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おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチやコースとして独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
はい、えー、今週はですね、AI時代の考え方についてお話をしています。はい、AI時代に差がつく行動っていう風な話ですね、今日はね。
なんかね、発信とかね、コンテンツとかね、何でもいいんですけど、外に向けて何か伝えようと。
特にオピニオン、自分の意見を伝えようっていう風にするときに、何を伝えたらいいかわかりません?みたいなケースって本当によく聞くんですよ。
で、それはその、なんでそういうことが起こるかというと、これまあ割とはっきりしてて、これ圧倒的にインプット不足じゃないかなという風に思うんです。
で、じゃあそのインプット不足だからって言って、じゃあ本を読もうとか、なんか資格とか取ろうとか、なんかスクールに通おうとかね、まあもちろんこれはいいことではあるんですけれども、
インプットってね、そういう体系化された知識とね、もう一つ現場の体験の両方がないので効果がないんですよ。
で、その体系化された知識みたいなものはもうずいぶん前からね、かなり簡単に手に入るんですよ。
ネットのおかげでね。だけどその現場体験というのは当たり前ですけど、現場じゃないと手に入らないです。これはね、AIに聞いてもわからないんです。
よくあるというかね、ありがちなケースなんですけど、マーケティングとかでね、地方の飲食店とかでいろんなデータを入れてね、仮にAIに質問して売れるメニューとかを考えたらするじゃないですか。
いろんな要因を入れてね。これで売れるメニューができるかできないか、多分これでできるんです。売れるメニューはね、おそらくできると思います。
そしてね、少なくとも近い将来にはできるようになると思います。いいんじゃないかなって思うでしょ。
でもね、これ気をつけないといけないんですけど、今ね売れる商品だってね、将来的にそのお店を支えてくれるものではないかもしれないんですよ。
こういうのってね、実はそのAIの前でもデータから出てきたことを最優先するっていうふうなことでよく起こるケースなんですけど、
今こういうふうにしたら売れますよっていうことがわかって、売れるから売っちゃえとするとですね、実は将来のお客様を犠牲にする可能性ってあるんです。
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例えばね、飲食店のメニューを考えて競争力を上げようと思ってね、安くてボリュームのある商品っていうのを、いろいろなデータからもしくはAIとか使って、今後より100円安く提供できたよと。
よかったよかった、そしたらお客さん増えるだろう、お客さん倍になったよ、やった売れたぜみたいなね。
ところがね、人間って必ず飽きるんで、だんだんお客さんが売れたメニューに飽き始めるわけですよ。
だから新メニューを開発しようと。
ところがね、新メニューはいろいろお金もかかったしコストもかかったんで、今までと同じ値段にしようと。
つまり100円安くしてたんだけど元値段に戻してね、今まで安く売ってた100円分を元に戻して100円高くしたと。
そしたらね、お客さんね、このお店安かったから来たのに普通の値段で売ったらいかないかなとかね、そんなこと考えるんですよ。
つまりね、安売りのイメージがついちゃったわけですよ。
隠してね、お店が潰れてしまう。
こういうケースってよくあるんです。本当にね、これよくあるんですよ。
これね、将来にわたってのイメージとか、全体的に街とか立地とかが醸し出す言葉にならないお店のイメージみたいなのがあるんですよ。
これはね、デジタルに入力できないんですよ。
だからね、現場感覚みたいなものがあると、いやこれはね売れるかもしれないけど、うちのお客さんとかお店の全体的な雰囲気から見てこれはやめた方がいいかもしれないっていう風な、なんか言葉にならない現場感覚みたいなものは当たり前ですけど現場を見ないとわからない。
現場にいないとわからないんです。
もちろんね、現場では想像がつかないことをAIが考えてくるっていう風な意味ではOKなんですけど、
それをね、そのまま取り入れるんじゃなくて、なんか違和感があるなという風なものを一応持っておく必要はあるんです。
実際ね、僕ね、コーチングってずっとやってるんですけど、僕はもう普通に働いてる人たちがね、それもその人たちの職場とか会社とかに出向いててコーチングしてるわけですよ。
だから課題とかね、悩みとかってもう本当にゴツゴツしてリアルなんです。
職場に出向いてますから、なんかね、直前にね、なんか嫌なことがあったりしたらやっぱりね、その方非常に不機嫌だったりとかするわけですよ。
逆にいいことがあったりするとね、すごい上機嫌だったりするんです。
で、そういうね、その上機嫌だったり不機嫌だったり、あるいはコンディションが良かったり良くなかったり、時間が結構押してたり、あるいは時間が結構余裕がある時期だったりとかいう風なことによって、当然コーチングのやり方っていうのが変わってくるわけです。
それね、スクールで習ったようなものはそのまま通じることはないんです。
だから、機嫌が悪い時には、そしたらその機嫌を直すっていう風なことではなくて、機嫌が悪い中でやっぱりコーチングをどうやって成功させるのかっていうことを考えますし、
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逆に機嫌が良い時でも、何か、それがそのまま機嫌が良いままで話をこのままやっていいのかっていう風なことを考えてもらったりとかいう風なことも当然しますから、
現場でそういう風にやることっていうのはすごくリアルなわけですよ。
だからね、AIの時代になればなるほど、現場の重要性というか希少性、つまり価値って絶対上がるはずなんです。
だから当然ね、僕も現場を手放すつもりは全くないんですよ。
現場の価値はね、まだまだどんどん上がると思います。
そこにもね、AIがツールとして入ってくるんですけど、今度はね、AIが入った現場っていう、またこれも特別な空間になるんですよ。
だからそこでもね、依然としてね、多様な人が交じる現場の感覚っていうのはね、貴重になってくると思います。
だからね、AI時代はますます現場でインプットする行動って価値を持ちますよ。間違いないです。
だから少し先駆けてやるとしたら、AIを持って現場に行くとね、すごい体験ができるんじゃないかなというふうに思います。
はい、今日はですね、AI時代に差がつく行動って話でした。いかがだったでしょうか。
さて、僕は週3日月水金配信の目の前側を書いています。
こちらではもっと深くて濃いけどわかりやすい話をしています。
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はい、本日は以上です。では、いってらっしゃい。