1. サイエントーク
  2. サンタクロースの正体を暴く!..

サンタクロースの正体を理系らしく考える、サンタの歴史、なぜ赤い服?、公認サンタクロース試験、サンタクロース会議、サンタクロースに関する研究。

メリークリスマス。



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Christmas Garden written by のる

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00:01
はい、メリクリ2回目。
はい、メリクリ。テンション。
はい、レンです。
はい、エマです。
サイエントークは、おしゃべり研究者のレンと普通のOLエマが、世の中の気になることについていろいろ語り合う番組です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、クリスマスエピソード超大作になったので、今回は後編です。
前半ではね、身近ないろいろサンタのエピソードとか、サンタの存在はどうだ、実在はどうだとかいろいろ話したんですけど。
今回は、そんなサンタクロースについて、実際世の中どういう情報あるのかなみたいなのを、なんとなく調べてみました。
なので、しゃべっていきましょう。
はい、いきましょう。お願いします。いつも通り。
いつも通りだけど、ちょっとやや言いながらやりましょう。
やや言いながら、はい。
クソ真面目に科学者紹介みたいなテンションでやりすぎるとちょっとあれだから。
そもそもさ、サンタクロースって何者だよみたいな、考えたことあります?
今回ちょっと考えた。
サンタクロースの存在はさ、さっきも言ったけど、すごい知られてるけど、じゃあなんでみんな知ってるんだろうとか。
やっぱりそれは大元となる何かがあるから、その情報が広がるわけじゃん。
その大元となる情報ってなんだろうとか、いろいろ考えてた。
自分がサンタクロースを知ったのは何きっかけなんだろうみたいな、覚えてる?
それはもうさ、ちっちゃい頃からクリスマスはサンタがいるもんだよみたいな感じで、親に洗脳されてることなんじゃないかな。
言い方。
でもあれかな、あとは絵本とかテレビとかで。
確かに、それは多いね、確かにテレビは。
絵本で読んだような気もする。
うん、絵本でも読むし、テレビでも聞くし、音楽とかでも流れてるし、親もそう言ってるから、そういうので信じちゃうんだろうね。
そうだよね、だからそういうので知って、やっぱさ、ちょっと憧れるみたいなとこあるじゃん。
サンタクロースに会ってみたいなとか、プレゼントもらえるかなみたいな、ちょっとした憧れみたいなのあるじゃん、やっぱサンタさんに。
だからね、俺もね、前回のエピソードで話したんですけど、そのサンタクロースに疑念を持ち始めたときに、一体どういうことだと思ったの。
じゃあ何なんだこのおじさんは、みたいなのを考えたことはあったんだけど、ちゃんと調べたことはなかったんで、まずサンタクロースの定義ですね。
そこから入っていこうと思います。
ちょっとこれ、世の中はネットを含めて情報が溢れすぎてるんで、サンタに関しては。
03:03
一旦、そのウィキペディアに書いてるやつとかも踏まえつつやるんですけど、とりあえずウィキペディアの一行目にサンタクロースは伝説の人物って書いてて、いきなり。
それだけ書いな。
それすごいこと書いてるなみたいな。
で、ちょっと面白くて、よく知られている造形では赤い衣装を着た高齢者で、白く長い髭が特徴。
田中井のソリに乗り、12月24日の夜に子供にプレゼントを渡して回るとされるが、時代や地域により異なるって書いてるんですね。
ちょっと高齢者って書いてるの面白いんで。
高齢者って書くと、すごいヨホヨホの弱い人みたいなイメージがあるけど、実際はホホホって言ってる福岡のおじいちゃんっていう感じだよね。
よく知ってますね、ホホホ。
よく知ってますねというか、やっぱそのイメージ。
ホホホはよく言うよ。
俺、今回のやつでさ、確かにホホホって言ってるっちゃ言ってるかぐらいに思ったけど、結構重要なんですよ、ホホホが。
なんか、アメリカのテレビ番組、ドラマとかで、サンタクロースを揶揄してホホホみたいな、いうシーンがよくあるから、そこなのかもしれない。
日本ではそんなに言わないのかもしれない。
そうだね、日本で、わかんない、言ってるかもしれないけど、確かに調べた感じだと、欧米諸国のサンタがホホホって特徴的な笑い声をあげるっていうのは、伝統みたいになってるみたいで。
あ、それ笑い声なんだ。
うん、笑い声。え、なんだと思った?
