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2024-02-21 14:41

【介護268】専門職は「死(事実)の宣告」をするのが仕事じゃない!

#介護 #ケアマネ #医療
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どうもボブです。今日2回目の配信かな。介護の話をしたいんですけれども
専門職は死の宣告ばかりするのをやめようというお話です。どういうことか
専門職って言ったら、もうドクター、先生もね含めです。
介護職、ケアマネージャー、看護師、リハビリさん、みんなですね
専門職はついつい予後予測、専門的知識があるもんだから
今後ああなってこうなってこうなるかもしれないから今のうちにこういう対策をしておきましょう
すぐわかるわけですよね。そんなのは確かに大事ではあるんですけども
実際その介護を受けている本人や家族にとっては
その言葉が適切かどうかは事実と別として
ちゃんと判断しないといけないなって思ったんですね。その一言
ある意味死の宣告です。その死の宣告で
どれだけ可能性が狭められるかっていうのを
僕たちはちゃんと考えないといけないなって今日思いました
今日新規でケアマネさんお願いしますということで訪問したときにですね
そこの家族の方が専門職だったんです。介護職の方だったんですね
自分の家族をこれからね介護をしていくということになるんですけど
やっぱりもうね予期予測すでに家族自身がしているんですね
もうこの病気は治ることはない
だからどんどんどんどんこれから生活も難しくなってくるし
どんどん悪くなるっていう風に思ってしまっているんですね
これはある意味確かに正しいんですけれども
それを思うことでじゃあいいことありますかなんですね
事実は事実で医学的にはそうかもしれないですけど
例えば認知症ですね認知症って治りましたきれいさっぱり
もうねひどい認知症が治りましたなんて
症例なかなか聞いたことないですよね
じゃあもうこれからねアルツハイマー病って進行性の認知症ですけど
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進行性だったらどんどん悪くなっていくことが確定なのかって言ったら
必ずしもみんながみんなそうじゃないんですよね
なのでそのね周辺症状ね
どうなるかは物取られとか徘徊とか
そういったのがひどくなる場合もあれば
ずっとねそこまでひどくなく穏やかにいっている方も中にはいるわけですよね
絶対こうっていうことはないんです
今日新規で対応した方でですねお話をさせてもらった方で
この病気はもう治らないんですよね
そのね介護職のご家族の方が言っていたんですね
いろいろとね悪くなっていくことを受け入れていかないといけないですねって話をしたんですけど
その状況に応じてその状況を受け入れていくっていうのは確かに大事なんですけども
わざわざ今それを予見して先に思う必要があるでしょうかっていうことなんですね
それってなんかこうショックを受けないようにするために先に想像しておくっていうことってちょいちょいありませんか
それと同じなんですよね
なんか期待をしてその期待が外れてショックを受けてしまう自分が怖くて
それで先にこちらからもう諦めておくみたいなね
そういうことは本当にそっちの方向に自分を仕向けていくことになるんですよね
なのでショックを受けるそれって期待をしてるからなんですよね
でも期待ではなくて今この瞬間を幸せに生きようっていう視点で考えた時にどうでしょうか
今この瞬間幸せでいるためにはきっとねどうにかなるだろう
どうにかいい方向に向かうだろうっていうちょっとね楽観的でありつつ
明るい気持ちで自分を穏やかな肩に力が入ってないような
そういう状態で自分を常に明るく前向きな方向に保とう
そういうふうに捉えた時に今を大事にする生き方ができているっていう状態になると思うんですよね
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ただその期待をしてしまったりとかもうね予想が外れてショックを受けるから
早めに嫌なことを考えておくっていうのはそれって根本は恐怖なんですよね
根本的な感情としては恐怖からスタートしている感情なんです
そうじゃなくて愛とか喜びとか楽しみとかそういったものをベースに心に置いておく心一つの置きどころっていう言葉がありますね
心一つの置きどころこれをネガティブな恐怖や恐れに置いておくか楽しみ喜び愛幸せそういったところに置いておくかで
180度変わってくると思うんです
まずは本人の意思も大事なんですけど家族自身が家族が困っている状況であれば家族がそういう意識の持ち方をするということが大事なんじゃないかなと思います
