1. サイエントーク
  2. 39. ギリシャで学問に目覚めた..

ヒトが学問や科学に目覚めるためには何が必要だったのか?学問が栄えたのはなぜ古代ギリシャだったのか?ヒトが疑問を持つときってどんな時?というお話から、科学が始まった環境について思いを馳せつつおしゃべりしました。

【トピック】

・なぜエジプト人は頭が良かった?

・幾何学のはじまりと語源

・なぜギリシャが発展した?

・体を洗う順番で考える科学の本質

・実験が再現するのは当たり前か?

・初めての証明と学者が生まれるプロセス

・現代のコミュニティも古代ギリシャを目指している?

・未来のノーベル物理学者からの続報


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【参考文献】

・数学者図鑑 著 本丸諒

・この世界を知るための人類と科学の400万年史、著 レナード・ムロディナウ

・137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史、著 クリストファー・ロイド

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【番組について】

おしゃべりな研究者レンと普通のOLエマが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。

人類の科学の歩みと2人の人生を重ね合わせるシリーズ「科学史と人生史」を更新中。

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【プロフィール】

レン:おしゃべりな研究者。企業研究職として働く博士。専門は有機化学と生命科学。趣味は科学者の逸話やクセ強めな研究収集。

エマ:自称普通のOL。 よく間違えられるが実は理系。番組のイラスト製作を担当。学生時代カナダに留学していた。

【サイエンマニア】

レンがゲストと世界を探求する番組

https://scientalkclub.wixsite.com/scienmania

【BGM】

DOVA-SYNDROME

00:05
こんにちは。
こんにちは。
レンです。
エマです。
サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
なんか仕事とかで行き詰まってる時に、新しいアイデア欲しいなって時あるじゃん。
あるね。
どんな時に新しいアイデアが出てくる?
どんな時に新しいアイデアが出てくるか。
うん。
私、研究じゃないから、そんなにアイデアが必要な触手じゃないっていうのもあるけどな。
普通に仕事以外で考えていい?
仕事以外って逆に何ある?
ポッドキャスト。
例えば?
例えば?
ちょうど今、サイエントークのキャラクターを作ろうとしていて、アイデアが欲しかった。
じゃあ、それはまだ出てきてないっていうこと?
アイデアが出てくる時がどういう時かっていうことを。
そう、何してる時とかさ。
リラックスしてる時?
リラックスしてる時?
友達と会話してる時、全く関係ない人と喋ってる時とかに、そのアイデアいいかもみたいな。
人と喋るっていうね。
そうそう、種が出てくる時とかあるかも。
出てきたわけじゃない。
アイデアが欲しい時ってさ、他のことをしてても常にそれのことを考えてるから、アンテナは立つよね。
そうだね、ニュース見てて関連するやつ、ちょっと気になったりとかね、ありますよね。
なんでこんな話したかっていうと、これまでのエピソードで、あれとさ、言語とか数字とか文字とかの誕生をいろいろやってきたわけじゃないですか。
いよいよ科学に目覚めるんですけど、人類は。
その目覚める時に、どういう環境なのかってめっちゃ大事かなと思って。
今まで神様だって思ってたやつが、なんかこれは合理的に説明できるぞって思いつくみたいな。
その時って、その環境めっちゃ重要だと思うんでね。
そのことについて今回話します。
じゃあ、科学が生まれる瞬間の話ってこと?
瞬間ってかフィールドって感じかな。
フィールド?科学が生まれる条件みたいな?
