1. サイエントーク
  2. 61. 車輪と円周率の歴史!3.14..

車輪と関わらないヒトはいない。車輪の起源~最先端の分子の車輪まで(?)、そしてなぜ円周率は大切なのか?どこまで求められているのか?など、「車輪と円周率」をテーマにおしゃべりしました。

【トピック】

・旅行に行く時、何が大切?

・車輪の始まり(コロの語源が曖昧なので、わかる人いたら教えてください、、、)

・生物に車輪はない?

・円と人間の付き合い

・ぶっとびエンジニアのアルキメデス

・なぜ人類は円周率を追い続けるのか?

・3.14が好きすぎる人たち

・人類の到達点?分子カーレース

【参考文献】

・サイエンス大図鑑、著 アダム・ハートデイヴィス

・137億年の物語 宇宙が始まってから今日までの全歴史、著 クリストファー・ロイド

・この世界を知るための人類と科学の400万年史、著 レナード・ムロディナウ

・数学者図鑑 著 本丸諒

・NewScientist 起源図鑑 著 グレアム・ロートン

アルキメデスは円周率をどうやって求めた? 【偉人の方法を再現】

日本人技術者、円周率を「約31兆桁」計算 世界記録塗り替える

ついに円周率の100兆桁目が判明、Google Cloudの研究者が約5カ月かけて追求

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進め、分子たち!第2回国際ナノカーレースが3月に開催

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【番組について】

おしゃべりな研究者レンと普通のOLエマが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。

人類の科学の歩みと2人の人生を重ね合わせるシリーズ「科学史と人生史」を更新中。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://scientalkclub.wixsite.com/scientalk⁠⁠⁠⁠⁠⁠

【プロフィール】

レン:おしゃべりな研究者。企業研究職として働く博士。専門は有機化学と生命科学。趣味は科学者の逸話やクセ強めな研究収集。

エマ:自称普通のOL。 よく間違えられるが実は理系。番組のイラスト製作を担当。学生時代カナダに留学していた。

【サイエンマニア】

レンがゲストと世界を探求する番組

⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://scientalkclub.wixsite.com/scienmania⁠⁠⁠⁠⁠⁠

