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どうもボブです。今日はですね、また予防医学の話をさせてもらいたいんですけど、今日はちょっと糖質について
糖質と脂質についてっていう感じでお話できたらなと思います。糖尿病、僕の家族も糖尿病になってる人いるんですけど
すっごく増えてるんですよ。1960年
その時期に比べると、1960年は20万人だったそうです。
それが2012年、まだちょっとこれも前ですけどね、その時点で950万人になってたそうです。
この時点で50倍、1960年と比べて2012年は50倍に増えているんです。
プラス950万人はその糖尿病患者さんで、プラス予備軍が1000万人いると
疑われる人が1000万人もいるんだということなんですね。 めちゃめちゃ多くなってるってことなんですよ。
異常なほど多いんです。 このデータ自体はですね、2012年までの分しか私は見つけきれなくてですね
2020年、2022年となっていくともっと増えてるだろうなと思うんですよね。
この大きな違い、1960年との違いは、やっぱりやっぱり食生活の大きな変化っていうのがやっぱり考えられるよねっていう話なんですけど
僕も小さい時はね、今も結構言われたりするんですけど、ご飯食べなさいとおかわりしなさいと大きくなるよ
僕ね、身長ちっちゃいんですよ。昔からちっちゃいので、ご飯をたくさん食べなさい食べなさいって言われてきたんです。
今もね、あなたもうヒョロヒョロじゃないの? もっとおかわりしたら?みたいな言われるんですよね。
それとか、風邪ひいた時とかにね、ご飯食べれないんだったら、ちょっとでもねカロリーを取るために甘いもの?
アイスでもいいと。アイスでもいいから食べなさいっていうふうに言われたりしませんか?
これって否定はしませんが、これが当たり前っていうふうに思わない方がいいかもしれないなって思うんですね。
自分たちはWHOの基準の4倍以上の砂糖を摂っているらしいんですよ。
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WHOは1日25gっていうことを推奨しているんですけれども、それの4倍以上、私たちは通常結構摂っているということなんですね。
じゃあそれによってどんな障害が起きているのかって言ったら、これはハーバード大学の研究の結果なんですけど、
心疾患、もちろん糖尿病、そして乳がんとか大腸がん、ガンですね、こういったのの疾患が増えたっていうような研究データもあるんですよね。
そしてカイバの神経幹細胞、これが極端に減少しているっていうことがわかったそうなんですね、つまり記憶力とかの低下にもつながったりしているそうなんですね。
幼い頃から過剰摂取をしている場合とかは学習障害とかそういったものに影響を与えたりとかですね、するという一応研究のデータもありますっていう、そんなことも書いてました。
で、基本的に糖質を、とにかく農の栄養だから糖質を摂りましょう摂りましょうって言っているけれども、他の方法ないのかなって考えたんですね。
実は糖質って1gで4kcalのエネルギーを生み出す。
管理栄養士さんとか皆さん知っている常識なんですけど、1gで4kcalのエネルギーを生み出す。
で、糖質ともう一つエネルギー源がありますよね。これが脂質です。脂、脂質は1gあたりで9kcalのエネルギーを生み出す。
さっき糖質は4kgだったんですけど、脂質は9kcalのエネルギーを生み出すということなんで、同じ量を摂っても脂質の方がたくさんのエネルギーを生み出すっていうことで、割と省エネというかですね、とても効率的なわけですよね。
で、ちなみに、この糖質って肝臓でグリコーゲンとして貯蔵されるんですよね。糖質、甘いものを摂ったりご飯とかね、食べたりしたら肝臓で溜められるっていうことなんですけど、溜められる量が決まってるんです。
これって390kcal、この分しか溜められないんだよっていうことなんですけど、だいたいこれってもう3、4時間で空になっちゃうんです。通常生活してたら、3、4時間で肝臓に溜めてるエネルギーは空になっちゃうので、すぐお腹が空いてくるんです。
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だから朝ご飯食べてもお昼ちょうど3、4時間ぐらいでまたお腹空いてきて、でまた食べて、でお腹空いてって、そのペースはこの肝臓の貯蔵の量っていうことなんですね。
あと筋肉にもですね、グリコーゲン、糖質取った後はですね、筋肉にも貯蔵はされているそうなんですけど、これって運動することでしか取り出せないんです。
