利用者のやりたいことを優先する福祉
おはようございます。ジャパンにケアを札幌でB型就労支援でカフェ雑貨屋をやっているジャパンにケアのクラリンです。
今日は福祉のカタチにこだわらない利用者さんのやりたいことを優先する事業所についてお話しします。
よくある福祉の事業所って決まった作業をひたすら繰り返すイメージを持たれている方多いんじゃないかなと思うんですけれども、
私たちはそこにこだわらなくて、むしろ利用者さんのこれをやってみたいということを大事にしているんですよね。
気になる方は最後まで聞いてください。もしよろしければ、いいね、フォロー等々いただけると嬉しいです。
私たちの事業所ではカフェを併設した小さな雑貨店を運営しています。
利用者さんと一緒に食事とかコーヒーのドリンクを提供したり、
雑貨やクラフトビールを販売したりしております。
私クラリンはこのマノメオというお店、地下鉄丸山公園駅から徒歩5分ほどの場所にあるんですが、
ジャパニケアという会社でお手伝いをしております。
ここがマノメオというお店が僕らの職場みたいな感じですね。
このチャンネルでは事業所での日々の出来事を通して福祉事業の魅力とか素晴らしさを学ばせていただいていることについて発信しています。
うちで働きたいよとか利用したいよという方がいらっしゃいましたら、質問なんかもあれば概要欄よりお問い合わせください。
さて早速今日の本題に入りますけれども、福祉の形にこだわらない、利用者さんがやりたいことを優先する事業所だということについてお話したいと思います。
多様性を認める環境
冒頭でも言ったように、普通福祉の事業所、美型就労支援とかいったらひたすら流れ作業みたいな決まった作業をひたすら繰り返すようなイメージを持たれている方が多いかなと思うんですよね。
ところがうちのジャパニケアでは違ってまして、まず第一にやりたいことを優先するというところですね。
僕らの私たちの事業所で大事にしているのは効率よりもどちらかというとワクワクみたいなところかなと思います。
福祉の現場ではよくこの作業って利益になるの?みたいな視点で考えられがちなんですけど、やっぱりそれだけじゃ面白くないんですよね。
例えば利用者さんが絵を描きたいといったらキャンバスとか絵の具を用意するとかね、アクセサリーを作りたいとかね、そういった創作物なんかもそうですよね。
これって一見すると非効率に見えてしまうかもしれないんだけれども、その瞬間に利用者さんの表情が変わるというか目がキラキラしてね、いきいきと夢中になれるんですよね。
その姿こそが僕らが目指している働く喜びなんだろうなというふうに思います。
実際こう作っていただいた作品なんかは展示館に出して巡っていったりとかして、それで少しでも利用者さんの高知を引き上げるというところに貢献できればと思っているわけですね。
1番目がやりたいを優先するということですね。2番目、多様性を認め合う場所であるということです。
やりたいことって人によって本当にバラバラで、ある人はすごく細かい作業が好きで、延々と同じことをやっているのが好き、それが楽しめるという方もいれば、
ある人は人前で表現するのが好きで、実際うちの利用者さんでも音楽イベントなんかをやられる方なんかもいるわけですよね。
自分で音楽を作ったりとか、そういったものをカフェで流したりみたいなこともやっています。
普通の職場だと、みんな同じことを同じようにやってというふうに言われがちなんですけれども、うちの事業所では同じようにやるケースも少なくはないんですけれども、
そうじゃなくて、やっぱり一人一人って違っていいんだよねとか、得意なことをやっていいんだよね、やりたくないことはそんなに無理しなくていいよというスタンスでいるんですね。
その結果、作業場の風景もとても多彩というか、ある人は絵筆を動かして、イラストとかキャンバスに水彩絵の具で絵を描いたりとか、
そういったことをやっていたり、コーヒーに夢中になって、それを実際にカフェメニューにするということも考えていたり、
そういった、せっかくうちの事業所を利用してくださる利用者さんにとって、いわゆる行きづらさというのではなくて、
そういうところに自由さがあるんだよ、多様性を認められる場なので、安心して働くことができますよといったところが2番目ですね。
