2025-05-29 36:54

ハトの話

鳥類のハトについて色々とお話しました!


・ハト、巣作り雑すぎ…?

・身近なハト

・フレンチの高級食材

・ナマズVSハト


オオハシバトの画像1

https://w.wiki/EKTV


オオハシバトの画像2

https://x.com/Rsider/status/1473256349027176450


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【音声素材】

下記サイトの音声素材を使用させていただきました。


Howling-indicator

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サマリー

ハトに関する話題を中心に、鳩の特性や歴史、関連する文化などが取り上げられています。特に、ドバトとキジバトの違いや、鳩の巣作りに関する興味深いエピソードが紹介されています。また、鳩の特性や保護活動についても語られており、赤頭カラスバトの絶滅危惧からの復活が描かれています。さらに、鳩レースの興奮やピジョンミルクの育て方についても触れられています。

ハトとの出会い
みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミラジオです。
今日は、ハトについていろいろお話ししたいと思います。 本編の前に、軽く近況報告などできればと思います。
まず、ランニングマラソンについてですね。 先日、久しぶりに練習で30キロ走を走りまして、
3時間以内、2時間56分台で30キロを走り切ることができました。 30キロを3時間以内というのは、自分の中では初めてのことで、
かなり達成感がありました。 前回、練習で30キロ走ったのは、昨年11月で、その時は3時間10分かかりましたね。
さらに言うと、初めて30キロ走った時は、半日かかりました。 2023年の年末に思い切って、初めての30キロ走にチャレンジしまして、
途中までは調子よく走ってたんですが、 20キロ以降は体力の限界で走れなくなってしまい、ほぼ歩いてました。
それで半日かかったんですよね。 その時はもう二度と走るのをやめようと思ったんですが、どういうわけか今も走り続けてますね。
その時から1年半にして、初めて30キロ走で3時間を切れたということで、 感慨深いものがあります。
12月のフルマラソンに向けて、さらに走り込んでいきたいなと思っています。 それともう一つは、ゲーム関連のお話になるんですが、
デスクリムゾーンというゲームの大会に出場することになりました。 デスクリムゾーンについては、これまでセミラジオでも何度か取り上げてきたんですが、
90年代にセガサターンというゲーム機で出たガンシューティングですね。 デスクリムゾーン。改めて言うと、その蒸気を逸した機械な世界観とクオリティが、僕を含めて当時の
講座家たちの心をつかみ、カルトな人気を誇った暗黒ガンシューティングです。 当時高校生だった僕は、デスクリムゾーンのファンサイトで開催されていた
スコアアタックで高得点を叩き出し、そのプレイ動画をVHSに録画し、ファミ通のやり込みゲーム大賞というコーナーに応募したところ、
ファミ通本市に掲載され、商品として500ガバスをもらったんですが、プレステのメモリーカードですら2000ガバスだったので、特に何とも交換できなかったという思い出があります。
そんなデスクリムゾーンなんですが、先日Xを立ち上げてタイムラインをチェックしていたところ、
通知が来ているのに気づきました。 開いてみるとそれはリスナーのボンサイニンジャさんからの
セミヤマさん出番ですよというリプライでした。 どういうことかと思ってよくよく見てみると秋葉原にあるオタク系グッズのお店
ユメオリ屋というところでデスクリムゾンのスコアアタック大会が開催されると言うんですね。 しかもデスクリムゾンの製作会社である株式会社エコールソフトウェアの社長
マナベ氏も当日会場にやってくるという公式大会だって言うんですよ。 どういうことかと思いますよね本当に
この令和の時代になんでそういうことになるのかよくわからないんですけど ともあれボンサイニンジャさんに
セミヤマさん出番ですよとお声掛けいただきまして 確かにそうだなぁと思ったんですね
