1. 介護がいらなくなるラジオ〜ケアマネの気付き〜
  2. 【介護193】「コロナが全てを..
2022-11-08 10:21

【介護193】「コロナが全てをダメにしたの…」

ボブです。
趣味や特技ががある方でさえ、元気に生きられない原因を作ったのはコロナ…いや、コロナ「対策」の方か……
#介護 #ケアマネ
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f8595f7f04555115da02af2
00:06
どうも、ボブです。今日も介護の話なんですけれども、
今日、あるですね、おばあちゃんが、女性の方がね、うちの事務所に来てくれたんですね。
で、その方がすごく、ボブは久しぶりの人なんです。
もう、かれこれ数年前にですね、うちの事務所の下にデイサービスがあるんですけど、
そこのデイサービスで、地域カフェっていうのをやってたんですね。
地域の方に月1回、こう、催し物をしてですね、地域の方と交流するっていうね。
で、地域の方たちも、なかなかこう、公民館での催しはあったとしても、
なんかちょうど場所的に遠かったりとか、行きづらかったりする人も中にはいるみたいで、
ちょうど場所が良かったんだと。
歩いて、うちから行けるから、そこで、いろんな人とね、お話ができて、
健康教室とか、あと歌歌ったりとか、ボブもね、ギターとハーモニカ持って、
そこでみんなでね、歌詞カードも作ってですね、みんなで歌歌ったりしてたんですよ。
で、それで、その中でですね、
こう、ある、その、今日来てくれてたおばあちゃんも、その参加者の一人で、
でも、そこでこう、みんなそれぞれ出し物をね、自分の特技をそこで披露するっていうのも、
あの、OKですよと、ぜひやってくださいっていう風にしてたので、
その方のですね、あの、特技、いろいろあるわけですよ。
ね、歌だったり、踊りだったり、
で、バッチリね、着飾って、来るわけですよ。
で、それがもう本当に、できる場所の一つだったんですよね。
で、今日来た時も、割とね、元気に、元気なお姿で、久しぶりにお会いができたんですけど、
ちょっと足腰が弱ってたんですね、やっぱり。
で、あの、コロナきっかけで、すべてのこう、イベントが中止になったんですね。
で、うちの、その、地域カフェっていうのも、コロナの前からですね、
まあ、人員不足とかいろんなことで、もうちょっと中断、中止したんですね。
で、なので、で、その後にまたコロナが来て、
地域の方にとっては、まあ、僕たちのこの地域カフェもなくなったし、
その後に、そのコロナでね、公民館の行事もなくなったし、
03:03
で、その方がね、通ってた教室もあったんですけど、教室ももうなんか終了したりとか、
そういうことで、せっかく趣味がある方、ね、趣味とか特技とかがある方でさえも、
披露する場所がなくなったことで、こうやって足腰も弱って、気持ちもね、ちょっと落ち込んじゃってたんです。
あの、えーと、そのね、趣味のその道具とかも捨てちゃったんだって。
もうあの、披露する場所もね、もうこれからももう早々ないし、
で、どんどんそれから年もとっていったしね、もう持っとったってしょうがない。
だからちゃんとね、あの整理をしようということで、自分の意思で片付けた。もう捨てちゃった。
なんだけど、なんかね、やっぱりないならないで、もの寂しいわけですよね。
いやー、その道具をね、ちょっとたまに引っ張り出して、畳んだりね、整えたり、そういうするだけでも楽しかったかもなーって。
でも、ねー、なんか悲しいもんですよね。趣味があるってとってもいいことじゃないですか。
趣味とか特技、それをまた、僕なんてその趣味っていう趣味に対してね、ないわけですよ。
ギターだってそんなにね、披露するほど上手じゃないし。
でもそのお披露目できる、すごくね、お上手だったんですよ。細かいことはちょっとお伝えはしないですけど、とってもね、素敵な方なんです。
ですけど、そういう方でさえ、その披露する環境、それを使う場がなければ、やっぱり心と体って連動してるんだなって思います。
やっぱり気持ちも体も落ち込んでいってる。そういうふうに感じはするんですよね。
年も取っていってるっていうのはあるんですけれども、同時にね、体とともに心もちょっと落ち込んでいってるような、そんな雰囲気だったかなと思うんですが、
でもやっぱりずっと自分でやりたいことを決めてきた方って、やっぱりすごいな、強いなって思ったのが、
ここに来てようやく介護保険のお世話になろうかなって言って、ボブさんとあなたケヤマネって聞いてたからね、これから介護保険の手続きどうすればいいのかを聞きに来たんだって言ってたんですよ。
06:08
どこまで行ってもやっぱり自分主体でしっかり、これが今ダメだったから次はこれしようっていうふうに切り替えられているのがすごいなって思いました。
結構ね、こんな方ばかりじゃないんですよ。なんでこう驚いてるかというと、みんな家族に接着かれて、もうなんかもう家族に言われたから勝手になんか家族が申請したとかね、そういうことが多いと思うんです。
でもこの方は自分で一人で歩いてきたんですよ。うちの事業所まで。介護保険使わせてくれって言って。
すごいことだなと思います。あんたがギター弾いて歌ってくれてたここのデイサービスに行きたいなって言ってました。
以前の縁でね、こういうふうに言ってくれるってすごく嬉しいなって思いましたね。でもね、うちのところでももちろんね、そうやって言ってくれてありがたい。
もし地域カフェやってた時は、介護の人たちじゃないわけですよね。元気な地域の人たちが来てたので、その時のイメージで行きたいなって思ってるんだったら、やっぱり来てる人たちは認知症の方とかたくさんいるわけですよね。
またちょっと見てきた層と違うわけですよ。だから本当にね、その方に合ってるところ、ここかもしれないし、他にも知らなければいろいろ紹介して実際見てね、自分で決めてもらうのが一番いいですよっていう話をしたんですけどね。
でもこうやって自分の趣味ができなくなったとしても、だいたい手段として他にね、お話ししたりデイサービス行くことで、そこで趣味を披露することができるかもしれないですよね。
今もう物はなくなったけれども声は出るし、まだできることはあるかもしれない。そういう別のステップでの表現の仕方とかですね、楽しみ方が介護保険使うことでできるかもしれないなって思いましたね。
いつも介護保険でね、できないことばっかりの不満をよく言っちゃったりするんですけど、今回はこういう人たちのためにもデイサービスとかね、介護保険の制度ってやっぱり役に立つんだなって思った一つの例でした。
09:11
ただね、その方が言ってたのは、コロナが全部をダメにした。そう言ってました。自分のね、楽しみも表現する場がなくなってしまった。お友達とも会えなくなった。
気軽に外も行けなくなった。すべてをダメにしてしまった。そう言ってました。本当に切実ですよね。
でも、まあこういうことがあったとしても、次ステップを踏んでいるっていうが大事ですし、そこをね、上手に意欲をね、落ちた意欲と体力筋力、ここをね、上げていくっていうこと。まずは気持ちの方からですね、上げていくことができればいいなーって思いますね。
ではでは、ご視聴ありがとうございます。
10:21

コメント

スクロール