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かおり
送った人はね。
よしやす
送った人はだから。
かおり
送った人は最後まで聞いてください。
よしやす
そうですそうです。
かおり
それ以外の人は大丈夫です。
よしやす
それ以外の人は抽選の前まで聞いてください。
かおり
できるだけ最後まで聞いてください。
よしやす
はい、19通かな、応募いただきました。
そのうち5人が当選です。
かおり
DNAだっけ?
よしやす
古代人とDNAかな。
かおり
DNA当てる当てる、DNAです。
よしやす
あとですね、前回も宣伝したんですけど
ポッドキャストシンポジウムというのが7月12日土曜日、大阪梅田で開催されます。
夕方5時だったか6時ぐらいから夜9時ぐらいまで。
かおり
どんなぐらいなんですか?
よしやす
終わり時間は9時ぐらいです。
かおり
そうか、話したから若干前後する可能性がある感じかな。
よしやす
そうですね。
始まり時間が会場と開演がちょっとこっちゃになっちゃったんですが。
かおり
多分会場のほうが早いと思います。
開演のほうが遅いんじゃないかなと思います。
よしやす
6時開演ですね、になっています。
大阪梅田の梅田ラテラルというところでやるようです。
私も行きます。
かおり
ユウシャさんは出るんですか?
よしやす
私出演はしません。
かおり
観客として。
よしやす
でも会えます。
かおり
それはかなりレアですよね。
よしやす
結構チケットが売れ残っているらしいので、もしご都合のつく方は行ってあげてくださいというか、ぜひ行ってください。
前売り3000円、当日も売っているらしく3500円だそうです。
ということでコミュニケーションと技術の話をしていこうと思うんですけれども。
NTT技術士館というところは当たり前なんですけど、NTTの前身の伝電校舎で、実はその前に提審省というのがあったりして。
提審省?
そうなんですよ。
かおり
省って省庁とかの省ってこと?
そうですそうです。
よしやす
大倉省の省ですね。
省ですか。
なので、一番最初にコミュニケーションをなんとかするっていうので、展示としては、ペリーが第2回目にやってきたときに、電信の機械を持ってきて、その当時だから幕府に献上したというのが残っています。
そうなんです。
なので、明治になる前、江戸時代から日本に電信っていうのがありましたっていうところから始まるんですよ。
かおり
ありましたってそれ、どこからとどこからをつなぐものですよね、そもそも。
よしやす
そうそう。実験自体は江戸時代からやったんですけども、実際に商売としてお金を取って電信を送るっていうのは、東京と横浜の間に明治なんだっけな、に始まったというのがあります。
ペリーが2回目に幕府に献上したのは1854年。明治政府は1868年、明治維新のとき、電信を官営、つまり国で営業しますよというふうに閣議決定して、翌年、横浜と東京の間で工事を始めて、電信サービスは1870年に始まったということになっています。
かおり
はい。電信柱があちこちに立ったわけですな。
よしやす
そうそう。電柱のことを電信柱って言うじゃないですか。
かおり
ねー、なんか当たり前のように言ってたけど、そこに語源があるなんてっていうね。
よしやす
そう、一番最初に電線を通したのは、電力ではなくて電信だったんです。電話でもなく電力でもなく、電信を送るために線を通したんで、あれは電信柱というふうに呼ばれるようになって。
かおり
それがまだまだ、もう言わないか?でも言うよね。
よしやす
電信柱っていうことありますよね。
かおり
今のお若い子たちはなんて言うのかしら。
よしやす
お若い子たちは、え、電線は地中化されてるからそんなのないよって言われるかもしれませんが。
かおり
いや、そんな地中化されてないでしょ。駅前とかの一部のエリアは地中化されてても、そんなにまだエリアとしては広くないでしょう。
よしやす
そう思います。
かおり
ね、と思うんだけどどうなんですかね。
よしやす
で、電柱なのか電子マシンなのかどっちがメジャーなのかよくわかりませんが。
かおり
ね、どっちがメジャーなんだろう。
よしやす
そもそも遠くの人、すぐに会えない人とコミュニケーションするっていうのはどうやってきたかっていうのをちょっとオープニングで話そうと思っていて、郵便もね明治になってからですよね。
かおり
え、でもその前飛車区じゃなくて飛車区でいいのか?
飛脚。
飛脚か。そうだよね、飛車区は水汲んじゃうか。
よしやす
そう、飛脚制度の前は?
かおり
のろし。
よしやす
あー、のろしね。のろしはでもあれだよね、事前に約束をしておかないといけないんだよね。
そうね。
のろしでさすがに1文字1文字送るっていう。
かおり
今日帰るって。今日はやめろとか。
よしやす
出撃せよとか、敵が来たぞとか。
今日お話するのは人と人とのコミュニケーションで、商売とはちょっと違っているっていうのがありまして、というのもすごくハイテクコミュニケーションとしては、江戸時代の後半には大阪の米相場を江戸に送るっていうのがすごく手間をかけて行われていて、手旗信号で山から山へ中継するっていうのが行われていたんですよ。
かおり
でもそれは飛脚よりも早かったってこと?
よしやす
新幹線よりも多分早い。
かおり
そうか。暴走だもんね。
よしやす
光の速さだからね。
かおり
見える見えないだから。
どのくらいの距離離れてたの?その山山っていうの。
よしやす
いくつだっけな。詳しく資料にしてないんですけど。
かおり
手旗信号って。
よく海軍が手旗信号してるじゃない?
