介護の現状と課題
どうもボブです。今日はですね、介護の話というか、先週ケアマネージャーの方々と
ズームでお話し会を、交流会をしたんです。で、そのことで盛り上がった話をちょっとね、お伝えしたいなと思うんですけど
僕がフェイスブックとかで繋がっている方で、ぜひねボブさんにね紹介したい方がいるんだっていうことで
4人で初めてみんなお会いする方だったんですけど、お話をさせてもらいました。
絶対気が合うと思うよみたいに言われたもんだから、どうなんだろうと思いながら話をしたんですけど
めちゃめちゃ面白かったんですよ。どう面白かったかというと、みんな来てくれてた方、新潟だったり神奈川だったり全国各国で
いろんなところからで、普通だったらなかなか出会うことないような人たちなわけですよね。
みんなケアマネーやりながら、今のまんまじゃちょっと行き詰まるよね。今のまんま介護保険の制度の中でいただけじゃ
本当に利用者さん、おじいちゃんおばあちゃんの生活を良くしたいと思ってやったものの、なんか違うぞって思ってる人たちだったんですね。
その中で楽しかった話が、今みんな管理管理の中で生活してるわけですよ。僕たちも会社の中で、僕は管理者で管理する側なんですけど
その上からまた会社の社長からも管理されているわけで、介護保険制度の中でも管理されているという、そういう状況ですよね。
でも今までの高齢者の方も、その管理されている状況の中で、親からも
長男だったらこうしなさいとかね、そういうふうな上下関係をビシッとした中で生活してきた世代なわけですよね。
でもその生き方のおかげで高度経済成長も起きたし、今までの物質がどんどん成熟していくような社会を作ることができた。
でもその弊害もやっぱりあったよね、ということが、その行き着く先がもしかしたら病気だったり、こういった認知症や癌、そういう病気なんじゃないかなって思うんですよね。
今の結構ストレスで来てるんです。癌も脳梗塞も認知症とかもいろんなストレスが影響して、ただ単に食生活だけじゃない。
食生活ももしかしたらストレスから来てるかもしれない。そういういろんな乱れから来てるんだよ。
そうなってくると、個人も社員も、そして高齢になった一人のおじいちゃんおばあちゃんたちも、今更自分で何がやりたいですかって言っても答えられないんですよ。
散々周りのために周りに気を使いながら、自分が本当はこうなんだけれども、でもそれを押し殺して別の方向を進んできた人たちに、今更いろいろ何がやりたいですか、本人の意向はなんて聞いても分かりっこないのが当然じゃないかなと思うんですよね。
でも嫌なことはわかるからデイサービスには行きたくないとか、そういう嫌はわかる。じゃあどうしたいって聞いても答えられない。どうしたらいいんだろうな。でももう一つの代替案がないんですよ。
デイサービスは嫌だけど、これだったらいいよっていう、これだったらっていうものがない。
それが問題で、ある取り組みで別の方がですね、ばあちゃん喫茶っていうのを今福岡でやってるんですね。それはすごく面白くて、ぼそっとね、私もとんかつを昔よく作ってたからとんかつあげてお店できたらいいなっていうのを、別に本気でやりたいとは思ってないんだけども、ぼそっと言った時にやろうよって言って協力してくれた方が
ばあちゃん喫茶っていうのを作って、とんかつ屋さんをできるようになったんですね。ただもう一人じゃ大変だから、いろいろサポート、介護の人たちがサポートして、他の要介護を受けているような人たちも盛り付けをしてとか、配膳をしてとか、そういったふうに協力してやっている姿を見て、すごく笑顔が本当の笑顔出てたような
大変なんだけど、きついんだけど、でも嬉しいっていうようなことをやってて、これはすごいなぁ、やっぱこういうことなのかもなぁって思ったんですよね。これから何かやりたくないっていうことよりも、やりたいことで、その介護保険だけではなくて、それ以外の手段を提示できるようになれば、
ただただ、社会のお荷物になるんじゃない。ただね、もうやりたいこととか、自分のできそうなことが、この社会にないだけなんだっていう、そういうことなのかもしれないなっていうふうに思うんですよね。そういう場が、選択肢があれば、いきいきもしかしたらできるかもしれない。
亡くなった自分の担当の利用者さんが言ってたんです。足腰が悪くなくて、今もう病気でね、苦しくて、呼吸が苦しくて動けない。だから本当、元気だったら、なんかこう、近所のお掃除だったりとか、あとね、盲導犬とかに寄付をしたりとか、自分、もうちょっとお金があれば。
そういうことが、本当は誰かに貢献したいんだって言ってたんです。でもね、もう、いろいろ提案はしたけれども、かなわぬまま、もう亡くなってしまったんです。
そういうふうに、本当は何か思っているんだけれども、本当はお荷物じゃなくて、貢献したい。できることがあるんだったらやりたい。思ってるけど、そんな場もないし、それを考えようっていうエネルギーもない。
だから、何もね、ただただ毎日が過ぎていく。そういうことも、そういう方も多いと思うんです。
何か今のまんまの介護。じゃあ、これ良くないよねっていうのは、ケアマネージャーみんな共通認識だったんですよね。