とはいえ今現在デスクリムゾンのソフトもセガサターンも手元になく 長年のブランクが不安材料ではあるんですが
せっかくだから俺はこの大会にエントリーするぜ ということですよね
こちらのデスクリムゾンの大会は6月8日日曜日 秋葉原夢織屋1号店で16時から始まるようです
当日は僕を含めて エントリーした5人のプレイヤーが決められた時間内のスコアを競うという趣旨なんですが
誰でも飛び入り参加 ok ということらしいので 何が起こるかは言ってみないとわかりません
そんな状況なんですが準備できるところは準備して 当日を迎えたいと思います
大会の結果についてもセミラジオでお話しできたらなと思っております それではそろそろ本編に行きたいと思います
鳩の特性と巣作り
今回は鳥の鳩についてお話ししていきたいと思います 鳥の鳩
公園とか駅とか河原とか住宅街とか至るところにいますよね あまりにも見慣れすぎていて視界に入っていても特に注意を払わない
多くの人にとって鳩ってそんな存在なのかなぁと思います 僕にとってもそうだったんですがここに来て最近
鳩が気になってます きっかけになったのはうちの奥さんのバクコとの会話でした
バクコがたまたま見つけたノートの記事で 鳩の巣作りや子育てめちゃくちゃ下手っていう内容の記事があったんですよ
そのノートの記事を書かれた方によると その方のお家で毎年鳩が巣作りをするそうなんですが
毎年必ず一つ卵を落としちゃうそうなんですよね 鳩って2つ卵を産むことが多いんですけど
その方の家の鳩は毎年同じ場所に巣作りをして必ず一つは卵を落とすと その巣作りしている場所というのが屋外の家の柱と
屋根の間の隙間みたいな平らな面が少ない不安定なところなんですよ
人間からすれば毎年同じところに巣を作って1個卵を落としてるんだから少しは学習して
もうちょっと安定するところに巣を作ったらいいのにって思うんですけど 堅くなに同じところに巣を作り続けて2個産んだ卵のうち
一つは必ず地面に落として割れてしまうと 長年に渡りそういうことが繰り返されているそうなんです
鳩の平均寿命って10年以上あるので全く同じ場所に巣作りをする この鳩が同じ個体である可能性は結構高いと思うんですよね
ちょっとびっくりしますよね 学習能力とかないのって思うじゃないですか
ただそういう意味での学習能力ってどうも鳩にはあんまりないみたいです
気になっていろいろと本を読んで調べてみたんですが 鳩って一度ある場所に巣を作ったらその場所に延々と作り続けることが多いみたいで
例えば鳩と日本人という本に書いてあったんですが この本を書いた太田信也さんによるとある時
太田さんの家の敷地に生えている木の上に 鳩の津貝が巣を作って子育てを始めたんだそうです
最初の頃は無事に子育てができてたんですが そのうちカラスに目をつけられるようになってせっかく卵から孵化したヒナが
庭ともカラスに食べられてしまったそうなんですよ なんですけど驚いたことに翌年
全く同じ場所で鳩が子育てを始めたんだそうです でまたしてもヒナはカラスにやられてしまって
鳩の方は全く学習しないんですが カラスの方は鳥の中でもトップクラスの知能を持っているので
巣の場所を完璧に記憶していて定期的に様子を見に来たりしていたようです 鳩ってそういうところあるんですよね
記憶力や学習能力に限って言えば かなり足りてない鳥かなぁという気はします
ただ今回単に鳩を下げるだけの回ではなくてですね 鳩のすごいところもいろいろとお話ししたいなと思ってますので
この後にご期待ください 日本でほとんどの方が日常的に見ることができる
鳩肉と絶滅種
鳩というのが2種類いましてそれがドバトとキジバトになります それぞれの鳩について軽くご紹介したいと思います
まずドバトについて 駅とか公園とかで大量に群れていて いろんな羽色があるのがこのドバトですね
キジバトの方はほぼ羽色のバリエーションがなくて 一定の見た目をしているのと群れを作らず
都外で行動するんですがこのドバトは何十羽 多ければ100羽以上の群れを作ります
実はこのドバトはもともと日本に自然分布していた鳥ではないんですよね ドバトはヨーロッパ中央アジアアフリカなどに広く分布している
カワラバトという野生の鳩を家畜化したもので その家畜化の歴史は古く紀元前3000年前の古代エジプトでも
