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2025-04-16 12:49

【介護354】ばあちゃんが輝ける場所を作る人達

https://www.amazon.co.jp/dp/4093891915
ばあちゃんビジネス(Amazonリンク)
#介護 #ばあちゃん新聞 #ケアマネ #うきは市 #福岡
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サマリー

このエピソードでは、介護業界の新しい試み「ばあちゃん喫茶」が紹介され、高齢者が自らの経験を活かして生き生きと働ける場を提供する取り組みについて語られます。また、「ばあちゃんビジネス」も取り上げられ、高齢者を尊重したビジネスモデルの重要性が強調されます。

ばあちゃん喫茶の紹介
どうもボブです。今日は介護の話をしたいんですけれども、サムネイルの画像に【ばあちゃんビジネス】っていう本の画像があると思うんですが、
この本をですね、買いまして読んだんですね。この間、たまたま僕の同じ福岡でですね、慈悲の訪問介護、慈悲のヘルパーをやっている方とお会いして、
近々、ばあちゃん喫茶っていうのをやるんだって聞いたんですね。ばあちゃん喫茶、どういうこと?って言ったら、
おばあちゃん、施設に入居しているおばあちゃんを連れてきて、あるカフェができる場所を開放していてですね、毎週1回とんかつ屋さんを出すんだと。
しかも、とんかつですか?なかなか難しそうですね。とんかつ屋さんをしていた人なんでしょうかね。またやりたいということで、
高齢者のおばあちゃん達を連れてきて、そこでちゃんと儲けてもらって、普通にちゃんと出すんですよね、お金を払ってもらったお客さんに。
食べてもらう、作った人たちもお金をもらう、そういうことをやるんだって言って、すごいですねって言って、
ぜひちょっと話をいろいろ聞かせてくださいって言って、そこに行ったら、たまたま仕掛け人になっていた方も、その日偶然来てたんですね。
なかなか昼間、事務所にはいないそうで、全国講演会とか飛び回ってる人なんで、偶然その日いたんですね。
ボブさん引きがいいですねみたいな、たまたま今日いるんですよって言って、パッと見NPO法人か、NPO法人というか小さな事業所の管理者さんかなみたいな、そんな感じの人だったんですけど、
よくよく聞いてみたらめちゃくちゃすごい人で、大熊光さんっていう方なんですけども、バーチャンビジネスっていう本の著者で、
今出版したばっかりなのかな本が出て、アマゾンでも1位2位ぐらい人気があるようなそういう方なんですね。話を聞いてみるとめちゃくちゃまた面白くて、こんなバーチャンビジネスって一体何ですかっていうと、
僕の従業員、僕の会社はウキハの宝っていう会社なんだと、ウキハっていう福岡県にあるウキハ市っていうところがあるんですけど、そこの方なんですけどね、そのウキハの宝は何なのかって言ったら、
バーチャンだと。そのうちの会社の社員は75歳以上のおばあちゃんですって言うんですね。おばあちゃんが職員ですか、みんな。すごいことですよね。
なんでこういうことをしようと思ったんですかって言ったらですね、その方は介護経験なんて全然ない。介護の彼女もないんだと。おむつ交換もしたことないよって言うんですけど、なんでこういうことをしだしたのかっていうと、この方がですね、
昔、事故にあって、右手か左手か忘れちゃったんですけど、片腕、もう動きません。もう治せませんっていうような大きな怪我をして入院をしていたんですね。
その時に本当にもう自暴自棄になったみたいで、もう死ぬかなみたいな、そんな気持ちにもなったそうです。いくら腕一本とはいえ、それが動かなくなることをリアルに考えると、
右腕でしたね。利き腕がもう使えなくなる。そうなると、まだまともに就職してとか、まともに仕事もやってないし、結婚もしてないし、もうこれから自分はどういう人生になるんだろう。もういいやみたいな、そんな気持ちになっていて。
で、そんな時に入院中の病院で近くにおばあちゃんたちがいたんですね。で、おばあちゃんがしきりにいろいろ話しかけてくる。あんた、どうしてそんな怪我したのねみたいな。聞かないでくれと。もうこっちはね、もう死にたいって思ってるぐらいなんだ。
もういちいちね、根掘り葉掘りいろいろ聞いてくるんじゃねえよっていうことで、もう無視してたそうです。無視してるのに空気を読まずにおばあちゃんたちは聞いてくるわけです。毎日毎日なんか、しかも複数いるので、何人のおばあちゃんたちがその人に話しかけてくるんですね。
もうはいはい、もういいですよみたいな思いながらも、あまりにしつこいもんだから、もうしつこいな、逆にちょっともうおかしくなっちゃうぐらい。いろいろこう話していくとですね、仲良くなってくるわけですよ。
