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2025-03-17 08:56

マネのやり方が間違っているって話

#毎日配信 #コーチ #コーチング #ビジネス #独立 #起業 #独立起業 #思考
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サマリー

このエピソードでは、仮説を立てることの重要性について話し、複製可能な学びを得る方法を探求しています。また、優れたプレゼンテーションを真似する際の誤解にも触れ、効果を考えることの大切さを強調しています。

仮説の重要性
おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつじです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、新しい週が始まりました。今週はですね、考え方というか思考法というか、そいつちょっと偉そうなんですけど、うまく仮説を立てましょうっていう風な、仮説について、今週お話をしていこうかなという風に思っています。
っていうのも、僕のね、コーチングのクライアントさんとかが、いろいろ質問されることがいっぱいあるわけですよ。どうしたらいいですか?と。もちろん質問されることは全然問題ないですし、質問ができるということは、実際に行動していたりとか考えたりしているわけですから、すごくいいことだと思っているんですね。
実際ね、質問が多い人っていうのは、正解も出やすいし、そういう相関関係というのは確かにあるんじゃないかなと思うんです。ただね、その質問なんですけど、クライアントさんからの質問から推測するに、この人ね、仮説を持ってないんだなということが分かる質問があるわけですよ。
僕はね、コーチングの目的っていうのは、クライアントさん、相手の学習をサポートすることだと思っているんです。つまり、何か行動を起こした時とか、そういう時にどんな学びをその人がするのかっていうことを、学びを高めていくことだっていう風に思っているんですよ。
そもそもその学びを得るには、仮説を立ててね、仮説を検証する。そうするとうまくいった時は、なるほど、この仮説の立て方は正しかったんだなとか、この仮説を作るのに集めたデータっていうのは、こういう風にやって集めてきたらいいんだなーなんていうことが分かるわけですよ。
そうすると、次に何か難しい事態に直面してもね、過去に経験したような感じで仮説を立てれば、これでうまくいくんじゃないかっていうふうな推測ができるわけですよ。
だからそういう、何か一つのことが仮説を立ててうまくいったということは、何か全く違うことが起こるんだけれども、でもこの間ああやって解決したから、またこういう風な仮説の立て方をすればいいんじゃないかっていうことが学習されていくっていうのが、僕とっても重要なことだと思ってるんですね。
いやー、時々ね、一切自分は仮説とか計画とか立てないでやってるんですっていう風な天才的な人もいるんですよ、中には。
で、実は僕もそれを目指した時期もあったんです。もう何十年も前ですけどね。
特にね、コーチングみたいなことやってる世界にはね、そういう直感力みたいなのがね、すごい人っているんですよ、本当に。有名な人じゃなくても、すごくね、なんていうのかな、センスがいい人っているんです。
でもね、僕はセンスはなかったです。無理でした。というかね、途中でね、そうはなりたくないなって思ったっていうのは正直なところなんですね。
なんでそうはなりたくないなと思ったのかというと、そういう方ってね、自分の専門分野とか得意分野になると比較的大丈夫なんですけど、そうじゃない分野って全然ダメなんですよ。
つまり自分の得意なものっていうのは100点とか120点とか出るんだけど、そうじゃない分野ってもう0点に近いんですよ。応用が効かないんですよ。
で、今週ね、あなたに話していく仮説を立ててやっていくやり方っていうのは、最初の方はちょっと大変なんですけど、ある程度やっていくと大抵の人は習得できるようになるんですよ。
つまり再現性が高いんですよ。だから習得した人は次の人にこういうやり方で考えたらいいよっていうことが教えやすいんですよ。これは僕が目指しているものにかなり近いっていうのがあります。
プレゼンテーションの真似の落とし穴
ちょっと脱線しましたけど、今日これを聞いているあなたにね、一つだけ今日お伝えしておきたいことっていうのは、このように考えてほしいっていう話なんです。
例えばある人がすごく上手なプレゼンをしたとします。そこであなたは、ああ、あんな感じでプレゼンができたらいいなと思うわけですよ。もちろんこれOKですよ。
ここでよく間違うのが、よし、だったらあの方法をそのまま真似しようっていうふうな考えなんです。
これね、真似とかパクるのがダメって言ってるんじゃないです。そのまま真似しようっていうふうに考えるのが意味がないって話なんです。
そのまま真似するんじゃなくて仮説を立てるんですよ。なんであの人のプレゼンはこんなにいいんだろうかっていうふうに原因を考えるわけです。
そうすると、ああ、この人プレゼンの話し方がすごく上手だったというふうに思うんですけど、これは原因ではなくて事実なんです。
これがよく間違いやすいんですけど、この事実をそのまま真似しようとするとまずいんですよ。話し方が上手だったとするじゃないですか。
でもプレゼンって話し方が上手ければ成功するかというとそうじゃないですよね。
だからここで考えないといけないのは話し方が上手だったらどんな効果があるかなと考えるわけですよ。
つまりその人が話し方が上手なことでどういうふうな効果を聞いてる人に与えてるかって考えると、
聞いてる人が強調されている箇所が分かりやすいんだなっていうふうに分かるわけですよ。
つまり分かりやすいかどうか、強調されている箇所が分かりやすいかどうかっていうところがこれプレゼンの肝なんだっていうふうな仮説がここで立つわけです。
分かります?つまり事実からそれを推測して仮説を立てるわけです。事実をそのまま取り入れるんじゃないんですよ。
そうするとね、ちゃんと仮説を立てている人は話が上手くなる方法ってどうしたらいいんですか?とか聞かないんですよ。
ちゃんと仮説を作っている人って話し方がとっても分かりやすいし上手だったんで、
分かりやすくするためにやる方法って話し方以外にどんなことが考えられますか?みたいなことを言ってくるんですよ。
そうすると、なるほどこの人は話し方を真似するっていうことじゃなくて、その話し方が与えている効果、つまり強調されているところが分かりやすいっていうところを
どうやって自分のカラーでやっていったらいいだろう?それは話し方かもしれないし、あるいはスライドの作り方かもしれないし、何か資料の作り方かもしれないですよね。
そうすると、その仮説っていうのが生きてくるんですよ。話し方が上手なんで話し方を真似しようっていう事実をそのまま真似している限り再現性はないです。
つまりその人の身にならないです。先ほどプレゼンの例で言うと、プレゼンはもし話し方を真似することによって10%ぐらいで上手くいく確率が上がるかもしれません。
10%って言ってもこれはかなり多めに見てっていう感じです。そもそも話し方とかはその人の全体の雰囲気の一部分なんで、違う人が真似しても上手くいかないんですよ。
だから事実を真似するのではなくて、事実から推測した仮説を作りましょう。事実をそのまま真似するっていう間違ったやり方をやると遠回りどころか、場合によっては永遠にたどり着かないです。
これ本当に気をつけるポイントなんで、ぜひ覚えておいてください。
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今日は真似のやり方が間違っているって話でした。いかがだったでしょうか。
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本日は以上です。では、いってらっしゃい。
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