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2025-05-01 12:31

【介護358】ばあちゃん喫茶に行ってきた!心のリハビリが大事な時代なのかも☆

#介護 #ケアマネ #ばあちゃん新聞
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サマリー

「ばあちゃん喫茶」は、地域の高齢者が協力して料理を提供するユニークな取り組みであり、心のリハビリの重要性が語られています。参加者たちは、自分の得意なスキルを活かし、他の人が喜ぶ姿を見ることで生きがいを感じています。

ばあちゃん喫茶の紹介
どうもボブです。今日はですね、また介護の話をしたいんですけれども、
今日すごい面白いところに行ってきたんです。
その名も、ばあちゃん喫茶。
これがですね、僕が地域資源交流会って言って、
毎月いろんな介護保険を使ったデイサービスとか、
介護保険を使わないヘルパーさんだったり、
あと司法書士さんだったり、行政書士さんだったり、
いろんな職種の方と交流会をやってるんですけども、
このズームでですね、みんなで活動を報告し合ってるんですが、
その中で来てくれた訪問介護の慈悲、
介護保険を通さない訪問介護をやってる方がいてですね、
その方がばあちゃん喫茶っていうのを今度やろうと思ってるんだって話してたんです。
何ですかそれはと言うと、
この方が訪問介護をやっていながら、
片わらですね、シェアハウスとか、
あとシェアカフェみたいな、
なんかね、カフェができるような場所を提供してるんですね。
それだったら、ここにおじいちゃんおばあちゃん、
おばあちゃんだちを呼んで、喫茶店開こうよ、みたいなね、
そういう話になったそうです。
さらにこの仕掛け人がいてですね、
福岡に浮波っていう場所があるんですけど、
浮波の宝っていう会社の社長さんで、
以前紹介したばあちゃんビジネスっていう本をですね、今書いて、
いろんなテレビとかにも取り上げられてるんですが、
この大熊光さんが、
このばあちゃん喫茶っていうのをいろんな場所でやってるんですね。
この方の力も借りて、
料理を通じた協力
この喫茶が提供できる場所で、
あるおばあちゃんが、
昔飲み屋のママだった。
料理を出すのが好きだった。
飲み屋でもとんかつとか出したりしてたらしくて、
そういうのを作るのが好きなんだ。
でもデイサービスとかね、
小規模多機能施設に今通ってる方なんだけど、
なかなかね、
うちで毎回とんかつ出すわけにもいかないし、
でもとんかつ作るのが得意でやりたい。
夢はお店をまた開きたいって思っていた。
そういうおばあちゃん。
このおばあちゃんの夢を叶えてあげようよということで、
とんかつだけ一択です。
880円かな。
ご飯と味噌汁をつけて提供しますと。
ちゃんとお金ももらって、その方ももらうわけですよ。
そういうのをやろうということで、
5月1日、今日がオープンだったんです。
行ってきてですね、
このおばあちゃんだけじゃなくて、
そこの小規模多機能施設っていう施設の職員が2人と、
あと他サポートのおばあちゃんだちが、
1、2、3、3人くらいいたかな。
そういう感じで、
みんな役割分担をしてですね、
座りながら妖怪語2とか3の方でですね、
動いてる状況を見たら、
大丈夫っていうようなそういう方が、
とんかつをあげて、
他の人が味噌汁をついて、
他の人がネギをパラパラっとして、
他の人が炊飯器からご飯をよそって、
そんな感じでみんなで協力しあって、
1つの定食を作りあげるっていう感じなんですよ。
いやー、なんか僕は感動しましたね。
体が不自由でも、
他の人、誰かに自分の作ったものを提供して、
美味しいって言ってもらう。
それがやっぱすごい力になるんですよね。
普段なかなか立ち上がったりとかしないような方も、
よっこらしょって言って頑張って、
自分が動かないととんかつ出せないんだから、
一生懸命やるわけですよ。
無理しないように職員さんも途中休憩を作ってあげたり、
休憩の時間を作ってあげたりとかしてるんだけども、
そういう風なことをしながらも、
たくさんお客さんが来たんです。
今日オープニングなので。
僕は3番手ぐらいだったかな。
最初は外国人の方が来てたんです。
外国人でとんかつが大好きなスウェーデンの方が来てて、
美味しいですって言って、
おばあちゃんたちも珍しい外国人の方と触れ合って、
すごく楽しそうでした。
RKBっていう福岡のテレビ局も取材に来てたんですけど、
RKBの方が言ってたんです。
朝早くから取材来てて、
作ってる最初の段階から見てたんだけども、
最初来た時の顔と、