よしやす
はい。
かおり
あれと同じなの?それとも。
全然違いますよ。
取決め的に決まってるやつを。
よしやす
というか、米どん屋が自分のところの金をかけて、人を雇ってそこに配置するっていうのをやっていたんです。
かおり
個人なの?
よしやす
個人というか、個人ではなくて企業としてね。
かおり
国というか幕府ではなくて。
よしやす
全然違います。
要は金儲けのために米相場を一瞬でも早く知った方が、次の米をいくらで買うかっていうのはできるじゃないですか。
そのために。
かおり
アキンド魂で。
そうですそうです。
どうやったら早くなるか。
よしやす
大阪に全国の米相場というか米の市場があって、
道島米市場っていうのがあって、そこでの米の価格っていうのが全国的に波及するっていう風になってたんで。
で、旗振り、道島から和歌山は3分、広島方では40分で平均時速720キロで通信というか。
かおり
でもその距離の間に何人かは受け渡してるわけでしょ?
もちろんもちろん。
その距離を1人ではなくって。
よしやす
そうなんです。旗振り山っていう風にして。
かおり
例えば周りの木を伐採して見やすくしたりとか、そういう場所を整えたりとかはしてたんでね。
よしやす
確かね。箱根だけは山から山へ通信でできなくて、三島から小田原は飛却で走ったらしい。
かおり
それは積床があるから?やっちゃいけないってこと?
よしやす
山が高い山同士で見通しのきく山がうまく見つからなくて。
かおり
なるほどなるほど。
よしやす
ということでですね、江戸までは8時間だそうです。大阪から。
かおり
だったら新幹線の方が早いか。
よしやす
ここは三島から小田原まで人が走るからね。
かおり
なるほど。
よしやす
逆に言うとそれも入れて8時間。
かおり
走る、そこは新幹線じゃないもんね。走るんだもんね。
よしやす
ここは徒歩です。光碁より遅いです。という感じで、そんなのがありましたが、
今日話したいのは個人と個人でメッセージを送り合うっていうところなんですけど、
あんまりね、テクノロジーによりすぎずに話ができるというかと思っていて、
去年のタイガードラマ、光る君へっていうのがありまして、
かおり
現地物語ね。
あの頃は文を書いて下難というかですね、
よしやす
誰かがその文を誰かに届けてくれるっていう、
個人的にお使いの人が手紙のやり取りをするっていうのをやってました。
そうすると私信、自分で誰かに送りたい、ある意味2人だけの秘密が、
手紙を通して相手に人手を使って送るというのが、
メッセージのやり取りでしたというのが、
遠くの人とメッセージのやり取りする始めなんじゃないかと思っています。
その前までは自分で行くしかなかったと思うんだよね。
かおり
そんな遠くの人と文のやり取りをするかしら。
よしやす
だから、
かおり
早く帰ってらっしゃい。隣でイノシシが捕れたらしいわよっていうメッセージかな。
よしやす
というか恋文ですよね。平安時代とかの貴族は。
かおり
平安時代はね。
でもほらそれはさ、世の中が平和になったって言い方は変だけど、
そういう文化が栄えるだけの余裕があるからこそ恋文ですよね。
よしやす
そうそう。
かおり
その前はやっぱ生活ありきじゃない?生きるありきだから。
よしやす
で、生きるためのメッセージは自分で歩いて行ったんじゃないかと思うわけですよ。
紙に書いて送ってくれっていうのは、
お仕事というかね、官庁同士というか、
地方のお役所と中央のお役所同士はそういう文でのやり取りだったと思うんですけど、
個人のやり取りはたぶんほとんどなかったんだと思うんですよ。
で、平安時代に貴族たちが誰々さん宛にこの文を送ってちょうだいって言って、
お使いの人が持ってって、それを持って帰ってってのが始まりなんじゃないかと思います。
誰かにメッセージを送りたい、または誰かとコミュニケーションしたいというのは昔からあるんじゃないかと思うんですけど、
遠くの人と個人的に情報を伝えるっていう技術。
で、文を頼むっていうところから引き迫になったりして、そのあと郵便になるわけですよね。
で、郵便と時をほぼ同じくして、国の事業として電信っていうのが始まりました。
で、歴史をひも解くというか、NTTの。
かおり
電信って何?電話と違うわけ?
よしやす
電信っていうのは声は送れません。
基本的には記号とかを送るっていうのが電信。
かおり
電報みたいな感じ?
よしやす
それをお客さんからこのやつを送ってくれって言って、受付があって、
最終的にはそのメッセージを書いた紙をお客さんのほうに届けると電報。
かおり
電信を使った通信方法ってことね。
よしやす
そう、電信を使ったメッセージサービスが電報です。
かおり
トントン2、トントン2。
よしやす
一番最初はトントン2っていうモールス信号ではない、
ちょっと待ってね。
かおり
モールス信号ってどこで?アメリカ?
よしやす
モールスさんはイギリスの人かな。
最初の電信はプレゲ式4次電信機っていうのが使われていて、
それはぐるぐるぐるって回転する文字盤があって、
そのハンドルで文字を選ぶと受け取り側の文字盤で針がぐるぐるぐるって動いて文字がわかるっていうタイプ。
かおり
いわゆる昔の黒電話みたいな感じ?
