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2020-11-01 08:42

【介護④】なぜ自然死ができないのか?

ぼぶです。
「ケアマネジャーは楽しい!」
というシリーズで介護の事やケアマネの仕事で感じた事などをお伝えしたいと思います。

今回答えの無い話でしかも捉え方次第では批判するように聞こえてしまうので、かなり話し方も聞きにくい形になってしまいました。ただ、「自然死」が本来人間の終わり方のはずが、ほとんどが病気で終わってしまうことへの疑問からこのような話になりました。もし不快な気持ちになられた方は意図したことではありませんので申し訳ありません。

今後は他に心理学や色の不思議についてなどなど資格を活かした内容もお伝えしたいなと思います。

【所有資格】
介護のケアマネジャー、メンタル心理カウンセラー、福祉住環境コーディネーター2級、色彩検定2級、手話検定2級
などなど


#はじめまして
#介護
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#スピリチュアル
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ご視聴ありがとうございます。ボブです。
今回は、【なぜ自然死ができないのか】というタイトルでお届けしたいと思います。
今回はですね、私の完全な主観だと思ってください。
いろいろなご意見もあるかと思いますが、
こいつはこういうふうに今思ったんだなっていう程度でとどめていただければなと思います。
ケアマネージャーの仕事をしていて訪問の時に、たまにこういうことを尋ねます。
あなたは100歳まで生きるとします。
今、あなた80歳なので、残りの20年間どんなふうに過ごしていきたいですか?
そして最後はどんなふうに締めくくりたいですか?
こういうことを聞いたりしますが、
大体ですね、いやー、特に考えとらん。
いやー、もう早くお迎えに来てほしか。
そんなふうに言うことが多いですね。
10月も今終わりましたが、この10月、入院した方や亡くなられた方たくさんいました。
毎年こういった季節の変わり目は多いんですね。
こういう時にいろいろ思うことがあったんですが、
死因っていろいろありました。
癌であったり、脳梗塞であったり、いろいろありますが、
老衰とか、自然死という形で亡くなる方ってほとんどいないよなぁと思うんですね。
で、人間、誰しも最後は死にますよね。
今までずっとそうやってきました。
で、なんでこんなに死に方というかですね、どうやって締めくくるかっていうのが、
なんでこんなに確立されてないんだろうと、ふと不思議に思うんですね。
子どもがいるんですが、出産とか育児についてはいろいろ本もありますし、
0歳の時はこういうことをして、何ヶ月になったらこんなのを食べさせて、いろいろ情報がありますよね。
死ぬことについては全然ないんです。
今はようやくエンディングノートを書いたりとか、そういったこともありますが、
全然定着はしてないですよね。
情報がなさすぎてなさすぎて、どういう締めくくりをしたらいいか、
本人も分からない、家族も分からない、不安でいっぱいなんですね。
聞かれても何と言ったらいいかやっぱり皆さん分からないし、
支援者側も何が正解かなんてもちろんないわけですし、分からない状態なんですね。
なのでちょっとでも体調が悪くなると、救急車、点滴、薬、お願いします、そういったことになるんです。
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悪いというわけではないですけれども、支援する側も何も対処しないことによる職務怠慢というかですね、
そういった気持ちになってしまうので、そういった支援者側もそういう恐れがあって、
ついついいろいろ提案したり進めるわけですね。
姿勢感というものがやっぱりない、お互いがないということから、ついつい命を守る、それだけを最優先してしまうような傾向があるのかなと思います。
決してそれが全て悪いというわけではないんですけれども、
全部が全部、対応してしまう医療の発達によって、いろんなことができることによって、
自然死というのがどんどんどんどんなくなっていっているように思います。
食べなくなってきたら軽感栄養、治らないという病気に対する積極的な治療、
薬でコントロールすることで自己治癒力が落ちていく、そういったことはやっぱり今も多いです。
それも先生の判断なので、決してそれが間違いとも言い切れないですけれども、家族の判断でもあるので間違いではないと思います。
間違いではなくても、本当にこれが幸せだったのかというのが、少し考えてもらいたいなと思っています。
上手に自然死ができた方というのは、肝を受け、ご遺体が軽いそうなんですね。
そして、病気での積極的な治療ですね。
体がどんどんどんどん死への道で準備をしていっているときはですね、
どんどん体の水分を排出していって、おしっこも全然出なくなって、体がカラカラのひかびれた状態のようになるそうですね。
なので、肝を受け、軽いそうで持ち上げたときにですね、ご遺体が軽いということですね。
本当は自然死というのはそういった形になる。
けれども、点滴とか、無理やり栄養を入れ続ける。
体はどんどん死に向かおうとしているのに、どんどん栄養を入れ続けることで、水が溜まっていくんですね。
なので、重くなる。そういったことが起きるそうです。
で、それによって、なくなるときは本当は脳内麻薬のようにスーッと気持ちいいような感覚に体が整えてくれるそうですけれども、苦しいそうです。
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無理やり点滴で栄養を入れるとか、他にもいろんな治療をすることでですね、本来の体のシステムと逸脱した状態になることで、本人が苦しむことになると言われています。
これも100%全部が全部そうとは言い切れませんが、点滴をした方が楽になる、そういったこともあるとは思います。
で、ただ、どんどん自然死という形からどんどん逸れていっているケースが多くなっているんじゃないかなと。
これが死因がどんどん脳水から別の病気に置き換わっていっている原因の一つで、本人がですね、そういった状況を望んでいるか、いざというときはやっぱりわかりません。
早い段階でやっぱりどういうふうに最後を締めくくりたいのか、これをそれぞれ私も含めて考えていかないといけない姿勢感。
前回スウェーデンの話をしました。スウェーデンでは食べなくなったらもう体は終わっていくよね。
それが当たり前。そういった国民全体の考え方というの、価値観というのがある程度整っていたなと感じたので、それに比べて今の介護の現場、医療の現場を見ている中で、やっぱりそういった部分が整っていないのかな。
そこを整えるというのは難しいことだなとは思いますが、一応考えたことをどんどんお伝えしていきながらですね、私自身考えを深めていきたいなと思っています。
今回特にちょっと答えが出たものではないですが、私の主観として思ったことです。なぜ自然死ができないのか、こういったことでお届けしました。
今後も介護の話やちょっと逸脱した話も含めてお届けしていきたいと思います。次回もよろしくお願いいたします。どうもご視聴ありがとうございました。
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