で、その中である時急にあるおばあちゃん、仲良かったおばあちゃんがベッドにいないんですね。なんかあったのかな?退院したのかな?どうしたんですか?もう亡くなった。亡くなったのよと。嘘でしょ?ついこの間まで元気だったのに。
で、そういうのを見て、わーっといろいろ思う中で、その後奇跡的に腕は回復したんです。気持ちが、気力が湧いてくると、やっぱりこう、治癒力も早くなるんだっていう風にも感じたそうですね。
で、無事退院をして、仕事も再開して、いろいろやっていく中で、仕事もうまくいかなくなった。だから、自分が本当にやりたいこと何かな?って思った時に、おばあちゃんに助けられたんだから、そのおばあちゃんたちを僕も助ける仕事をしたい。そういう風に思ったそうですね。
その時に何ができるんだろう?って思ったら、浮橋、やっぱりちょっと農家さんが多くて、結構山奥だったり、車がないと生活ができない状態だったんですね。
そういう時に、今で言うライドシェアですね。乗り合いで行きたいところを送りますよ。ある程度場所を決めて、ここかここかここだったら、ある程度の時間を決めて運転して回ってあげますよ。無料でやってたそうなんです。
何の得になるかな?とも思いつつ、でも役に立とうという。でもね、やっぱり不思議なもんで、無料でやってるにもかかわらず、それが慣れてくると、時間通りに来ないと遅いぞって怒られたりとか、ああしろこうしろっていう要求がね、いろいろ強くて。
なんかこう、良かれと思って始めたことも、無料で始めて負担もないはずのことでも、こんなになんで言われないといけないんだって思って、もうショックを受けたそうですね。
それでも、何かできることはないかなと思ったりしたときに、おばあちゃんたちに働いてもらおう。まだまだ元気じゃん。この人たちにむしろ働いてもらって、おばあちゃんたち話を聞いてても、もう早くね、みんなのお荷物にならないで、早く天国行きたいわみたいな。
そんなことを言われたりしてたんです。じゃあ、お役に立てないと思ってんだったら、お役に立てるような何かを作ってあげればいいんだ。
そういう発想で、欲しいもも大ヒット商品で、おばあちゃんたちの案を、いろいろアイディアを出してもらいながら、こっちがこうしましょうって言うんじゃなくて、おばあちゃんたちにいろいろと知恵を絞ってもらって、商品化したのが欲しいもなんですね。
三つな欲しいもだったかな。で、他にもいろんな商品だったり、あと一つがカフェですね。ばあちゃん喫茶って言って、おばあちゃんたちが自分でお店を開いて、自分で稼ぐ、そのお手伝いをするっていう、そういったお仕事をされてあったり、
あとばあちゃん新聞って言って、おばあちゃんたちの生の声を記事にして、全国配っている。これが意外と売れてるんです。今のこの新聞が売れない世の中で新聞が売れてるそうなんですよ。
そういうことをいろいろ経て、ばあちゃんビジネスっていう本を今回書いて、すごく僕もこれを読んで福祉のあり方を考えさせられました。
福祉のあり方の考察
これもね、フェイスブックとかそういったので、こういうのがありましたよ、こんな方でしたよ、シェアをするとみんなこれはいいということで、また私たちもシェアさせてくださいということで、もう何件もシェアシェアシェアでですね、いろんな方に伝わっているところです。
ぜひ興味ある方はこのばあちゃんビジネス読んでもらえたらなと思います。リンクも貼っておこうかと思いますので、ぜひぜひ読んでみてください。
どうしても福祉の仕事となると、もうこちら側、提供する側主体にどうしてもなってるんですよね。いくら利用者さんが楽しんでもらうことって考えたとしても、でもデイサービスに行ってね、お菓子一つ他の人にはあげられないわけですよね。
普通のそこらへんの公民館で渡す分だったら誰ももう注意したりはしないんだけれども、こういうデイサービスはもう医療的な観点からとかいろいろ言って、自由なやり取りが結局できないんですよね。
全部管理監督されないといけないのか、管理監督されない関係で、その人その人のもう責任でやっていく、個人個人の責任の問題だったりするわけですよね。
でもそれをもう取り上げられちゃう、リスクもすべて取り上げられちゃうようなものが福祉の世界かもしれないです。
それをもう改めて本人に責任もすべて戻す、そして自分で自分の利益を上げる、自分で自分の責任を取った上でやっていく。
それが高齢者をちゃんと大人として尊重するっていうことなのかもしれないなって思うんですよね。
ちょっと子供化してませんかっていう感じがするんです。
これは本に書いてるわけじゃないですよ、僕の感想ですけどね。
なんかそういうのを改めて見直すきっかけになるかもしれないなって思いました。
ではではご視聴ありがとうございます。
12:49

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