とりあえずホホホって言うのかと思った。
まあまあ言ってるっていうことね。笑い声です、これ。
笑い声なんだよね。
で、なんかこのホホホにちなんで、カナダではサンタクロースに手紙とか送れるみたいなんですけど、その郵便番号がH0H0H0なんですよね。
これがホホホになってます。
えー、そうなんだ。
そう、みたいなのがあるらしいよ。
あ、郵便番号って番号だけじゃなくて、アルファベットとかもじゃあOKなんか。
あ、そう、カナダはそうみたいですね。
そうだった気がする。
で、このサンタクロースの郵便番号みたいな話もいろいろあって、アメリカでもサンタクロースの郵便番号ってあるんですよね。
アメリカだと1、2、3、4、5って郵便番号に入れて送ると、サンタさんに送れるよっていうのは一応あるみたい。
これは国によって桁数とか使える文字が違うから、いろんな国ででもサンタクロースに届くよみたいな番号が用意されたりするところは結構あるみたいなんですよ。
そうなんだ。
これ結構面白いよね。
06:01
それは日本ではないよね。
で、これ日本ではないのかなって思ったんだけど、これ取り仕切ってるところがありまして、それが日本フィンランドサンタクロース協会っていうのがありました。
で、ここが日本からもサンタさんに手紙送れるんですよ。
そうなんだ。
そもそもサンタさんに手紙送るっていう文化は世界中でいろいろあるみたいで、世界中の子どもたちがサンタクロース宛てに一応毎年数十万通とか手紙を送られてるらしいのよ。
郵送の手紙が。
でもさ、郵送でそれだけだったら、郵送以外も含めたらすごい多そうだよね。
そう、めちゃくちゃ多いと思うよ、これ。
フィンランドの人がそういう、やっぱさ、どっかが受け入れ先にならなきゃいけないわけじゃん。子どもたちが送りたいってなった時に。
で、その夢を壊すわけにはいかないってことで、サンタクロース中央郵便局っていうのが開設されてる。
それ日本で?
もうこれはね、世界中から一応募集はされてるけど、毎年ね、フィンランドのサンタクロース中央郵便局は世界150カ国から手紙が届いてるらしい。
すごい。
その中でもね、日本の子どもたちから届く手紙がかなり多かったらしくて。
あまりに多すぎて、それまでは全部お返事出してたみたいなんだけど、もう多すぎて返事出しきれなくなっちゃったらしくて。
で、フィンランドと日本が共同で、日本フィンランドサンタクロース協会っていうのができて、
一応ちゃんと返事が来るように手紙のやり取りができるような、サンタさんからの手紙っていう企画みたいなのができてるみたいです。
だからね、結構手紙文化みたいな。
みたいなやつだよね。これはあんまり知らなかったんだけど。
そうだね。
でも言われてみると、俺自身も窓際に手紙置いてたとかあったし、お便りでもらったのも手紙置いてたみたいなエピソードもあったんだけど、
そういうのがあるから、手紙は結構重要みたいですね。
これは面白い。
サンタクロースって、さっき言った特徴があるわけだけど、やっぱり元を正すと、その人のモデルというか、そういう人がいたっていうのは想像つくじゃん。
そうだね。
で、これ検索すると、シンタクラースっていうのがまず出てきます。
へー、シンタクラースさ。
で、これはね、一応まだ神話の域を出ていないというか、オランダの伝説的な存在、シンタクラースって呼ばれてる人がいるんですね、これ。
09:01
じゃあ、シンタクラースも実在する人じゃないのか。
そう、シンタクラースも実在する人ではない。
とりあえずこういう、またその元になってるみたいなのがあって、
それはそれでオランダとかで言い伝えられてるみたいな、だから元ネタみたいなやつがあるんですよね。
で、さらにこのシンタクラースの元ネタもあると。
それがミラのニコラオスっていうのが出てきました。
で、やっとここで実在っぽい人になるんですよね。
このニコラオスっていう人は一応西暦270年から345年ぐらいまでいたキリスト教の司教さんっていうのかならしくて、この人は実在はしていたと。
で、この人がサンタクロースの起源説っていうのがあって、で、この人何した人なんだろうっていろいろ調べてみたんですけど、
やっぱりサンタクロースってこのキリスト教みたいなイメージはあるというかさ、
そうだよね、キリストが生まれた日だよね。