【BGM】

オープニング:オリジナル曲

トークBGM:⁠⁠⁠⁠⁠⁠DOVA-SYNDROME

目次

車輪の歴史と初期の利用
スピーカー 1
今回は、車輪と円周率の歴史。
レンです。
スピーカー 2
エマです。
サイエントークは、研究者とOLが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。
スピーカー 1
どこか遠くに行くとき、一番大事なものって何だと思いますか?
スピーカー 2
どこかによるよね。
スピーカー 1
まあ、遠く。
スピーカー 2
遠く?地球外?地球の中?
スピーカー 1
地球内で。
スピーカー 2
日本?どこか旅行するみたいな?
スピーカー 1
そうそう、どこか旅行するならみたいな感じ。
食べ物。
スピーカー 2
とりあえず生命に必要なものは全部必要だよね。
スピーカー 1
ああ、なるほどね。持ってくってこと?
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
持ってく?
円地調達できるじゃん。
スピーカー 2
ああ、じゃあ金。
スピーカー 1
ああ、金ね。
この手の質問、だいたい金ってなる気がするけど、大事なものっていう質問。
スピーカー 2
まあ、お金があったら何でもなるからね。
スピーカー 1
あ、そっか。
僕は、車輪だと思うんですよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
思わない?
どこに行くにしてもさ、車輪ないと行けなくない?
スピーカー 2
まあ、海外行くんだったら飛行機で行けるけどね。
スピーカー 1
いやいや、飛行機にもさ、タイヤついてるじゃん。
スピーカー 2
ああ、たしかにね。
離陸できない。
スピーカー 1
車もそうだし、電車もそうだし、自転車とかもそうだけど。
スピーカー 2
車輪ないとどこも行けないと思うんですよ。
はいはい。
スピーカー 1
納得ですか?
スピーカー 2
いや、まあ、どこもではないけど、まあ。
スピーカー 1
うん、他方圏内ぐらいになっちゃう。
しかもさ、歯車とかもさ、言ったら車輪みたいなもんでさ、くるくる回ってさ、いろんな機械の中に歯車入ってるけど、
そういう仕組みがなかったらさ、人間ここまで進化してないんじゃないかなと思って、っていうのをふと思ったんですよね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ってなると、この車輪はいつから使われてるんだろうとか。
たしかにね。
スピーカー 2
気になってきて。
今回は科学史の中での車輪の話?
スピーカー 1
そう。
この車輪の歴史って、俺、円の歴史でもあると思うんだよね。
スピーカー 2
たしかにね。
スピーカー 1
丸。
スピーカー 2
丸とかさ、数学とか物理とかが発達してなかったら、なかなかね、開発できなさそうだよね。
スピーカー 1
丸を理解しないと、車輪を使いこなすこともできないし、きれいに設計するみたいなのもできなさそうじゃん。
スピーカー 2
できなさそう。
丸と円周率の歴史
スピーカー 1
ということで、今回は車輪と円、特に円周率の話をしたいんです。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
これがけっこう、この科学史シリーズの中で、古代ギリシャまでの話をけっこうしたんですけど、
だいたい車輪の期限ってそれよりもっと前で、
もっと前から古代ギリシャぐらいまでの話を中心にしたいのと、
あとは、この円周率って人間どこまで理解できてんのかっていう話をね、今回します。
はい、お願いします。
じゃあ、まず車輪の期限なんですけど、これいつぐらいにできたと思いますか?
スピーカー 2
車輪の期限?
ていうか、一番初めの車輪ってどういう形だったんだろう?
形っていうか、何に用いられてたんだろう?
だって今だったら自転車とかさ、自動車とかいっぱいあるけど、
やっぱ一番初めは馬車?
スピーカー 1
あー、でもいいとこだ。
スピーカー 2
うん、とか人力車とか?
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
うん、そういう系だよね、たぶんなんかアナログなね。
スピーカー 1
そもそもなんか何を目的にしそう?車輪。
スピーカー 2
重いものを持つときかな。
スピーカー 1
あー、そうだね。
スピーカー 2
だからなんかすごい、なんだろうな、ピラミッドとか作るときとかに、なんか石とか運ぶのに使ってそう。
スピーカー 1
あ、まさにそう。
スピーカー 2
あ、そうなの?
スピーカー 1
聞いたことある?それ。
スピーカー 2
うーん、あるかもしれないし、ちょっと、でもそれを思っていったわけではないけど、そういうこと?
スピーカー 1
まあでも、そういうことです。
スピーカー 2
うーん、ピラミッドのときか。
スピーカー 1
そう、ピラミッドぐらいまで、ピラミッドよりもっとかな?
もう少し時代的にはさかのぼるんだけど、5500年前とかにさかのぼるんだけど、
まあ、メソポタミア文明とかエジプト文明よりちょい前ぐらい。
まあ、だいたいそれぐらいからって思ってたらいいかなと思ってて。
で、その車輪ができる前って、人がものを運ぶときって、全部ソリみたいに引きずって移動させてたの。
スピーカー 2
それだと思うよね、結局ね。
スピーカー 1
そうそう、めちゃめちゃ摩擦力かかっちゃって、もうものを持っていけない、そんな遠くまで。
っていうのなんだけど、これあるときから、まあ車輪の証拠というか、
一応、最古で見つかってる車輪はスロベニアで5150年前の木製の車輪っていうのが見つかってるんだけど、
これがおそらくね、手押し車みたいなものだったんじゃないかなと考えられているということなんですよね。
さっき言ってたエジプトのピラミッド、これも丸太を並べて、その上に石を載せて、石を押してコロコロコロって丸太が回って、
で、進んだ先にどんどん丸太を追加していくというか、いいイメージできるかな。
丸太10本ぐらい、例えば綺麗に並べて、石載せて、コロコロ動かして、
で、移動したら、また後ろに行った丸太を前に持っていって、みたいな感じで運んでいく。
スピーカー 2