このまんま、ただ今の制度の中でやっていったって、もう行き着くところ、なんていうか、ただただお世話をするだけ。
ただお世話をする人がどんどん減っていって、手厚いお世話ができなくなっていく。
自立支援といっても、自立っていう意欲が湧かないから、自発的にどんどん自分の人生を改善していこうっていうエネルギーが出てこない。
今の制度の中で、それを自発的に出そうと思えるような支援がない。
人によってはもちろんあると思いますよ。でも全体的にはそういうのが少ない。
それによってどんどんどんどん、周りの支援する側が疲弊していっているっていう状況に今陥ってる。
ばあちゃん喫茶の取り組み
そんな中で、なんか今のまんまじゃいけないのはわかってるけど、でもこれっていうのがないっていう、そういう悩みをみんな抱えていました。
僕は最後の最後は、もっと自分らしく自由に何のしがらみもなく、本当の自分に立ち戻るっていう、
そういうことをね、なんかしてもらいたいなっていうふうになんか思うんですよね。
してもらいたいっていうのも僕のエゴなんですけど、でもなんかこういろんな方を見てるとですね、結局家族の意向を聞いて受け入れて仕方なく、で最後の最後までそのまま終わるっていう方が多いなって思います。
でももうそれって生まれた時から、そうやって生きてきた世代の人たちなんですよね。
最後までそういうふうに終わるのかな。
でももしかしたらこういう病気とかをきっかけに本当は本当の生き方を教えてくれてたのかもしれない。
この病気とかいろんな障害をきっかけにですね。
この世代こういうふうに大変だったけど、本当はこっちだよって振り向かせようとして病気にさせてくれてるのかもしれないっていうふうに、
いろんなケース、いろんな心理学とかいろんなスピリチュアルも含めて、栄養学も含めていろいろ聞けば聞くほど、学べば学ぶほど、知れば知るほど、
いろんな方を見てきてやっぱ思うんです。本当に何かのメッセージなんだって。
そうなった時にそのメッセージを気づくことのないまま終わるのではなくて、何か本当の自分って何なのかな。
ユサミカコさんという方がメンタルモデルという本で、そういう高齢者に限らず私たちみんな何かしら使命というか何かしら持って生まれてきたものがあって、
それからずれた時にいろんな怒りだったり不都合だったりいろんなものが出てくる。
その行き着く先が病気だったりするんだっていうことを言ってあるんですよね。
本来の自分の何か今発しているメッセージをちゃんと聞いて、それが何なのかなっていうのを探っていくっていうことができて、
本来の自分に高齢者一人一人が立ち戻って本当に自分のあの世代のエネルギーって絶対すごいじゃないですか。
相当生きていく力あるし、そういう方たちがエネルギー全開になった時にすごい世の中が変わるんじゃないかって思うんですよね。
だってとても立ち打ちできないですもんね。僕たちの世代にはもうあの人たちの強さ。
でも今ね本当はめちゃめちゃ魂強いのに体が弱っているもんだから若い者の言いなりになってくれてる。演じてくれてる。
なんだけど本気出せよと。ばあちゃん喫茶で見てるおばあちゃんたち本気出してるような気がするんですよね。まだまだいける気もするし。
これから介護保険と違う第三の選択肢みたいなそういったものが出てくるんじゃないかなって思うんですよね。
自由な介護の未来
介護保険でもない。インフォーマルサービスっていうものでもない。何かそういうのと違う慈悲サービスなのかもしれないけれどももしかしたら高齢者自身が経営者みたいになって
高齢者の経験を踏まえて社員が若い人たちで。若い人たちをもう体の動かない高齢者が指示してやっていくような。でもトップは必ずしも高齢者じゃなくてみんながトップみたいな。
今結構自立分散型組織っていうそういう考え方がどんどん広まってきているんです。こういう自立分散型みんながみんな尊重しながらですね。
自分のやりたいことをやるワンピースの海賊のルフィたちみたいにそれぞれの目的はそれぞれであるんだけれども。でも大枠の目標が一緒でそこの船に乗っていくような。
そんな感じでねお互いの夢を叶え合う組織みたいなそういったのもあってもいいのかもしれないなと思うんですよね。おじいちゃんおばあちゃんたちと若いものも一緒になって今の社会にこれからの世代に残していく社会にとって何かいいこと何か残しておきたいこと。
そういったのをね事業としてできるようなそんな組織も面白いかもしれないなって思ったりするんですけどね。
もう自分で言ってて何言ってるかわかんなくなってくるんですけど。でもまあ自由にケアマネージャー同士でですね今の問題とかいろいろで話しながらもう思ってること全部話しちゃって大丈夫な場所で話させてもらえてありがたいなーって思いました。
またちょこちょこねこういった集まりをさせてもらってみんなでね意見交換していきたいなーって思ってます。ありがたいですね。
僕もねいろんな腐るお金とかそういったのにも興味があるんでいろんな形で何かこう新しい世の中新しい仕組みを作っていくことができたら面白いなーって思ってます。
ではではご視聴ありがとうございます。