そう、このキリスト教の人たちが、このイエスキリストの誕生、降誕を記念する祭りっていうのが、そもそもクリスマスだっていう。
てか名前もそうだからね、キリストのミサっていうのを組み合わせてクリスマスだからね。
ミサなんだ。
そう、ミサ。ミサって多分よくあるじゃん。よくあるじゃんっていうか、カトリック教会のそういう祭儀みたいなやつ。
そうですね、キリストミサでクリスマスです。
で、っていうのがあって、そもそもクリスマスはキリスト教と、そもそもキリスト教のイベントなんだけど、
ニコラオスさんは、なんか結構ね、生涯は伝説化されちゃってて、もうエピソードもりもりだから、今から言う話は結構伝説みたいな感じで聞いて欲しいんですけど、
このキリスト教の司祭さんだったわけなんですけど、この時に、商人とか困ってる人とかがいた時に助けるっていうのをいろいろやってた人で、
お金に困ってる商人の人がいて、そういう人に窓とか煙突の中に多額のお金を投げ入れたって書いてて、
で、その商人の人はお金が誰かがくれた、助かったっていうのを何回かやってる。
そこなんだ、煙突からさ、入ってきてプレゼント渡すみたいな。そこから来てるんか。
元はこれかもしれないって言われてて。で、2回煙突から大量のお金を投げ入れたらしいんだけど、3回目にこのニコラオスさんが投げ入れてるのを、
商人の父親とかが見つけて涙を流して感謝したっていうのが伝説に残っていると。
12:08
こういうニコラオスの伝説みたいなやつが、貧しい人とかに密かにお金を恵んだみたいなのが、ここからいろいろ発展していて、
この貧しかった商人の人とかって、お金がなくなっちゃったから、商人の娘さんとかを結婚させたりできないみたいな状態になってから、
この娘さんを助けるっていうのにつながってるっていうお話らしくて。で、そこから別のエピソードとして、肉屋さん、すごい悪い肉屋さんみたいなのがいて、
子供を誘拐して、7年間塩漬けにしたみたいな、すごい子供みたいな。
生きてんの、その子供。
いや、これはだって7年間塩漬けなんて、もう死んじゃうじゃないですか、そんなことされたら。
だけど、ニコラオスさんは、この子供たちを復活させて助けたっていう伝説が残ってて。
なんかね、この子供を助けるみたいな、そういう伝説があるっていうのもあって、子供の守護聖人みたいなのが言われてると。
じゃあ、そこからさ、もしかしたらサンタさんは、子供たちにプレゼントを渡すものみたいな存在になったのかもね。
っていう一説があるみたいですよ。面白いなと思って。
確かにな。だって、全世代に配ってるわけじゃないもんね。
そうそうそうそう。
対象、子供だもんね。
そう、子供だから。だから、子供っていうのは、そういうところもきっかけだったんじゃないかっていう。
今、子供には信じられてるっていうので。
なるほど、なるほど。
で、あとはイギリスのオックスフォードの研究グループが、このニコラオスさん、さっきの。ニコラオスさんのものとされる遺骨の年代測定とかやったらしいんだけど。
で、なんかその死亡した時期が、このサンタクロースの伝説って、それはそれ残ってて、これぐらいの時に生きてましたみたいな。
サンタクロース伝説残ってんだけど、それとこのニコラオスさんが死んだタイミングっていうのが一致してるみたいな。
だから、サンタクロースなんじゃないかっていう説みたいなのを出してる。
なんかいろいろね、そこのニコラオスさんっていうのにお話としてはつながっていってるみたいですよね。
ニコラオスさんは実際に赤い服着て、おじいちゃんで、白いひげで、ちょっとふくよかだったんかな。
なぜ赤い服着てるか。
なぜっていうより、今私たちが想像するようなサンタの特徴なのかな。
それはめちゃくちゃいい質問ですね。
そもそもニコラオスさんが儀式で着た服が赤い色っていう説は伝えられてるんだけど、1822年にニコラオスの訪問っていう詩って書いてるんだけど、
15:04
なんかこれでサンタクロースの姿みたいなのが表現されてるのが、八頭のトナカイが引いてる反りに乗った太った体型、白いひげのおじいさんだったっていうのが一番最初なんじゃないか。
だからそういう創作っぽいやつ。
じゃあ実際にニコラオスさんがそういう格好していたかはわからないけど、その詩にそういう風に書かれてたってこと?