鳩を家畜化していたという記録が残っているそうです 家畜化の用途としては肉や卵
そして鳩の高い寄層本能を利用した伝承鳩などですね この家畜化されたドバトが日本にも持ち込まれ
野生化して今に至ります 日本にドバトが来たのもかなり古い時代のようで一節には1500年前の
飛鳥時代 その後の平安時代にも記録があるようです
ドバトの鳴き声はポッポポッポとかクックーとか鳴いたりします ドバトは一旦そんな感じでもう一種のキジバトですね
こちらはさっきも言った通り基本的に単独 もしくは都外で行動する鳩です
何十年か前まではあまり市街地で見られることがなかったそうなんですが 最近は人間の住処の近くに適用して身近で観察ができるようになりました
ででポッポポーででポッポポーというのんびりした 鳴き声が特徴で聞いてるとなんだか癒されます
ちなみに日本ではドバトは狩猟が禁止されているんですが キジバトは狩猟が許可されています
なのでキジバトに関しては狩猟免許があれば狩猟してもいいんですね まあただ個人的にはその辺をとことこ歩いてるキジバトを
よし今夜は焼き鳥だと言っていきなりズドンと打とうとは思わないんですけども そもそも狩猟免許も持ってないですし
まあ狩猟とか食肉を否定しているわけでは全くなくて 牛豚鶏肉食べるのは全部大好きなんですが
今の時点では自分自身が近所に住んでいる キジバトを売って焼き鳥にしようとは思わないということなんですよね
鳩肉の話が出たのでそこに関連して言うと 鳩肉ってフランス料理で高級食材として陳調されているそうです
僕は食べたことないんですが割と癖はあるんですが 好きな人はすごく好きという食材みたいです
東京の赤坂に鳩肉屋という完全予約制の鳩料理専門店もあるんですよ
鳩のヒナって親鳩が喉の奥から分泌する ピジョンミルクという栄養価の高い物質をもらって成長するんですが
このピジョンミルクがないとちゃんと育たないそうなんです 成長させるために親鳩が必須になるんですね
鶏のヒナなんかだと親から引き離されても配合飼料なんかで育てられるんですが
鳩のヒナを育てるためには必ず親がいないといけなくて なので家畜としてみたとき飼育にコストがかかるので高級食材ということになっているんですね
鳩肉は鶏の肉と比べるとジューシーで濃厚な味がするということで 一度は食べてみたいなと思ってるんですけども
ということで特にフランス人に愛されている 鳩肉ですが
鳩の肉が好きなのは人間だけではなくて ナマズも鳩肉が好きなようです
ヨーロッパの川にはヨーロッパ大ナマズという3メートルにもなる 巨大なナマズが生息しているんですが
このヨーロッパ大ナマズ 水辺でくつろいでいる鳩に忍び寄って大きな口を開けて丸飲みにしてしまいます
NHKでやっているダーウィンが来たという動物番組の 巨大ナマズ鳩狩りの真相という回でそういう映像が流れていて
僕は見たことがあるんですけどなかなかの衝撃映像でした また人間に食べ尽くされて絶滅してしまった鳩もいます
北米大陸にかつて旅行鳩という鳩がいまして これはものすごく数が多い鳩で
北米大陸全体で50億羽がいたと考えられています この鳩その肉がとても美味しかったことから人間に狩られることになりました
アメリカ先住民も旅行鳩を狩猟していましたが 彼らは人口も少なく銃も持っていなかったので旅行鳩とうまく共存していました
なんですが17世紀以降白人がアメリカに入職してきて以来 銃や電報などの通信手段を駆使した効率的な狩猟が行われるようになりました
旅行鳩は白人が作った商業ベースに乗せられ 食肉や羽布団の材料にされ1914年動物園で最後の一羽が死亡 この世から姿を消しました
それと代わり種で言うとドードーも人間に狩られた鳩ですね 不思議の国のアリスにも出てくる丸々とした奇妙な鳥で空を飛ぶことができず体重は10キロから20キロほどもありました
このドードー見た目はあまり鳩っぽくないんですが天敵のいない島に適用して飛行能力を失い 巨大化した鳩と考えられています
このドードーはインド洋にあるモーリシャ州島に生息してたんですが 飛ぶことができず簡単に捕まえられたことから手頃な食料とされました
人間が持ち込んだ犬や豚、ネズミによる卵やヒナの食害などもあり 1681年を最後に目撃は途絶えています