よしやす
というか、ハンドルと行き先の針が同期するっていうタイプのもので、
なんですが、実はこれは通信の速度が遅くて、
1分間に4文字とか5文字、つまり10秒に1文字ぐらいしか送れなかったっていうのはあって、
なので電力を結構送る割にスピードが遅くて、結局モールス符号にとって変わられることになりました。
かおり
なるほどね。
かおり
でも、モールス信号と似たようなタイミングであって、より良いものが選ぶ。最終的にそっちになっちゃったってことね。
よしやす
このプレゲー式っていうのは最初に使われたんだけど、廃れてしまってすぐにモールスになったってことです。
かおり
モールスが優れていたと。
よしやす
そうですね。遠くまで送るときに間違いが少なめでなおかつ速いというのでモールスになった。
で、それが電話になり、
かおり
電話っていうのは音声が送れるってことね。
よしやす
そうですね。音声が直接送れるようになり、ファクシミとかもあったり、
あとはメールや何やら、また文字に戻ってそれが送れるようになったり、
あとはこれは会社でしか使われてなかったけど、テレックスっていう通信方式もあったりしました。
かおり
聞いたことある。何?
よしやす
電報の個人版って言ったら変ですけど、会社の中にテレックス室というかテレックスマシンがありまして、
そこでどっかの宛先を選んでガチャガチャってテキストをやると相手のところに届くっていうタイプです。
で、メールの後はネット経由でいろんな情報がやり取りできるようになって、
LINEとかそういうタイプのものや、他は何だ?メールにLINEに、そんなもんか。
あとはですね、電話も発展してワイヤードだったものが無線になり、
どこでもお話ができるようになりましたというふうになっています。
ということで技術的にどんなことがあったかというのをそれぞれのステップでお話をしていきたいと思います。
かおり
よろしくお願いします。
よしやす
では、テクノロジーの話をしていこうと思います。
何が言いたいかというと、郵便とか飛却とか、
フミを誰かに送ってもらうっていうのを頼むのについては説明はしません。
かおり
はい、下難に頼みなさいと。
よしやす
というか技術なことがあんまないんで。
かおり
いやでもほら、木を聞かせてさ、季節の花を添えて送るとかさ。
よしやす
それは恋のテクニックであって、テクノロジーではないと思いますよ。
かおり
コミュニケーションテクノロジー。
よしやす
テクノロジーじゃなくてテクニックね、それはね。
電信っていう、つまり、
瞬時に電気を使って相手のところに何かを送るっていうのは、
どうしなきゃいけないかっていうと、
電線をA地点からB地点まで引っ張らなきゃいけないんだね。
かおり
流線なわけね。
よしやす
そうです。なので、電信柱って話もあったとおり、
最初のサービスが始まったときには東京から横浜まで、
電線を途中でつなぎつつ、電線を通したわけ。
で、電線を通すのには電信柱がいるけれども、
ところどころでは、街路樹に釘を打ってそこに引っ掛けるとかっていうのもやられてたそうです。
へー。
かおり
似たようなもんっていうか、昔の電信柱は木だったもんね。
よしやす
そうですよ。だから。
かおり
表面がちょっと焦げてるような。
よしやす
なので、あれはタールを塗ってんだっけな。防腐剤なんですよね。腐らないようにするんですよ。
かおり
焦げてんじゃないのね。焦がしてるわけでもない。
よしやす
焦がしてるやつではないと思います。防腐剤を塗って黒くなってると思います。
で、文字を送るために電線を張って、電気で文字を送るために、
お互いが約束をして、モールス符号みたいなものを考えて、
電気が流れている、流れていないっていう信号を送ることで文字を送るっていうのができました。
これがうまくできると、ある地点からもう片方の地点はほぼ同時、つまり1秒も経たないうちに情報が送れるってことですよね。
実際に電気が伝わる速さは光の速度の半分ぐらいと言われているので、
なので1秒間に地球を3回ぐらい回るスピードで信号が伝わっていきます。
かおり
わお、早いですね。逼客はとてもじゃないけど追いつけないですね。
よしやす
逼客はちょっと追いつけないですね。
で、いろんなやり方が考えられたけど、結局モールス符号、または和文のモールスっていうのがあるんですけど、そちらを使うのが、
よしやす
受験番号を確認して連絡してくれるっていうサービスね。代わりに。
かおり
合格の。
よしやす
そう、合格を確認してくれるっていうサービスとかがあって、
かおり
つまり地方の人が大学受験をしましたと。例えば東京で。
よしやす
で、発表は東京の校舎にしかありません。
かおり
英文前だよね。
よしやす
で、そこに代理で行って、何番っていうのがあったら、その番号があった人のところに電報を送るっていう。
かおり
さくらさく。
よしやす
そう、さくらさく、さくらちるみたいな。
で、一文字いくらっていうので送ってたという感じが電報です。
で、こちらは電気でトントンとかツーツーとかっていう信号を送ると、それを文字として解釈して、
片方で送って片方で。
かおり
向こうで翻訳者がいるわけね。翻訳してくれる人が。
よしやす
そうです。で、電報というか、電報自体はね、東京から大阪とかはもっと遠くまで届くんですけど、
電信自体は急に遠くまで届くわけではなくて、当時は電話局から電話局にリレーでつながっていくっていうので、
途中で写し間違いとかも発生したというふうに言われています。
へー。
かおり
あ、あ?え?東京が例えば北海道に送るって言っても、直接つながるわけじゃないわけ?
よしやす
ではないみたいです。
へー。
あと例えば水戸局、あと仙台局、青森局とかっていうのでつながって、電言電言電言でいくと。
かおり
な、なぜなぜ?
よしやす
電信は遠くまで急にはつながらないから。
かおり
なんで?え?え、結局何を送ってるの?