丸太を10本並べて、石を上に乗っけるっていうのは、石が丸太の間に挟まっちゃいそうだけど。
スピーカー 1
ん?
スピーカー 2
ん?どういうこと?
スピーカー 1
丸太を10本横に並べるじゃん。
スピーカー 2
横に並べるよね、こうやって。
スピーカー 1
そうそう、で、その上に石載せるじゃん。
スピーカー 2
石ってどういう石?石コロコロいっぱい乗っけるってこと?
スピーカー 1
違う違う、でっかい1個の石。
ピラミッドとかってでっかい石でできてるじゃん。
スピーカー 2
なるほど、なるほど。
ちっちゃいコロコロの石を上にふりかけみたいにかけるのかと思った。
違う違う違う。
なんにも動かないやんって思ったけど。
スピーカー 1
いや、それでピラミッド作れないだろ。
スピーカー 2
でも石って聞いたらそうじゃん。
スピーカー 1
そっか、まあまあでっかい石だね。
スピーカー 2
でっかい石ね。
スピーカー 1
でっかいレンガみたいなのを想像したらいいかもしれない。
スピーカー 2
なるほどね。
車輪の起源
スピーカー 1
だから10個ぐらい丸太あったら、それに対して1個でっかい石が乗っかって、
押して転がって、で、どんどん丸太追加してったらコロコロコロコロ転がせるじゃん。
スピーカー 2
うん、転がせるね。
スピーカー 1
これがコロって呼ばれてるものなんだけど。
スピーカー 2
コロって名前なの?実際。
スピーカー 1
実際そう。
えー、日本語でもさ、なんかさ、コロコロ転がすことをさ、コロって言うけどさ。
これ偶然じゃないかな。
スピーカー 2
偶然?すごい。
コロからコロコロが来てるわけじゃないと思うんだけど、どうなんだろう。
面白いね。
スピーカー 1
面白いねこれ。
で、それがコロで、これもある意味車輪の起源にすごい近いっていうところですね。
で、このコロから着想を得たとしたら、その丸太をちょっと薄く切って軸をつけたらもう車輪になるわけじゃないですか。
みたいのでできてたんじゃないかっていうのとか、
あとねもう1個これ芸術的なところから車輪のアイデア生まれたんじゃないかっていうのも1個あって、
何かわかります?
スピーカー 2
芸術?
スピーカー 1
古代の芸術品みたいなのといえば、なんすか?
スピーカー 2
古代の芸術品?
スピーカー 1
絵?
ああ、まあ絵もそうなんだけど絵じゃないね。もっと物だね。
スピーカー 2
物?でも車輪につながる系だったらなんだ?
なんか風車のくるくるくるみたいな。
スピーカー 1
風車のくるくるは、それも車輪の跡じゃないからできたとしても。
スピーカー 2
え、芸術で車輪系?
スピーカー 1
いや車輪はね、1回考えないで普通に、古代でどんな物作ってたか考えたらっていうのがヒントかもしれない。
スピーカー 2
古代で芸術?
スピーカー 1
遺跡からどんな物、出てくる?
スピーカー 2
宝石?
スピーカー 1
ああ、とか。
スピーカー 2
剣、剣とか。
剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、
剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、剣、鉄、剣、剣、鉄、
スピーカー 1
ネックレス
ネックレスとか?
スピーカー 2
あ、わかった。
王冠?
スピーカー 1
いや、王冠じゃない。
スピーカー 2
芸術?
スピーカー 1
もっとなんか原始的なもん。
スピーカー 2
もっと原始的な?
え、何から作られるの?
スピーカー 1
土。
スピーカー 2
土、あ、陶器か。
スピーカー 1
そうそうそう、土器みたいなやつとか。
スピーカー 2
それもくるくるするよね。
スピーカー 1
そう、あれって作るときにさ、今もろくろとか言いますけど、
くるくる回して、きれいに形整えるみたいなのやるじゃないですか。
スピーカー 2
あれを縦向きにしたら車輪じゃないですか。
生物の進化と車輪
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
っていうアイディアから出てきたんじゃないの?みたいなことも、
これメソポタミア文明の年度版から示唆されるっていう風に一応言われてるんですよね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これ結構面白いよね。
スピーカー 2
でも全く車輪とかがない時代からさ、
そのソリで物を運んでた時代からさ、考えると、
結構車輪をつけたら軽くなるみたいなのって、
なかなか想像できないかもしれないよね。
スピーカー 1
これ大発見だと思うよ、実際。
多分摩擦が少なくなるみたいな考え方ができてたかわからないけど。
スピーカー 2
どうやってでも気づくんだろう?さっきの丸太?
スピーカー 1
丸太とかろくろとか。
スピーカー 2
でもさ、ろくろはさ、ろくろじゃん。
それでさ、摩擦が軽くなるみたいなっていう着想を得るかな。
スピーカー 1
でも回転するみたいな動きだから、
つながりそうではあるんじゃない?
というかそのギミックを使えばさ、車輪みたいなの作れるわけだから。
でもね、結構発想としては飛躍してると思うんだよね。
普通の進化じゃなくて。
スピーカー 2
丸太があってからのろくろでもっと車輪に改善するみたいなのは結構想像つくけど、
一番初めは丸太っぽそうだなって私は今思った。
スピーカー 1
まあまあそうだね。
で、この車輪の進化というか、自然の世界の中で車輪がもっといいものというか、
自然に生まれるんだったら、俺生き物に車輪ついてていいと思うんだよな。
スピーカー 2
なんかそれどっかで見たことあるかも。
そういう系の考察を。
2足歩行で歩く、2足とか4足歩行で歩いたらちょっと非効率的なんだよね、たぶん車輪に比べると。
車輪のほうがたぶん少ないエネルギーでもっと楽に奥に行けるけど。
スピーカー 1
まあそうだね。だからこそ人は発明したんだろうけど。
スピーカー 2
でもない理由をね、どっかの考察で読んだことある。
スピーカー 1
ぷいぷいモルカーぐらいじゃない?車輪持ってる生き物。
スピーカー 2
しかもそれ生き物じゃないしね。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
