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どうも、ボブです。最近ですね、僕はケアマネージャーの仕事をしてるんですけども、その仕事の中でですね、
デイサービスに行きたくないのよっていうおばあちゃんがいたんですよ。デイサービスに行きたくないっていう人って、よくあることなんです。ケアマネとしてはですね。
あるんですけど、今回ですね、本当に深刻に、私は本当にね、今、行きたくないというか、これから本当にこれでいいのかと悩んでいるということで、話をされたんですね。
で、まず最初にデイサービスの方に教えてもらったんです。ちょっとね、この利用者さんがすごく最近ね、なんか元気がないんですと。で、なんかこう、他の方とお話以前はしてたけど、最近しなくなったりとか、
頭が痛いとか、具合悪いって言って、横にちょっと横にさせてくださいって言って、ベッドに寝てる時間が多かったりとか、なんかね、ちょっと心配なんですっていうことで、デイサービスから連絡があってですね。
なんかちょっと最近、これは精神的に何か変化があるのかなと思って、デイサービスに行って、2人っきりでですね、いろいろ話をさせてもらったんです。その時に私はね、そのデイサービスに行きたくないんですっていう話をしてたんですよ。
この方はですね、認知症があるっていうことで、家族がですね、もうちょっとお家でずっと見ていくわけにもいかない。私たちもね、娘さんも仕事をしていると。日中はいない。いない時に外に出てね、家の外に出て、帰れなくなっちゃったと。
家もね、オートロックなんです。オートロックだから、一回外に出ると、自分で押して戻るってことができないんです。
何度もね、マンションの住民の人たちに心配されたりとか、ちょっと周りからそうなるとね、困った人だなみたいなふうに住民から見られるのも家族としては困るとかですね。
あと、外に出て、コンビニとかいろんなお店に行って、家がわからなくなって、警察のお世話になったこととかもある。そういったことでですね、デイサービスに行って、お泊まりができるデイサービスなので、お泊まりしてもらったりして、私たちの仕事もしつつ、本人もね、外に出て楽しんでもらえたらいいなっていうことで。
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本人も、うちにいるよりは、ずっとうちにいるよりは、外に出て歌うたったり、体操したりしたいなって言ってたんですね。
で、それもあって、話し合いをしてデイサービススタートしたんですけれども、かれこれもう2ヶ月ぐらいデイサービスを利用しているんですが、今になってですね、デイサービス行きたくないのって言ってるんです。
じゃあ、行きたくない理由っていうのは何なんだろうと思って聞いてみたんですね。そしたら、話せる人があんまりいないのって言ってたんです。
そうなんです。ここのデイサービスはお泊まりができるっていうことで選んだんですね。
あと、距離的にもお家からですね、行きやすい距離、家族も迎えに行きやすいとかですね、何かあった時に対応しやすい、そういった利点もあってここを選んだっていうのはあるんですけど、どんな人が来てるかまでは、やっぱり探す時点でわからない。
みんなね、やっぱり認知症の方、お泊まりができるデイなので、やっぱり何かしら理由があって来てる方多いんですよね。
で、その中で話せる人があんまりいないということで、これなかなか大事なことですよね。
ただ、曜日によっては話せる人が結構いる。曜日もある、そういうことなんですよね。
ただ、利用回数が週4回とかなので、なかなか毎回いい人と当たるわけではないということなんです。
あと、私はね、泊まりはもうね、なるべくしたくない。泊まるのも別に嫌とは言わないんだけど、一人きりで夜泊まる、そんな日もある。そうなるとちょっと寂しい。
だから、もう私は家でね、娘の家で夜、ワンちゃんと一緒に夜過ごす。それで別に問題ないと思うんだけど、なんで泊まらないといけないんでしょうかね、言われるんですよ。
泊まりしてる理由は一応あるんですよ。娘さんがですね、やっぱり仕事に行って遅くなる。11時とか夜、遅くなるときもあったりして。
そうなると、もうね、お腹空いた、お腹空いたって言って、いろいろ漁ったりとか、下手したら外に出ようとする、そういった可能性も以前あったんですね。
なので、ちょっとね、私がいるときじゃないとやっぱり良くないなっていうことで、仕事が遅くなるようなときは、お泊まりしてもらうようにしようよっていうふうに、
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もともとお話をしてスタートしたんですけどね、認証もあるもんだから、最初話したことももう忘れてしまってます。なんで私お泊まりしないといけない、なんでデイサービス行かないといけない、そういうふうな気持ちになっているんですよね。
じゃあ、よくよく問題になっているのは何なのかって思うと、デイサービス、デイサービス行くことそのものは意外と嫌じゃないんです。本人ですね。全部が嫌とは言ってないんだと。
仲良い人がちゃんといる日に楽しんでデイサービスを利用できれば満足するんだ。
お泊まりをね、何回も連続でお泊まりしてる。そうじゃなくて、必要なときにはお泊まりするけど、そうじゃないときはなるべく家にいたいんだ。
家にいるためには、朝の送りと夕方の帰ってから問題なくお家で本人が過ごすことができさえすれば、本人の希望は叶うわけですよね。
いろいろ娘さんへの気持ちも聞いてみました。娘さんもね、お母さんが心配だから一緒に住んで、慣れない環境かもしれないけど、自分も仕事をしながらできる限りのことをしたい。
そういう風に言ってたんですよって言ったら、お兄さんもね、娘は本当に仕事もしてるけど、私が外に出たり、いろいろ心配かけちゃったから、運動とかお話ししたいって言ってたから、ここに来るようになったっていうことはわかってるんですって言ってたんです。
