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2022-03-10 10:13

【ケアマネ⑧】想像してごらん?そして答え合わせしよう(アセスメント)

ボブです。
今回はケアマネジャーのアセスメントについて。

#ケアマネ
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00:05
どうもボブです。今日は高齢者の生活をイメージするっていうお話なんですけど
さすがにケアマネージャーも仕事しているのは日中なので、夜どんな風に寝てるか
朝起きてどんな風に起きて顔を洗うのはどんな風にしているのか
見たことあるかって言ったらないです。なのでイメージすることこれが大事なんですね
この高齢者のこの方が普段どんな風に生活しているのかっていうのをありありと頭の中でイメージができますか
思い描くことができますかっていうことが一つケアマネージャーとしてのアセスメントって言ってですね
体の状態とか全体的な状態を把握する
そのために必要なことなのかなと思います。言ってしまえば逆にそのイメージをするための情報収集
これがアセスメントの一つと言えるかもしれないですね
訪問した時もあ玄関マットが敷いてある
端っこがペロンってなってる。これちょっとつまずきやすいな。点灯しないかなとか
仏壇にお供え物してる。これって毎日やってんのかなどういうふうにやってんだろう
片手で両手塞がって歩くことってこの人できるだろうかとかですね
台所コンロ周りが綺麗だなぁ全然やっぱり鍋とか使ってないのかな
冷蔵庫を見てみると賞味期限切れてるのが多いなぁ
腐ったもの食べてないかなぁ
さっきまで何してたんですかって聞いたらもう朝起きてからご飯食べて
昼までずっと座ってテレビ見てた
って言ってももう座ってテレビ見てた。8時から12時まで4時間
そんなテレビ集中しては見てないよね。何考えてた?
お昼は簡単なもんパンばっかりになってないかなぁ
この部屋結構埃かぶってるな。この部屋全然使ってないんだろうなぁ
寝室のベッドの上に上の棚結構重いものがたくさん置いてある
これ地震起きたら寝てる間に上の荷物がガンガン落ちて大変なことなるんじゃない
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ベッドから起き上がってトイレまでどんなふうに行ってるだろう
夜中は何回トイレに行ってんのかなぁ
まぁ霧がないぐらいたくさん確認することはあるんですけれども
本人にこう尋ねるのはまた
あの尋ねてどういうふうに実際動いてるかとかそういった確認するっていうのはまあ大事なことではあるんですけど
ちょっと個人的に面白いなぁって思ってるのは
もうあのなんかこう推理するみたいに家の中の状況とかを見て先にイメージするんです
この人こういう生活してんのかなぁ
普段この環境でこの人の動きだとこういうふうに動いてこんな風にしてんだろうなぁ
じゃあ聞いてみようって答え合わせをするんですよね
そしたら当たった当たったっていうこともあれば
マジでこんな風にしてるんだ意外だなぁっていう発見があったり
結構あの面白いもんなんですよね
そしてこう普段
その若い僕らに比べたら体も動かないし
で毎日やってることってテレビ見て
なんか好きなテレビ見たり
で一つ一つの行動はゆっくり
で座ってる間
何考えてるのかなとかですね
そういったことを想像するそして尋ねる
でこういう時に大事なのはやっぱりやっぱりこの人がどんな人か
でこうどういうタイプか
ちょっとこう暗い感じか明るい感じか
前向きな方かネガティブな方か
まあじゃあ辿っていくとこの人を若い時どんな生活をしていたか
どんなお仕事をしていたか
専業主婦なのかバリバリ仕事してたタイプなのか
そして幼い時どんな両親に育てられて
どんな家庭環境だったのか
突き詰めていくと結局こういった生活歴っていうことの確認になってくるんですよね
ああそうかだからこの人はこういう考え方するんだなっていうのがこう結びついてくる
そういった時にまたこれも答え合わせになるんですよね
ああだったらこの人絶対施設に行きたいなんて思わないだろうな
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この人デイサービスには絶対行かないよな
でもこういうふうに話したらいいかもしれないなとかですね
ようやくそれでアイディアが出てくるもんなんですよね
研修とかでアセスメントが大事ですよ
生活歴を把握することが大事ですよってよく言われるんですけど
確かにそうだなぁとは思うんですが
こう考える材料としてですね
たどっていくと結局結果的に生活歴本人の幼い時の状況
家族状況までたどり着く
そして今の家の環境本人の体の状況
そこらへんが結びついてくるんですよね
そうなった時にケアマネージャーが提案する言葉が変わってくると思います
ただただ今の体の状況を見て
いやあなたはもうこういうリスクがあるから
このまま行くとこうなるから
こういうふうにこの支援を受けたほうがいいですよ
そういう提案だけじゃやっぱりないと思うんですよね
逆に専門性を持ったですね
リハビリさんとかドクターとかそういった方たちが
何々さんもうこうしたがいいですよ
福祉用具歩行機使ったがいいですよとかですね
あのデイケアを利用した方がいいですよ
いろいろ逆に事業所さんから提案があったりするんですけれども
それもありがたいことなんですが
ただそういった時にケアマネージャーも同じように
あそうですねじゃあこの人はそれが必要だろうな
同じように提案することももちろんあるんですが
いやちょっと待ってよと
ケアマネージャーの視点から見て
この人こういう生活を普段していて
で今までこういう生活歴があって
家族環境がこうで
最終的に本人はその支援を本当に受けたいか
今の時点の気持ちはですねどうだろうか
そういうのをこの人はアセスメントをした結果
僕はこう思いますよ本人さんはこう言ってますよ
なのでまだ時期早早じゃないか
ちょっと早いんじゃないかとかですね
こういう提案からスタートしたらどうかとかですね
逆にケアマネージャーから事業所さんに
教えてあげることもできるかもしれないですよね
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なのでこう普段からいかに本人さんの生活や
普段考えてることを推理して
ちょっと名探偵コナンになったつもりで
答え合わせを自分で想像した上で
本人に尋ねてみたり
実際の動きを見てみたりして
そこで答え合わせをする
逆に家族に聞いてみて
昔の家族状況を推理して答え合わせをしてみる
そんなことをしながらですね
自分の利用者さん高齢者の方のですね
生活を少しずつ進めていく
良い方向に進めていくケアプランを作る
そういった風にやってみるのもどうかなと思いました
今日はちょっとケアマネージャーの仕事のお話でした
ご視聴ありがとうございます
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