海の中とかにはいないんだっけ?
スピーカー 1
いないね。
スピーカー 2
いない。
スピーカー 1
そう、基本的にはいない。
車輪の進化と機能
スピーカー 1
でもさ、鳥とかは空飛べたりさ、
イカみたいなやつはジェット噴射みたいなので進んだり、
ジェットみたいな機構があったりするんだけど、
車輪はなぜかない。
で、なんか生き物の仕組みって結局何もない、何も機能持ってないようなものからちょっとずつ進化していくわけじゃん。
スピーカー 2
だけど車輪って、車輪が生まれる前の段階ってないみたいな感じだよ。
なるほどね。
スピーカー 1
そう、なんか鳥だと飛ぶっていうのが最終的になんか羽毛があって、
羽毛があったら恐竜とかは危険なんじゃない?みたいな話もしたことあるけど、
スピーカー 2
もともと多分手だもんね。
スピーカー 1
そう、もともと手があるからできる。
だけど車輪の前に相当するものってないの?いきなり車輪じゃないといけないというか。
確かに。
スピーカー 2
まあ、がんばれば足とかが元になりそうだけど。
スピーカー 1
いや、なるかな?どうだろう。
スピーカー 2
足。
難しいか。足があっても、車輪みたいになんか輪っかがつくのない。
輪っかが急にさ、足のなんか膝から生えてきたりとかがあったら、もしかしたらなるかもしれないけど。
スピーカー 1
でもなんか進化っぽくないよね。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
まあ、そもそもそのなんか360度ぐるぐる回るみたいな構造って。
車輪の発明と応用
スピーカー 2
なんか切断されてなきゃ無理じゃない?
スピーカー 1
そう、なんかそこにさ、ちゃんと神経通って血液も流れてみたいな機構って、まあ無理なんじゃないかなって思うんだけど。
スピーカー 2
うんうんうん。それがなんか理由な気もするね。
うんうん。
神経とか通したらもうほつれちゃうよね。
ほつれる。
ほつれる、なんていうんだ?
絡まる。
あ、そう、絡まる。
スピーカー 1
逆だ。
そうね。
だから、そういう自由に回転する機関みたいなのって、そもそもやっぱ動物とか作れなかったんじゃないかっていう感じだよね。
スピーカー 2
確かにね。
うんうん。
スピーカー 1
だったらな、よっぽど足で歩いたほうがね。
うんうん。
っていうことなんですけど、だからある意味車輪っていう構造を考えたホモサピエンス、やっぱすごいなみたいな感じはする。
スピーカー 2
そうだね。自然界では起こり得なかったものをね、ちゃんと作って。
スピーカー 1
そうそうそう。で、こういう車輪のやつ、最初はまあ物を持ってくみたいなものだったわけだけど、
これって水車みたいな感じで使えたり、それからまあやっぱ歯車みたいな使われ方もやっぱできるわけじゃない。
例えばそういう歯車でなんか組み合わせて、ある一定の動きをするものとかが農業に使われたりとか、みたいなかたちで、
ただ単にタイヤ的な車輪だけじゃなくて、いろんな使われ方をしていくんで、応用がすごい幅広い。
まあこの荷物を移動させるみたいなやつも戦車とかに使われて、やっぱ戦争とかに使われると。
っていうので、まあすごい普及したりもするんだけど。
なるほどね。
で、まあ車輪を見つけたわけだけど、人間は。
じゃあこの車輪ってどういうものなんだろうっていうのをやっぱ知りたくなるわけじゃないですか。
例えばさ、この1個の車輪がこれぐらいのサイズで作ったらどんだけの距離進めますとか。
なるほどね。
これってまさにその円の性質を調べることで、ある直径を持ってる円が1回転したときに進む距離。
これは一定の比率だよっていう法則を見つけるわけですよ。
だから例えば大きさ1メートルぐらいの車輪を作ったとして。
スピーカー 2
直径?
スピーカー 1
直径。で、それを1回転させると大体その3倍ぐらいの長さ進みますみたいな。
これってまさに円周率ですよね。
スピーカー 2
そうですね。半径がRだったら、なんだっけ、外周って2πRだっけ?
スピーカー 1
そう、2πR。
でもその時はπなんて概念ないから。
スピーカー 2
直径かけるπか。
スピーカー 1
直径かけるπだね。
スピーカー 2
それが円周率の定義?
スピーカー 1
そう。この割合。
スピーカー 2
割合?
昔東大のニュースで、円周率が3.14であることを証明せよみたいなもんで。
スピーカー 1
出た出た。
それを今思い出した。
あったねあったね。
でもそんな感じの疑問を持つわけですよ、人間。πってどんぐらいの大きさのものなんだろうみたいな。
一定比率になるってことは、古代のエジプト人もわかってた。
直径と円周の比率は一定です。
だけど完璧な円って作るの難しいんだよね。
これ円のイデアみたいな話ですけど。
どうしてもちょっと歪んじゃったりするから、大体3倍ぐらいみたいなのはわかってたと。
だけどそれ以上はなかなか難しい。
エジプト人の限界は杭を地面に打って、そこからロープをつないで、
円周率の探求
スピーカー 1
そのロープの逆側に棒みたいなのつけて、コンパスみたいにぐるって円を描くみたいな、できるじゃん。
ってやっても、なるべく正確に円を作ってやると、3と7分の1の比率だっていうところまでエジプト人は出してる。
スピーカー 2
ロープとかで測ったとか。
スピーカー 1
で、3と7分の1っていう。
3.142までは一致しない。
スピーカー 2
すごい。
スピーカー 1
結構すごいなっていう。
でもそこが限界なんだよね、エジプト人は。
で、そのあとずっとその比率っていうのは知られてて、
大体3.1何歩ぐらいだろうみたいなのまま人間ずっと進むんですけど、
これ古代ギリシャの終わりぐらいですね、にアルキメデスっていう人がいるんですけど、
この人がね、円周率をね、すごい探究してた人で、聞いたことあるかな?
スピーカー 2
ある特定の直径持ってるやつの円周を計算するにはどうしたらいいんだろうっていう、測らずに。
なんか思ったのは、いっぱいピザみたいに分割するじゃん。
8分の1に分割したらさ、なんか三角形っぽいのできんじゃん。
そのなんか三角形のさ、二等辺三角形みたいにできるから、
二等辺じゃないあの辺を測って、それかける8したらさ、結構円に近くなんじゃん。
スピーカー 1
だから円に内設する8角形みたいな感じで書いて。