でその家族がそういう明るいね今を大事に生きるっていう風に意識を向けていけば本人もきっと変わってくるそう信じているんです
これは僕も常に利用者さんご家族に対して予言予測悪いこと悪いことというか事実を伝えることはもちろんあるんですけれども
それを分からせようとする必要はなくて楽観的にね何でも大丈夫ってそっちの方に行き過ぎてもよくないんです
でもその時ってだいたい恐怖とか恐れがベースにあってる感情だと思うんです
そうじゃない方向にうまくシフトができればもしかしたら奇跡のようななんか認知症とかねそういった病気自体は治ってないのに大変じゃないよねなんてことが起こるかもしれないです
なんか病気なんだけど幸せだよねとか何かそのおかげで気づいたことがあってより絆が深まったよねなんてことも起こりうるんですよね
だから専門職がついつい事実科学的根拠そんなものを振り上げてあなたの生活はこうなりますよ治りませんよ今後こうなりますよなんていうものは死の戦国に等しいものなんですよね
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もうあなたはこれ以上何もできない専門職ってそれが仕事なんでしょうかって思うんですよね
専門職ってそれは分かった上で分かった上で何かいい方法はないかなって専門職だからこそできることをやっていく事実だけ伝えるんだったら家族でも分かるわけです
今 ai で何でも調べられる時代になってますよねチャット gpt にチャピ君これ教えてって言ったら予後予測なんて簡単に分かりますそんなものが専門職の仕事じゃないんですよね
どうやって生きる意味生きる意欲を持ってもらえるだろうかそれはこの言葉が適切だろうかそういったことを上手にやっていくことも専門職として大事なことなんだろうな事実伝えるなんて簡単なことですよね
今後も希望を捨てずにというか今この病気が目の前に現象として現れているということは何かしらメッセージがあるはずなんです何かしら意味があるはずなんだっていうそういう捉え方も一つ大事なのかもしれないんです
今自分の目の前に起きているこれがじゃあネガティブの方で捉えてネガティブな行動をしていくそれを選ぶのか今の状況をポジティブに捉えてポジティブな行動をとっていくのかその行き着く先はどちらを望むのかそういったことをですね
自分の目の前に考えていってもいいのかもしれないなって思いますねなのでどんなに病気であってもねがんで余命いくらで宣告されたとしてもそれを100%それはね客観的事実として受け入れたとしてもですね
それは全部を聞き入れる必要はないんだと潜在意識に染み込ませる必要はないんですそれはそれとしてじゃあ今一番幸せな状況は何かなっていうことですね
僕自身も重い病気になった時にそういうふうに思えるんだろうかそれは思いますそれは分かりませんがでもそういうふうに捉えていかないともう何というかやってられないですよね手立てがない
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でもそんなはずはないんです人間人間ただの肉の塊じゃないんですちゃんと精神というものがあってこれが地球の循環と循環をこう作っていってるわけです人間一人いないでまた全体のバランスが変わってくるはずなんですバタフライエフェクトって言いますけど
そのくらい相互に関係しあって今生きてるわけですよねそれなら一旦途切れた脳の神経細胞が別の神経につながっていくかのように何か新しい別のルートでの幸せの感じ方っていうのが見つかってくるかもしれないんですよね
その可能性があるんだっていうその希望を期待じゃないですね希望を持っておくっていうことが大事じゃないかなそれが専門職それを与えられるのが専門職の仕事でもあるんじゃないかなって思いました
こんな偉そうなことを言っちゃいましたけど僕自身も今日感じたこと自分自身肝に銘じていきたいなと思ったこと利用者さんのご家族がそんな風に言ってもらえて楽になりました
みんなもうもうダメだってみんな言うから私も一人で考えてたらダメな方向ばっかり悪くなる方向ばっかり考えてましたって言ってたんですねでもよくよく第3者から言われると確かにそうだなって思えてきましたって言われたんですね
こういうのが大事一人で考えてちゃダメなんですよね誰か第3者だからこそ言える言葉があると思うのでそういうのをねどんどん伝えていきたいなって思いましたということでご視聴ありがとうございます専門職は死の宣告をしないでおこうそういうお話でしたご視聴ありがとうございます
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