今回のテーマは境界線。何の境界線かというと、心と体の境界線、性の境界線。
今回はですね、保健室の先生でもなく、他人の先生でもない外部の方が来られて、授業が始まってすぐにですね、今から性教育の話がありますということで、
そして心が重たくなったり、教室に居づらいなって思った時は遠慮なく手を挙げて保健室に行ってくださいということで、丁寧に生徒の皆さんに伝えられていました。
その授業を聞いて、今までにあったトラウマだったり、お友達とあったトラブルだったり、嫌なことがフラッシュバックして気分が悪くなったり、悲しくなったりっていうことかなって私は思ったんですよね。
そこは丁寧に先生から話があったので、すごく児童に寄り添っているなって思いました。
今回の性教育の内容は、すごく考え深かったなって私自身思いました。
それはなぜかというと、私が小学生の時にこの授業を受けていたら、どんな気持ちになっただろう?どう感じていただろう?
そしてその後の生活にどう影響していたのかなって思うと、この授業はすごく大切な授業だなって思いました。
具体的にお話をすると、あなたの体はあなたのもの。自分で決めていい自分のものだから。
大丈夫と嫌の境目。心と体の境界線。
境界線は見えないけれど、自分の体をぐるっと守ってくれる透明のバリア。
見えない透明バリアで自分を守りましょう。
でもみんなそのバリアは違うから、大切にしていることはみんな違います。
みんな違って大丈夫。
透明バリアの境界線には、いろんな種類があります。
例えば、体の境界線。誰とどれくらい距離を取るか。
これは大人でもありますよね。初対面の方と握手をする。それが不快に思う方もいるし。
私はイゼンネス上でもやりとりがあって、相手の方が嫌じゃなければハグをさせていただくんですよね。
それは、初めて会う緊張、お互いの緊張をほぐしたいっていうのもあって、一回実質上の距離をなくしたいっていうのがハグするんですけども、
でも、いきなりのハグが嫌な方もいますよね。もちろん握手が嫌な方もいる。
これを聞いて思ったのが、妊婦さんのお腹を全く知らない赤の他人、通りすがりの、例えばスーパーでお買い物をしていて、
そうですね、若い方なかなかいないかな。年配の方が、わー何ヶ月ねーとか結構フレンドリーなね、
あの方々とか、いらっしゃる時、方がいらっしゃる時に、わー何ヶ月ねーって言いながら、お腹を触ってくるのって、あれって嬉しい方っているのかな、結構私は妊婦さんの時に不快だったんですよね。
知らない方にお腹を触られること。お腹が大きいから触っていいにはならないと思っていて、家族でも、例えば
ギリのお父さんに、お腹を触られながら話をされたら、やっぱりすごく違和感だし、でも家族だから嫌がったら傷つけちゃうかなとか、それが平気な方もいるので、体の境界線、
誰とどれくらい距離を取るかっていうのは、人によって違うのかなっていうのを改めて考えさせられました。
そして次は気持ちや考え方の境界線。どんな気持ちを持ってもいいですよ。何を大切かと思うかは自分で決めていいですよっていうことなんですよね。
例えば、ドラマや映画があった時に感動したシーンだったり、面白いなって思うシーンが人それぞれ違っていいし、
例えば、私はお友達からもらったお手紙をすごく大切に持っているとすると、そのお手紙を私は宝物だと思っているとします。
違う人が見たら紙切れじゃんって思うかもしれないし、どれくらい大切に思っているのかって人それぞれ違うから、それも自分で決めていいんだよ。
そして次は持ち物やお金の境界線。自分のものは自分のもの。
例えば、学校でハンカチで手を拭いていたとします。
そしたら、私ハンカチ持ってきてないから貸してねーって言って、いいよって返事してないのに取って拭いてありがとうって返しちゃう。
で、それってどうなんだろう。私も経験あるんですけども、お友達は何とも思ってないけど、私のものだから、
私がいいよって言わないと本当は取っちゃいけないって思うんですよね。
でもすごい嫌な気持ちになったって言うと、傷つけちゃうかな。怒らせちゃうかなって思うと何も言えなくなってしまう。
でも自分のものは自分のものでいいんですよね。
遊びに行って自動販売機があって、10円足りない、10円貸してって、でも貸したくなかったら本当は貸さなくていいのに持ってたら、
10円くらいいいじゃんって思う人もいるじゃないですか。
そう思うと、人によって本当に考え方や感じ方、大切にしているものっていうのは違っていいんですよね。