ちなみにドードーによく似ているオオハシバトという鳩が南太平洋のサモアに生息しています
ドードーは顔に毛が生えておらず 拉出しているのが特徴なんですがオオハシバトもそうでドードーに顔がとてもよく似ている鳥です
このオオハシバトの存在がドードーは鳩ではないかという説を後押ししたんだそうです
このオオハシバト概要欄に画像が見られるリンクを貼っておきますので ご興味があればチェックしてみてくださいね
鳩のあのなんとも平和的でユーモラスな感じは世のクリエイターの創作意欲を刺激するようで
2011年には鳩を攻略対象とした乙女ゲーム ハートフル彼氏という作品が発表されています
プレイヤーは分身であり作品内で唯一の人類である 戸坂ひよこという女の子を操作して
幼馴染で河原バトの河原涼太や嘆きバトの藤代嘆き 苦弱バトの坂崎悠也など魅力的な鳩目の美少年たちと交流することになります
キャラクターの立ち絵はすべて実際の鳩の実写画像なんですが 時折擬人化されたイラストもカットインされることがあります
このハートフル彼氏 windows 用の無料版が今もダウンロード可能なんですが 普通に起動するとエラーが出てうまくプレイできないことがあります
ゲームをプレイするためには apple のクイックタイムというソフトをインストールする必要がありまして
僕の環境ではクイックタイム for windows 7.7.9というソフトを apple のサポートページでダウンロードして
ハトの特性
windows にインストールしたらハートフル彼氏を起動することができました ちょっとだけ遊んでみたんですが立ち絵と称していろんな鳩の実写画像が入れ替わり立ち替わり
画面に表示されそれなのにテキストの内容は学園ものの乙女ゲームそのもの というコントラストが非常にシュールで味わい深かったです
こちらのハートフル彼氏 ちょっとプレイするハードルは高いんですが
youtube で実況やプレイ動画なんかも上がっていますので ご興味があればチェックしてみてくださいね
ここから鳩のいいところすごいところをいくつかご紹介したいと思います まず先ほどちらっと言ったんですが
ピジョンミルクというものです これは鳩が子育てをするとき
喉の奥から分泌する栄養価の高い物質なんですが ミルクと言いつつも実はメスだけでなく
オスの鳩も分泌することができます もちろん卵を産む産卵についてはメスが担当することになるんですが
ヒナが卵から孵化してからの子育てについてはオスメスが協力して オスも喉からせっせとピジョンミルクを分泌して子育てにあたるんですね
鳩のオスは鳥類屈指の育免なんですね そしてもう一つこれは鳩の中でも特にドバットがそうなんですが
優れた方向感覚と寄層本能というのがあります ドバットはどれだけ遠くからでも住み慣れた故郷を目指す
優れた方向感覚とそれを可能にする飛行能力を持っています そしてその能力を利用したのがかつて通信手段として利用された
電車バトや鳩レースという競技なんですね 鳩レースというと皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか
今回鳩についていろいろ調べる中で僕が想像するよりも遥かに大きい規模と情熱で 鳩レースという競技が行われているということがわかってきました
鳩レースというのは愛好家や旧車が鉄潮にかけて育てた 寄りすぐりの鳩をそれらの鳩のホームから一定距離離れたところで解き放って
ホームに戻ってくるスピード競うという競技です 例えば今年の3月に行われた八里国際神前鳩レース大会
500キロレースという鳩レースの大会の様子が youtube に上がってましてそれを見たんですがこのレースでは茨城県の
八里をホームとしている鳩たちを500キロ離れた 青森県の三沢市で一斉に包丁してどの鳩が早く戻ってくるかを競わせていました
参加した625羽の鳩のうち翌日までに449羽が帰還して後日も含めて帰還率は約7割になったそうです
そう 約7割の鳩は戻ってきたんですが
後の約3割の鳩は戻ってこなかったということではあります 約3割の鳩は野生に放たれたままということですよね
こうやって野に放たれたレース鳩たちの一部は 野生化した土鳩としてこの日本で子孫を残していくんだろうと思います
この7割の帰還率というのは決して悪くはなくて 鍛え抜かれたレース用の鳩といえども
