1. サイエントーク
  2. ラジオは誰が作ったの?AMとFM..

ラジオを作った人は誰?AMとFMの話、世界で初めてのラジオ放送は?などについてお話ししました。

【本日の主役】

レジナルド・フェッセンデン

1866-1932年

カナダの発明家で世界初の無線による音声および音楽の送信など、ラジオに関する先駆的実験を行ったことで知られている。

クリスマスイブの実験再現VTR(YouTube)


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00:10
初めてラジオを作った人を紹介しようかなと思って。
ラジオを一回定義しとこうかなと思って。
ラジオの定義?
あの、AMラジオ、FMラジオってあるじゃないですか。
うんうんうん。
あれってどう違うか知ってます?
クリスマスイブの実験放送ってやつで。
もう、そんなにいっぱい発明してたらお金いっぱいもらえそうだね。
もうお金はね、めちゃくちゃ持ってたと思うよ。
僕ら、ポッドキャストやってますけど。
うん。
本当の源流はここやね。
うん、そうね。
って思うと、なんかちょっと考え深いというか。
うん。
そうだね。
はい、こんにちは。
こんにちは。
レンです。
エマです。
サイエントークは、おしゃべり研究者と普通のOLが、
なんか気になることをしゃべるポッドキャストです。
お願いします。
なんか気になること。
お願いします。
ちょっと何も見ないで言ったらわかんなくなっちゃった。
世の中の気になることでしょ。
世の中のが出てこなかった、今。
はい、今日はですね。
はい。
僕たちラジオやってるじゃないですか。
はい。
で、ラジオやってて、
そういや、ラジオって誰作ったんだろうってふと思ったんですよね。
っていうことで、今回は、
初めてラジオを作った人を紹介しようかなと思って、
持ってきました。
いいね、いいね。
また科学者持ってきました。
科学者コーナーの回。
そうですね。
一応、世界で初めて無線通信をしたっていう人で、
レジナルドフェス宣伝っていう人を紹介しますね。
お願いします。
この人はね、カナダ生まれの人なんですけど、
1866年に生まれた人ですね。
で、この人の紹介をする前になんだけど、
ちょっとラジオを1回定義しとこうかなと思って。
ラジオの定義?
そう、ラジオの定義ってなんだと思います?
難しいね。
だって、昔だったらさ、
そういうふうに無線通信とかで音声配信する、
その手段をラジオって言ったのかな?
わかんないけど、
でもさ、今、ポッドキャストはさ、ラジオって言うよね。
まあまあ、そうだね。
でもね、その通りというか。
じゃあ、ポッドキャストをラジオ番組ですっていうのは、
定義的にはダメってことか?
いや、含まれてる。
含まれてんの?
含まれてはいる、全然。
無線通信は、そっか。
インターネットで配信するのも含まれてるのか。
そうそう、一応電波で送り出してとか、
インターネットも込み込みで、情報っていう意味では。
03:01
個人的には、
放送局から音楽、演劇、報道、公演などの音声番組を電波で送り出して、
聴取者が受信する一方向性の無線通信方式って書いてました。
放送局からって書いてるけど、
でも今の時代はこうやって個人でやってる人も含まれるんじゃないかなって思うけどね。
そうだね。
あと、ラジオっていう単語自体としては、
無線電信とか無線通信を英語でラジオテレグラフィーって言うんだよね。
それを略してラジオっていうことみたいですね。
ラジオアクティブってなんだっけ?
ラジオアクティブ?
放射線的な?放射能的な?
そうや、そうや。
ラジオアクティブは関係ないの?
ラジオってどういう意味だろうって思って。
そもそも、窃盗語だよね。
ラジオアクティブにもなるし。
無線っていう意味だな。
無線?
ラジオで無線。
もっと大元ってこと?
そうそう、窃盗語としてのラジオの意味。
あ、書いてた、書いてた。
化学だと放射性の、電波工学だと無線の。
でもラジオ自体の語源って、
こういうのって多分ラテン語とかだよね。
ラディウス、光の筋に由来しますって書いてるやつもあるけど。
あ、語源?
