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2026-01-22 30:10

#18: 働き方の新常識~日本とオランダから考える~

今回のテーマは、私たちの幸福度に直結する「働き方の新常識」です。

「今の働き方に、心から満足していますか?」

育児や介護など、人生のフェーズに合わせて「働く時間」を自分で選ぶ権利 についてお話します。

今の働き方に疑問を感じているあなたへ贈るエピソードです 👂

今回のトピック

  • 「働く時間」と「生きる時間」のバランス:人生のフェーズによって変化するモチベーションと、無理のない働き方とは?


  • オランダの驚きの実態:週平均の実労働時間は32.1時間。 パートタイムでも正社員と同じ保障があり、管理職も目指せる柔軟な就労システム。


  • 「フレキシブルワーク法」が守るもの:介護や育児など、家庭の事情に合わせて勤務時間や場所を申請できる権利。


  • 生産性の捉え方:残業は「仕事ができない証拠」? 日本とオランダの生産性指数の差から見える、効率的な働き方の本質。

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🎨 番組ロゴ制作

  • ここのサンカクさん(偶像ラジオ)クリエイティブで多才なここのサンカクさんの活動も、ぜひチェックしてください。

    偶像ラジオ:[https://open.spotify.com/show/40YAaFoF1XMZpBlf7sYED2?si=XBvglrQ9RQu-M-KayhoxuA]

    Xリンク:[https://x.com/kokonosankaku]


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🎙️ 参考にさせていただいた番組

今回のエピソードは、こちらの番組のトークにインスパイアされました。

  • ホンマのホンネ〜わたしたちのもやもやニュース会議!「#56 産後うつを防ぐにはサポーター4人以上、男性育休はもっと長くとれないの…!のモヤモヤ」[https://open.spotify.com/episode/0TRIU6tQQDZNhrSjzyp1kJ?si=mUJbw7EqSbK3d9Zb2k3eBg&context=spotify%3Ashow%3A0Hf3oS5qxyudE2cjcYMKsk]


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🌍 『世界から見る日本』は、世界から見た日本はどう映るのか?他国と比べると何が違うのか?

そんな視点から、より良い日本へのヒントをリスナーの皆さんと一緒に考える番組です。


🎧 ナビゲーター:ゆき海外在住歴30年以上/現在オランダ在住

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サマリー

日本とオランダの働き方の違いについて考察しています。特にオランダではフレキシブルな労働時間が普及しており、生活の質を重視する文化が根付いていることが論じられています。このエピソードでは、日本とオランダの働き方の違いについて議論し、特にオランダのフレキシブルワーク法や労働生産性の高さが強調されています。また、日本における働き方の選択肢の少なさや、政府の働き方改革の進展に対する期待感も述べられています。