そう。
そういうのってさ、しかももしかしたらなんか役に立つかもしれないし、立たないかもしれないけど。
っていう話をちょっとしたいです。
普段、物事を見る時の発想の転換みたいなのにもしかしたら使えるかもしれない。
かもしれない。
かもしれない話。
使えないかもしれない。
じゃあ最初に、エジプトってさ、ピラミッドとかさ、もうすっごい昔に作ってるわけだけど、紀元前2500年とかに。
これめちゃくちゃすごいことしてるんだけど、なんでエジプトでそれ起きたのっていう。
エジプトでそれ起きたの?
なんか、ピラミッドって何かを象徴してるって。
それこそさ、神様とか?
一応王様のお墓。
03:00
お墓か。
なんだけどさ、別に王様っていろんな国にいたわけじゃん、昔も。
でもさ、ピラミッドはエジプトにしかないわけじゃん。
てかあんなにさ、計算されてさ、積み上げられてるものは。
はいはい。
それがなんであの場所だったんだろうっていう。
あの場所だったのか。
なんでお墓をあの場所に作ったか。
でもエジプトの王だったから。
なんか聞き方が悪いかな。
なんかすごい文明じゃん。
で、計算もできるわけじゃん。
だけど、なぜエジプトでそういうことがそもそもやろうと思ったかというか、できたかっていうことで。
これ結構難しいかもしれない。
エジプトに関係ある?
一応、エジプトに関係はある。
ヒントはね、川が近くにあるんですよ。
ナイル川っていうでっかい川。
それがよく氾濫するんですよね。
それが関係してると言われている。
ひらたく言うと、エジプト人がめちゃめちゃ頭良くなった理由みたいな。
川が氾濫するから、いつ川氾濫するかとか考えて予防するようになったみたいな。
って考えるから、いろいろ気候とか法則みたいなのを見つけ出せるみたいな。
そうそうそうそう。それも一つ。
よく氾濫するんで、いったいこれがいつ起きるのかっていうのをまず知りたくなる。
1年のうちで、同じようなタイミングでこの氾濫って起きてるらしくって、季節みたいな感じで。
だから、暦がそこで生まれたり、それを空見て、いつ氾濫が起きるのかって判断するから、
天文学が発展したりするっていうのは、この川の氾濫が関係してるんじゃないかっていう。
もう一つも川系?
もう一個も川系。
氾濫が起きても耐えるようなお墓を作ろうっていう発想になった?
お墓は関係。お墓は計算できないと作れないじゃん。
そもそも計算できるようになったのは何でなんだろうっていうところが、この川に関連してて。
イメージとしてさ、人だからさ、この土地は自分のみたいな感じでさ、土地を持つようになるわけじゃん。
その縄張りというか。
川氾濫するじゃん。
全部流れるわけじゃん。
その後ってどうする?
なるほどね。その後は、区切りがないよね。
だから、何も考えなかったら、自分の領土なのか他人の領土なのかわかんなくなっちゃうから、それをわかるように数字を発明。
数字はすでに発明されてる?
数字の発展も一緒だね。
でもわかるようにするっていうのはあって、一回ザーって川氾濫して、自分の場所とか境目がなくなっちゃうけど、
これぐらいの面積は自分の土地だっていうのって、長さとか測れないと言えないじゃん。
06:06
で、その面積を元に、大体これぐらいの土地自分は持ってたって元に戻すみたいなのがあるんだけど、
それってめっちゃ正確に測れないといけないわけじゃん。
なんでこのエジプトがすごい数学とか強いのって、川がめっちゃ氾濫したりするからっていうのも関係あるんじゃない?って言われてる。
なるほどね。
ある意味これもフィールドが人を育てたみたいな感じ。
同じ時期って何々文明みたいなのあったっけ?
同じ時期はメソポタミア文明とかもあるけど、
でもメソポタミアとかに比べて、やっぱエジプトの方が数学とか自然科学にタケット。
メソポタミアも、それはそれでまた別で数学みたいなのは発展してたんだけど、
今回はエジプトではこう入りだったんじゃないっていう。
メソポタミアも川の近くで、そんな氾濫してなかったらしいけどそっちは。
だけど水路を作ったりするっていう。
それもでも数字必要そうだよね。
前さ、土が労働力の単位だみたいなの言ったけど、
