け取って表彰台に立ってたのは別の子だったんですよね。
その僕が、僕が派遣した替え玉の子が代わりに立ってくれて、 だから僕のこと知ってる子は、あれ?
セミアマくん違くない?ってなったと思うんですけども、 今では人前で喋るのもそこまで不得意ではなくなりましたけど、
その時は学内放送の表彰台に立つのが嫌だったので、 同級生に替え玉になってもらって何とか切り抜けたということがありましたね。
そんなこともあって、まあとにかくよく本を読んでましたね。 小学校の図書室なので、
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やはり比較的児童向けの小説が多かったですね。 ズッコケ三人組シリーズという、
3人の男の子が冒険したり、いろんな事件に巻き込まれたりする物語のシリーズがあって、 これが大好きでしたね。
無人島に漂流して謎の猛獣に襲撃を受けながら何とかサバイバルするという話があったんですけども、
ワクワクしながら読んだ記憶がありますね。 あとは江戸川乱歩の少年探偵シリーズとか、
シャーロックホームズとか、そういうミステリー仕立ての作品だったり、 いろんな冒険物語とか面白そうなものを片っ端から読んでましたね。
子供向けとは言い難い本にも結構手を出していて、 最悠奇の本があったんですが、これは子供向けに読みやすく編集されていない
最悠奇の原著を日本語訳したような本で、確か3000ページくらいあったんですけども、 さすがに敬遠してたんですけど、ある時ちょっと挑戦心が芽生えたんですよね。
この小学校にあるこの最悠奇の本、 自分が読まなくて誰が読むんだと。
一応挑戦してやろうという気になって読み始めたんですけど、 まあ文章も難しいし全然頭に入ってこなかったですね。
でも途中で読むのをやめたら負けだと思ったのか。 とにかくすべての行に目を通した記憶がありますね。
ちょっと意識が飛びかけてたせいか内容は全く覚えてないんですけども。 生き物の本もたくさん読みましたね。
特にこれを忘れられないのが、 ある動物園で飼育されていたライオンの群れについて書かれた本の内容が凄まじくて、
なんて動物園の話か忘れちゃったんですけども、 その動物園では当時オスもメスもライオンが多数飼育されていて、
オスたちが羽ばつみたいなのを作って、 AグループBグループみたいな。
個体間の抗争も激しくて、 群れの中での地位を得るためにお互い激しい抗争を繰り広げて、
オス同士で血で血を洗う殺し合いをしていたっていうことがね、 まあ小学校の図書室にある本ですけど、
そういうことが書かれてたんですよ。 え、な、何それと思うじゃないですか。
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え、動物園のライオンってそんな感じなの?ってすごく、 なんか見ちゃいけないものを見てる感じがして震えたんですけども、
今日はこのオスがこのオスに噛み殺されたとかね、 めちゃくちゃ血生臭い内容だったですね。
あれはどこの動物園のいつ頃の話だったんでしょうか。 これもかなり調べたんですけどわからなかったです。
今日の本題はその血生臭いライオンの動物園の話じゃなくて、 別の話なんですけども、
そんないろんな本を読んできた中で、 今も忘れられない物語があるんですね。
まあもう一度本当に読みたいなと思ってるんですけども、 誰が書いたなんていう作品か全くわからないんですよね。
その物語は海外のSF作家の短編集に収められた一編の作品で、
短編集なので、他にもいろんな作品が収められていた中で、 その作品だけが強烈に記憶に残ってたんですね。
もしかしたら一人の作家だけじゃなくて、いろんな作家の短編集だったかもしれないんですけども。
その作品の内容なんですけども、 人類の文明が核戦争か何かの原因によって滅んだ未来の地球が舞台です。
主人公の少年、おそらく白人の少年は外の汚染された世界から身を守るための ガラスのドームみたいな構造物の中に住んでます。
ガラスの隠しシェルターみたいな外界から隔絶したドームの中に 自分の家族とか、ドーム内に住んでる別の家族による共同体として暮らしているわけです。
で、お父さんやお母さんに 外の世界は汚染されて怖いところだよ
このドームの中だけが人間が住める安全な場所なんだよと教えられて育つわけですね。 まあ閉塞感のあるディストピアな感じなんですけども
そんな感じなんですけど、実はガラスのドームの外に住んでる人もいるんですね。
ドームの外に住んでる人は ドームの中に維持されている化学文明とはもう完全に切り離されていて
木の実、木のままのかなり薄汚い格好で服も 腰身のくらい、もしくは裸で非常に原始的な生活をしているわけです。
で、言葉も通じなくて ドームに遮られてお互いの声も聞こえなかったかもしれません
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なんですけど、主人公の少年はどういう経緯か忘れちゃいましたけど ドームの外に住んでいるその野生児の男の子と仲良くなるんですよ
言葉が通じないから身振り手振りでコミュニケーションしようとするんですけど いまいち伝わらないんですね
それでも二人は友達になるんですね で、二人で何するかっていうとジャンケンをするんですよ
ガラスのドームを挟んで化学文明に属する主人公の白人の少年と ドームの外で動物のように生きる少年が
グーチョキパーでジャンケンして遊ぶんですね 他にやることないからひたすらジャンケンしてるんですけど
どうもドームの外の野生児の男の子は ジャンケンのルールすら理解してないっぽいんですね
勝ってないのにニコニコしてたりするんですよ 主人公の男の子は
おいおいこんな単純なルールですら理解できないのかよってがっかりするんですけど ある時気づくんですね
あ、この子はその野生児の子は ジャンケンで愛子になった時に喜んでるんだと
気づくんですね ジャンケンって
パーでグーに勝ってグーでチョキに勝って っていう風に相手に勝つのが目的じゃないですか
でもその野生児の子はドームの中にいる主人公と同じ手を出せたのが嬉しくて 愛子の時に喜んでたんですよね
同じだね嬉しいねって喜んでたんですよ
で主人公の子は僕がジャンケンで勝とう勝とうと思っていた間 この子は同じ手を出そうとしてくれてたんだということに気づくんですね
そして勝ち負けにこだわっていた自分の中に 争いを続けて核戦争まで引き起こして地球の環境をめちゃくちゃにして
こじんまりしたドームの中でしか生きられなくなってしまった その文明人としての要素が自分の中にもある
っていうことを感じて 涙を流すんです
さめざめと泣くんですね 勝ち負けにこだわる性質と相手と同じ手を出そうとする性質
その性質の違いが閉塞感のあるドームの中と 文明も何もないけど自由で広々とした外の世界に
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2人の運命を大きく隔ててしまったんだと その隔たりの大きさに涙したと思うんですね
小学生の頃に読んで もう約30年くらいになると思うんですけども
2人を隔てるドームと主人公と野生児の男の子 それぞれの感情がスーッと胸に入ってきて
最初に言ったようにタイトルも作者が誰かもわからないんですけども 未だに忘れられない物語ですね
もしこのラジオを聞いた方で この作品知ってるよっていう方がいましたら
概要欄のフォームかツイッターのメッセージなどから教えていただけると めちゃくちゃありがたいです
今日は題名がわからないけれども 僕の記憶に深く刻み込まれている物語についてお話しさせていただきました
ご視聴ありがとうございました
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