スピーカー 2
そうそうそうそう、それをどんどんどんどん細かく細かく細かくしていって、
無限大にしていったら円周率になりそう。
スピーカー 1
それを初めてやってるのがアルキミネスなの。
もうちょっと正確に言うと、円の内側に接する、最初は6角形から考えたら分かりやすいんだけど、
アルキメデスの円周率算出
スピーカー 1
6角形があったとして、そしたら直径がこれぐらいって言ったら、6角形の外周は計算できるわけじゃん。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
そしたら、その円よりもちょっと短い長さの長さが出てくる。
で、今度外側、円の外側に6角形書いて、で、その6角形の外周の長さを測ると、今度その円よりちょっと長い長さが出てくるじゃん。
ってことは円周この間だよねっていうのができるわけじゃん。
っていうのをひたすら、今度6角形を8角形にしたり10角形にしていって、バーってどんどん増やしていく。
で、アルキミネスは正96角形までこれをやって。
スピーカー 2
実際に書いたってこと?
スピーカー 1
実際に計算して。
で、でなると、これ3.1408から3.1428の間になるだろうっていう、みたいな結果を出してるんですよ。
あ、でもそこまでなんだ。
もうちょっと桁数あるけど、それぐらいの幅で考えるみたいな感じ。
っていうのを、これは実際にその円周を正確に測るって難しいから、禁じしていくみたいなことだね。
スピーカー 2
なんかすごい懐かしいね。
スピーカー 1
これなんか結構もう数学というか、これ今でいう積分の考え方にすごい近くて、
この曲線に囲まれたとこの面積はその直線の式だと求められないから、無限にめっちゃ分割して、曲線をよく見たらめっちゃドットみたいな直線として表して計算したらその面積出せますよみたいな。
これアルキメデスの取り尽くし法って言われるんだけど、取り尽くしっていうのはもうめっちゃ正96角形までバーっと三角形増やしていって、円の長さを計算するっていう。
スピーカー 2
でもさ、逆にさ、その時代円に内設する正96角形と外設する正96角形を計算できるぐらいの数学力はその時あったんだ。
スピーカー 1
そう、それはもうね、すでにあったらしい。
スピーカー 2
それ結構すごくない?
スピーカー 1
それ結構すごい。
スピーカー 2
だって角度をさ、なんか360÷96とかしてさ、で、なんか一個一個なんか計算しなきゃいけないでしょ。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
大変だね。
スピーカー 1
いやでもね、これやっぱ古代ギリシャの話、再現特でもしてましたけど、ピタゴラスとかがめっちゃ気化学バーってやったり、プラトンもやったって言ってたけど、だいぶ積み重なってるよね、数学とか気化学のレベルがどんどん上がってってる。
で、アルキメデスはそれより後なんで。
スピーカー 2
繋がるね、じゃあ。
スピーカー 1
これ繋げようと思って、車輪の話から入ってる。
で、まあそうだね、だからアリストテレスもなんかそういう気化学とかも実際やってたし、いろんな法則はわかってると、角度の計算の方法とかさ。
っていうのでアルキメデスが初めてその円を直線で近似するみたいな方法を思いついて実際にやりましたっていうのが結構すごいとこで。
スピーカー 2
でもさ、なんで96角形までしかできなかったんだろう?なんかもっと細かいのできないんかな?
スピーカー 1
いや、わかんない。それはやってないっていうだけかもしれないけど。
スピーカー 2
まあ、確かにあるところで止めなきゃいけないよね。
アルキメデスによる戦争技術
スピーカー 1
そうだね、無限にはできないからな。
96なんて、でももう円に見えんじゃないかなって思うぐらいの、96角度あるってね、ほぼ円だよね。
まあでもこれはね、やっぱ石文とかない時代にね、思いついてやっちゃうのはほんとすごいなと思って。
で、このアルキメデスはね、そういう結構発想がぶっ飛んでる人なんですよ。
ちょっとね、詳しくはね、この次の回でアルキメデスちょっとやろっかなと思って。
前ちょっとアルキメデスやんないって言ってたけど、やっぱやりたくなったんで今喋ってるんですけど。
結局ちょっと古代技術者の最後みたいなので残ってるのをやってるんですけど。
最初に言った車輪の延長で歯車ありますよって言ってんのも、歯車を最初に使ったとされてるのもアルキメデスだし。
スピーカー 2
歯車ってすごいよね。
スピーカー 1
歯車すごい。
よく思いつくよな。
で、そういう、まあ多分ね、今で言うエンジニアっぽい感じだよね、アルキメデスって。
だからそういうの使って、石をめっちゃ遠くに伸ばす機械とか作ったりするんだよね。
スピーカー 2
遠くに伸ばす?
スピーカー 1
飛ばす。
飛ばす?
スピーカー 2
投石機。
スピーカー 1
これ使ったら、言ったらさ、もう現代で言う大砲みたいなもんすよ。
だからめちゃくちゃね、軍隊それで強くするとかやってんの。
とか、あと滑車ってわかる?
スピーカー 2
滑車は滑車?普通に車みたいななんか。
スピーカー 1
車というかまあ、
スピーカー 2
なんか引くやつぐるぐる。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
なんか手で引いていく系の車。
車輪にロープとかついてて、それで回し、ロープ引っ張ったら動くってやつですけど。
スピーカー 2
あの滑るに車の滑車?
スピーカー 1
そうそうそう、滑るに車の滑車。
で、あれを使って、たとえば港にめちゃくちゃでかい滑車の、かぎ爪がついた滑車みたいなのつくんだよね。
結構これ説明むずいんだけど、滑車の引っ張るところは地面にあって、すごい高いところにその車輪みたいなついてて、
で、そのロープの先にかぎ爪みたいなのがついてて、それが海の方に行ってるみたいなイメージできる?
クレーンみたいなやつが海の方に向いてて、地面側でこのひも引っ張ったら、海側のそのクレーンの先っぽがガーって上がりますみたいな。
で、船が来たら、船の先端にそのかぎ爪が引っかかったら、人がその滑車自体にひもを引っ張ると、かぎ爪がわーって持ち上がるわけじゃん。
そしたら船の先端持ち上がって、その船転覆させられるの。