一人どれぐらいの土を掘れるか、それを測るのにも数字必要だから、
それはそれでまた発展してるって感じ。
これってエジプトでこの土地の面積を測るみたいなのが、これ気化学の始まりなんですよね。
気化学って英語でジオメトリーって言うけど、ジオは土地、メトリーが測る。
だからもう土地を測るっていう意味なんですよ。
なるほどね。
気化学って言うとちょっと気化学模様みたいなの出てくるかもしれないけど。
三角形とかね。
これ調べたら、一応英語はそういう土地測るっていう意味なんだけど、
気化学の気化自体は中国語のイクバク、イクバクかのイクバク、
あれから来てるからこっちはあんまね、ジオメトリーをそのまま反映してるわけじゃない。
単純に中国の算術書で九九の記述とか、計算の記述なんだけど、そこにイクバクってよく出てくるからイクバク学で気化学みたいになってる。
気化学ってどっちかって言ったら図形なイメージだからさ、イクバクは逆っていうか、
もっとベーシックなね。
ベーシックな、手に使う系のやつなイメージだからね。
だけど、気化学っていう字がとりあえず昔当てられたから、そのまんま今使われてるみたいな感じらしい。
これがめちゃくちゃエジプトで発展したというのが最初にあるんだけど、ベースとしてね。
だけど、この時ってとりあえず土地測るとか、何かの重さ測るとか、そういうのが発展するんだけど、めっちゃ有名な数学者って誰もいないんだよね、古代エジプトって。
で、メソポタニア文明とか他の文明も大数学者みたいな人は生まれてない。
これはもうみんな実用的なことしかやってなかったから。
数学専門の人みたいなのがいないってこと?
そう。
09:00
なんかここ縦と横これぐらいの長さ測ったら、そこ結んだ三角形の斜めの線とか、これぐらいになるってわかるけど、何でかは考えないみたいな。
使えるからまあまあみたいな感じだったらしいんだよね。
で、この後の時代に古代ギリシャってギリシャでいろんな有名な人出てきて、いわゆる数学をやる人が出てくるの、数学者。
でもさ、これ不思議じゃない?
だってエジプトとかでさ、めっちゃやってたのにさ、何でいきなりギリシャで生まれるのっていう。
確かにね。で、そういう数学の専門家みたいな英雄いないのに、ピラミッド作れる。
うん。
すごい。
だったらさ、別にそこで数学がエジプトとかでさ、そのままめっちゃ盛り上がってとか起きてもいいよ、そうじゃん。
でも起きなかったんだよね。
そうだね。
うん。
この時代はまだ数学という学問がない?
ない。
で、古代ギリシャに有名な数学者がいっぱい出てきたんだけど、じゃあこの何でギリシャなのか気になりません?
はい。
どんなとこなのかっていう話をちょっとしたくて、ギリシャはわかるよな。
うん。
行きたいなと思ってるけど。
あ、行きたいんだ。
いや、いつか行きたいでしょ。
そうだね。
ザ・ヨーロッパみたいな感じでしたね。
なんか、いつだかに経済旗みたいな話しなかったっけ?
してた。
そのイメージがあるから、あんまり行きたいという気持ちが。
じゃあ、エジプトとかではなかったんだ。
うん。
とか、メソポタミアとかではないけど、ギリシャにあって、で、それによって数学が生まれた。
そう。
当てようとしていい?
おー、理由?
うん。
いいよ。
いや、別にないけど。
いや、でもね、めっちゃシンプルっすよ。
制度が、今さ、そういう学者みたいなのがいなかったって言ってたじゃん。
うん。
みんな実用的なこと知ったって。
うん。
エジプトでは。
うん。
でも、ギリシャでは、もうちょっと発展して、ちょっとみんな専門家みたいなのが生まれてきて、
その専門家の一人が、一人っていうか、専門家のうちの一つが数学。
うん。
それになった理由だよね。
それになった理由。
今、繰り返しみたいになったけど。
いやー、そうだね。
じゃあ、なんでその専門家生まれるの?っていうことでもあるかもしれない。
なんで専門家生まれるかっていうことは、でも文明が発展したんじゃん。
うんうん。
なんか、ある程度原始的だったら、もう一人の人がいろんなことできるっていうことによって成り立つけど、