働き方の新常識を探る
世界から見る日本へようこそ!
グローバル社会と言われている今、世界各国との距離が近くなったように感じる一方で、皆さんは日本が世界にどう見られていると思いますか?
この番組では、世界から見た日本はどう映るのか、他国はどうなのかといったことを比較しながら、
より良い日本へのヒントを探り、世界から見る日本といった視点をリスナーの方々と共有していきます。
番組のお相手は、海外在住歴30年以上、現在オランダに住み、日本とオランダを結ぶ事業開発サポートを行っている、ゆきです。
皆さん、こんにちは。
2026年、第1回目の通常配信となります。
まず本編に入る前にお知らせがございます。
この度、世界から見る日本のロゴが変更となりました。
お聞きのプラットフォーム、スポティファイやアップルポッドキャストに行くと、番組のロゴが変わっているのがわかると思います。
このロゴは、グーゾーラジオというポッドキャスト配信をされている、ここの三角さんが、
世界から見る日本のシャープ15ポッキャバトン界で、
私の番組ロゴはAIで作成したものなので、ブラッシュアップが必要かも、というのを聞いて、
自らアートワークを制作し、提供してくださいました。
前のデザインコンセプトを大切にしつつ、とても優しくかつインパクトもある素敵なロゴになりました。
こんな風にですね、ポッドキャストを聞いて、自ら作ってくださるなんて、信じられないですよね。
本当にありがたいし、幸せだなぁって思います。
ここの三角さんのこの気持ちがとても嬉しく、この場でもお礼を伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。
ここの三角さんはですね、ロゴのデザインのほか、Tシャツ、携帯ケース、ラインスタンプから、
アクリルスタンドのデザインなどもされているクリエイティブで多才な方です。
Xの方にここの三角さんが写っている写真も時々あがるのですが、着ていられるお洋服とかもとてもおしゃれです。
ポッドキャストを聞いていると、その人としてのあり方もファッションセンスも、
自分という軸をはっきり持っていらっしゃる方で、とても優しいという印象です。
概要欄の方にグーゾーラジオ、ここの三角さんのXもリンクを貼っておきますので、ぜひ聞きに行ってください。
さて、1月も中旬、お正月休みも終わり、多くの方は職場に復帰されて数週間経っていると思います。
休みは良かったなぁ、休み明けに働くのはしんどいなぁ、などと感じている今頃ではないでしょうか。
今回は、働き方をテーマに、日本と主にオランダの単位比から働くということ、
時間の使い方、人生の豊かさを改めて考えてみたいと思います。
あなたは今の働き方に満足していますか?
働くことで成り立つこの資本主義社会。
働くというテーマは、幅広い年齢に共通する大きいテーマですよね。
私は働くことに対するモチベーションは、やっぱり年代や自分が人生のどのフェーズにいるかによって変わってくるものだと思うんですね。
20代の社会人になりたての頃は、体力と気力も充実していて、早く仕事を覚えたい、バリバリ仕事をしたい、周りに信頼され評価されたいという高いモチベーションがあると思います。
それが数年経つと、例えば体調を崩してしまい、元の体調に戻るまで少しペースを落として働きたいなという時期があっても当然だと思うし、
それこそ、出産や介護などで働くことに対するモチベーションや時間配分が異なってくることっていうのはあると思います。
だから、社会人としてずっと同じペースで働き続けるっていうのは、個人的にはこれは根本的に無理な話だと思うんですね。
もちろん、人生っていう大きな道のりを考えると、人は働く時間と働いてない時間、つまりこれは家族や友人と過ごし、趣味などに使う時間ですね。
ここではそれを生きる時間と名付けるとすると、人生には働く時間と生きる時間があります。
今日は、この働く時間と生きる時間との関係を国際データと実例を見ながら、みんなどんなバランスで過ごしているのかということを探っていきたいと思います。
オランダの柔軟な働き方
今回このテーマに絞った背景には、ポッドキャスト番組、ほんまの本音、私たちのモヤモヤニュース会議、シャープ56、産後鬱を防ぐにはサポーター4人以上、男性育休はもっと長く取れないの?のモヤモヤを聞いたのがきっかけです。
この番組すごく面白いです。私たちが感じている日々のモヤモヤを取り上げてくれて、そのモヤモヤを感じる背景が実際そうなのかという現状把握などをデータで示しながら、そのモヤモヤについて3人のパーソナリティが楽しく解説するという番組です。