だから娘に心配かけないように、最初はデイサービス楽しいよ楽しいよって言ってたんです。お泊まりもいやいや言わないで、最初はお泊まり頑張ってやってたんです。
だけどずっとこれが続いていくと、やっぱ会わない人は会わないし、そういう風に無理してやっていってたらどんどん体調も悪くなってきたんだって言ってたんです。
なるほどね。いろいろお母さんなりに、もうこれ認知症とか関係ないですよね。本当に娘さんもお母さんも本当にお互いが愛情を持ってですね、お互いのことを思って今まで頑張ってきた。
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だけどちょっと今、無理が来ているんだっていうことがわかりました。娘さんと話したんですよ。
例えばね、朝デイサービスの送り出しするときも大変なんだと。だから仕事が朝忙しくないときにデイサービス行くような、そんな予定になってるんですよね。
夜も、夜が遅くなるような、仕事で遅くなるようなときは、夜はもうお泊りするんだと。
でもさっき言ったように、朝と夕方以降ですね、お家にいる間、外にも出ないようにしたり、ちゃんとご飯食べたりとかですね、本人がちゃんとそれを整えることができるんだったら、
無理にお泊りしたりとか、無理に連続でデイサービス行くような日を作らなくてもいいんじゃないかということを話したわけです。
じゃあそのためには、娘さんがわざわざいなくてもデイサービスがお迎えきて出ていけるように、外にキーボックスをつけてですね、中にスペアキーを入れておいて、デイサービスの方がガチャガチャっと開けてですね、出ていけるようにする。
ゆくゆくは、本人がちゃんと鍵をガチャっと開けて、練習をそこでしてもらうとかですね、そうすれば娘さんがいないときでも、これが一人暮らしだと思えばですね、これをやっていかないといけないわけだから、そう考えると、ちゃんと練習をさせることも大事なんじゃないかということを話したんです。
これに関しては、鍵をね、以前は刺したまんま忘れて、そのまま、鍵が刺さったまんまになってたと。外からですね、もう鍵がまるまる見えてる状態。これはもうね、怖いから、それはもう刺したくなかったんだと。
鍵でね、その開け方とかいろいろわかったら、また外に出ていくんじゃないかという不安があるんです、ということなんですね。
それは帰りも同様ということで、夜はまた全く外が暗くてね、もう見えないと。なので、外、もし出て行こうと思うなら、もう探しようがない。本人もすぐ分かんなくなっちゃう。
ということで、なかなかそれは分かるんだけれども、難しいんですと。
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楽しめる、本人がね、会話を楽しめる人がいる曜日に、今のうち移っておくというのはどうかということに関しては賛同をいただいたので、曜日の変更はできるようになったんですけれども。
お泊まりと、まあお泊まりですね、に関しては、朝というの、その送迎の問題に関しては、仕事の都合もあったり、あとその鍵の管理の問題もあったりで難しいという話ですね。
例えば、お家の中で役割なんかありますか?皿洗いしたり、洗濯物したりであるんですけど、聞いたんですけど、なるべくさせようとしてるんです。だけど、皿洗いは好きじゃないからしようとしない。
で、洗濯物もちょっと干したりとかしてくれたりはするけど、危ないからできる限りの部分だけ。で、畳んだものをですね、直してくれるんだけど、もうぐちゃぐちゃに直すもんだから、誰のものがどこにあるか分かんなくなっちゃうから、家族もパニックと。
だからね、もう分かるんだけど難しいんですと。
あともう一歩楽しめることがあるようにですね、以前フォークダンスとかコトとかいろんな趣味があったんですね。
なので、その趣味をできるようにするには近くにですね、市がやっているサロンみたいなのがあるんです。習い事ができるようなの。
で、そういうのをデイサービス行ってない日とかにちょっと行ってみたらどうかと。ちょっと今までデイサービスだけの世界じゃなくて、外の別の世界で関わっていく、そういった機会を作っていくと、すごくまた自立した意識がまた芽生えてくるんじゃないかということでお話をしたんですけどね。
それもちょっと考えたんですけど、お母さんが次はね、そういうとこって普通に元気な人が来るところなので、比べて自分が劣等感を抱くんじゃないかということで、なかなかね、そこをしようっていうところまでまだまだ行かないということなんですね。
今のところ変更できたことは、曜日を変更して仲の良い人たちが多い曜日に変える。そういったぐらいだったんですけどね。やっぱりね、難しいなと。
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本人が望む生活、今はちょっと今のままじゃ嫌だなって思ったとしても、それを叶えるためにはまだまだいろんな環境の問題ですね。家族の環境、家族の気持ち、そういった部分がかなり大きいなと思いましたね。
これは悪い意味ではなくて、家族は家族で一生懸命いろいろ考えた。今までも試してみた。だけどうまくいかなかった。外に出てしまう、事故に遭う、また警察のお世話になる、そういったことになるのであれば、もうそこは防ぎたいという気持ちがある。
そういった部分はですね、当然のことかもしれない。何をとるかですね。それでも、それでも本人のストレスとか本人の不満があるのであれば、ちょっとリスクはあっても、リスクをとったとしてもやろうっていう家族もやっぱりいたりします。
でも、やっぱりそのリスクがあるのであれば、ちょっとやっぱり慎重にしようという家族ももちろんいます。どちらも間違いではないんですよね。なので、少しずつ少しずつまた話しながらですね、その時その時で家族も本人も気持ちが変わってくる可能性もあります。
なので、経過をずっと見ながらですね、変化を起こせるタイミングがあれば起こしていく、考えていくっていうのを続けていかないとなと思いました。あら、長くなっちゃいました。ご視聴ありがとうございます。