でも、コード化してくると技術とか難しくなってくるから、文行みたいになって、専門家が生まれる。
当たり前のこと言ってるか。
まあまあまあ、でもそうなんだけど。
なんでギリシャ?
そうだね、まず先になんでギリシャ?っていうか、ギリシャってどんなとこかっていうのをまず言っとくと、
これ舞台としては紀元前600年ぐらいの話で、地中海ありますよね。
12:02
はい。
ヨーロッパのとこに。
で、すごいブドウとかオリーブとかいっぱい栽培されてて、そもそも結構人はいっぱい住んでるみたいな。
でっかい都市はいくつもあった。
楽園とも呼ばれてたみたいですけど。
この土地ってめちゃくちゃ移民が多い。
人の行き来がね、とにかくすごい。
で、都市もでかい。
さっき言ったオリーブとかも貿易されて、他のとこ持ってかれたり。
オリーブって食用だけじゃなくて、オリーブオイルにもなるし、
それって石鹸とか燃料とか、いろんなものに使えるんですよ。
顔とかにもつけそう。
顔とかにもつける。
だから、めちゃめちゃ貿易が盛んだと。
これが超重要。
それによって数学が生まれたの?
一個は、めっちゃ人が行き勝って、いろんな人がいろんなこと議論する。
ていうのがまず起きる。
だから、たとえば古代人あるあるで言うと、歯磨くとか会話するらしい。
そうなんだ。古代人あるある。
で、ある地域から来た人が、この植物めちゃくちゃ歯ブラシとしていいよみたいな。
これで歯磨いたらめっちゃ綺麗になるみたいな。文化を持ち込む。
ってなったら、本当はこの植物めっちゃいいじゃんってなって、そっから歯ブラシみたいなのが生まれるとかさ。
えー、おもしろい。
で、広まるみたいな。
とにかくいろんな地域の便利なものが集まってくるの。
人がいろいろ行き勝うと。
ってなると、そもそもなんとなく、これこういう文化だからやってるわみたいなのに疑問を投げかけるって人が出てくる。
だってさ、みんなが同じ文化で言ってたらさ、当たり前だと思っちゃう。
そうだね。
例えば、俺最近思ったのは、体洗うときに頭から洗って、体洗って、みたいな順番あるじゃん。
体洗う。
あれってさ、考えてやってる?
うん、一応。
一応?
うん。
私は、リンスの時間をわりと起きたいのよ、お腹。
普通にコンディショナーつけてすぐ流すよりも、コンディショナーつけて少し時間を置いてから流したほうがうるおいという、思ってるから、勝手に。
だから、はじめに髪の毛洗って、リンスつけてから体洗ったり、顔洗ったりする。
ああ、なるほどね。
俺がだから、それを今知るわけじゃん。
そしたら、もしかしたらリンスを長くやったほうがいいってことは、俺もそうしてみようかなみたいな。
でさ、俺は、わりと上からどんどん洗っていくタイプなんだよね。
よくある、汚れを上から落としたり的な。
で、それって、何も言わなかったら当たり前にそれやってんだけど、こうやって違うさ、文化の人が出会ったらさ、なぜそうやるのかみたいな考えじゃん、今。
そうだね。
これって、科学の結構本質というか、なんでっていうのを引き出すポイントなんですよ、一つ。
15:03
おそらく、科学を、いろんなものに対して疑問を持つっていう、第一歩がこれ。これが一つ、ギリシャでよかったこと。
じゃあ、それは、エジプトとかメソポタミアとかでは、そこまで貿易が発達してなかったっていうことなのかな。
あったと思うけど、どれだけ盛んかっていうのもあるし。
もしかしたら、そこまで人が集まってなかったかもしれないよね。
いろんな国の人が集まるみたいな場所ではなかったのかもしれない。ギリシャに比べたら。
そうね。ギリシャ、南からも来るし、北からも来るから、人っていうのが一つあって。
で、もう一個が、さっき専門家が生まれたって言ったところにつながるんだけど、原始人ってさ、とにかく生きなきゃいけないじゃん。
食べ物とってさ、生きるのに必死なわけよ。
時間があんまりないんですよね。
なんで、文明発展してきて、暇な人が出てくるんすか。
誰かが食べ物とってきてくれたりするんで。
で、この暇な人が生まれるっていうのが、第2の大事なポイント。
なんか、同じようなこと言ってたね、前。
なんだっけ?どこで言ったっけ?時間が。
これね、芸術が生まれるときに。