よしやす
電報はメッセージを送るんですけど、電信は信号を送るじゃないですか。
かおり
オンオフだよね。あ、オンオフじゃないか。
よしやす
そう。で、皆さんは今ね、えっと、いつでもどこでも好きな相手に好きな信号が送れるって思ってますけど、
そんなことはなくて、電伝交渉というか、その頃まだ電伝交渉じゃないや。
提診証の電話局から、えっと、他の電話局に線が引いてあれば、そこが通じるわけ。
なんだけど、それをあるところで中継するっていうのは、誰かが受けて紙に書いて、それをもう一回電信で送るっていうのが中継なわけです。
かおり
え?なんで中継が必要なの?それは、えっと、繋がってない場所があるってこと?
よしやす
うん。だって東京と青森は直接は繋がってないようで、電線が。
かおり
あ、全然繋がってないわけ?
よしやす
そんなところまで電気を送るの大変じゃないですか。
かおり
え、でも最終的には全国つつ裏裏繋がったわけでしょ?
あ、だから。
え、でも電信柱としては繋がんなかったの?電気になってから全国が繋がったの?
よしやす
えっとですね、この後電話のところで少し話しますけど、
結局通信を繋げるには、電話だったら遠くの人と話すには誰かがそのプラグを繋ぎ替えなきゃいけないんですよ。
でも電信っていうのはプラグを繋ぎ替えるっていうのをしないわけで、だから人が中継することになります、メッセージを。
かおり
え、まぁ一応怖いからね。
よしやす
えっと、じゃあ電信を送るときに、例えば青森に送ろうとすると、
東京大手町局から青森っていうふうに順番として、電信として東京発青森局受取人の住所の名前を送るでしょ?
で、本文を打って終わりってやるとメッセージが1個成り立つわけじゃないですか。
これを誰に送るかっていう話ですよ。いきなり青森に繋がってないでしょ。
かおり
なんで直接繋がってないの?繋がってないとこはどうやってデータを送るの?
よしやす
だから青森に送るには、水戸に送った後仙台に送って仙台から青森に送るとかってやらなきゃいけない。
かおり
そこがよくわかんない。
よしやす
じゃあ、トントン2は1対1の通信だから。
かおり
なんで青森に1対1しなかったの?コンセントがたくさんつくのが大変ってこと?
よしやす
まず、電話局が2個の場合、東京と横浜にしかない場合には行きと帰りしかないよね。
で、ここがなったら東京から来たってのがわかるよね。そこはいい?
じゃあ、東京と千葉と横浜に電話局があるとするよね。
そうすると千葉から横浜に送るには、東京経由数がめんどくさいから千葉と横浜をつないじゃえばいいってのがあって、
そうすると横浜には2つ口があって、東京にも2つ口があって、千葉にも2つ口があって、それぞれを…
かおり
四角形になってるわけだよね。ラインがね。
よしやす
そうすると、どこからでも直通でできると。
だんだん増えていくと、2個の時には千葉1本ね。3個になると3本ね。いいですか?局が。
で、電話局が4個になったら、1、2、3、4、5、6だよね。いい?
かおり
で、電話局が5つになったら、15?という感じで、すべての局に直通線を設けると大変なことになるわけですよ。
なので、東京から青森に送らないのは、東京から青森、全部、47都道府県に全部やっておくと、大変な数の回線が必要になっちゃうわけ。
その電信柱としてのラインはつながっているけど、そのコンセントプラグの数に限りがあるというか、つながるジャックが直接つながってないわけね。
よしやす
いや、電信は直接、電線はつながってないでしょ、東京と青森は。
かおり
え、でもほら、経由、経由?
よしやす
人が書き写して、もう1回送り直すの。大手町から青森のメッセージ、青森の何丁目何番地の誰々さんにこのメッセージを送ります。
本文ほにゃらら終わりっていうのを、今度は水戸局から仙台局に送るわけ。
かおり
あー、はいはいはい、なんとなくわかった。
はい。
よしやす
っていう感じで、リレーをしながら送るっていうことが起こっていました。
かおり
あー、そこでミスがあって。
よしやす
たまに文字が違うってことがあったみたいです。
かおり
そうすると受け取った側は、「あっ、え?」ってなるわけね。
でもまあ、きっと受け取った側も、きっとどっかで間違ってるんだろうっていうふうに解力をするわけね。
よしやす
っていうのが起こったことも、もちろんね、全てじゃなくてほんの少しだと思いますけど、だから、さくら、さるって来たらどうするんだって話したわけですよ。
かおり
難しいね。
よしやす
そう、みたいな感じが起こったっていうのが電信の時代ですね。
かおり
はい。
よしやす
電信と電話の大きな違いは、電話っていうのはAさんとBさんを電線でつながなきゃいけないんです、ずっと。
で、電話はお家にあるでしょ。
そうするとAさんの家とBさんの家を電気が通るようにつながなければいけないってことが発生するんです。
かおり
いわゆるさっきの間に中継っていうのがなくなるわけね。直接つなげろっていう話になった。
よしやす
そう、一手で電魂でつなぐんではなくて、それをつなぐのに、さっきも言ったようにAさんとBさんとCさんとDさんって言って、例えば50件電話機があるとすると、それをつなぐのに全ての家と全ての家をつないでおくのは大変だから、中継するための機械っていうのを使って電話と電話をつないであげるってことをやります。
これ交換台とか。
かおり
今、電信の場合には1回文字にしたやつをもう一度打つっていうのを、LINEをそこの間につなげてあげるっていう形にしたわけね。
よしやす
そうそうそうそう。
かおり
直接はつながってないとっていう。
よしやす
