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2022-09-16 06:08

【介護182】「訊かないこと」の大切さ

ボブです。
ケアマネってつい尋問しがちですよね。

#ケアマネ #介護 #傾聴
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どうもボブです。今日はですね、介護の話なんですけれども ケアマネージャーとか相談員さんになると、本人さんの生活歴とか今の思いとか
あと、今までの家族状況とかですね、仕事を何してたかとか、こと細かく色々聞くことが、聞いてちゃんと把握しておくことが大事
というふうに、思ってたりはするんですよね。僕も思ってはいます。 ですけど、必ずしもみんながみんなに対してですね、そうじゃなくても
いいんじゃないか。聞かないことっていうのも大事、という今日はお話です。
今、担当している方でもですね、昔、刑務所に入ってましたとか、
入れ墨がね、体中入ってたりとか、 あと
バイセクシャルの方ですね、 いろいろ病気をお持ちの方だったりとか、色々ね、いろんな状況の方がおられます。
で、自分のことをそんなね、いろいろ話したくないよと。 自分は自分のちゃんと舵を握ってて、自分のことは自分である程度考えている方
いるんですよね。 で
考えてるけど、やっぱりこう病気とか障害で満足にはできないけれども、 だからといって
自分のことをベラベラベラベラとですね、話したい人ってそういないですよね。 そういないけど、でも聞かれるし介護を受けるからみんないろいろ話してくれるんですよね。
これも話さないかんのやろうなということで、年金の額までですね、こうある程度でもこう話してくれるわけですよ。
でも、本当に話したくないこともやっぱ人があって当然だと思うんですよね。 で、でもそこをね、なんというかこう
空気を読まずに何でも聞いちゃうっていう場合も、そういう方もおられるかもしれないなって思うんです。
で、僕も最初ねケアマネージャーやってて聞かなければって、 あのアセスメントシートにね生活歴って書いてるからもう聞かなければみたいな。
で、事例検討会とかに出すとしたらやっぱりいろいろ質問されるんですよ。 で、質問されて答えられないとこのケアマネージャーちょっとアセスメント足りないんじゃない?
みたいなですね。そんな風に思われるのがやっぱ怖いということで、 しっかりねあのもう年金と家族関係といろいろね深掘りしてどんどんどんどん聞いてしまう。
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そこそれによってね、あの 心を閉ざしてしまうっていう方もやっぱりいるっていうことなんですよね。
で、聞かないということ、あえての聞かないというスタンスを取る場合が必要とも思うんですね。
もちろん聞いた方がいい方もいるだけれども聞かない方がいい方もいるんだということをあの ちゃんとねこう考えておくということが大事ですね。
自分のタイミングで話したい時にちゃんと話すからっていう人いるんです。 そのタイミングをじっくり待つっていうことが大事なんですよね。
一番良くないのがその信頼関係ですね。信頼関係を崩してしまうということが一番良くない。 信頼関係を作るっていうことを大事にするのをポイントとして意識しておけばですね
無駄に聞いちゃうということはしなくなると思うんですね。 信頼関係を作っていく、あえて聞かないという選択肢を取ることでですね
いろいろねほりはほりは聞かずに、ただ本人が話したいと思うようなことを ひたすら継承する。継承は大事なんですよね。
話したい本人が話すことで気持ちがちょっと明るくなったり軽くなったりするようなこと、そういう質問をすることは大事なんですけど、それをずっとやっていくことで何をやっているのかというと信頼関係を作っているっていうことなんですね。
その信頼を積み重ねていった先にようやく本人が本人のタイミングで大事なことを話してくれる。 そのタイミングをしっかり待つためには
普段のその聞き方というのが大事になってくるんですよね。 なのでどんな場合においても信頼関係を作ることからしか何も始まらないと思って
その手段として、継承だったり質問だったりがあるわけですよね。 その手段の方法を間違えてしまってるっていう場合があるわけです。
逆それによって信頼関係が崩れて結局支援がうまくいかないという場合がある。 そのそういうふうに考えていったらいいのかなと。
なんでもかんでも聞きゃいいっていうもんじゃありませんよっていうお話でした。 ご視聴ありがとうございます
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