実際はでも着てたんかな。でも由来はカトリック教会の裁縫が赤い色っていうのは本当の元々の由来って書いてるな。
昔はサンタクロースの色はいろんな色があったらしいけど、1931年にコカ・コーラがクリスマスキャンペーン用に広告アートみたいなやつを作っていて、
このデザイナーの人が赤い服を着て、白ひげで陽気なおじさんみたいな感じでサンタクロースを描いていて、
で、この時期にコカ・コーラが一気に世界進出してって広まっていって、今のサンタのイメージに定着したっていう風に言われてるらしい。
なるほどね。
面白いよね。
じゃあさ、今のサンタのイメージはまだ100年も経ってないってことか。
意外と浅いってことだね。そしてコカ・コーラがだいぶ貢献してたってことだ。
クリスマス自体の歴史は多分すごい長いから、サンタさんの私らのイメージもすごい古いものなのかなって思ってたけど、
それは意外と最近。
それは意外と最近だね。
面白い。
面白いな、これ。ちょっとずつサンタのことを理解できてきたぞ。
そうだね。
とりあえずそういうモデルがまずいたっていうのが分かったと。
で、今ではもうそのサンタクロースっていう概念みたいになって、さっきも郵便とかいろいろ送ってくるみたいな言ってたけど、
そのサンタクロースはそういうプレゼントくれるよみたいなイメージがコカ・コーラが進出してバーっていうのと一緒にいろいろ広まっていったみたいな。
感じで、この辺からサンタクロースを名乗るには許可が必要になってくる。
一応ね、グリーンランドにはね、グリーンランドってあるじゃん、デンマークかな、国としては。
ここにね、長老サンタクロースっていうやつがね、いるんですね。
サンタクロースのボスみたいな人がいるんだよね。
で、これ結構しっかりしてる協会みたいで、世界サンタクロース会議みたいなのも毎年7月に開かれているらしいんですけど、
今、本当のサンタとしての活動をしていいですよって言われてるのは世界に180人ぐらい。
いるんだ、そういうサンタ役。
そう。
公認サンタクロースっていうのを協会が認めてると。
18:02
みんなやっぱりさ、私らが思い浮かべるような福佑かな感じのおじさんなの?
それはね、非常に重要でですね。
公認サンタクロースになる条件っていうのもあるんですよね。
で、その中の一つには、サンタクロースにふさわしい体型であること、
これは衣装や装備を含めて体重120キログラム以上っていうのが一応条件になってる。
一部緩和されてるところは今あるみたいですけど。
一応ね、この認定試験みたいなのがあるんだけど、
この試験の基準みたいなやつって、結婚していて子供がいることとか、
これまでにサンタクロースとして活動した経験があることとか、
リレー記書みたいな。
リレー記書かいな。
これはね、もう最低条件みたいなところ。
あとはさっき120キロ以上って言ったけど、
これ結構女性だとなかなか難しいみたいな体型としては。
え、女性でもいいの?