ご飯を提供し終わってからの顔では全然違いますねって驚いてました。
やっぱり美味しいって言ってもらったりとか、
お店として店員さんとしてやっていかないとってシャキッとすることで、
全然動きも表情も違うっていうのをその方が感じ取ってました。
こういうの本当に大事だな。
僕も介護の仕事をしていて、
この決まりきった範囲の中でサービスを組んでいってるんだけれども、
そうじゃない。
ちょっとその枠をはみ出たところで、
心のリハビリの重要性
いろんな支援の可能性があるなっていう風に今日すごく感じましたね。
もう今、機能訓練とかリハビリとか言って、
それも大事なんだけれども、
みんながみんな運動したいタイプじゃないじゃないですか。
こういう風に誰かに喜んでもらうことで力を発揮する、
そういう方だっているわけですよね。
よっぽど生活リハビリになるなと思いましたね。
この椅子から立ち上がる時もよっこいしょって言って、
何回も座ったり立ったりして向きを変えて、
そしてちょっと重いものを持ったり、
いろんな動作がありました。
ちょっと休憩で動く時も上がりかまちがあったり、
ちょっと段差を超えたりとか、
いろいろと普段と違う動きができるという意味で、
すごくいいリハビリになったんじゃないかな。
動きの体のリハビリっていうのはいろんな場所でできるんだけれども、
心のリハビリっていうのがなかなかできる場所ってないんじゃないかなと思うんです。
心のリハビリ、何か自分が人の役に立ってその喜ぶ感情とか、
感情を動かすっていうこともすごくリハビリになるんですよね。
もしかしたらこれからは心のリハビリのような、
何かその人がやりたいことだったりとか、
もう諦めちゃったけれども何かもう一度これしたいなとか、
そういう気持ちを揺り動かすようなことだったり、
喜怒哀楽、もう怒ることだっていいかもしれない。
怒ること、喜ぶこと、悲しむこと、いろんな経験、
この歳を取ってからもただ平穏に穏やかに過ごすなんて、
そんなのつまんないですよね。
怒ったっていいし、悲しんだっていいし、
でもやっぱり喜んだり楽しんだり、
嬉しいっていう気持ちになったり、
そういう体が動かなくてもそういうことって経験できるわけですよね。
まだまだ人間として生まれたからには、
そういう経験をしたいはずなんですよね。
ただただ危ないからじっとしておきなさいなんて、
そんなつまらない人生ないですよね。
これから本当にそういう部分が求められてくるのかもしれないなって思います。
ただ体が元通りに動けばいい、
そういうものじゃないんじゃないかなって思います。
それも大事だけれども、
でもそれプラス心が躍るようなことって何かないかな、
それを本当は引き出すのがケアマネージャーなんだろうなって思うんですよね。
まだまだ僕も勉強不足で、
どうやったらやる気スイッチを押せるものか、
ちょっと探っていきたいなと思っています。
ということでばあちゃん喫茶すごい素晴らしい取り組みだなって思います。
いろんな各地域でこういう小さな範囲でばあちゃん喫茶みたいな、
何か喫茶店じゃなくてもいいんですよ。
釣りでもいいし、麻雀でもいいし、
おじいちゃんおばあちゃんが何か教室を開くとかね、
もう今まで培ってきた経験とか知恵とかを、
思う存分で若い人たちに発揮できるような場、
そういったのがたくさんできてくると、
もっともっとデイサービス行かなくても元気になれるんじゃないかな、
そんな気もするんですよね。
介護保険じゃここら辺をサポートできない部分が多いんです。
自由度がやっぱり低いなって思います。
そういう時に慈悲の訪問介護みたいなお金はかかるんだけれども、
そういったものがあるとすごく心強いなって思いますし、
僕はちょっとこれからまたお話ししていきたいんですけど、
地域コミュニティ通貨みたいなのが今どんどんデジタル化されてあります。
ユーモっていうのが今、
糸島とかでも使ってるものがあるんですけど、
こういうのがもっと狭い範囲で活用できれば、
こういうおじいちゃんおばあちゃんとかの価値を作る、
そういう方法の一つになるんじゃないかなって、
なんとなくそんな気がしてるんです。
意味わかんないかもしれないんですけど、
これから僕も地域コミュニティ通貨っていうのを使っていく体験をしていこうと思ってるので、
もしかしたらこれって介護の地域補括ケアみたいなものの大事な核になるのかもしれないな、
そんな気もちょっとしてるんです。
また気づきがあれば紹介したいなと思います。
今日、ばあちゃん喫茶すごく楽しかったです。
また食べに行こうと思います。
ではでは、ありがとうございました。
12:31

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