あ、芸術か。
そう、そこと同じですね。
芸術が文字につながるんだっけ?
芸術が文化とか、言葉とかもそうだけど、宗教的なとこだね。
宗教だっけ?
だけど、ここで言う暇は、もうちょっとレベル高いんですよね。
本当の原始人から暇になるってことじゃなくて、みんないろんな職業があるわけですよ、他に。
っていう中で、暇な人ができると、なんでだろうって思うレベルが結構高いんだよね。
なんで雨降るんだろうとか。
うん。
普通考えないね、そんな。
そうだね、たしかに。
なんで植物ってこういうとこで育つんだろうとか、っていうのを考え始めた。
これってある意味、学問の始まり的なとこなんですよね。
面白いのが、文字ができて以降、みんながみんながここにいたってたわけじゃなくて、
この古代ギリシャ以前の人って文字で記録されてる中で、もうなんでこの世界できたんだろうっていう考え方で、
もう神が作った一択なんですよね、ここまでって。
で、もうこれはある意味、混沌とした状態から神が何とかしてこの世界を作りましたっていう思想みたいな。
それが100%なんですよ。
それがずっと言い伝えられてきてるんだけど、古代ギリシャの時代になって、初めてこの混沌とした状態から神が作ったっていうのは本当?って考える。
もしかしたらもっと秩序だってて、なんか理論的にこの世界ってできたんじゃないの?っていうのが古代ギリシャで初めて言った人が出てくるんですよ。
18:01
これ当たり前なんだけどね、今だと。
だから何でもかんでも、僕らもたまに神のせいにしたくなりますけど、神のせいにしないっていうのが結構大事だったわけですね、この時。
もうちょっと何かわかりやすいので言うと、実験ってあるじゃん。
今って実験を繰り返して同じことが起きるって当たり前じゃん。
でも、同じことやっても神は気まぐれなんだから、本当に同じこと起きるかわかんなくねっていう世界観なの。
もう前提が違うとそういう感じになっちゃうのか。
そもそも時間はかる方法なかったんだけど、太陽が昇って沈むのにが、そんな時間ぴったりで動いてるわけないじゃんってな。
そんなわけねえだろっていう人しかいなかったよねっていう世界観ですね。
これに一石を投じるすごいおじさんたちがいっぱい出てくるよっていう話がここからの科学者なんですね。
なるほど。それまで疑問に思ってる人いなかったんかな。いても時間がなかった。
いても時間がなかったか、文字誕生以前はそもそもだから記録残せないっていうのがあるから残ってはないけど、
理論的に考えるっていうこと自体を発明したというか。伝わるかなこれ。
いや、わかるよ。もう神のせいにしないっていう発想が生まれたってことだよね。
全てがなんとなくっていう世界でしたよっていう話ですね。
なんか今だったら神のせいにしないのが当たり前だから、普通に考えたら理論的に考えちゃうやろって思っちゃうけどね。
これってなんでなのってなったらこういう理由でこうなるっていうふうに考えそうだけどね。
だけど、そもそもそれを何かを証明するっていうプロセスがまだ踏めないみたいな状態なんよね。
じゃあ例えば一個例出すと、数学といえば証明だけど、例えばさ、今円ってさ直径、中心取るようにさ直径かけるじゃん。
中心を取るように。
その直径でさ、2分割されたさ円ってさ、半分半分じゃん。一緒の大きさじゃん。
これ本当に一緒の大きさっていうのも言えないみたいな。
なるほどね。
当たり前なんだけど、それが半分にその直径で分かれた2つの半円が同じ大きさですっていう証明がまずされてない。
今はされてるってこと?
今はされてるじゃん。
そのプロセスとしては図形って重ねて同じ大きさだったら同じ大きさじゃん。
当たり前なんだけど。
だけど、まずそれが当たり前のこととしてあって、それがまず前提として誰もが納得することとしてある。
21:05
じゃあ円を直径で半分に割って、実に割ってみて、で、重ねてみたら本当だ、本当にこの円中心取るように半分にしたら同じ大きさになったわってなるじゃん。
したらこれは誰もが認める証明っていうのになる。
いや、円半分で直径にしたら一緒じゃん、それ大きさって、俺らの感覚。それが当たり前じゃないよ、本当に。