そうなんです。これ女性の公認サンタクロースもいらっしゃいます。
へー、そうなんだ。
で、そこは条件ちょっと緩めでOKっていうので、
とりあえずこの辺で認定試験を受ける資格がまず得られるということなんですよね。
で、じゃあ実際にどういう試験をしてるのかっていうのが結構面白くて、
体力測定がまずあります。
うん。
で、体力測定の内容が、
プレゼントの入った袋を持って50メートル走をした後に、
はしごで高さ3メートル登って、
煙突に入って、暖炉から出て、
まず子供部屋に侵入する。
そして、クッキー6枚と牛乳を完食して、
最後のスタート地点に戻るっていうのを、
制限時間2分でやります。
いやー、すごい、相当な身体能力求められるよ。
そう、これただの障害物競争だけどね。
いや、でもさ、それって何の役に立つの?
だって、実際にサンタの活動するって言っても、
実際に煙突の中から入ってやるわけじゃないよね、たぶん。
いや、だけど、やっぱ、公認を得るためには、
これぐらいできてもらわないとさ。
公認だからか。
そう。
なるほど、なるほど。
これはまずクリアできないといけない。
なるほどね、面白い。
結構すごいよね、はしご高さ3メートルまで登るっていうのね。
うん。
これだって120キログラム以上とか言ってるのにさ、
結構きついと思うよ。
うん、きついよね。
きついと思う。
そうか。
これが体力測定です。
で、これ突破した人が面接があります。
これは英語かデンマーク語で面接を受けると。
で、この面接でもサンタクロースにふさわしいと認定された人は、
最後に見出し並チェックとかをされて、
21:01
あなたは公認サンタクロースなのっていいですよっていうのを認定されるっていうことですね。
で、その認定された後の新人としては、
このホッホッホーっていう笑い方をまず練習しないといけなくて、
これは先輩の公認サンタがオッケーを出すまでホッホッホーを続けなきゃいけないらしい。
きつい。
うん、だからこれ結構ね厳しい世界。
体育会系だな。
そう、これ厳しい世界ですよ。
そうですね、ただこれサンタクロースになったからといって別にお金がもらえるわけでもないし、
なんでもないっていうので。
あ、そうなの?
公認サンタになったらさ、その仕事が迷いてきて、
いろいろお金もらえるっていうわけではないんだ。
まあ、活動していいですよっていう許可はもらえるっていうだけで、
別にそこから直前マネタイズされるわけではないですね。
そうなんだよ。
うん。
しかもさ、公認されなくてもサンタの活動してる人って多分いるじゃん。
そうだね。
だからじゃあもうわざわざ公認を取りに行く人たちは本当にサンタになりたい人たちっていうことじゃないか。
そう。その資格として、やっぱ拍をつけたいみたいなところですね。
すごい。
だけど結構すごいよね。
だからこれ日本で認定を受けたパラダイス山本さんっていう方がいらっしゃるんですけど、
この方、ラテン音楽をやっているマンボンミュージシャンの方みたいなんですけど、
この方は1998年に当時史上最年少35歳でサンタクロース試験に合格。
で、毎年デンマークで開催されている世界サンタクロース会議に出席したりもしてるみたいですね。
で、日本にはこういう人もいると。だけどお金にはなりません。
何話すの?サンタクロース会議って話すことだってなくない?
サンタクロース会議の内容ですか?