一番そこじゃないから、元は。
なるほど。
で、そこからラジオアクティブとかいうと、
放射線を含むとか、
なんかそういう意味が広がっていってるっぽいね、そこから。
なるほど。
で、ラジオがありますと。
これって、音を一回電波に変えて送信して、
で、受信側がまたそれを音に戻して、
聞けるようになるっていうシステムになってるんだけど。
この音声を電気信号に変えて、
で、電波を飛ばすっていうのを、
変調って言われてるんだよね。
どういう字?
変わるに調べるの調。
調査の調。
で、変調。
で、この変調の方法とかによって、
ラジオの種類みたいなのが決められてて、
AMラジオ、FMラジオってあるじゃないですか。
あれってどう違うか知ってます?
知らない。波長とかが違うの?
波長、まあそうだね。
そのAM、FMの違いっていうのが、
この今言った変調の方式が微妙に違うと。
で、じゃあAMラジオから行くけど。
AMラジオっていうのは、
とりあえずAMの略は、
アンプリテュードモジュレーションの略。
アンプリテュードっていうのは、
振幅。
06:00
振幅っていう意味で、
電波の波のさ、幅のでかさみたいな。
縦方向の幅だよね。
それが振幅、そうそう。
で、モジュレーションが変調っていう意味で、
で、これは方式としては、
この振幅、だから電波の波の高さみたいなやつの強弱で、
音の情報っていうのを、
そこに乗せて送信するっていう方式で。
だから、その電波の波の幅が、
でっかかったりちっちゃかったりするっていう方式で、
情報を伝えてるから、
その波の大きさとしては、
結構でっかい波を使わなきゃいけないんだよね。
その情報量を増やすっていう意味で。
だから、その波の幅っていうのが、
だいたい波長が200から600メートルみたいな、
言われてて、波長の大きさがね。
うん。
だから、これが結構でかい範囲で、
わーっとでっかい波になって伝わっていってる。
なんかあまり理解してないけど。
あー、振幅のさ、変わる幅がちっちゃかったらさ、
うん。
その音の種類として、
その幅でどんな音か決まるってなると、
幅が狭ければ狭いほど、
なんか一定の音しか送れないみたいな。
うんうんうん。
だけど、その幅が広いと、
そこの振幅の変わる幅っていうのが増えるわけじゃん。
で、音の最終的に使う波形の場所って、
その振幅の一番角になってるとこあるじゃん。
ギザギザの。
そのギザギザの角を、
つなぎ合わせたら曲線みたいなのが出てくるよね。
これ伝わるかな?
ギザギザの角。
イメージしてほしいのが、
左から右に、
グラフみたいなのを想像してほしいんだけど、
うん。
で、そのグラフで、
左からギザギザって最初ちっちゃいギザギザがあったとして、
うん。
で、途中からそのギザギザの幅がボーンってでかくなるとするじゃん。
うん。
ってなった時に、
そのギザギザの上の頂点があるじゃん。
で、その上の頂点を線でつなぎ合わせていくと、
幅が大きくなったりちっちゃくなったりすることによって、
またそこでもナミナミが横向きにできるっていうイメージ。
だから、その幅がどれぐらい大きいか小さいかっていうのが、
その最終的に伝わる音の情報になってるんだよね。
ギザギザの上の頂点をつなぎ合わせた時にできるナミナミ。
これは上でもできるし、下でもナミナミができてるはず。
深幅の。
うん。
そこまでは理解できた?
そう。で、そのナミナミが最終的に情報として、
送信する電波の波形みたいになってて。
そっか。じゃあ、もともとの音じゃなくて、
09:02
その上とか下の頂点を結び合わせた線が作るナミナミを捉えてるっていうことか。
そうそう。それが音声の信号の情報になってるっていうことなんですよね。
すごい。
で、このAMのメリットとしては、
そういう波長がめちゃくちゃ大きければ大きいほど、障害物とかには強いんだよね。
やっぱ、波長が短いと、途中で障害物があるともうかわせないで、そこで止まっちゃうんだけど、
波が大きいと、その障害物をかわして伝わることができる。アンテナまで。
っていうのが一個特徴なんだけど、
そういう波がめちゃくちゃ大きいっていうので、ノイズも乗りやすいっていう影響があったりして、
だからAMラジオとしては遠くまで伝わるけど、結構雑音が入りやすいっていうのがAMラジオの特徴になってる。
ふーん。なるほどね。
あのさ、AMラジオってさ、結構ニュースとかさ、しゃべってるだけの番組が多いっていうのがあると思うんだよね。
FMとかは、音楽とかが多いってこと?
