1. 介護がいらなくなるラジオ〜ケアマネの気付き〜
  2. 【介護147】ひたすら聴く1時間‼️
2022-03-24 10:19

【介護147】ひたすら聴く1時間‼️

ボブです。
「話したい」じゃないんです
「気持ちを共有したい」んです

#介護 #ケアマネ #傾聴
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00:05
どうも、ボブです。今日は介護の話なんですけれども、コロナの感染者数ですね、割と全国的に減ってきているっていうニュースではそんな印象なんですけど、周りではですね、逆に最近になって増えてきてるなーっていう印象ですね。
あの、今日、担当者会議って言ってですね、介護の計画の見直しのためにですね、ご自宅に訪問する予定だったんですけど、僕と福祉用具の事業者さんと一緒に行く予定だったんですが、その肝心の福祉用具の担当者がですね、コロナ感染しましたということで、朝電話があって、なのでもう一応計画は僕が作って話は事前に聞いた上でですね、
あの、僕一人で今日訪問させてもらいました。他にもですね、家族の方が感染したので、ちょっと今は来てもらわない方がいいですっていうことで、会議自体が中止になったっていう方もいますし、
やっぱり、他の知り合いのケアマネージャーさんも感染したということでですね、この間Zoomでいろいろ話をしたばっかりの方だったんですけど、そうですか、もう気をつけとってくださいね、悪化しないようにねということで、まだまだ油断できない状況ですね。
今日、その福祉用具さんがコロナ感染で行けなくなったっていうご自宅にですね、僕一人で訪問させてもらって、今後の計画というかですね、介護の方針とか、今困っていることとか、いろいろ聞きに行ったんです。
で、その方が女性なんですね、90近くの女性と、あと息子さんが一緒に住んでいてですね、この二人でご自宅生活してるんです。
で、その方がもう外部からお客さんとか、今全然誰も来ない状況で、もうずっと息子さんと二人で生活してるもんだからですね、息子以外で話す人が来ると、まあ喜んでもうひたすら話すんですよ。
一応ね、今マスクとフェイスシールドとつけてですね、なるべく距離を置きながら話をさせてもらうんですけど、いつもだったらね、なるべく15分以内でとか、今コロナの時期だからですね、ということで、15分以内と言いながら30分近くなったりはするんですけど、
今日はね、もういろいろ話したいことが溜まってたようで、1時間ひたすら話を、ひたすら聞くっていう状況でした。もうね、今日はもうこの方に関してはいいやと思って、もう聞くに徹しようと思ってひたすら聞いてました。
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聞くだけってなかなか疲れるじゃないですか。で、こっちがですね、こう間挟んで、じゃあこれはこういうことですかとか、それはよかったですね、じゃあこれはどうですかとか、こう尋ねるとすると、最近耳が遠くなってきていることがわかってですね、
僕がいくら話を振ってもですね、全く聞こえてない。もうね、自分のペースでずっと話し続けるんです。
息子さんが最近の状況とか教えてくれたりするんですけど、息子が話し出すと、ほらもうケアマネさんは忙しいんだから、あんたが喋ったら長くなるじゃないのって怒り出すわけです。
息子が話し終わったら、中断させたんですけどね、中断した後は次は本人がずっと話し続けるんです。
ケアマネさん忙しいと思ってるんじゃないの?と。もうね、話したくてたまんないんです。
冒頭突然ですね、私は喧嘩なんて一切したことないの。怒ったり、揉めたりとかすることはもう一切ないのっていうことで言っててですね、素晴らしいですねって話を聞いてたら、なんか最近のことでは全然なさそうだなと。
いろいろ聞いていくと、ソビエトの話になってですね、ソビエトで捕虜になった。
でもこの人、これは亡くなったご主人さんの話かと。ご主人さんがね、若い頃ソビエトで捕虜になったっていう話を以前聞いたことがあるんでですね。
で、どうやら、亡くなったご主人さんと今までね、その若い時も喧嘩も全くせず、仲良く夫婦で過ごしてたことが私の自慢なのって言ってたんだっていうことでですね。
もういろいろ、最初の出だしからもうはてなで、はてなで、えーとこれどういうこと?と思いながら、あ、そういうことかみたいな。もうそんなのをずっと続けて、でももう4つか5つぐらい色々話してたんですけど、ほとんど分かりませんでした、意味が。
で、なんとなく分かったのは、そのほとんどが私の自慢っていうことなんですよね。これが私の自慢なの。なんかお肌が綺麗って言われたっていうこととかですね。
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この話が面白いとかですね、そんな話をして、ケヤマネさんも私のところに来たら、ちょっと癒しになるでしょうみたいなことも言ってたんですよね。
息子さんも、ケヤマネさんが来てくれたら、もういろいろ話したいことが溜まってるみたいで、ちょっとだけ聞いてあってください、ごめんねっていうことでですね。
もう先生が来てくれるからね、私ももうこうやって生きていくことができるんですみたいな言ってくれてですね、ケヤマネージャーのことを先生って言うんですよ。
自慢の話をしてる時とかはですね、もうちょっとウキウキして話すもんだからですね、それにちょっと波長を合わせて、こっちも意味わかんないけど、ああそうですかって言って波長を合わせてるんですけど、突然ですね、トーンが変わって。
何の話かわかんないけど、何か起こってる話かなと思ってですね、聞いてみると、前の担当ケヤマネージャーの文句だったわけですよね。
そうかそうか、前のケヤマネ嫌いだったもんなと思って、ああそうですかそうですかって言って、こっちもね、また波長を合わせながら。
息子さんがちょこちょこ話を挟むとまた怒って、ケヤマネさん忙しいんだからって言ってもう静止するわけですよね。
1時間も経つと、もう話し切ったようで、もうケヤマネさんもお忙しいでしょうからお帰りくださいって言うわけですよ。
今日の僕の用事はまだ何も済ませてないんですけどねっていう感じで、あとはね、ちょっとだけ息子さんと話をさせてください、ちょっと書類のことがあるのでって言って、
あと生活状況や医療面の健康状態とか、いろいろ話をして、1時間ちょっと過ぎで終わることができました。
やっぱりね、もう僕の祖母と話す時もそうなんですけど耳が遠いからですね、内容をもうこっちが完璧に理解するっていうことはそんなに重要ではないんですよね。
とにかくね、向こうが話したいことを話して、それを聞いてくれる、同じ波長を合わせて聞いてくれる、分かってくれてるっていう、それがまた重要なのかなと。
たまにね、話を質問して質問してやっていくと、ちょっと辻褄が合わないことが出てきたりとかですね、なってくるんですよ。
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そしたらちょっと一瞬ね、なんかこう気まずい感じになっちゃったり、本人もあれってちょっと自分で気づいたりとかしてですね、なんか話したい、ワーッと話してたところでパッとちょっとトーンが変わっちゃう、そんな時があるんですよね。
でもそれじゃあちょっと消化不良になっちゃうかもしれない。
だからね、できる限り聞けるときは聞いていこうかなと。でも時間的に無理なときはね、ちょっとお時間もあれなんでって言ってですね、ちょっと切り上げることにしたりとか。
あと、僕もちょっと一つ聞きたいことがあったんです。ちょっとこれだけ聞いていいですかって言ってですね、こっちのペースにガラッと変えるとかですね。
そういうふうにやりくりしながら毎日訪問で話をしております。
今日はですね、お話がひたすら話すおばあちゃんのお話でした。ご視聴ありがとうございます。
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