俺これ最初学会みたいなもんかなって思ったけど、
会議は4日間ぐらいあって更新したり、
あとはデンマークの人魚姫の像を訪れたりとか書いてるんだけど、
これ多分ただの冬休みじゃないかなって思うんですけど。
でね、これ本当に最近のニュースで、
今年の12月16日に出てたニュースなんですけど、
サンタはいない発言で謝罪、イタリアの教会親が抗議っていうニュースが出てて。
それは抗議されそうだな。
イタリアのカトリック教会の司教さんがクリスマスの前に集まりで子どもたちに
サンタはいなくて赤い衣装はコカ・コーラが宣伝のために作ったものだと述べた。
これに対しサンタからの贈り物を楽しみにしている子どもたちの親から抗議が殺到。
24:01
で、これは教会が謝罪会見みたいなのをするに至ってると。
まあね、それを言った立場の人はそんな立場の人だったから、
そういう人は言ってダメだよね。
そうそう、だから結構そういうのもあったりして、
もうよっぽどね、俺らが思ってる以上にサンタクロースってちゃんとしてるよね、これ。
ちゃんとね、いろんな人が考えて支えてるなって思った。
このサンタクロースっていうものを。
確かにな。
まあでもよく考えたら、世界中のものだからね、サンタクロースって。
なんか日本のどっかの地域で考えてるキャラクターみたいな感じじゃなくて、
世界中の人のクリスマスの共通認識であるからには、
それなりにしっかりと管理されなきゃいけないんだろうね。
やっぱり夢を壊しちゃいけないみたいなのあるじゃん、絶対。
確かに、それもある。
だから結構大変で、世界サンタクロース会議に参加するときは、
それに参加するっていう、家から出た瞬間に自分はもうサンタでなきゃいけないのよ。
やっぱさ、途中でサンタクロースが着替えたりしてるの見られるのは絶対ダメなわけで。
そうだね。
そうそうそう。
だから、サンタクロース会議に出席するときは、自宅からもうサンタクロースの衣装を着て、
で、飛行機の中でもそのままの服装で現地まで行かなきゃいけないらしいよ。
やばくない?
サンタクロース会議のときはさ、多分世界中から公認サンタが集まってくるわけだから、
もしかしたら同じ飛行機の中に何人かサンタクロースいるかもしれないってことだよね。
いや、もう見たら一発で分かるよね。
ああ、サンタクロース会議ですかみたいな。
しかも7月に行われるからさ、乗客としたらこいつらなんやねんって思うよね。
いや、そうそうそう。
暑そう、そもそも。
いや、めちゃくちゃ暑いと思うよ。
南の島からさ、参加したい人とかいたらさ、
まあ、デンマークは寒いからいいだろうけど、自宅は暑いでしょって思うよね。
そうだよね。
まあ、だいたいそういう感じであって、
で、あとはね、サンタクロースに関してめちゃくちゃ真面目に研究してる機関とかもあるんですけど、
北アメリカ航空宇宙防衛司令部っていう、ノーラットっていう機関が本当にあるんですけど、宇宙防衛の機関が、
で、そこに1955年に間違い電話がかかってきたと。
で、それがアメリカの中のとある百貨店にサンタへのホットラインっていう企画で、
ここに電話かけたらサンタとしゃべれるよみたいな電話番号が間違って、
このアメリカ航空宇宙防衛司令部の電話番号になんか間違い電話がいっちゃったらしくて、
27:00
その電話がかかってきたときに、その当時の司令官の人が、
そのレーダーで今サンタの最新情報、今ここにいるよみたいなのを答えたらしいんだよね。
それはもうなんかユーモアで。
え、それはそのなんとかラットっていう機関は、ごめん、何の機関だっけ?
ノーラットっていうのは航空宇宙防衛司令部。
なるほど、なるほど。
そういうレーダーとかで上空を安全確認したりとか、そういう機関みたいな。
そうなんだ。
これは本当に観測したり、弾道ミサイルとか危ないやつないかとか、そういうのをやってる機関。
なるほど、なるほど、ちゃんと答えたんだ。
そう、ちゃんと答えてるんだけど、その電話をきっかけに、それがなんか面白いみたいな。
新しくて、この1955年からもう毎年クリスマスのサンタ追跡っていうミッションが行われてるんですよ。
このノーラットで。
ノーラットの中で?