普通こうじゃん、とか男だから、とか女だから、年下だから、年上だから、女のくせに、とっても大切なことを丁寧に伝えてくれていた授業でした。
透明バリアがピンチの時は嫌だと言っていいんだよっていうことも言ってました。
すごく大事だなって思ったのが、それが友達でも家族でも親でも恋人でも嫌な時は嫌って言っていいんだよ。
だってあなたの体も心もあなたのものだからっていうことを伝えてくださっていました。
境界線がピンチの時、透明バリアがピンチの時はどんな時かって言うと、例えばベタベタ体を触られる友達、もしくは親と子、ハグやキス、これを聞いて私は正直ハッとしました。
私は子供たちにハグをよくします。でもその時に子供の気持ちってどうなんだろうって、子供だから、親だから当たり前にしていいとは限らないんですよね。
嫌な時ももちろんあると思う。そう考えたらもう少し娘たちの気持ちを考えてハグも愛も伝えていきたいなと思いました。
あと最近パパが、私の旦那さんがね、長女は自分の部屋で一人でベッドで寝てるんですよね。
私と旦那さんと次女は3人で寝ています。たまに旦那さんが長女のお部屋に行って宿題をしているかなーって見に行ったりとかするんですよね。
でもその時に長女のベッドにゴローンってなって、そのまま寝落ちちゃうことがこの前あったんですよね。
そしたらやっぱり一度寝るとお酒も飲んでたせいか起きなくて、でまぁ仕方なく長女は一緒に寝てたんですけど、
でパパは一緒に寝れるうちに寝とこうって、どうせ年頃になったら寝れなくなるんだろうなって思うっていう話をしたんですけど、
でも長女は、でも一緒に寝るの嫌なんだよって笑いながら言ってたけど、その嫌っていうのがどれぐらいの嫌なのかなって、私と主人は軽視しているんじゃないかなって、娘たちの気持ちも考えつつ接していきたいなって改めて思いました。
わかりやすい例があって、それは先生が手を挙げて答えてくださいって言ったにもかかわらず、手を挙げずに答えたAくん。
そして分からなかったから刺されないかドキドキしてたけどラッキーと思ったBくん。
そして手を挙げて答えようと思ったから悔しいと思ったCくん。
思う気持ちはそれぞれ違うし、何を大切にして何が好きかはあなたが決めていいんだよっていう話をされていました。
私はこの話を聞いてすごくわかりやすいなって思ったんですよね。
手を挙げて刺された人を答えてくださいって先生が言っているにもかかわらず、手を挙げずに答えたAくん。
でもそのAくんのおかげで刺されなくて済んだBくんは喜んでいるわけじゃないですか。
でもCくんは答えが分かっていたにもかかわらず、ちゃんと手を挙げてルールを守って答えようとしたCくんはずるいなって、悔しいなって思うんですよね。
そうだよなって思って、でもそこでずるいって先生僕分かってました。でもちゃんと手を挙げました。
Aくんに怒ってくださいって言える子もいれば言えない子もいるわけで。
ってなると、学校の先生も大変だなって思いました。
自分が手を挙げて答えてくださいって言ったにもかかわらず、手を挙げずに答えたAくんを叱るのか。
手を挙げようと思ったけど答えられなくて悔しい思いをしているCくんを慰めるのか。
Cくんに謝るのか。すごくこの例えは考えさせられました。
そして大切なものを勝手に触られたり、スマホの中も勝手に見られたり、目に見えない持ち物の境界線もあります。
っていうお話があって、その後ね、生徒同士でそれぞれ話し合いましょう。
何を話し合うかというと、今まで嫌だったことあった?ちょっと思い返してみてって、何分か時間をとって発表できる子はいますか?今まで嫌だったことを数名答えてました。
例えば、持ち物を勝手に触られるのが嫌だったことが今までありました。
ロッカーを勝手に開けられたことが嫌だったなど、気持ちが嫌、もしくは不安って思う気持ちが境界線のピンチのセンサーだよっていうことを講師の方はおっしゃっていました。
そしてピンチの時どうしたらいいかっていうのも教えてくださっていました。
一つは、はっきり嫌だを伝える。優しくしてくれる人だから、もしくは親だから嫌を言っちゃいけないとは思わなくていいんだよ。
そして逃げていいんだよ。その場を離れていいんだよ。
そしてモヤモヤが残った時は大人、もしくは誰かに相談する。
親だったり先生だったり。境界線を越えなきゃいけない場面もあります。
大人になるにつれてあります。そういう時にはどうしたらいいか。お互いの気持ちを確かめ合う、確認し合うことで嫌な気持ちや不安な気持ちは和らぎます。
例えば、持ち物触っていい?借りていい?