1000キロメートル級のレースとなると 帰還率は1割程度まで落ちるんだそうです
酸化した鳩の9割は野に放たれたままになるわけですね 日本の鳩レースというのは基本的に賞金というのはなくて
勝っても得られるのは名誉のみということみたいです ストイックで個人的には好感が持てます
ヨーロッパや中国の鳩レースでは数千万円から億の賞金が出る大会もあるそうです かなり状況が違いますよね
ちなみにレース鳩嵐という鳩レースを題材にした少年漫画が かつて週刊少年チャンピオンで連載されていたそうです
登場する鳩がレース中に犬足にやられてしまうという悲しい展開もあるそうです
週刊少年チャンピオンやっぱりちょっと尖ってますよね レース鳩嵐
赤頭カラスバトの保護
読んでみたいです 今回最後に赤頭カラスバトという鳩のお話をしたいと思います
この鳩は東京から南に約1000キロ離れた小笠原諸島の固有種で 一時は絶滅寸前まで追い込まれた鳩でした
全体的には黒っぽい色をしてるんですが 名前の通り赤みがかった色合いの頭が特徴の鳩です
この赤頭カラスバト 2000年頃の推定個体数は約40羽ということで
本当に種を維持するのにギリギリの数しか生き残っていなかったんですね この鳩が減っていた直接的な理由は島に持ち込まれた猫による捕食でした
もともと肉食獣が生息していなかった小笠原諸島の生き物は 警戒心が薄く猫に容易く捕獲されてしまっていたんですね
このことを知り立ち上がった人たちがいました 小笠原を拠点にするNPO法人小笠原自然文化研究所
通称アイボという組織があるんですが このアイボの人たちが中心になって赤頭カラスバトの保護活動が始まったんです
アイボと言ってもソニーの犬型ロボットとは特に関係なくて
インスティチュートオブボニノロジー小笠原を学ぶところという言葉の略称なんですね
アイボの人たちは赤頭カラスバトの実態調査や 鳩を捕食する猫の捕獲
猫を話しがいにする人たちの説得などありとあらゆることをやりました そしてそんなアイボの人たちに共鳴して小笠原に住むいろんな人たちが
自分たちも手伝うよと言って協力してくれるようになって そういう志を共にする仲間がどんどん増えていったそうなんです
捕獲した小笠原の猫に関しては東京の獣医さんが協力してくれて 猫の里親を探してくれることになりました
小笠原の森の中をさまよっていた たくさんの猫たちが海を越えて本州に渡ったんです
多くの人たちが赤頭カラスバトとその生息地を守ろうと行動した結果 2018年には赤頭カラスバトの推定生息数は300羽から
400羽にまで増えました 2000年頃には推定40羽と考えられていた鳥が10倍近くに増えたんですね
堂々や旅行バトは人間の活動によって滅んでしまったんですが 小笠原の人たちは赤頭カラスバトを救うことができたんですよね
このことを知って僕はすごく救われた気持ちになりました この赤頭カラスバトをめぐる物語の中でとても印象的だったのが
保護活動の主体となったアイボというNPO団体は もともとは野生化した猫の捕獲など直接的な保護活動を行う組織ではなかったということでした
あくまで研究を主体とした組織として立ち上げられていたんですね なので当初は自分たちが主体となって野生化した猫の捕獲をやろうとは全く考えてなかったそうなんです
捕獲に関するノウハウもその時点ではゼロだったわけです なので小笠原で猫が鳩やウミドリを襲っていますという報告を環境省や小笠原村
東京都などいろんな組織に行って対応してもらおうとしたんですが どの組織もじゃあ自分たちが猫の捕獲をやりましょうとは言い出さなかったんです
そこで相棒の人たちは覚悟を決めたんですね 自分たちがやるしかないと
その覚悟と決意が多くの人たちの心を動かし 赤頭カラスバトの保護活動の成功につながっていったんですよね
そこにすごく感銘を受けましたね このあたりのお話については小笠原が救った鳥
赤頭カラスバトと海を越えた777匹の猫という本に詳しくまとめられています セミラジオではお便りを募集しています
Xのハッシュタグセミラジオや概要欄のフォームからお送りいただけると嬉しいです
今日は鳩についてお話しさせていただきました ご視聴ありがとうございました
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