すごく面白いので、こちらのエピソードリンクを概要欄に貼っておきますので、ぜひこちらも聞いてみてください。
私の今回のエピソードはこちらの番組に影響されました。
というのも、その回では、出産後の女性が体力的にもメンタル的にもとても大変な状態にあること、本当これそうです。また、社会復帰までのハードルがかなり高いことが語られていました。
そのような現状がある背景に次のデータが示されていました。
男性の育児休暇取得率というのは、2024年度時点、厚生労働省調査によると、前年度比で10.4%増えた40.5%と過去最高の取得率となっていますが、
それでも女性の取得率86.6%に対してまだ半分もいってないというデータがお話にありました。
加えて、番組の中で、出産後、例えばまずは週3日といった勤務形態で復帰できればかなり精神的にも楽だよねっていうようなお話があって、え、それオランダありますって思ったんですね。
でもまずそれを日本のリスナーの方々に理解してもらうためには、オランダにあるその制度自体の説明も大切なんですけれども、その働く時間と生きる時間っていう、このオランダ人の働き方への考え方、文化をリスナーさんと共有したいなと思ったことがきっかけです。
まずオランダでは本当に様々な働き方を選択する自由が普通にあるんです。
仕事とはあくまでも人生の一部であり、できるだけ働く時間を短く、そしてその分の時間の自由、生きる時間を確保したいっていう文化が根底にあるように感じます。
このできるだけ働く時間を短くっていうのがポイントで、2024年ヨーロッパ統計、ユーロスタッドデータによると、20歳から64歳のオランダ人の週平均の実労働時間は32.1時間、つまり週4日勤務っていう感じですね。
これはヨーロッパの週平均実労働時間の36時間よりも半日ほど少ないんです。
どうしてこんなにオランダ人は働く時間が短いのって思われると思うんですけれども、この短い労働時間っていうのはオランダでパートタイム就労が広く普及していることになります。
オランダのこのパートタイム就労っていうのはですね、いわゆる日本のパートっていうのとは違うんです。
パートタイムであっても、例えば週3日勤務であってもフルタイム社員と同じで、会社との正社員契約を結んでおり、人員の時間短化、年金や健康保険などの社会保障、産休育休、有休休暇などの待遇はフルタイムと均等に保障されているんです。
パートタイム勤務は労働時間が短いだけであって、いわゆる日本の非正規雇用、パート3とは違う概念として扱われていて、キャリア形成にもマイナスがなく、管理職になることもできるんです。
働く日数や時間をライフステージに合わせて柔軟に調整できるため、男女問わず多くの労働者が利用しています。
実際、私の周りのお友達も特に女性は週5日40時間労働している人はいません。いないです。誰もいない。
私は個人事業主なので、すごく忙しい時期は出張とかそういう時がある場合は週5日で働いたりもするんですけれど、基本的には週3日4日の就労時間です。
私の夫も毎週金曜日の午後は仕事をしない。週36時間契約です。
こういうのがすごく一般的なんですね。オランダでは。
したがって、オランダという国は、EUの中でも働き方の柔軟性が非常に高い、当たり前の選択肢となっている国です。
これは本当にオランダにいてよかったなと思う大きな理由です。
そもそも、働くということに関するストレスが日本より圧倒的に少ないと実感します。
働き方の柔軟性に関するオランダ人の意識を示すデータとして、
コンサルティング会社マイケルページ社が実施した2024年度柔軟な働き方&ワークライフバランス調査では、
調査対象の1061人の労働者のうち71%が、昇進よりも仕事と生活のバランスを重視するため、昇進を断る可能性がある、と答えているんですね。
だから、より多く稼いで家族を幸せにするというよりも、仕事と生活のバランス重視、生きる時間、自由な時間を確保したい。
それがないと幸せではない。悪せく稼いで昇進してストレスがあるよりも、自分の生きる時間が欲しいという強い願望がこれに現れていると思います。
もしあなたが週32時間労働、つまり週4日勤務という働き方を選べるとしたら、何を余った時間に使いたいですか?また、皆さんは1週間あたり何時間働くのがちょうどいいと思いますか?
その基準は何でしょう?私の理想はですね、週3日勤務、4日休みです。私は仕事も好きなのですが、やはり仕事となれば、やらなければならないこと、いつまでにやらなければいけない、
などの制約が多くて責任もあるため、勝手気まま自由に自分のペースだけで取り組むことができないっていうのが、ってなる理由です。やっぱりいろんな人のことを考えなきゃいけないですよね。