そう。
これはクリスマスイブの夜に、そのサンタが子どもたちにプレゼントを届けるっていうのがあるわけじゃないですか。
だから、その世界の上空をサンタクロースが飛行してるからっていう、その安全を守るっていうミッション。
これを毎年やってる。
これ面白いよね。
だから、これをちゃんとこのレーダーで追跡して、安全を確保しますって言って、
このサンタの飛行経路のシミュレーションとかをね、このウェブサイトで見れたりするんですよ。
これね、すごい面白いなと思って。
こういうの結構いいよね。
ちょっとトナカイでいろんなところ行ってるっていう、手で追跡してんの?
そうそう。なんとなく今この辺飛んでる、ルートみたいなのがなんか提示してるみたいで。
そうなんだ。
面白い。
で、それがすごいテレビとか新聞とかでも話題になって、もう毎年やってるらしいよ。
いいね。
とかね、アメリカのクリスマスイブの天気予報のコーナーに、このノーラットトラックスサンタっていうので、
そういうサンタさんの情報みたいなのが出てくるらしい。
あと、サンタクロースを前半の方で信じる信じないみたいな話もしましたけど、
それをめちゃくちゃ真面目に研究してる人も探したら言ったんだよね。
これは論文なんですけど、発達心理学研究の一つとしてやられていて、
これ2009年、幼児におけるサンタクロースのリアリティに対する認識っていうものが出てまして、
これは中国学園大学子ども学部、富田さんっていう方が書かれてる。
日本人が書いたんだね。
はい、日本人が書いてる研究なんですけど、
これはまさにサンタクロースをいつまで信じてたかっていうものについて研究してるっていう内容で、
これね、すごいんだけど、昼間の保育園とかクリスマス会で出会う大人が紛争したサンタに出会うパターンってあるじゃん。
30:10
と、夜中に子どもの寝室にプレゼントを届けてくれるサンタっていう2パターンがあると思うんですけど、
直接見るのは直接的に経験するサンタ、いたっていうサンタと、寝てる間にいたんだとか来てたんだみたいな間接的なサンタってこの2種類があって、
これを子どもはそれぞれどう思ってるかみたいなのをいろいろインタビューしてっていうのを研究として本当に真面目にやってる。
結果は?
結果は、そうだね、これ研究のそもそもやり方なんですけど、
とある県の保育園の4歳児20名とかを集めて、あとは6歳児22名を集めて、それぞれインタビューしたと。
保育園でやったクリスマス会が終わった後に、子どもを一人ずつ呼んで、これまでにサンタからプレゼントもらったことあるとか、このサンタさん本物だと思うみたいな質問をしたらしいんだよね。
その結果得られたのが、4歳児までは大人が紛争したサンタでも本物だって判断してるのに対して、6歳児になると偽物だって判断する傾向があると。
へー、そうなんだ。6歳児ってもう昇一だよね。割と早いな。
だけど、6歳児でも、さっきのは紛争してるサンタを偽物だって思ってる答えが多いんだけど、
サンタさん自身はいると思ってるってことか。
とか、あと夜中にプレゼントを届けてくれるサンタを本物って思うっていうのは、6歳児でも結構イエスって出してる。
なるほど。
つまり、間接的なサンタは6歳児でも信じてるみたいな。
これめっちゃおもろいなと思って。
おもしろい。
この境目になんかあるんだみたいな。
確かに。
それで、間接的なサンタも信じなくなるのがいつかっていうような話もしてるの?
最終的に何歳までっていうのは書いてなくて、これマックス6歳児かな、この研究は。
そうなんだね。
だけど、なんでそういう判断になってるか?