スピーカー 2
おー、そうだね。
スピーカー 1
そう、ひっくり返せるっていうのをアルキメース作って、これめっちゃ頭いいんだけど。
スピーカー 2
頭いいね、なんかそういう物理の知識を実際に活用してるというか、大砲もそうだけどさ。
スピーカー 1
そうなんだよ。
スピーカー 2
戦争にだけどね。
スピーカー 1
めっちゃ戦争に物理を持ち込んでるみたいなのがアルキメースで、で、それ実際アルキメースのかぎ爪っていう名前がついてるんだけど、その滑車の名前。
で、これは敵の軍隊がわーって船で来ても、どんどん船ひっくり返すと。
スピーカー 2
なんかさ、頭の中で考えたらできそうだけどさ、実際できるのかって思ったけど、できる。
アルキメデスの発想力と技術力
スピーカー 1
うん、実際できてるらしいよ。
スピーカー 2
それ相当なんかさ、なんか性能のいいかぎ爪じゃなきゃできなさそうだよね、なんか。
スピーカー 1
かぎ爪っていうか滑車側じゃないから、そのでっかいその滑車をちゃんと作れるっていうのもすごいし。
スピーカー 2
まぁね、滑車もすごい。
スピーカー 1
とにかくアルキメースはもうサピってるわけですよ、すごい。
うん。
サピり散らかしてるわけなんですけど。
はいはい。
で、アルキメースの詳しい話をちょっとまた今度やるとして、
こういう車輪を応用するみたいなやつも、当時その演習率を割と正確に計算できたりするから、
そのなんか力関係というか、どれぐらいの大きさのものを使ったら船実際転覆されるんだろうみたいな、
そういう計算とかをしてたらしくて。
スピーカー 2
へー、すごいね。
スピーカー 1
だからまあ演習率、当時はだからこのアルキメースが導き出してたぐらいの幅で演習率を使えば、
結構正確に計算できますっていう感じだったらしいね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、これが結構古代ギリシャぐらいまでの時代、紀元前0年付近ぐらいまででここまで来てるって感じ。
で、ちょっとここから演習率、これどこまでわかってるのかっていう、今。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
話をちょっとしたいな、最後に。
はいはいはい。
で、アルキメースは3.14084から3.14286なんで、小数点以下、5桁ぐらいまでは出せてるっていう感じなんですけど、
これ何桁までいけるかっていう勝負なんですよ、もう人類。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
これまあ割り切れないんで無縁に続くんですけど、
スピーカー 2
割り切れないってことはわかってるの?
スピーカー 1
まあわかってるっていうか、まあ実際そう、ものすごい桁数も計算してるけど今。
そもそもこれ何で割り切りたいというか、細かく知りたいのかっていうと、
例えば急にちょっと現代に話移すけど、宇宙に探査機とか打ち上げるじゃないですか。
スピーカー 2
はいはいはい。
あ、なるほどね。
スピーカー 1
ハヤブサとかね。
で、それ打ち上げた時に、その探査機をどっかに送って、で、そっから地球に返すみたいな。
その軌道を計算するっていう時に演習率使うんですけど、もちろん。
スピーカー 2
その時にπの値を正確に知ってなかったら、少しでもずれちゃったら、遠くに行った時にかなり位置がずれちゃったりするもんね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
例えばこれ今ねJAXAでは、演習率って16桁までを絶対使いましょうみたいな、決めてるらしいんよ。
スピーカー 2
意外と16桁ってなんかもっと多いと思ってた。
16桁を使いましょうってなってるの?
スピーカー 1
これをね、3億キロの宇宙の旅をさせて帰ってくるみたいな時に使う時の演習率は16桁。
スピーカー 2
16桁でいいんだ。
なんかもうさ、勝手にさ、100桁とかさ、1000桁とかさ、そこまで知らなきゃいけないのかなとか思ってたけど、そこまでではないんだね。
スピーカー 1
実際なんか他、NASAの他のもっと長い距離とか飛ばしてやるんだったら、多分もっと桁数必要になってくるんだと思うけど、今これ3億キロの場合です。
よくわかんねえけど。
スピーカー 2
大きすぎてよくわかんない。
スピーカー 1
よくわかんねえけど、でもこの3億キロでも、例えば16桁のやつを3.14だけにして計算するみたいなことをやっちゃうと、落ちてくる場所が15万キロも変わっちゃうらしい。
全然ね、違うとこ行っちゃうから、やっぱある程度の桁数が必要ですって話なんだけど、これね、今何桁までわかってると思います?
演習率の桁数
スピーカー 1
イメージでいいよ。
スピーカー 2
桁ね。
ちょっと待って、それってさ、やっぱ一個一個一桁上がるのにすごい計算が必要っていうことなのかな?
スピーカー 1
うん、基本的には計算が必要。
さっきのアルキメデスみたいなやつが、木科学とかでわかる限界ぐらい。
で、こっから先はコンピューターとかが出てくる時代。
でも同じことをコンピューターが計算してるっていうことだよね。
それだったら無限に行けそうだけどね。
スピーカー 2
だからもう自分たちが満足するまでって考えたら、なるべく大きな桁かなってちょっと思って、じゃあ適当だけどね。
適当だけど、じゃあ1万桁。
スピーカー 1
1万?
スピーカー 2
1億桁。
スピーカー 1
1億桁?
うん。
これ2022年時点、100兆桁まで計算できた。
100兆桁?
スピーカー 2
意味わかんないでしょ。
スピーカー 1
100兆?
スピーカー 2
逆に何で100兆桁までしか計算しないんだろう?
そこはもう必要ないからってこと?
スピーカー 1
いや、もう計算コストの問題です。
演習率の計算
スピーカー 1
もう計算に何万年かかっちゃいますとかになってくる。
あ、そうなの?
そう。
で、これもね、結構今ね、タイムリーにどんどん更新されてる段階なんだけど、
一応順を言って言うと、パソコンができるちょい前の人類の限界は、
これね、1945年にファーガソンっていう人が、
小数点以下540位までを手計算してた。
もうやばいんだけど。
スピーカー 2
うん、やばいね。