ちょっと今日は気分が乗んないなっていうので、先延ばしにするっていうことが仕事ではできないので、そういうところがちょっと、やらなきゃいけないことをやる時間にやるっていう、これがですね、ちょっと私は思うんですね。
やりますよ。仕事だからできるし、やるんですけれども、やはり家族や友人と過ごして、自分の趣味に時間を気にせず、ぽっとする、生きる時間が働く時間より多い方が、自分は幸せを感じるため、週4日、自由になる日があって、3日仕事をして社会貢献するっていうのが理想です。
このパートタイム就労のおかげで、ポッドキャスト番組本マナ本音で語られていた、出産後週3日などで働けたら、っていう形がオランダではできるんです。
加えて、オランダにはフレキシブルワーク法っていう法律があるんですね。このフレキシブルワーク法っていうのが、労働時間や勤務時間帯、勤務地などを、労働者が申請により柔軟に変更できる権利を保障する法律なんですね。
個人のライフステージに応じた働き方
例えば、私のテニス仲間にポールさんがいるんですけれども、彼は成人した子供2人と奥さんと一緒に暮らしている、50代後半の方ですかね。
そうなんですけれども、彼のお母様の認知症が重くなったため、彼はそれまで週5日勤務だったのを週3日勤務に変え、そのうちの1日は在宅勤務を雇用側に申請しました。
ポールさんと彼のご両親は別居しているんですが、彼のお母さんの認知症が悪化してしまって、彼のお父さんもてあげ状態となって、お母さんを高齢者認知症介護施設などへの入所手続き、
お母様の認知症レベルがどのくらいであって、国からの補助とか地方財政からの補助の申請をしなければいけなかったり、どこの施設に入居させなければいけないとか、そういったもろもろなことに奔走しており、
実際、お母様が施設に入所できるまですごく時間がかかることから、一時的に自分の勤務時間を減らしたということです。
ポールさんを雇用している企業側というのは、申請した従業員が6ヶ月以上の勤務実績があり、企業規模が10人以上の場合、ポールさんの申請を受け付ける必要があるというふうにフレキシブルワーク法では明記されています。
したがって、ポールさんのように、週5日で40時間労働契約で入社した場合でも、こういった家庭の事情を考慮して、一時的に勤務時間を減らす、また勤務地をそれまで週5日オフィスから週2日オフィスプラス週1日の在宅勤務という変更を申請することができるんです。
これいいですよね。やっぱり先ほど私が言ったような、人生のフェーズによって働き方を変えることを可能としてくれる法律だと私は思います。
雇用主は、申請があったら法律上1ヶ月以内に書面回答をすることが課せられていて、雇用主が申請を拒否できるのは重大かつ正当な事業上の理由がある場合となっています。
例えば、ポールさんの業務時間が減ることで業務不能となったり、代替要員がいないとか、時間帯を変えることで全体的なスケジュールが破綻するとか、そういうような具体的に拒否せざるを得ない正当な理由を示さずに拒否すると、制度上の違反とみなされるリスクがあります。
もちろんですね、申請したからといって全てが希望通りになるわけではない現実もあるんですが、法律上の権利、制度枠は整っているし、申請も可能という点で浸透は進んでいると思うんですね。
しかし、企業、業界、職種によって制度を安心してみんなが使えるという状況にはまだバラつきがあるのかなという感じです。しかし、このような法律が制度上あるかとないかとでは運命の差があるように思います。
世界にはこのオランダのフレキシブルワーク法と似たような政策をとっている国として、北欧のフィンランド、出たフィンランドって感じなんですけど、こういう話になると必ず出てくるのがフィンランドなんですけれども、フィンランドでも従業員が勤務開始終了時間を柔軟に選べる権利を保障している労働時間法というのがあって、
フィンランドの隣の国のスウェーデンでも子育てや介護をする労働者のための柔軟な勤務申請権を保障する柔軟な働き方制度ワークライフバランス法例があるようで、
オーストラリアでも安全な雇用良い賃金法っていうのが2022年に施行され、柔軟な勤務申請権の拡充を謳っています。これってすごい、働く側にとってはとても大切な法律だと思います。
日本でも政府が週4日勤務導入方針などを2021年に打ち出したものの、2024年時点で3日以上休める休休を提供している企業は約8%っていうデータがあります。ほとんどみんな週3日なんて休めるところはないってところですよね。
しかし、一昔前2019年にマイクロソフトジャパンでも週4日勤務の実験を行い、驚くことに生産性が40%も上がったっていうデータもあります。