いやいや、そんなことないでしょっていう人が当時絶対いたと思うんだけど。
でも実際これ割って重ねてみたら同じ大きさになってるから、これ一緒でしょってなったら、確かにいってるじゃん。
なんか直径いろんなところで引けるから、全部の直径において半分になるのって思いそうだね。
角度変わったらとか。
角度変わったらくるくるって回して元の場所に戻せばいいかな。
分かんない、その疑問を投げかけた人がいたか分かんないけど、要はそういうことだよね。
こうやって引いたら実は一緒じゃないんじゃないとかいう人もいたかもしれないし。
っていう、なんかこういう今までのなんとなく数字できましたとか、長さ測りますとかだけじゃなくて、理論的に何かを説明するみたいなことが初めてギリシャでやった人ができたんで、
ロンパ王みたいなのが出てくるんですよね、いっぱい。ロンパおじさんがいっぱい出てくるんですよ、古代ギリシャって。
で、そういう人がやっぱお、すげえってなって、この人めっちゃロンパとは言ってないと思うけど、すごい納得させられるわみたいな人が結構有名になってて。
アリストテレストか。
そうそうそう。そういうので学者が生まれてくるね。
なるほどね。
学者ってやっぱ人々を納得させるものを見つけないといけないから。
じゃあ、初めから、今の感覚でいうと、学者ってなるためには大学に行って、自分はこの専攻だっていうふうに決めて、それを勉強していくみたいな感じだけど、
一番初めの初めの学者さんは、よくわからない人たちがいろいろ集まって、話してる中でロンパ王が生まれて、その人たちが学者ってなったので、面白いね。
でも、賢ってなるみたいな感じだったと思うね。
じゃあ、別に特に分野とかはなくて、理論的に考えて説明できる人が学者だったのかな?
そうそうそう。だから、この時に、今でいうと哲学なんだよね。哲学者。
だけど、その中には、今言った数学の証明みたいな科学者要素も入ってるから、哲学者と科学者は一緒なんだよね。
だから、めちゃめちゃロンパというか、いろんな証明とかをできるっていう人。
とりあえず、頭いい人。
とりあえず、賢者みたいなね。
人が、その議論がまず沸き起こるっていうのは、人が集まってくるからっていうのもあるし、それをやる暇があるっていう2つの要素が揃ってる古代ギリシャで起きたよっていう。
24:07
すごい世界ですよね、これ。
すごい世界だね。でも、ギリシャ以外でも起きそうなものにね。
だけど、これ思ったのが、今の社会も一緒かなと思って、よく会社とかで、いろんな人がコミュニケーション取れるようにフリーデスク制度導入しますとか、やったりするじゃん。
いろんな会社やってると思うんだけど。
それって、俺、古代ギリシャを目指してると思ってて。
人を引き出してコミュニケーション取らせて、そこから何か生まれるんじゃね?みたいな。
みんな古代ギリシャを作りに行ってると思うんだけど、うまくいくかどうかは別として。
確かにそのやり方は、リニアかなってんのかなとか思うよね。
そうだね。うまくいったら、新しいアイディアとか生まれそう。
そうそう。だいたいイノベーション起こそうみたいな言ってる人たちね。
同じようなこと言ってる。
あとはね、このポッドキャスト、割と科学ってボーンってふわっとしたジャンルを抱えてるから、これは古代ギリシャになりたいなと思って。
いろんなバックグラウンドを持つ人たちがしゃべれば。
サイエンマニアじゃん。
サイエンマニアもそう。
俺は古代ギリシャを作りたかったのかもしれない。
それ前回のさ、科学コミュニティの話にもつながるんじゃない?
そこにもつながる。
で、サイエントークにいろんな人からお便りくるのも、古代ギリシャに立ち寄る人々みたいな感じで、
で、俺らはさ、そういう文化もあるんだみたいな。
勉強になるじゃん。
これなんか生まれそうな感じがする。
生まれそうだね。
古代ギリシャを目指していたんだと思います。
多分って思いました。
割とね、だから今回が結構不思議めのエピソードになってて。
確かに。
こっからもいろんなね、おじさんたちの話になってくっていう。
いろんな頭のいいおじさんの話。