電話機は喋ってるときには直接つながっていたんですよね、Aさんの家とBさんの家が。昔はね。
かおり
切れば切る、切れちゃうっていうね。
よしやす
そう。で、昔の電話はダイヤルとかがなくて、その代わりに受話器とハンドルがありまして、電線は電話局まで通じています。
各家の電話機は電話局まで線が通じています。
かおり
それはもう直接つながってますね。
よしやす
それは直接つながってます。
電話を引いてもらうっていうのは電線を引いてもらうことだったんですよね。
自分の家まで。
で、電話をかけるには自分の家の電話のハンドルをぐるぐるぐるぐるって回すんです。
そうするとそこに発電機がついていて、で、電話局の交換台の。
かおり
まだ電気きてないのか。
よしやす
そうです。皆さんの家に電気がくる前に電話は実は配備されたし、
私が子供の頃までは全部が停電しても電話局が非常電源で動いていれば、そこの電源で電話は通じたんですよ。
かおり
なので、そのぐるぐる回すっていう小さな発電機もついてたわけね。電気がついてきてないから。
よしやす
電気きてないし、電話局とお話だけできればいいっていうやつなんで、そうすると交換台で何番さんが呼び出しましたっていうのが分かって、
そうすると交換手っていう方がいて、その人はヘッドセットつけてて、
例えば一番っていうところから呼び出しがあったって言ったら、交換手さんは一番っていうところに線をブスって指して、
それをモニタリングするっていうスイッチを入れると、そのヘッドセットが一番さんとつながります。
だから一番さんは電話かけるときには、ぐるぐるぐるって回した後、受話器を取って待つ。
交換手が気がつくと、一番さんこんにちは、お電話ですかって呼びかけるんで、一番さんは何番の誰々さんに電話をつないでくれってお願いをします。
かおり
アステラが食べたくなったから二番の文明堂にお願いしますって。
よしやす
そうです。だから二番文明堂さんお願いしますって言うと、少々お待ちください、文明堂さんにおつなぎしますって言って、
オペレーターさん、交換手の人は一番から来たやつを二番にブスって指すんです。
そうすると一番と二番の電話がつながります。
それに交換手さんもつながる三者通話状態になります。
一緒にね。
交換手さんは今度は一番さんを電気的にスイッチで切断して、二番さんだけにつながった状態にして、交換台にあるハンドルをぐるぐるぐるって回します。
そうするとそこで発電して、二番さんの電話機のベルがチリンチリンチリンって鳴ります。
二番さんはそのチリンチリンチリンに気がついたら、電話機のところまで行って受話器をあげて、もしもしって言います。
かおり
もしもし?もしもしって何?
よしやす
これから申すということで。
かおり
申し上げるぞ?
よしやす
そうそうそう。これから申すぞというのの短縮だそうです。
で、交換手さんが一番さんから電話が来ていますがおつなぎしますか?って言って、
二番の文明堂さんはああああお得意さんの一番さんだったらつないでくださいねって言ったら、交換手の人はさっき切断っていうのをした一番さんのところをスイッチをガチャって戻すと、
一番さんと二番さんとオペレーターさんが三者通話状態になって、その時にオペレーターさんはそれではお話くださいって言うと一番さんと二番さんがお話が始まるんで、
そうしたらオペレーターさんは自分のところはモニターをオフするってやって通話が始まるということになります。
というのが、
かおり
やっと二人っきりになれたわけね。
よしやす
やっと二人っきりになれた。
交換手の人は次の呼び出しを待たなきゃいけないから、その人たちの盗み聞きをしている暇はないのですよ。
かおり
そんなに電話がかかってくるものなの?昔は。
まあその地域によって電話の量は違うだろうけど。
よしやす
そうでそのNTTの博物館に展示してあったのは、
お一人の前に80回線分、80契約分あるやつがあって、この人の誰かが喋り始めたら、呼び出し始めたら対応しなきゃいけないっていう状態なんで。
かおり
80人が担当してるわけね。
よしやす
まあそれぐらいがマックスだったんじゃないですか。
そこに置いてあったのは100回線と書いてあるやつで、80人分の契約者とつながっていて、
その下の20個は中継用つって、その機会の中じゃないところを呼び出したいときには、
中継用で違う機会にいっぺんつないで、誰だったらお願いしますって言わなきゃいけなくて。
かおり
じゃあ1番から80番までだったら自分のところでどうにかなるけど、
81番から100番のところは、そこからまたBさんの、同じ中継所のBさんのところに1回つないで、そこでやってもらわなきゃいけない。
よしやす
そうですそうです。
ということで、小さい塊での通信っていうのが直接プラグを挿して、AさんとBさんをつなげるっていうのをやって、
それはさっきもお話した通り、80件の家があって、それぞれが行き先が80個ずつ選べる、79個ずつ選べるというのだと数が多すぎるんで、
それをある時間帯だけつなぐっていう中継をするっていうのが、電電工者じゃないや、電話局でやることでした。
そこは人手が返してやっていたというのが昔の電話です。
よしやす
それ発電式とか磁石式と言われていたんですけれども、それが共電式って言って、電話局からいつでも電話機にちょっとだけ電流を流しておいて、
というか電気をかけておいて、加入者、つまりお客さんが受話器っていうのを本体から持ち上げるとスイッチが入るっていうタイプの電話機に変わっていきます。
かおり
それは家に、各家に電気がくるようになったから実現するわけね。
よしやす
違います。
かおり
え?