直接見たのは偽物で、間接的なサンタは本物ってなんで判断してるのかっていうのは調べられてて。
で、これが6歳の子って絵本とかでやっぱサンタクロースの物語とかを見てると。
で、さっきの直接サンタと間接サンタ以外に質問として、デパートで見れるサンタは信じるとか。
あと、夜に空を飛んでるサンタは信じるとかを本物か偽物かって答えてもらったらしくて。
で、5歳児まではもう外見を見てサンタだったら割ともうサンタだっていう認識をするらしいんだよね。
33:06
だから、デパートで出会うサンタとかも。
だけど、6歳児に聞くと、やっぱデパートとかいう単語ってさ、絵本とかには出てこないわけじゃん。
だから、こんなところにサンタいるわけないみたいので、偽物って判断する傾向が強くなるっていうのがあるらしくて。
だから、6歳児の方が割と外部の情報と照らし合わせた時に、その文脈と実際にどこどこにいる場所とかがちゃんと一致してると本物って認識する。
出会うと偽物って判断するっていう傾向にある。
面白い。
みたいな、そういう認識の発達とかがこういうのに影響してるんじゃないみたいな。
すごいね。
っていうのが議論されてる。
面白いなと思って。
だから、あのガチャが何歳までサンタ信じてたかって結構重要なデータなんじゃないかなって思った。
でも、サンタすら死んでなくなるのがいつなのかもちょっと研究してほしいところだね。
もっと先に、あるかもしんないけど。
ありそう。
これね、国とか違ったらまた違いそうだしね。
そうだね。
っていうね、最後なんとなくいつも通り。
論文。
論文っぽいやつを出してお家にしようかなと思います。
だから、結論、サンタクロースは深いし、みんなの心の中にいるっていうことです。
そうだね。私らが思ってる以上に世界中でサンタに対する研究をされてるし、
サンタの生を支えるためにいろんな人が頑張ってるっていうことが今回わかりました。
アメリカの空守ってる人たちがさ、言ってるからね、そういうことをね。
そうだね。
そういうイベントとしてね、すごい楽しくていいなって思う。
それもある意味夢があるというか、そのときいろんな人が関わってるっていうのは、
別な意味でなんかほっこりするというか。
大人たちがね、それを真面目に一生懸命やってるって。
で、子どもたちの夢を守るみたいなね。
いいよね、そういうね。
いいね、いいね。
それが最終的にアンケートで取ったサンタクロースの存在を信じるみたいなね。
信じるが意外と多いぞみたいなのにつながってるかもしれない。
うんうん。
ケイダさんはちょっとサンタクロースアンジ派だけどね。
ケイダさんはちょっと唯一すごい大否定派でしたけど。
いろんな大人がいるっていうことで。
そう、いろんな大人がいるっていうことね。
それをね、議論してみるのも大人になってから話してみるのも結構面白い。
そうだよね。どれが正解かとかないからね。
そう、正解とかないから。
はい、という感じで。
ここまでサンタについて語ったポッドキャスト多分ないんじゃない?全然。
36:04
あるかな?
いや、世界向けではある気がするな。
世界向けではあるかも。
調べてみるか。
これなかなかレアだと思いますよ。
こういうの真面目に言ってた。
ありがとうございます。楽しかった。
私、いろいろサンタとかクリスマスのいいエピソードも聞けて、すごい温かい気持ちになりました。
そうだね。私、クリスマス前後にかけてちょっと今年忙しかったから、もうクリスマスとか言ってらんないわって思ってたけど、
今回のエピソード聞いて、ちょっと立ち止まってクリスマスを言おうって思った。
ちょっと何か大事にしようって思う顔が出てきますよね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
じゃあ、あと次回予告ですね。
次回、これが公開されるのは多分クリスマスだと思うんですが、その次の週の大晦日かな?
大晦日の朝がサイエントーク年内最後の更新になるんですけど、スペシャル回予定しています。
お便りもくださったけいださん、けいださん言ってた方なんですけど、朝日新聞ポッドキャストから神田大輔さんが登場します。
登場しますね。
朝日新聞ポッドキャストチーフパーソナリティー兼編集局コンテンツ編成本部音声ディレクターです。
すごい。
すごいです。
すごい話で楽しかったな。
そう、めちゃくちゃ話面白かったんで、ぜひぜひまた。
そちらも前編後編に2本に分かれて公開するかなって思うんですけど、そちらもぜひお楽しみにということで。
はい。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあまた、あ、良いクリスマスをお過ごしください。
メリークリスマス。
メリークリスマス。さよなら。
バイバイ。
38:12

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