お金の問題の重要性
おはようございます。ライフバランス×タスク管理コーチのしろうずあつしです。この放送は、コーチ歴21年の僕が、行動科学やコーチング、そしてライフバランスやタスク管理について、仕事も生活も大切にしたい、あなたに向けてお届けする番組です。
引き続き、組織開発についてお話をしたいと思います。また例によって、組織の話でありながら、そのまま個人にも当てはまる話ではないかと思っています。
会社や組織の話を聞きつつ、自分だったらどうだろう?みたいにお聞きしながら聞いていただけるといいと思います。
組織開発、組織の問題、人の問題、コミュニケーション、ビジョン、そういう話が先に出てきがちなんですけど、僕自身は、実際の現場を見て最優先で向き合うべきなのは、お金の問題だと思います。
生々しいですね、お金の問題。でも実感として、お金の問題が整理されると、組織や個人の問題の7割から8割ぐらいが解決する、解決するというか、動き始めるみたいな感覚があるんですよ。
お金の問題というか、お金があればいいんだという話ではないんです。お金がないから問題が起こっていて、その問題が解決できれば、7割から8割が解決できるんじゃないかということではないんですけど。
お金が足りなくて起きる問題もちゃんとあるんですけど、お金があることで新しい問題が起きることもあるし、お金が入ってくることで、逆にやることが増えて大変になっているというケースもたくさんあるんですよ。
例えば個人で言えば、全然お金なかったんだけど、突然遺産相続かなんかでお金が入ってきて、それで遺産の分配で兄弟が揉めてるみたいな。
兄弟の問題のように思えるけど、遺産の話ではなかったら仲良かった兄弟が遺産相続で揉めることになって、コミュニケーションの問題になっているけど、実はそれはお金の問題なんだみたいなことがあったりするわけですよ。
なぜお金が整理されてくると問題が減るのかというと、金額の多いとか少ないとかではなくて、お金について掌握できているかグリップできているかどうかが重要なんですよね。
お金って足りないように感じたり、あっても不安に思ったりというふうなことが起こるじゃないですか。
聞いているあなたもそういうふうになったときってあると思うんですよね。順調にお金が入ってきている、収入が上がっているみたいなときっていうのは、これはこれでいいんだけど収入が下がったらどうしようと思ったりとか、
定期的な金銭管理
これから先、例えば自分の子供が進学するとかいうふうなことを考えたら不安になったりとか、ちゃんとあるんだけど、でも不安になったり、予想外なことが起きたらどうしようとかね。
これはお金っていうものが、そもそも掌握しづらい性質を持っているんですよ。
これは最初に抑える必要があると思います。つまり、お金を完全に把握しようとすることはできないんですよ。
だけど、そう思って諦めてしまったら全く分からないので、だからあってもなくても不安になるんですよ。
よく、すごく高齢の方が何億円とかお金を持っていて、めちゃくちゃつまらしい生活をしていたみたいな。
で、なんで?みたいなことがあったら、老後が不安だからみたいな。今、あなた老後でしょうみたいな。
だから、これ全然把握できていないわけですよ。だから、そんなにたくさんお金があっても不安になるし、逆に若い人がわけわからず借金を重ねて、でもどうしようもなくなったみたいな。
そうなる前になんで気づかなかったの?って言ったら、借金ができたので、お金があるような気になっていました。
要は、掌握していないんですよね。見えにくいし、手元にあるものが全てではないし、だから全体像がつかみにくいんですよ。
だから、判断がいつも後手になるんですよ。ここなんです。判断が後手になるんですよ。
だから、後手になるのは仕方ないんだけれども、でもそれを少しずつでもこうやって対処していくっていうふうなことが重要になるんですね。
だから、実際に問題が起きてそれの手当てをしようっていうふうなことばかりやってると、要するにリアクションばかりになるわけですよ。
足りなくなったから借りてこようとか、増えてきたから新しい問題が起きたからその問題をなんとかしようとかいうふうな。
増えても減っても、手当て対処ばかり、対処というか対応策ばかりやってしまうので、なんだか追われてめんどくさいなというふうに思うんですね。
やっぱり重要なのは定期的にお金の流れを全部洗い出す時間を取るということが解決策になります。これ組織でも個人でも同じです。
もう一回言いますね。定期的にお金の流れを全部洗い出す時間を取ることです。少なくとも月に2回ですね。