結構ものによっては、こっからが科学史だって言ってる本もあったりするね。
ちょっと気の毒残ってるし、いわゆる科学って感じだからね。
じゃあ最後に、そんな中来た厚いお便り1個だけ紹介していいですか。
はい、お願いします。
忘年会で未来のノーベル物理学者さんからお便り来てて。
忘年会会の時。本当の忘年会かと思った。
あ、違う違う。忘年会会か。
聞いてない人のために説明しとくと、
一応中学生の方で、リンさん結婚してくださいっていうのを
アップルポッドキャストのレビューで書いてくれた方なんですけど、
実はそれ今レビュー見たら書き変わってて、
実はしみという名前でお便りしたものですみたいなことがちょっと追記されてて、
前もお便りいただいてた方だったんだよね。
別の名前でしみさんっていう。
しみっていう名前で。
その方から大興奮のお便りが届いてるんで。
27:01
大興奮の。
ちょっと紹介しますね。
レンさんエマさんお久しぶりです。
前回僕はまさか自分のお便りが読まれるとは思っておらず、
自分のお便りが読まれた瞬間、
真夜中だったにも関わらず大声で
よっしゃーと叫び、
友達全員に全編のリンクを送りまくった後、
鬼の角を生やした両親にコッピドが叱られました。
しみでございます。
突然ですが、
podcastのお便り、レビューを見たお二人はお気づきいただけたかと思いますが、
私しみはこの前の忘年会エピソードで、
レンさんを民法第731条、
婚姻適例違反で逮捕させかけた、
未来のノーベル物理学者でございます。
面白いじゃん。
そんなことはどうだっていいんです。
お金4つぐらいかけてますね。
本題に入りますが、
今回はお二人、特にレンさんに言いたいこと、
どちらかというとお願いしたいことがあってお便りを送りました。
拙者、拙者って書いてあるけど、
拙者にはダークマターの正体を暴くという夢があります。
分類としては素粒子物理学でしょうか。
その夢を叶えるため、
筑波大学の理工学軍物理学類の合格を目標として日々邁進している次第でござる。
忍者の絵文字が書いてある。
急に語尾変わった。
お願いは二つです。
一つ目は、拙者が筑波大学に入学、
そして数理物理科学研究科に入る、
もしくは博士号を取ったら、
サイエンマニアかサイエントークにゲストとして呼んでいただきたいということです。
二つ目はシンプルです。
レンさん、弟子にしてください。
え、いいんですか。ありがとうございます。師匠。
信じていたサンタさんに、
手紙の未読無集をかまされたこの哀れな子羊を救うために、
ぜひとも一つ目のお願いも叶えていただきたいです。
長文読みにくい文章で申し訳ありません。
もっとまとまった文を書けるよう努力します。
PS、僕のことはシミと呼び捨てで呼んでいただけるととても嬉しいです。
あと、LINEの背景にお二人のアイコン、
エマ様がお書きになられたものを使用してもいいでしょうか。
重ねて文が長くなってしまい申し訳ございませんでした。
って言ってますよ。ありがとうございます。
熱いね。熱いよ。めちゃめちゃ嬉しかった、これ。
めっちゃリスペクトされてるよ。
なんならさ、もう出てもらったら。
でもこれ、筑波大学入学してさ、呼ぼうよ。
ね。
今、中学、そこ、でもさ、
まだ中学生なのに、もう、
大学のどの学部行きたいってまで決めてさ、
日々満身しててすごいね。
いや、すごい。ほんと応援したいですね、これは。
応援したいね。
30:00
ゲストはもう、合格したら呼べます。
その時までに、もしかしたら私たちを見捨てている可能性あるかなって。
忘れないでくださいね。
そんなネガティブな。めちゃくちゃネガティブじゃん。
いやいや、わかんない。
このお便りもらった時にね、応援したいなと思って。
応援したいね。
もうなんか、僕、弟子取ったことになってるんで。
おめでとう。
もちろんいいですよ。
あと、LINEの背景に、僕らのアイコン使っていいですかっていう。
どのアイコンだろうね。
アートワークじゃん。
いいよ。
いいんじゃない?わかんない。
著作権、エマさん持ってるんで、エマさんがいいよって言ったらいいんじゃないですか。
いいですよ。
嬉しいっすね。友達にも広めてくれたらしいっすよ。