よしやす
さっきも言った通り、電話局から電話機にケーブルが入ってるんで、そこの中だけでやって、お家では電気を使いません。
かおり
電話局側の電気でやるようになったわけ?
そうです。
よしやす
私が子供の頃までは、黒電話っていうやつは壁の電線にはつながってるけど、電気コンセントにはつながってないし、その壁のケーブルは電話局に直接つながっていて、電話局の交換機から出てくる電力で賄われるっていう風になっていました。
かおり
確かにコンセントにはつながってなかったね。
黒電話は打ちないから何の話か全く分かんないけど。
よしやす
家が停電になってしまっても、電話局が生きていれば電話が通じるっていう時代が結構長くあります。
そこではですね、受話器を置くところにスイッチがついていて、受話器を持ち上げると回線と電気が通じて、電気が通じると交換室の人のところのランプがつきます。
そうすると、交換室の人はどこどこにお電話ですかって言ってもいいんですが、その頃になると今度は電話機にダイヤルっていうのがついて、ぐるぐる回すとパルスが出るっていうダイヤルがついた電話機が始まります。
それを半分くらい、いや9割くらいの人は分かってると思うんですけど、ダイヤルっていうのを回して、1っていうのをところに指を入れて、時計回りに指止めまで回して手を離す。
かおり
指止めっていうの、あれ。
よしやす
そうするとパルスが1回だけ出る。
2のところに指を入れて、それを時計回りに指が止まるところまで回して離すとパルスが2回出て止まるという風になっていて、
固まりのパルスが何個出たかで数字が送れるっていう風になっています。
だからすごい単純なモールス信号的なんですよね。
トーンしかないんだけど。
かおり
数字に特化したので、逆に本当に数字をそのまま送ればよかったね。
そうです。
個数として送れると。
0から9までね。
よしやす
で、そのパカパカパカっていうパルスでつなぎ先を決めて、つなぎ先の電話のベルを鳴らして、ベルが鳴ってる電話に出るとAさんとBさんがつながるっていう風になりました。
でも電話機はつながってる間はその回線は喋るだけで専用するわけですよ。
だから1階から高いというかっていう風なものが優先というか、昔の家電というやつで、今でもこの仕組みは残っていて、皆さんの家に家電っていうのがあったりするときには、
そのケーブルは他の家のケーブルとはつながれずに電話局まで直接行って、電話局の交換機っていうところの端子にカチャって入っています。
だからだいだいさん家の回線っていうのはここにあるって物理的なものが1個あって、それが家まで伸びてるっていう風になっています。
だから大変なんですよ、電話を引くのは。
かおり
だから結構昔、電話の回線の権利っていうのかな?
よしやす
そう、7万円くらい払いましたよ。
かおり
財産でしたよね、そうそうそう、財産だったよね、その相続とかそれにあたって。
だけどやっぱり家電を持つ人が少なくなっちゃって、結局その財産的な価値がなくなってっていう話にはなってったけど。
よしやす
そうなんですよね、電話はさっきも言った通り、コネクタをガチャガチャってつなげたりして、または交換機っていうのは電気的につながって、
AさんのAとBさんのAは電話しているときにはある意味直接つながっている状態になります。
あった位置でね、ということでそこには声を乗せられて声を送り合うというのが電話のコミュニケーションです。
これが携帯電話になると何が違うかっていうと、今大阪万博って始まるじゃないですか。
かおり
始まるみたいですね、脈々と準備が進んでるんじゃないですか。
よしやす
55年くらい前に大阪であった万博の時には実は無線電話っていうのが展示されていました。
太陽の塔の時。
太陽の塔の時。その電話は実はその電話だけで国際電話がかかったり他の電話にかけられるわけじゃなくて、
一台一台の電話機に電波の周波数があって、ラジオみたいなもので音声を飛ばしてそれを受信したり送信したりして、
それを電話回線につなげるっていうのを実現したっていうのはその時の無線電話です。
ただサービスとしては万博に行ったところでは一応世界中どこでもプッシュのボタンで押した番号にかかりますよっていうのを展示していたそうです。
なので海外から日本の万博にやってきた方々はそこに行って自分の海外の家に電話かけて万博の会場からかけてるんだよっていう会話を楽しんだんじゃないかと思います。
よしやす
国からもらえる周波数が小さい中、どうやってその辺を効率よく使ってるかっていうのがポイントになってきました。
かおり
なるほどなるほど。よくゲームであるよね。隣と同じ色で塗っちゃいけない。
よしやす
そうそうそう、そういう感じ。
かおり
あれの番号バージョンってことか。
よしやす
そう。で、それがセルラーというのになりました。
で、結局ね、私たちは誰かと特定な人と喋りたいと、コミュニケーションしたいっていったときに、
その人が持っている端末の番号などを指定したりして、呼び出してもらったり呼び出されたりするというのが発生しています。
はい。
そうですよね。私にかけてきたわけじゃなくて番号にかけてきた。
昔は家電しかなかったから、家族にかかってきたやつを取り継ぎっていうのをやりましたけど、今は会社でも取り継ぎとかはほとんどなくて、
皆さんの机に一個ずつ電話があるか、電話なんてなくしてしまって、もうネットだけでコミュニケーションでいいでしょってなってしまっている会社もあるはずです。
電話は高いからね。
うん。
例えば交換機っていうのがいるので、電話の時代が来た後、そのセルラーフォンの時代になってくるんですけれども、
セルラーフォンの次の時代はデジタルの時代になっていて、ある人とある人が直接回線をつないでやり取りをするというところからメッセージを、