特に組織の場合は問題になるのが、よく税理士さんとか会計士さんに任せてますとか、会計士さんが出してくれた帳表とかを見てどうだというふうに思ったりするんですけど、
税理士さんとか会計士さんって遅いんですよ。税理士さんとか会計士さんの仕事が遅いんじゃなくて、これどうしてもそうなる。
たくさん会社とかを抱えてるわけですから、あなたの会社は月末に帳表を締めてこうでしたって言っても、その日にこれが結果ですって出してこないじゃないですか。
しばらく時間がかかるんですよね。だから例えば月末で締めて実際に帳表が出てくるのが早くて1週間とか10日とかで、遅ければ3週間が思いはその先月のやつが今月末ぐらいに出てくるわけですよ。
そうすると先月の問題を実際に解決するとかあるいは対処する何かアクションを取るっていうのは来月になるんですよ。
今12月なんで11月に出た問題を解決するのは1月で成果が出てくるのが2月とかになるんですよ。
これめちゃくちゃ遅くないですか。そうじゃないんですよ。だから1回月末付き今度自分たちだけでやってみると。
1回締めて今月のお金の成績を作ります。最低でも3日以内に分析して対策を考えて対策をすでに取っていきます。
その後で実際に税率差とか解決差が出てきた。言ってみたら正式な答えですよね。
それと月末に作ったやつとを比較してみるわけです。
そしたら必ず差が出てるんですよ。自分たちが作ったやつと税率差とかが作ったやつって。
でそれなんでこういう風に違うのかっていうことをこれを税率差とか解決差に質問するんです。
そうするとこれはこういう理由でこんな風になってるんですよとかね。
これは海外との取引で円とドルとのレートが違ってたからこういう風な結果になったんですよって。
こういう風に反映されるんですみたいに言うと。なるほどこういうことになってるのかっていう風にだんだん知識がついてくるんですよ。
これ毎月やってるとめちゃくちゃ力がつきます。個人でも税率差とか付けてる人はいないと思うんですけど。
重要なのは把握をしていてそしてどうしてこういう風な数字になるのかっていうことを分析することがすごく重要なんですよ。
だからまず最初は1円単位で必ず記録する。だからレシートとかそういうのを必ず取っておく。
レシートとか取ってなくても例えば今だったらマネーフォワードだったりとかフリーだったりとかそういう風な会計ソフトあるんで
それを使う。そうじゃなくても自分でやってもいいですけど。僕は会計ソフトをお勧めします。
少しお金かかりますけど月に1000円いくらかみたいなお金かかりますけど。
でもそうすると銀行とかを自動的に取り込んでくれるんで把握しやすいですよね。
1円単位で記録して月末に集計します。そしてその3日以内に次の月にどうするかっていうことを考えて対応する。
実践的なアドバイス
それだけでめちゃくちゃコントロール感が変わります。
だから完全に奨学はできないんですよ。でもここの部分が奨学できない。
ここの部分は奨学はできないんだけどこれぐらい分かる。
これの部分は完全にコントロールできるって分かるとコントロールできる部分とコントロールできない部分がはっきりしてきます。
そうするとそうかこういう風な形になってるんだなっていうことが分かるので
自分にとって必要な金額というのはこれぐらいで、もっとあればいいなというのはこれぐらいで、でもこれ以上はいらないなみたいなものがはっきり分かってくるんですよ。
そしたらお金に対する問題というのはとても起きにくくなります。もちろんそれでも起きるんですけど予想外のことは必ず起こるんで。
だけどその時もよしじゃあまた同じように対策を取ってやっていけば全然お金に関して心配することはないな不安に思うことはないなというふうにだんだん思えるようになってきます。
そうするとお金の問題はそういうふうなことなんだけれども人の問題とかあるいは未来の話とかやっとその時点で本腰を入れてできるようになる。
そうじゃないと人の話をしてても事業の話をしててもどっかお金の心配があったりとかいうふうなことで本腰が入らないみたいなことになりがちなんだよね。
まずはお金に関して1円単位で記録して月末に集計してそして次の月にどうするかということを考えるというこのサイクルを回すように考えるといいんじゃないかなというふうに思います。
はい今日はお金の問題を解決する方法って話でした。いかがだったでしょうか。
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はい本日は以上です。最後まで聞いてくださってありがとうございます。
お相手は白鶴敦史でした。では行ってらっしゃい。