お母さんに怒られちゃったけどね。
両親に怒られちゃったけど。
これ嬉しくて、紹介したいなっていうのと、
これですよ、ポッドキャストの面白いところは。
やっぱ集まるとさ、いろんなこと起きますよ、こういう。
そうだね。
まさかね、俺これ始めたときにね、弟子に助けなさいって。
手紙が来る日が来るとは思わなかったっすね。
弟子1号。
もしかしたらさ、2号、3号も出てくるかもね。
弟子って、あんまりあがめられたくはないですけど。
仲間ってことで。
以上です。
急にゴザレが来たのびっくりしたけど。
いやでも、熱流は伝わりましたよ。
そうだね。
じゃあ、これからもよろしくお願いします。
お願いします。
飽きられないかが心配だね。
そうそう、それが心配。
頑張ろうって思ったわ。
なんだよ、この師匠。話わかりにくいわ、みたいな。
覚えたら、覚えるから。
サイエントークで呼びたいね。
そうだね。
せっかくだしね。
でも、それもしさ、ほんとにゲスト出演してくれたら、えもくない?
数年後でしょ?
私たちにとってのさ、3、4年後とかだったらさ、そんな短いけどさ、
中学生のときから大学生ってなったらさ、だいぶさ、長い感じすんじゃん?
あのときの中学生が、今大学生になって、みたいな。
でも、大学の博士で、なんかいろいろ勉強してから来るのかな?
それとも大学生になったら来るのかな?
大学受かったらもう、いいんじゃないすか、いったん。
そうだね。
研究の話は、いきなり難しいと思うんで、普通に。
雑な?
雑な。
てか、これ思ったんだけど、お便りでこれだけ、他にもさ、いろんなお便りもらってるけどさ、
やっぱりちょっと喋ってみたいみたいな気持ちも出てくるじゃん。
そうだね。
なんかないかな、そういうシステムというか。スペースとかか。
33:00
できるのは。
そうやってみてもいいかもしれないね、スペースをマイクで収録してさ、喋ってみたい人。
で、そのときにさ、いったん決意表明もさ、この、呼び捨てにするのあれだけど、
しみくんに来てもらってさ、宣言してもらってさ、応援したよね、みんなで。
そうだね。
で、他にもさ、いるかもしれないし、こういう人とか。
とりあえずなんか言いたいことある人とかね。
人生史ってさ、ちょっとエモいけどさ、その人生史の裏でさ、
ときどきさ、なんか3年に1回ぐらいさ、リスナーさんがゲストとしてさ、来てさ、
あ、あのときは中学生、今は大学生、今はもう大学院でなんか研究してるってなってさ、めっちゃエモくらい。
同じ人?
そうそう。
いろんな人の時間経過がってこと?
そうそう。
確かにね。
確かにね。
いや、それをしようっていうわけじゃないけど、なんかもしもさ、本当にこれ実現したらさ、
ずっと聞き続けてくれたってことだしさ。
そうね、そういう意味では。
いろんな人の時間流れてるんだなみたいな。
だから、僕ら近況報告してるじゃん、人生史で。
うん。
でも、この聞いてる人も近況報告してほしいよね。
してほしい。
なんかもうめちゃくちゃよくお便りくれる人みたいな。
またこの人から来ましたみたいな、今これやってるんですねみたいな。
嬉しい嬉しい。
楽しそう。
いいね、そういう場になったらすごいいいよな。
で、たまにそういう、スペースが一番気軽だけど、
喋って、お便りのあの人ですか?みたいな感じになりそうじゃん。
いいね。
いいですね。
ってことで、ちょっと今日も時間あれなんで、お便り1個しか紹介できなかったんですけど、
またね、この次は人生史会かな。
うん。
ですけど、またちょいちょいね、お便りとかはさみつつやっていきますんで。
はい。
で、最後の挨拶。
忘れてた、前やるの。
各種ポッドキャストアプリでのフォローと評価、よろしくお願いします。
古代ギリシャみたいにいろんな意見くれるよっていう人いたら、
ぜひツイッターとかお便りでいろいろ送ってください。
お願いします。
ってことで、今回もありがとうございました。
ありがとうございました。
バイバイ。
バイバイ。
いつもバイバイが駆け足なんだよ。
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