そうそうそうそう。
それに比べて、AMはしゃべってることが多い?
そう。それって結局、AMに音楽みたいな音の情報としてはめっちゃ情報量が多いわけじゃん。
そういうのをAMに乗せちゃうと、もうノイズが大きすぎて、ちょっとあんまり綺麗に聞こえないっていうので、
AMの方が多分ね、ニュースとかしゃべりが中心になってると思う。
へー、なるほどね。
で、今言ったように、FMはそのAMに対して、その情報量っていうのが綺麗に伝わるっていうのが特徴なんだけど、
まずFMはフレキュエンシーモジュレーションの頭文字を取ってて、フレキュエンシーっていうのは周波数。
で、これは周波数変調って呼ばれてるもん。
で、これはさっきの深幅で情報を伝えていたAMに対して、今度は周波数なんで、
さっき言ったギザギザの縦の幅じゃなくて、そのギザギザがどれぐらい細かく詰まってるかみたいな、
波々の幅みたいな、周波数ってそういうことだと思うんだけど。
で、それが情報になってると。
なんかX軸に何個の波があるかみたいな、波が多かったら周波数高いよね。
そうそう。で、その周波数の高低で音の情報として伝わっていくと。
なんで、これはAMに対して乗せれる情報量とかが多いとか、あとは綺麗に伝わりやすいっていう特徴があって、
12:05
だけど逆に波長が短いから、さっき言ったように障害物とかには弱いから届く距離も結構短くなってる。
っていうのが一応AMラジオとFMラジオの違いになってるんだよね。
ざっくりAMはでっかい波で伝えてして、FMは細かい波で伝えてるっていうイメージかな。
なるほどね。
そう。FMはさっき言った波長としては3、4メートルぐらいの幅で電波が飛んでるんだけど。
あ、3、4メートルなんだ。
そう。
それでも。
AMがでも200から600メートルに対しては、もうFMはめちゃくちゃ小さい3、4メートル。
だからね、電波局の場所とかもAMは普通にどこでもというか、土地があれば簡単に放送局みたいな送信のアンテナ立てるんだけど、
FMは山の上とか、鉄塔とかの上とか、そういうところに発信源を置かないといけないみたいな。
障害物がないところ。
そうそう。
っていう感じになってて。
いや、俺もね、これちょっとちゃんと改めて調べたら、あ、そっかと思ったね。
結構AM、FMって言うけど。
なんかAM、FMっていう分類があることは知ってたけど、ラジオで聞くことってないからさ、私らの世代というか。
聞いてる人はいるのかもしれないけど。
俺も全然ないわ。
車とかだったらあるかなぐらい。
たまにとか、実家で親がたまに聞いてるときは、あれは本物のラジオでFM、AMとかやってたけど、
今ってさ、スマホでポッドキャスト聞いてたりとか、ラジオもアプリだったりするから、あんまりなじみがないよね。
そうだよね。
最近はやっぱりインターネットがすごいけど、でもまぁちょっと前の世代はやっぱりAMラジオ、FMラジオの文化があったみたいな。
とか今だったら、でも災害時とかにそういうのが使えるみたいのはあるよね、ラジオとして。
災害時ってもさ、ラジオ本体は持ってないじゃん。スマホしか持ってないじゃん、私たちって。
家庭によってはそういう緊急用にラジオ持っとくとか。
あー、なるほどね。
そうそうそう。それは全然あると思うよ。
で、科学者紹介に行くんですけど、さっき言ったAM、FMみたいな概念というか、本当に大元を考えてるのは、どっちもレジナルドフェス宣伝っていう人なんだよね。
その当時、基本的に使ってたのは、今言ったので言うとAMの方式でいろいろ検討してたみたいなんだけど、
15:02
この人がラジオ開発するまでのちょっとお話をしようと思うんですけど、
この人はカナダで生まれて、だいたいこういう人、頭いいというか天才エピソードみたいなのがあるんだけど、
その人何年に生まれたの?