スピーカー 1
で、こっからコンピューターが出てくると、一気に1949年は2037桁まで行きました。
これもうなんか表示の限界とかもあると思うけどね。
何桁表示させられますかとかさ。
スピーカー 2
確かにね。
画面の中だったらもう収まりきらない。
スピーカー 1
収まりきんないから。
それもあると思うんだけど。
で、1973年だからそっから2000桁だったのが、
20年ぐらい経って100万桁まで計算できました。
で、そっからちょこちょこ更新はされていってるんだけど、
結構でかい更新が2019年。
スピーカー 2
最近だね。
スピーカー 1
これGoogleの技術者の、これ多分日本人なんだけど、
岩尾絵馬遥さんっていう人が、絵馬さんですね。
スピーカー 2
絵馬さん、私だったのか。
スピーカー 1
君ではないけど。
が、演習率を31兆4千億桁まで計算したぞ。
スピーカー 2
2019年までは100万桁とかそれぐらい。
スピーカー 1
もうちょっと奥とかいってたかもしれないけど、
これ出したのも3.14にちなんでみたいな感じだから、
3.141592ってあるじゃん。
あれの桁数まで出そうっていうので、
31兆4千159億桁まで出したみたいな。
それを2019年の3月14日に発表してるんですけど、
3.14まみれだな。
これがクラウドコンピューティングみたいなのを使って出せましたっていう話で、
円周率の計算の歴史と進化
スピーカー 1
でもこれも結構Googleだからできたみたいなところがあって、
170テラバイトだから、
音楽20万曲分のデータが1テラバイトかける170のデータ量が必要だった。
それで121日間計算して31兆桁。
大変そうだね。
それにお金をかけていいとする承認みたいなの誰かしてるわけでしょ。
コンピューターの計算の限界みたいなのでは、
キャッチでわかるけどね。
こういうのできますっていうのは。
スピーカー 2
そこまでするんだね。
スピーカー 1
そこまで一応するらしいんだよね。
でもこれって別に全く無駄なことではなくて、
さっき言った宇宙にロケットを飛ばした時に計算するっていう時には、
演習率はなるべくでかい桁の方が正確にできるわけじゃん。
すっごい遠くまで行く場合ね。
っていうのの計算に使えるんで、
ここまではいらないと思うけど、
一応あらゆる計算に使うものだからこの演習率πは。
確かにね。
っていう名目は一応ある。
スピーカー 2
みんなが習うもんね。
スピーカー 1
そう、みんな習うしね。
しかしちょっとすごいなっていう。
31兆4千億桁の数字を行って、
3.1415って言い始めてから終わるまでに
33万2千年かかるらしいんですけど。
スピーカー 2
人間が行ったらってこと?
スピーカー 1
人間が行ったら。
意味わかんないんだけどこの計算もね。
それぐらい途方もない数なんだけど。
っていうのまで人間計算できましたよみたいなところまで今来てて、
そっからこれ2019年ね。
これ2010年の時点ではコンピューターの性能的に
30兆とか兆を超えてきたら100年以上かかっちゃうよみたいな。
計算かけるのに。
って言ってたんだけど121日でこれぐらい来れてるんで。
すごい進化してるわけですよ。
スピーカー 2
それはエマ・ハルカさんが開発した技術によってできるようになったっていうこと?
スピーカー 1
そうそうそう。
だけどその1年後更新されてましても
今度は2020年1月29日ティモシー・マリーカンっていう人が
これ普通に科学者ですね。
50兆桁を出しました。
でまたその次の年2021年
今度はスイスのグラウピュンデン応用科学大学という大学の研究室が
62兆8千億桁まで計算しました。
発表しました。
もうそんな感じだよ今。
スピーカー 2
それが2022年?
スピーカー 1
2021年が。
で最後2022年
エマ・ハルカさんまた出てきました。
今度は100兆桁行きました。
やばくない?
っていうのをグーグルクラウドの開発したやつを使って
スピーカー 2
100兆まで行きましたっていうのが2022年6月時点。
スピーカー 1
それが最高?
スピーカー 2
それがねちょっと今回僕が調べた中では最高ですね。
スピーカー 1
次はあれだね314兆ぐらいだね。
そうだね314兆ぐらい。
いつになるかわかんないけど
すごいペースで更新されてるっていう感じ。
結構面白いんですけど。
っていう話ですね。
だから円周率は古代エジプトの人が頑張って地面に書いて
その長さ測って比率出してるみたいなところから
人間は円周率をやり続けてる。
スピーカー 2
ずっとやってる。
でもさ不思議だねなんか。
だってさ円ってさ一番なんかベーシックな形というかさ
もう誰でも身近ない形じゃん。
なのにさこんな終わりきれなくてさ
みんなが一生追い続けている円周率ってなんか不思議じゃない?
スピーカー 1
不思議だと思うよ。
綺麗な比率でもいいのにとか思うしね。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
なんか円がすごい綺麗な形だからさ
円周率ももっと綺麗な形でいつか終わりきれたらいいのにとか思うけど。
完璧な形だからこそないのかな。
スピーカー 1
なるほどね。
完璧な円書けないっていう話をしたけど
終わりきれないからこそなんかな。
わかんないですけど。
っていうのが円周率の話でした。
円周率の不思議さと継続的な追求
スピーカー 2
はい面白いね。
ずっと繋がってるね。
スピーカー 1
そうずっと繋がってる。
ちなみにこれ車輪もさ今最新の車輪のやつだけ一個話していい?
うん。
古代の戦車の話までしかしなかったけど
そっからさ車のタイヤとか作られるのはさゴムが開発されたりして
みたいなのがもっと先に出てくるわけだけど
現代で一番最先端いってるなっていう車輪というか車みたいなもんって
スピーカー 2
ナノカーっていう分子で作る車だと思ってる。
スピーカー 1
聞いたことある?
スピーカー 2
ない。
分子で作る車って分子で本当に車みたいな形で作ってるっていうこと?
そう。
車輪もちゃんとさくるくる回るの?
スピーカー 1
回るような構造を電気とか流したら構造的にくるくる回って
金の板の上を走らせるっていうナノカーレースっていう競技があるんだけど。
スピーカー 2