もう一回先途外れするんですが、電子メールっていうのが始まった時には、電子メールはさっき言った、誰々さんから誰々さんに送るメッセージです。
タイトルはホニャララ、本文はホニャララ、終わりっていうのを、コンピューターからコンピューターへバケツリレー式に送るっていうのをやっています。
だからさっきね、電信は遠くまで送る時には、途中の基地局というか途中の電話局で書き写すってなってお隣に送るっていうのをやったと言いましたけれども、
それをネットワークの中でやるっていうのがまた先途返りした感じで戻っています。
だから、セルラーになって周波数が色々なったけど、今度はネットワークでコミュニケーションするっていう時には、
デジタルになっていれば何でも載せて届けられるっていう風になったんで、
自分の好きなものをネットワークのところにデジタルで乗っけて、それが運ばれていくというのが今のコミュニケーションになっています。
なので、皆さんは知らないうちに電車に乗ったり歩いたり、また自動車の中で携帯っていつでもどこでも繋がるなという風に思ってらっしゃるかもしれませんけれども、
自分が契約しているサービスの基地局があるところだとそことお話をして、動いていくと基地局同士が、
あなた何々の何番さん、加入番号何番さんはお隣に行きましたよ、お隣では受け取りましたよっていうのを、
中央の電話局が一括してやるというのが携帯電話でやられていることです。
さて、ネットワーク社会になると今度はデジタルなデータを送りさえすれば何とかなるという時代になってまいりました。
そうするとね、おしゃべりするにも昔の電話は回線を占有してたわけ。
AさんとBさんを繋ぐ線っていうのはそれにしか使われなくて、交換機の中もそれにしか使われなかったんだけど、
デジタルになったらその情報も小分けにして、どのマシンからどのマシンに行く本文っていうのだけ作って、
それをルーターっていうのに預けるとルーターっていうのがルーチングっていうのをしてくれて、
これだったら向こうの方に送った方がいいなっていうのでバケツリレー式にその信号が伝わっていくっていう風にまた戻っていると。
かおり
つまり電話よりも旧式なんだけどハイテクっていうことがやられています。
よしやす
そうなんですよ。だから個人の間でね、やり取りをするというのは、
昔はね、手紙のやり取りをするというのをやっていたのが、電信で繋がるすごく早い文字列になり、
ただ高い。それが専用に線を使うと、ケーブルを使うっていう電話になり、
それが無線化され、あとは有線でもデジタル信号を個別に作って送り合うっていう中にメッセージが入るっていう風になったりとかっていうので、
いろんなところでデジタルな技術、アナログな技術でメッセージの送りと受け取りっていうのは変わってきました。
で、ポイントは、じゃあ個人の間でテクノロジーが発達したからすごいコミュニケーションの変化が起きたのかっていうと、
案外そうでもなくて、平安時代から続くような誰々さん早く会いたいわっていうのが結局は送られてるんじゃないかと思っていて、
テクノロジーが進んだ話で、平安時代というか江戸時代にも考えられなかったような速さで情報が伝わる今ですが、
結局コミュニケーションしてることとか、ブログとかに残してることっていうのは平安時代の人と大して変わらないんじゃないかっていう気もするんだよね。
という感じで、自分の声、または自分のメッセージがどういう風な経路を通って相手まで繋がるかというのを意識するだけでも、技術の話がいろんなことが使われてるんだなというのが分かります。
かおり
思い出した。今何を言おうとしたか。あれ、これ吉田さんから聞いたんだっけ。
何でしょう。
昔から日本人は桜が咲くと、それを記録に残したかったらしいと。だから今、桜の開花時期っていうのが結構昔から情報が残ってる。
よしやす
そうそう。千年分の開花日が記録として残ってるっていう変な国ってことですよね。
かおり
そうやって誰かに何か伝えたくなっちゃうわけね。昔から。
よしやす
あと日本でそれが残ってるのは、紙が安かったからじゃないかとも言われています。もちろん庶民が書いて捨てるとかはできないけど。
かおり
記録の中では少なくとも。
よしやす
記録になれば文を書くとか、日記を書くとかっていうのが。
かおり
確かにそうね。木刊で送られても困るもんね。
よしやす
木刊で日記を書くとなかなかかさわりますよね。
かおり
今日書いた日記は明日の焚火的な例になっちゃうよね。
よしやす
でも紙は江戸時代まであるところで使われたときに、くず集めがやってきて、もう一回布とは違うけど打ち直しというか、
バラしてもう一回すき直して、少し薄くらい紙になって、もう一回流通して。
かおり
もう一回かやったみたいですよね。最後はトイレの紙として。
よしやす
かなりエコー。
かおり
エコーですよね。
なんかね、どんどん早くなったわけじゃないですか。情報のやりとりがね。どんどん手軽になったわけよね。
例えば携帯とかが普及して、iモードが出てきて、お互いにそういう文字のメッセージであったりとかね、気軽に送られるようになったときに、
はじめはメールだったじゃないですか。
パソコン上にあったeメールっていうやつをね、携帯でも見れるようになったと。
携帯でも見られるようになったから、ほぼリアルタイムに見られるようになったよね。
でもなかなか若干のタイムラグがあるよねってところから、LINEって呼ばれてるようなもの、メッセージであったりそういったもので、
よりリアルにメッセージを送れるようになって、しかも既読特化ついちゃうから、見たか見てないかもすぐにわかるようになっちゃった。
わかります。
Mixiか。
よしやす
Mixiの足跡が残るっていうやつで。
かおり
そう、そしたらすごく見たのに返事がこないとかね。今もLINEもあるけど既読するとかね。
すごく早く連絡が取れる分、早く連絡をしなければいけないっていうのが出てきたって。