この人は1866年に生まれてますね。だから今から150年前ぐらい。
普通にカナダの学校にずっと通ってて、数学とかがめちゃくちゃできて、数学の大会で優勝したみたいなのもあるんだけど、
ありそうだな。
めちゃめちゃ数学を学んでて、ずっと。
で、10代のうちから、なぜか年下の生徒に教師として数学を教えていたって言われて。
で、18歳になったときに、大学入ってるんだけど、18歳より前に入ってるのかな?に入ったんだけど、
入って結構すぐの段階で、学ぶべきことはすべて学んだって言って、大学中退してるんだよね。
中退しちゃうんだ、もったいな。
そう。でも、本人は学ぶべきことはもうないっていうので、かっけえなと思うんだけど、
時間の無駄だみたいな感じで、もう中退しちゃったんか。
そう。だけど、この中退が結構のちのち影響出てて、
例えば、そこから大学の先生とかになろっかなってなったときに、
これ、マギル大学。
私が行ってた大学だ。
そう。の、電気工学部門とかが、そのとき設立されたとか、あったんだけど、
そのときにいろいろ募集されたときに応募したみたいなんだけど、
全部、大学中退しちゃってるからね。
それが全然通らなくて、すぐ先生とかにはなれなかったよね。
で、そのときから無線通信みたいなのに興味があったというか、
電気工学系のことに興味があって、
当時はモールス信号みたいなのを送る技術っていうのは一応あったみたいで、
ピピピピってなるだけのやつ。
無線ってだいたいそういうもんだみたいな感じで、
で、そのときにそういう電気工学をやりたくて、
エジソンさんっているじゃないですか。
エジソンさんの研究所に勤めるんですよね。
エジソンさんって何人だっけ?
エジソンさんはアメリカ人じゃないか。
じゃあ、アメリカに行ったっていうこと?
うん。カナダからアメリカだから普通に行けたんじゃないかな。
電気技術系をもっと学びたいっていうので、1886年にニューヨークに移住してる。
たぶんね。
で、最初はエジソンさんのところに行って、めっちゃ門前払いくらってて、
18:06
ニューヨークに行って、門前払いくらったんだ。
そうそう。行った時点ではめちゃくちゃ強かったわけじゃないの。技術的に。
知識がめっちゃあるとか言うわけでもなかったけど、やりたいっていう気持ちで、
何回も何回もエジソンさんの研究所のところに行って、
履歴書とかに電気のことは何も知りませんが、すぐに学んでみせますって書いてたらしくて。
だけどエジソンさんは電気を知らない人だったらもう間に合ってるんでいいですっていうので断ってたみたいな。
だけど諦めないでアタックし続けて、最終的にエジソンさんの持ってる研究所の検査技師補佐みたいな、
なんかお手伝いっぽい感じにとりあえずなって、そこから結構やっぱり能力はめっちゃ高いから、
どんどんどんどん地位登り詰めていって、結構すぐかな。
そこから割とすぐにもうエジソン直続のアシスタントになってるねいきなり。
めっちゃ登り詰めて。
すごい。
はじめは普通のただの研究員ですらないアシスタントみたいな感じだったのに。
まあ技師補佐だからね。
技師補佐。
だけどなんかいろいろたぶん頑張ってなんかの実験したりとかで登り詰めていったんだけど、
その4年後ぐらいにエジソンさんがやってる研究所っていうのがお金的になんかちょっときつくなっちゃったらしくて、
そこでまさかのクビになってしまうっていう。
解雇。
なんで?
そう、ここでね。
他の人も解雇されたのかな。
だって一番のアシスタントだったんだよね。
みんな解雇ってこと?
このフェス宣伝さんを含めた結構な人数をなんかもう解雇したらしくて、
研究所畳むみたいな感じだったと思うんだよね。
そう。
そうなんだ。
で、解雇されちゃったんだけど、
だけどそこでやってた仕事っていうのが結構いろいろ評価されてて、
同業他社とかに。
で、そこから別な製造業者とかで仕事をしたり、
あとはこれぐらいになってやっと大学の先生にもなれて、教授にもなれて、
で、やっと自分がやりたかったそういう無線とか、
電気通信的な研究をやり始めたというか、だっていう感じ。
フェス宣伝さんが大学の先生にやっとなれたときって、いつぐらい?何年ぐらい?