じゃあ脂質はどこにあるのかって言ったら、中性脂肪としてですね、脂肪細胞に貯蔵されてるんですよっていうことなんですが、ただこっちの脂質を使っていく方がたくさんのエネルギーを活用できるっていうことなんですよね。
ただこの条件は脂質を使うにはですね、糖質が、肝臓に貯蔵されている糖質が空になっておく必要があるんですよっていうことなんですね。
なのでそのご飯食べなさい食べなさいって言ってどんだけ食べたとしても、肝臓に貯蔵される量は同じなんだよと390キロカロリーで変わりませんよっていうこと。
残りは全部ね脂肪とかそっちの方に溜まっていっちゃいますよっていうお話なんですね、さっきの話だと。
あと風邪をひいている時に甘いもの甘いものって入れていくと、これはちょっと代謝の話なんですけど、一生懸命エネルギーを、風邪とかウイルスとかをやっつけるためにエネルギーを使うべきところを、
代謝にエネルギーを使ってしまうっていう問題になってくるんですよね。 砂糖とか甘いものって結構代謝に影響を与えるので、そっちにエネルギーを使わせてしまうと、逆にウイルスやっつける方に力が回っていかない、逆効果だよっていうことなんですよね。
そういう時に、じゃあ食べないんだったら余計良くないじゃんって心配になりますよね。そういう時に、いや決してそうじゃないんだよっていうお話なんですね。
通常の糖質、グルコース、貯蔵しているグルコースを燃やすっていう方法がグルコジェニックって言われるんですね。
糖質を取って、肝臓に貯蔵されているものを燃やして、脳のエネルギーにする。これをグルコジェニックと言います。そして逆に油を燃やすっていう方法、これをケトジニックと言います。
油というのはそのままエネルギーとして使えないんですね。一旦、ケトン体というものに肝臓で変換をした上で、そして脳にエネルギーとして行くわけですよね。その時のケトン体の名前を取ってケトジニックと言うそうです。
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この状態に持って行った方が、油の方がエネルギー効率がいいので、そっちの方がいいんですよっていう一つの考えなんですね。
ケトジニックに切り替わった場合って、ハイブリッドエンジンになるそうです。どういうことかというと、70%は脂肪を燃やしているんだけど、30%はグルコースなんですね。
でも脂質を使う場合って糖質が空になっておく必要があるって、さっきちょっと言いましたけど空になってるんじゃないのって思ったんですね。
このグルコースどこからやってきているのかっていうと、アミノ酸から作っているそうなんですね。
アミノ酸はどうやってってなると、タンパク質なんです。なのでタンパク質をしっかりとっておくっていうのが大事なんですね。
ただですね、タンパク質からエネルギーを使うとかいう場合って、脂肪からエネルギーを使う場合って、一般的には極限状態、人間が生きるためにそこからエネルギーを取り出しているっていうような考えもあると思います。
それってでも良くないんじゃないのって思ったりしますよね。これ一応メリットはあるのでそれも知っておこうかなと思います。
メリットとしては血糖が上がりにくくなるということですね。
インスリンの分泌がとっても安定するんです。
グルコース、糖質糖質っていう方法だと乱攻撃するんですね。インスリンの分泌が。
ですけどそういうのを抑えてくれる。
集中力が上がったりとか、精神的に安定する、イライラが減るということなんですね。
そういうメリットが他にもあるんですけどね。ありますよっていうことです。
デメリットはやっぱり今の食事形態を変えないといけない。
あれ食べたらダメ、これ食べたらダメみたいな、そういうストレスがまた別でかかっちゃうよねっていう、そういう難しさはあるんですよね。
ケトジェニックに切り替わった場合、脂肪を燃やすってことですけど。
なるほど、じゃあ脂肪なんでもガンガン脂っこいものを摂ればいいのか。
いや、決してそうじゃないんですよね。
脂肪もオメガ3、オメガ6、オメガ9ってあります。
こういった脂をどういうふうに摂っていくかっていうのもとっても大事なことなので。
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脂についてはまた次回お話をしたいなと思います。
今日は糖質と脂質のエネルギーのお話ですね。
グルコジェニックからケトジェニックっていう方法で体をハイブリッドエンジンで回していく方が精神的にも安定するんですよ。
血糖値も安定します。
糖尿病の改善にもつながるんじゃないか、そういったお話でした。
ではではご視聴ありがとうございます。