だから、休みを多くすることが必ずしも生産性の低下っていうことはならないっていうことですよね。休みを多くするとみんながだれるんじゃないかとか、そういうことを心配する企業があると思うんですけれども、決してそう言ってはないと。
この労働生産性っていうのがすごくキーワードだと思うんですけれども、このフレキシブルな働き方が成り立っているオランダの背景には、オランダ人の労働生産性の高さがあると思います。
オランダ人っていうのはこの労働生産性の高さですごい有名なんですね。
EU統計局やOECD経済協力開発機構の労働生産性調査2025年データを見ると、オランダは生産性指数が102から103であるのに対し、日本はそれよりも低く70から80ポイントです。
働き方改革の未来
これは国内総生産GDPを就業者数や労働時間で割った指標を国際比較の基準としています。
オランダ人っていうのは残業するのは無能、つまり仕事ができない奴が残業するんだよっていう考え方が広くあって、短時間労働でも高い成果を求める文化が根付いており、会議や業務効率の徹底がされているんですね。
平たく言えば、残業なんてバカバカしいっていう価値観も労働時間を短く保っている重要な要素だと言えます。
基本的に生きる時間を大切にしている人たちですから、働く時間は短ければ短いほどいいって言った感じでしょうか。
大人の付き合いでも、その方がどんな会社で働いていて、どんな仕事をしているかなんていう話はそんなにないんですよ。
それよりも、次の休みはどこにバカンスに行くのみたいな、この間の週末は家族で○○に行って何をしてきたよとか、仕事イコールその方のアイデンティティとはならず、仕事はあくまでもその方の一部って言った認識です。
私個人の印象だけかもしれないんですけど、どうしても日本だと初対面の方だと、何のお仕事をされてますか?とかいう質問になりがちで、仕事イコールその人っていう側面が強いような気がします。
逆に仕事をしてないとなんだか後ろめたいみたいな、仕事をしてなければ今は○○の勉強をしていますとか、これ私だけですかね、こういう印象を持っているのはどうなんだろう。
皆さんの意見も聞きたいんですけれども、私はだから逆に無職だけど堂々とされている面白い方とかがいると、この人どういう人なのかしらみたいな、逆に知りたいなーって思います。
だってその時無職でも、きっと何かしら働いた経験はあるだろうし、またその人が今夢中になっているものとか、またその人が今どんな人生のフェーズにいるんだろうって思うんですね。
ごめんなさい、ちょっとまた話が逸れてしまったんですけど、話を元に戻すと、このような柔軟な働き方があるため、オランダの女性労働参加率は2024年度時点で82.9%で、OECD諸国の中でも非常に高い水準にあります。
オランダの男性の労働参加率が約88.9%であるのに対して、女性もこの高水準に追従しているというのがわかると思います。
ちなみに、日本の女性労働参加率は2024年度時点で73.7%で、オランダよりも低いもののOECD諸国の平均値74.1%に近いです。
でもこのデータは、15歳から64歳までを対象としており、正規雇用・非正規雇用に関わらず、労働人口を示しているデータです。
もしこれが正規雇用だけに限定したとすれば、オランダと日本の差はきっともっと広がるんじゃないかなって思います。
働き方の選択肢が増えるということは、女性だけでなく、男性にも良い影響があるのではと考えます。
オランダも、初めからこのような柔軟な働き方を保障されている国であったわけではありません。
1980年代の不況、失業率の上昇に対して、政府労使が協議し、ワークシェアリングやパートタイムの正社員化などで、雇用機会を喪失するという歴史があり、労働時間の短縮と社会保障制度の改革も同時に進められました。
雇用の柔軟化、つまり企業の都合で人員調整ができるといった一面と、労働者の保障、これは安定した所得や社会保障等を両立させる仕組みがあり、失業保障や再就職支援も充実しています。
日本も新政権となった今、働く人がそれぞれの人生のフェーズに合った働き方を自分で選択できる社会があったらいいなと思います。
世界から見る日本の今回のエピソードはいかがだったでしょうか。
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お相手は海外在住歴30年以上、現在オランダに住んでいるユキでした。また次回お待ちしております。
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