よしやす
そう、だからコミュニケーションが本来は便利になって、電話っていう相手の時間を占有するっていうところから、相手の時間を占有しなくてもいいっていう非同期。
かおり
そうね、いつ見てもって言い方が変だけど、情報は送ったから、あとは向こうの良い時間に見てね、チェックしてねから、今すぐ見てねに変わって。
ちょっとでもそれってそこまでする必要あるのかなっていうところ。
よしやす
そう、つまりメッセージに追加して、読んだよっていう情報までネットワークの上に乗ってやり取りされるようになっちゃったわけよね。
つまり言葉だけじゃなくて行動もレポートされるようになっちゃったわけだね。
っていうのが技術の進歩で、それが良いか悪いか多いと言ってね。
もう一つの技術の進歩はやっぱりコストがどんどん安くなってるってことだと思うんですよ。
平安時代に自分の手紙だけを運んでくれる人がいたわけじゃないですか。
それが引き役になって束で運ぶようになりまして、電信になってすぐに届くけど高い、一文字でか高いっていうのがあって、
電話っていう遠くまでかけるとお金がかかるけど、すぐに相手の声が伝わるっていうのができて、
今度はそれが安くなって、回線を占有するんじゃなくて、デジタルのデータのやり取りの中にそれを乗っけていって、
ツイッターでね、ドコドコNOWって書いて送るっていうのはさ、一文字10円だったらやらないじゃんみんな。
そうね。
そう、電報みたいに一文字いくらですよというふうに言われたらやらないけど、やっぱりコミュニケーションが手軽になったっていうのは安いっていうのもあって、
逆にかおりさんが言ってくれたような、いろんな情報がたくさん気軽に送れるようになったときに、
どういったものが一番気持ちがいいのか、要は便利だからではなくて、楽とか気持ちがいいとかリラックスできるっていう、
縛られない生き方とコミュニケーションの住み分け、協調性みたいなのが求められるようになってるんじゃないかなと思っています。
かおり
なんか、技術だけ追い求めちゃうと、ちょっと感情が、感情がっていうか、少しついていかないくなる感じがあるなっていう。
よしやす
あとはね、技術が進んでも結局人と人とが送り合う情報ってそんなには変わってないから、
昔、たぶん平安時代でも手紙に出てたりすると、そんなつもりじゃなかったとかね、それはそういう意味じゃないみたいなのが起こってるのと同じように、
今もそんなことが起こったり。
かおり
そんなことないっしょ。
よしやす
そんなのが発生してるのかもしれないなと思っていて、
あなたはどのくらいのコストでどんなメッセージを誰に送ってるか、もう一回考えてみませんかということで、今日は締めたいと思います。
はい。
はい、ということで、ここまで本編です。
ここから抽選をやります。
かおり
チュー。
よしやす
今ね、私のところに応募してくれた方々の名簿があります。
かおり
別のところにはありません。
よしやす
はい。
この方は、
ラジオネームがないので、
この方もラジオネームがない。
この方もラジオネームがない。
全部で19人の中から応募いただきました。
かおり
19人の方が応募いただきました。
よしやす
そうですね、ありがとうございます。
かおり
ありがとうございます。
よしやす
この中から5名の方を当選にしたいんですが、
今ね、Excelみたいなやつに各応募者の横に乱数発生っていうマスが設けてあります。
で、私が1回キーを押すと乱数が再度生成されるんで、数字が変わります。
で、この中の1番から5番、おっきい順でね、の人を当選にしたいと思います。
さて、何回私が更新をすればいいかっていうのをかおりさんに指定していただいて、
そんだけの回数私が乱数発生をした後に、1番から5番の人が当選となります。
さて、何回やりますか。
かおり
17回。
よしやす
17回。
2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17。
はい。
これで、何か触ると変わっちゃうので、この数字をコピーして、ここに特殊貼り付け、値並み貼り付け、ということで、当選者が決まりました。
かおり
おめでとうございます。
おめでとうございます。
よしやす
1位、たかこ44さん、当選おめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
2位はトラトラさん、当選ですおめでとうございます。
3位、ふたさんぽびとさんおめでとうございます。
おめでとうございます。
4位、はたのさんおめでとうございます。
かおり
おめでとうございます。
よしやす
5位はながれいいぎさんです。
おめでとうございます。
というわけで、今5人に呼ばれなかった方、残念でしたが落選となりました、ごめんなさい。
かおり
おだしょー ごめんなさい ぜひ見に来てください
よしやす
おだしょー はい ということで 当選された方は
送り先の住所とお名前をお送り ください そちらが連絡来た時点
で 私のほうからチケットのほう を郵便で送付させていただきたい
と思います ということでもう1回 言うと タコタコ44さん トラトラ
さん ふささんぽびとさん はたの さん ながれぎさんですね はい この
5人の方が当選となりました 住所 送ってください よろしくお願いします
よろしくお願いします はい ということで抽選も終わった
ので 今回閉めていきたいと思います この番組では皆さまからのメッセージ
を募集しております メールの宛 先はrikaatmark0438.jp rikaatmark数字
0438.jpです この番組ではオーディオブック での配信も行っておりまして そちら
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