大学の先生になれたのは1892年なんで、
なるほど、それぐらいのときか。
だから20代後半じゃないかな、でも。
めっちゃ若いよ。
若くしてる。
そっか、すごいね、じゃあ。
で、そこで電気工学の教授になったんだけど、
そこでいろいろさっき言ってた信号をどうやって出すかとかの装置とか、
21:02
これ高周波火花送信機みたいなのを作ってたらしいんだけど、
これ画像見たらもう半端ないでかさの、何て言うんだろうな。
なんか一部屋ぐらいあるサイズの機械で、
で、そこからなんか火花放電みたいな、
その放電によって電波を発生させるみたいな機械らしいんだけど、を作ったとか。
全然実用的じゃないね、でも火花が発生するんだったら。
もう全然まだまだ実用的じゃない。
やっとそういう電気を使って電波を出せるぞっていうのを見つけて、
最初はこれでその機械から1.6kmぐらい離れたところで送られた電波を受信したっていうので、
これが一応初めての音声信号の無線通信って言われてるやつがそこであったと。
だけど全然さっきも言ったように実用的ではないし、
まだちゃんとした音声を飛ばせてないんだよね、この時点では。
だけどそこからどんどん発電の方式を最適化したというか、
交流電流でより安全に電気を使って電波を出せるみたいな改良を積み重ねていって、
で、そこで結構有名らしいんだけど公開実験みたいなのをやるんだけど、
その内容がクリスマスイブの実験放送ってやつで。
これは実験日がクリスマスイブだったっていうんだけど。
それだけ?クリスマスに関わる?
一応関わるっちゃ関わるんだけど、
そのクリスマスイブの日に自分の無線の作ったシステムを使って、
初めて不特定多数の人に向けて電波を発信したっていう。
なるほどね。
一応受信する側としては、例えば船の乗組員とかがモールス信号で地上の人と情報交換するみたいな。
そういうのはやられてたから受信する人は一応いる。
だからとりあえずそういう電波を飛ばしてみようっていうので飛ばしたと。
で、それが大西洋側に電波が行ったのかな。
で、そこでこのフェッセンデンさんはCQCQって聞いてくださいみたいないきなりモールス信号を送って、
その後に自分でバイオリン弾いてとか歌歌ったり、あとは聖書の言葉みたいなやつを読み上げてみたりして。
で、そしたらたまたま大西洋で船を運航してたフルーツ会社の貨物船みたいな人たちが、
そのバイオリンの演奏を受信して、その船で。
24:04
で、船でモールス信号のピピピピみたいなやつしか聞こえてなかったのに、いきなりバイオリンみたいな音が聞こえてくる、そこから。
え?みたいな。
びっくりするね。
そうそうそう、これなんかすごいびっくりしたみたいならしくて、いきなりそんな楽器の音声とか、あとはもう人の声すら今まで飛ばせてなかったのに、いきなり人の声聞こえたぞみたいな。
で、その船は一応変身としてモールス信号でしっかり聞こえましたみたいなメッセージが飛んで帰ってきて、
で、お、実験うまくいってるってなった。
これ結構さ、おしゃれじゃない?なんかクリスマスの夜にさ、バイオリンを放送するみたいな。
これが一応世界で初めてのラジオ放送みたいなことって言われてる。
おー、なるほどね。
その後さ、その船の人たちと、何さんだっけ?
フェス宣伝さん。
あ、フェス宣伝さん、会ったのかな?
どうなんだろう?