そして友達がその時嫌って言われたら、せっかく丁寧に触っていい?って聞いたのに、嫌な気持ちにならないかなって。
嫌って言われたら、私嫌われてる?え?なんで?悲しいなって思うんじゃなくて、私境界線を越えちゃったかなって思ってほしいな、考えてほしいなって言われてました。
すごく分かりやすいなって思ったんですよね。やっぱり嫌って言われたら、え?なんで?って大人でも思いますよね。
なんかしちゃったかなって。SNSとかでもよくあるかな。ブロックされたりとか、フォロー外されたりとかかな。
先生は嫌われてるかな?じゃなくて、境界線を越えちゃったかなって思ってほしい、考えてほしいって言ってました。
これはトラブルも解決しやすいし、大人になってからも役に立ちますよって言われてました。
そして次は性の境界線。
大事な部分、体操服で隠れる部分と口はプライベートゾーンです。
プライベートゾーンにはお約束があります。
プライベートゾーンを勝手に見ない、触らない、見せない、触らせない。
見るや触るはルール違反。見せる、触らせるもルール違反。
おかしいよって教えてあげてくださいっておっしゃってました。
境界線を勝手に越えたら、それは性暴力です。
この講師の方のお伝え方って、すごく分かりやすくて丁寧だなって思いました。
私が小学校5年生の時に、この授業を受けていたら、
その後のね、中学生、高校生、大学生の時の嫌だったことだったり、不安だったことが、少しやばらいだのかなって思います。
性暴力を受けた時は、嫌だって伝えていい。そして逃げていい。
そして大人に相談する。ホットラインで電話で相談もできますよ。
あなたのセンサーはあなたの気持ちです。っていうことを授業の最後におっしゃってました。
私はこの音源を聞き終えて、その後ね、何度も聞きました。
この授業でみんな違っていいっていうことと、嫌われちゃったかなとか、
なんで嫌って言うんだろうって怒るんじゃなくて、悲しむんじゃなくて、境界線を越えちゃったかなって思えたら、もっとトラブル減るのかなって思いました。
そして性の境界線もですね、プライベートゾーンを勝手に見ない、触らない、見せない、触らせない。
それをするとルール違反ですよって、相手が家族でも恋人でも、それは性暴力になりますよってことは、きっと小学5年生の生徒たちの心にすごく響いた授業だったと思います。
私はこの授業の音源を聞いて、この授業を小学校5年生の時に受けたかったなって思いました。心に響きました。
この授業の音源を聞いて、長女と話しました。話したことは、長女がどう思ったのか、どう感じたのか。
家族でも、友達でも、恋人でも、嫌なことは我慢せずに伝えていいんだよっていうことも伝えました。
傷つけちゃうからとか、逆にね、家族だから傷つけていいっていうのも違うと思うんですよ。
でも不思議に思ったり、疑問に思ったことは遠慮なく聞いてねっていうことも伝えました。
6年生のね、性教育の授業も、ぜひ見学したいなと思います。
エンディングになります。
今回は、小学5年生の性教育の音源を聞いてということでお話をしてきました。
あなたは、このお話を聞いてどう思いましたか?どう感じましたか?ぜひ。
一言でもいいので、メールやホーム、感想ポストで伝えていただけると嬉しいです。
最後にお知らせです。先日から何度も言っておりました、プレイリストを作成しました。
イェイイェイイェイイェイということで、何度プレイリストを作成したかというと、前回ね、言い忘れたものもいくつかありましたので、
性ラジオに関してなんですけども、まずは、私がゲストに行かせていただいた回。
性ラジオのプレイリストですね。性ラジオ毎個ゲスト出演番組。
そして2つ目、性ラジオ紹介会ということで、私は出演していないんですけども、
性ラジオのですね、あるエピソード、もしくは番組についてご紹介してくださった番組さんをプレイリストにしています。
そしてもう一つ、性ラジオ企画参加会ということでプレイリストを作成しております。
今までね、再開後たくさんの企画に参加してきておりますので、企画ものもまとめさせていただきました。
そしてその他で言うと、アフターセブンですね、ハッシュタグアフセブンの方で毎週木曜日配信しております
まいこおじの回もプレイリストにさせていただきました。
そして月1レギュラーのまいとみですね。
こちらもプレイリスト作りましたので、皆さん聞いてください。
あともう一つ、オープンズ大人な話のまいこ出演会もプレイリストにしましたので、
現在音花には出演していないんですけども、今までたくさん出ておりますので、そちらの方もまとめさせていただきました。
私が出ている回すべてね、聞いていただけると嬉しいなと思います。
最後にこの番組性ラジオではメッセージ質問番組の感想お便り募集しております。
メールやフォームは概要欄からチェックしてください。
先ほどお知らせしましたこのプレイリストもですね、全部概要欄に載せておきますので、皆様そこからリンク飛んでください。
エッグストーンインスタグラムのDM、スポーティファイコメント、ハッシュタグ性ラジオでも感想ポストお待ちしております。
そして各種媒体のフォローと評価も皆さん評価よろしくお願い致します。
それでは来週は雑談系ポッドキャストの日、企画参加会となっております。
それでは皆様良い週末を。
ラブユー。
性ラジオ