でもレース?
スピーカー 1
レース。
スピーカー 2
でも全部さ同じ構造だったらさ普通に同じ速度で走りそうだけどね。
スピーカー 1
これ車輪ついてないやつとかもあったりするんだけど結構車輪ついてるのもあって
その本当イメージ弁前感みたいな構造がそこそこ大きいのがあって
それがくるくる回って前に進みますっていうのを科学者が設計して
で競争させてると。
スピーカー 2
じゃあその科学者によってちょっとずつ構造というか
ナノカーの形とかちょっと違うみたいな?
スピーカー 1
そう。これデザインされてるんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。それで練習するんだ。
スピーカー 1
そう。これURLとかも貼っとこうかなと思うんだけど
見てほしい。いろんな形の分子が設計されて作られて
それを操作型トンネル顕微鏡っていう
あの顕微鏡みたいなのがあるんだけど
それ使って金の板の上にその分子を乗せて
車輪の原理と発展
スピーカー 1
電気流してその力で進みますみたいな
制限はこれ一個の分子で走らせることみたいなルールがあるんだけど
スピーカー 2
それさちゃんとさ動く原理としては
あの車輪がくるくるくるくる回る力でいってるの?
スピーカー 1
っていうのもある。
スピーカー 2
なんか普通にさあの電気のさ静電気力みたいなのでピューっていってるとかじゃなくて
スピーカー 1
じゃなくてなんかもうマシン的に動いてる。
スピーカー 2
マシン的に?
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
すごいね。
スピーカー 1
すごいよねこれ。
スピーカー 2
ちゃんとさその7巻の見た目もさ車みたいな形してんの?
スピーカー 1
なんかねあるよ車っぽいやつ。
スピーカー 2
車っぽくなくてもいいの?
スピーカー 1
車っぽくなくてもいい。
もうなんか効率よく進めばOKみたいな。
スピーカー 2
面白い。
スピーカー 1
面白いよね。分子モーターカーみたいな話なんで
これはねちょっとただこれはおすすめしたいなっていう
だけどなんかいろんなねウェブページまとまってたりとか
あとねこれちゃんとねスポンサーにトヨタが入ってるとかね
トヨタとかあのフォルクスワーゲンとかなんか
自動車メーカーがこのナノカーレースのスポンサーになってるの結構面白いポイントなんで
見たらねだからもう人間はねもう作れる車輪はもうだいたい作っちゃったんで
分子で車輪作って遊んでる。
じゃあ今度はさ世界一でかい車輪とか作る方向に行くんかな?
世界で一番でかい車輪って何なんだろうね。
スピーカー 2
分かんない。
いつかはさ星でさ星カーレースみたいなのしないかな?星で車輪作って。
かなりSFだな。
スピーカー 1
でももうなんか物量勝負だよなでかさなんて。
だって作れたらね回るもんね。
ちょっと世界最大の車輪すぐ出てこないから分かんないけど。
スピーカー 2
まあでもこれからも人間は車輪を進化させていっていてほしいですね。
人間と円の物語
スピーカー 1
まとめ。
そうですね。
ってことでまとめると僕らの身の回りも車輪まみれだと思うんですよね結構。
車輪に関わってない人は多分いないと思うぐらい大事な車輪ですけど
まあ人間が見つけた結構すごいシステムなんだよみたいなことと
まあそれを結構アルキメデスっていう人が発展させていろんなものに使ったとか
人間は今でも車輪も追求してるしその性質である円周率も追求し続けてるっていうことですね。
ちょっと何の話か分かんないけどねこれ。
スピーカー 2
人間と円の物語。
スピーカー 1
そう人間と円の物語。
っていうことで話してみました。
次回はアルキメデスっていう人本当にいろんなことやってるんだよね。
よく聞くしねアルキメデスって。
本当はスキップしようかなと思ったんだけどなんか結構大事なんで
次回アルキメデスの話不力とか説明し始めたのもアルキメデス。
水に浮くみたいなね。
スピーカー 2
アルキメデスの法則ってさなんだっけ不力のやつ?
スピーカー 1
そう不力のやつ。
その話もちょっとね今回できなかったんで次回やろうかなと思います。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
ってことでこれが出てる時はゴールデンウィーク終わりぐらいですけど
無事に配信イベントもうまくいったことでしょう。
スピーカー 2
まだ配信イベントの前なのでね。
4月中旬に収録しているのでうまくいくんじゃないですか。
みなさんはゴールデンウィーク楽しかったですか?
スピーカー 1
僕ら旅行行きますけど。
行きますね。
どこかは秘密にしておきますか。
この話するかもわかんない。
スピーカー 2
そうだね。
ゴールデンウィークまであと少しだけど頑張ろう。
スピーカー 1
何を?
スピーカー 2
普段の生活。
スピーカー 1
普段の生活か。
ゴールデンウィークと普段の生活
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
これが出る頃にはみなさんいいゴールデンウィークを過ごせるといいですね。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
私たちも含め。
スピーカー 1
それを祈りつつ終わりますか。
スピーカー 2
なんか疲れてる。
本当に適当な終わり方。
すごく中身のないゴールデンウィークトークだったね。
スピーカー 1
まだゴールデンウィークなってないから何も話すことはない。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
何もなかったわ。
ということなんで。
面白かったらまた星つけてください。
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
とかコメントとかまた待ってます。
スピーカー 2
待ってます。
スピーカー 1
ありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
42:15
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