あってるかわかんないけどね、これYouTubeに再現VTRみたいなやつあって、
これちょっと後でリンク貼っとこうかなって思うんだけど、再現だけど。
え、でもさ、船の人たちが受け取ったってわかったってことはさ、
たぶん後日さ、連絡とかしたんだと思うよ。
後日?それはそうだよね。
だってモールス信号で私たち今船にいますみたいなことを言ったわけではないよね、たぶん。
いやでも、このフルーツ会社の人ですみたいな返事がモールス信号で返ってきてる。
あ、そうなんだ。
面白いよね。
面白い。
だけど、最初そうやってやってたけど、
当時さ、一般家庭とかでも誰もラジオを受信するもの持ってないから、
その後も何回か試しの放送みたいなのやってみたらしいんだけど、
基本的にそういう船の無線を使える人たちがそういうのを聞いたけど、
その時はこれすごいなみたいな感じになったけど、
当時はすごいなで終わったらしい。
だからそこからめちゃくちゃな、
何かに利用しようっていう感じではなかった。
そこからめっちゃビジネスにバーっていったわけじゃないんだけど、
それを公共放送とか、
あとはもっと一般家庭に普及させるみたいなのをやったのは、
また別なラジオ会社みたいなやつが今度できて、
そこにも一応フェス宣伝さんが作ったAMラジオの方式、
振幅返帳方式っていうのが採用されて、
そこからやっとちゃんと公共の無線の放送が始まったということらしいですね。
すごい。
このおしゃれなエピソードが残っているのがすごいいいよね。
27:01
YouTubeのみたいな。
再現VTRがある。
そこから一応アマチュア無線化みたいなやつがいろいろ出てきて、
通信を自分から発信しようとか、発信じゃないな、
通信を受信できるようになっていったのって、
最初めっちゃ物好きの人たちみたいな、
無線を使って聞く人たちはいたんだけど、
世界大戦とかでそういう無線を発するとか受信するみたいなのが禁止されちゃって、
一時期ずっとラジオみたいなのはなかったんだけど、
戦争が終わった後にまた解禁されて、
で、そこからラジオがバーッと普及していったという感じになりましたね。
っていうことは、フェス宣伝さんが生きてる間に、
ラジオがすごい一般的に普及することはなかったっていうこと?
だって戦後ってだいぶ後だよね、フェス宣伝さんにとって。
でもね、第一次世界大戦の終わりかな。
だから1919年かな。
そっちか。
そうだね、第一次世界大戦の最中。
なるほどね。
だからそのときは全然生きてた。
あとはその後に、ラジオを開発した後は、
ソナーとか潜水艦が今度使う電波のシステム作ったりとか、
あとはタイタニック号あるじゃないですか、映画にもなってる。
で、あのタイタニックの事件が起きちゃったのが、
1912年に氷山にぶつかっちゃって沈没しちゃったっていう事件があったんだけど、
その後にそういうタイタニックの悲劇を繰り返さないようにっていうので、
その氷山の位置を電波で確認する方法とかも作ってる。
だから結構今でもそういう潜水艦とか船の安全とかに関わってるような技術をいろいろ作ってる。
すごいね。
そんなにいっぱい発明してたらお金いっぱいもらえそうだね。
もうお金はね、めちゃくちゃ持ってたと思うよ。
なんか特許も500個以上出してるって感じで。
すごい。
すごいテレビっぽいやつの特許とかもなんか持ってたっぽいね。
あとあのポケベル、どの世代だろう?
たぶん俺らの親より上なのかな?
ポケベルってさ、PHS名前のやつ?
そうだと思う。
無線呼び出しだから、数字だけ遅れるみたいなやつだよね、ポケベルは。
1990年に流行してたのか、1990年代。
だから親世代の一番懐かしさは。
そうだね。
親世代の特許もフェッセンデンさんは取ってた。
だからめっちゃ早くからそういうのを。
すごいな。
30:00
1990年代はさすがに生きてないよね。
もうね、全然前だよ。1932年にお亡くなりになってるんだけど、
その前にその仕組みとしての、たぶん基礎になる特許みたいなやつは出してたらしいよ。
やばいよね。
天才すぎだろうと思って。
もうエジソンも認めてただろうね。
解雇しちゃって、その後関わりがあったかどうかとかはわからないんだけど。
たぶんもう金持ちすぎて、晩年お亡くなりになる前は、
バミューダ諸島の島買ってます。
島1個お買い上げして。
島って買うものなんだ。
そう。
無人島とかかな。
でもね、教会とか建ってたっぽいね、その島。
ちゃんと生活がすでにある島を買ったってこと。
ウィストウェっていうバミューダ諸島の、
ウィスト島か、日本語で言うと。
カナダオンタリオの近くの島を購入してて、
今見たけど、全然何もなさそう。
ちっちゃい島だな。
だけど、一応教会を建てて、そこの墓地に眠ってるらしいよ。
いいな、私も島欲しいな。
島ね、いいよね。
いいな。
ビーチ生活。
ちょっとね、金持ちすぎてすごいわ。
すごいね。
っていう人でしたね、フェス宣伝さん。
ありがとうございます。
こんな感じかな。
だから、そこからラジオの、今僕らポッドキャストやってますけど、
本当の源流はここよね。
って思うと、なんかちょっと考え深いというか。
そうだね。
フェス宣伝さんいなかったら、今私たちはやってないかもしれないよね。
ラジオっていう概念を作ったみたいなとこあるからな。
言葉とか音楽とかをのせて飛ばすっていう。
電話とかって同じ仕組みなの?