行きづらさを希望に変える
そして3番目に、行きづらさを希望に変える瞬間があるというところですね。
利用者さんの中では、例えば学校だったり前の職場だったりで、いい場所がなかったというので悲しい思いをされたり、
人間関係に疲れちゃったりとかして、自信をなくしちゃって、自分なんてダメなんだという風に思ってしまっている方なんかも少な数いらっしゃるんですね。
でもね、やっぱり自分のやりたいということを認めてもらえる場所があるというだけでね、人って変わるんですよね。
そういった人が変わる瞬間っていうのを僕らは間近で見させていただいているわけですね。
例えば、ある方はずっと引きこもりがちだったんだけれども、イラストが得意だったらその方向でね、現状に合わせて作品展をやってみようみたいな仕方でね、背中を押すことだってできるしね。
で、先ほどもちらっと言いましたけどね、コーヒーが好きで凄くこだわっていらっしゃる方がいらっしゃるんですね。
丁寧にエスプレッソでビューッとやったり、ドリップで落としたりして、香り高いコーヒーを作ってくださる。
そういった方に、ちょうど今日の話だったんですけど、その方をフロントに立ててね、スペシャルなコーヒーを飲めるような立て付けをね、通常メニューに、
うちカフェでもありますのでね、一般のお客様に対して、そういうスペシャルなコーヒーを、利用者さんが丁寧に入れてくださったコーヒーをお出しするっていうのをメニューに入れようかなという話もね、ちょうど今日してたところですね。
最初のうちはね、やっぱり不安でいっぱいかなというふうに思うんだけれども、お客さんからね、やっぱりこのコーヒーおいしいですねっていうふうに言われるってね、その体験ってすごく大事だと思うんですよね。
実際、スタッフに振る舞ってくださった時にね、すごくおいしかったね。実際本当にお世辞抜きにおいしかったんですよ。それでおいしいですねって言ったらすごく表情が輝いておられたような気がします。
その結果としてね、その瞬間なんだろうな、自分ここにいていいんだっていうふうな安心感感じられると思うんですよ。だから行きづらさってやっぱりゼロにはならないかもしれないんだけれども、ここだったら自分らしくいられる、無理しないで自分らしくいられるっていう場があるだけで人って前に進むことができるんだろうなっていうふうに思ってます。
僕たちの事業所ではそういう場所でありたい。行きづらさを希望に変えることができるような場所でありたいなっていうのを願っているわけですね。というわけで、今日はやりたいを最優先にする福祉の形というテーマでお話しさせていただきました。
もう一度まとめると、一つ目が利用者さんのやりたいということを叶えるからこそ生き生きと働ける、輝けるんだってそういったところがまず1点目。2点目が多様性を受け入れ合うことができるからこそ居心地のいい場所が生まれるんだよっていうところですね。
それから3点目が行きづらさを抱えている人でも自分らしさを発揮できる瞬間って必ずあるんだっていうところですね。福祉は作業を押し付けるものじゃなくて、うちの事業所の場合は本当にその利用者さん一人一人関わってください。一人一人の人生を彩る場所になれたらいいなというふうに心から願っております。
今日の話少しでもためになりましたでしょうか。なりましたよね。今日の話はここまでにしようと思いますが、もし今日の話を聞いてね、自分もそういう場所で働いてみたいなというふうに思われた方、ぜひ一度本当に見学にいらしてください。見学とか体験、随時募集してますので概要欄よりお問い合わせいただければと思います。
また、うちの事業所の理念を共感するという、うちで働きたいという方もぜひぜひ大歓迎です。一緒に新しい福祉の形を作っていけたらと思います。今日も最後まで聞いてくださってありがとうございます。あなたのやりたいは必ず誰かを笑顔にするというふうに僕ら信じてます。
よろしければいいね、コメント、チャンネル登録等々ぜひお願いいたします。またうちインスタもやっておりますので、概要欄の方から飛べるのかな。フォロー等々いただけるとすごくすごく嬉しいです。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。今日も素敵な一日になりますように。バイバイ。