電話線とかはまた違うと思うよ。
でも、あれも音を信号にしなきゃいけないんじゃないの?
電話は電話でまた1回分できそうだけど。
確かに。
このシリーズいいな。
インターネットとかも気になる。
そうそう、インターネットちょっとやろうかなと思ってね。
人だけはめっちゃ集めてるんだよね。
インターネットとかパソコン初めて作った人とかめっちゃ面白いんだけど。
いいねいいね。
基本的にもう天才たちのアベンジャーズみたいになってる。
すごいヤバいエピソードしか出てこない。
でさ、スマホを初めて作った人とか。
スマホね。
結構新しいよね。
何かを初めて作った人とかの話、何かにつながる気もする。
33:03
自分のためにもなりそう。
そうだね。
じゃあ最後に、だからそれを象徴するかのようにフェッセンデンさんが残してる言葉があって。
それが、発明家とはその分野のものにとって当たり前となる5年前に需要を満たす手段の妥当性を見通すことができるものだって言ってて。
5年前ですね。
5年前か。
もっと前なパターンもありそうだけどね。
発明家としてはそれぐらいを見通せないといけないよっていうことですね。
すごい。
5年でも相当すごいよね。
5年でもすごいもんね。
っていう感じでしたね。
なんで、ポッドキャスト頑張ろうって思いました。
フェッセンデンさんの発明を利用して頑張りましょう。
頑張ろうっていうか。
ポッドキャストを作った人とかいないかな。
そういうのでも面白いかなと思ったけど、
たぶん、RSSフィードとかを作った人とかいないのかな。
確かに。
どうなんだろうな。
県営の中とかでポッドキャストの歴史話してたよね。
そうだね、やってたね。
どうだったかな。
個人じゃないかもしれないけど、普通にこの会社がやりましたとかかもしれないけどね。
っていう感じですね。
なんで、ラジオっていう一言からいろいろ浮かび上がってくることを考えるのも面白いんじゃないでしょうかっていうことでした。
ありがとうございます。
サイエントークでは皆様からのお便りを募集しています。
ツイッター、ハッシュタグ、サイエントークでつぶやいていただくか、
概要欄のお便りフォームからお便りいただければありがたいです。
あとあれだ。
ホームページ作ってみました。
そうだね、すごい。
ありがとう。
特巻工事だけどね。
マジで3日、4日間くらい良さげなツールがあったんで作ってみました。
なんでそっちもぜひ覗いてみてください。
何があるの?ホームページ。
ホームページは普通にポッドキャストを配信してるやつを全部まとめてるのと、
あと僕らのプロフィールと、
あとポッドキャストを配信されたら自動でそこにポンポン入っていくページと、
あと一応ブログ機能はついてる。
なんか気まぐれで何か書くかもしれないけど、
それはちょっとわかんないですね。
そんなブログをガチでやろうとは思ってないから。
だけど、今日みたいな科学者の話のまとめページとかは作っていいかなって思ってる。
確かにね。
そうだね、そういう場所あっていいね。
うん、そしたらそういうのをまとめて聞きたい人がもしいたら聞いてみるんじゃないかなっていう。
そうですね、そうですね。
なんか今まで、例のツイッターとかで色んな科学の情報とかを発信してた時もあったじゃん。
36:04
大量に。
うんうん。
ローベル賞とか。
そういうのとかもさ、一つの場所にまとまってたら後で見やすいしね。
そうだね、今まで発信したやつをまとめる場所にしようかなっていう感じですね。
まあ、ツイッターやってない人とかもいるし。
確かに。
誰でも見える形に一応しとこうっていう感じね。
はい。
あと、サイエンマニアの方のホームページも今準備中って感じですね。
うん。
そっちも一応同じ感じで作ろうかなと思ってるんですけど。
うんうんうん。
ちょっとやること多すぎて全然まだ今手が回ってない。
うん。
とりあえずサイエントークルだけ作ってるんで。
はい。
じゃあ、また次回もよろしくお願いします。
はい。
バイバイ。
バイバイ。
37:14

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