ってことは、結構最近までの仮説だと、
なんかすごい気候変動が起きてとか、で、でっかい動物が全然いなくなっちゃって、
で、食べ物もなんか取れなくなっちゃったから、
もう自分で食べ物をなんとかしなきゃ。
とかで、食べ物をなんとか手に入れるために農業頑張ったりとか、
したんじゃない?みたいに言われてたんだけど、
結構最近の研究だと、人って栄養失調が起きたりしたら、
歯とか骨とかに影響出て、化石にもそれが残ってわかるらしいんだよね。
あー、わかりそうだな。
そうそうそう。で、農業始める前は、別になんかそんなに植えてなさそう。
あー。
で、農業始めた後に、むしろ植えてる。
あー、そういうことね。
だから、これから言えるのって、植えたから別に定住して農業とか始めたわけじゃないかもねっていう。
うんうんうんうん。
だから、農業は一気に始まったわけじゃなくて、徐々に徐々に浸透していったというか、やり始めてるわけだけど、
そこに例えば気候変動起きて、食べ物全然手に入らなくなっちゃってとかは、そんなに関係なさそうだっていうのが一つ。
うんうんうん。
で、関連して定住がいいのか、放牢がいいのかって話だけど、
1960年代ぐらいまで、アフリカの未開の地みたいなところにずっと狩猟採取してた人たちが住んでたらしいんだけど。
面白いね。
そう。で、その人たちが、なんか社会的にはもうね、数千年前ぐらいの放牢民の人と同じような文化をずっと持ってたって言われてる人たちで、
で、ずっと一時的に周りの食べ物なくなったら移動するっていうのをずっと繰り返してて、
持ち物全部持ち運びながら移動してずっと暮らしてた人たちがいたの。
その人たちはさ、生活スタイルが昔なだけで、普通になんだろう、言語とかさ、文化ではないな、言語とか頭の良さとかはしっかりしてるの?
普通に会話とかできるらしい。ちゃんと言語もあって。
うんうんうん。
だけど、そういうてんてんとしてる人たちって、結構大変そうじゃん。
大変そう。
で、実際に19世紀とか、昔の研究してた人たちって、そういう人たちは貧しかったから、そうやって頑張って移動して生活してたんじゃないっていう考察をしてたんだけど、
最近の研究だと、別に食べ物がなくてつらいってことはそんなになくて、移動して狩猟してっていうのがめっちゃ効率的で、
1日2時間から4時間ぐらいしかその人たちは働かなくてオッケーな生活だね。
だから、それも別に飢えてるわけでもないし、結構豊かな暮らしをしてる。
なるほどね。
ちょっとイメージと逆じゃん。
そうだね。
普通に今がさ、濃厚によって真ん中に立ってる部分もあるじゃん。
まあそうだね。
で、普通の人だったらさ、狩猟採取してさ、いろんなとこ放浪したりとかしないからさ、
今の方が豊かっていうイメージが勝手にあるから、
そうそうそうそう。
いや、集まって、ちょっと放浪の時どれぐらいの集団で動いてたかわかんないけど、
それまでは全然そんな人が集まって暮らしてたっていう形跡はない。
まあでもなんか複数組はいたのかな。よくわからないけど、そんな一人では行動できないじゃん人間。
うんうん。
だからまあ一家族とか二家族とかもよくわからないけど、
あ、そうね。
そういうくなくても誰かとは一緒にいたけど、こんな8000人とか一緒に出るとかはなかったんだね。
うん、てか8000人で移動すんの無理だよね多分。
そうだね。
大妙行列みたいになるね。さすがに無理だと思うから。
だから一箇所に住むようになったからこそどんどんそこに人集まってきたんじゃないっていうのもあって、
うん。
で、一個遺跡とかから考えられるその精神的な変わったことの一つに、死に対する考え方が変わったっていうのがある。
ほうほうほう。
どういうことかっていうと、放浪してた時って、例えばその山越えたりとかさ、
うん。
もう川を渡ったりとかさ、大変だけどさ、例えばおじいちゃんとかさ、
うん。
連れてけないじゃん。
うんうん。
なかなか歩けなくなっちゃったりしたら。
うんうん。
で、放浪民の時って、そういう人を容赦なく置いてってたらしいんだよね。
やば。
おじいちゃんとかさ、動けなくなっちゃった人とか。
そりゃつらいな。
だけど、この村になってからは、その家族とかは家の床下とかに埋葬したりしてた。
うんうんうん。
これもちょっとさ、文化っぽいじゃん。
うんうんうん。
で、これもなんかね、一個のおっきい家の跡地から、
なんか70人ぐらいの骨が、ちゃんと同じ場所に埋められてるのが見つかってて、
うんうんうん。
どうやらなんか埋葬ちゃんとしてたっぽいみたいな。
へぇー。
それもなんか、動物ではこんなことなかなかしないよね、みたいな。
うんうんうん。
それが一つ変化で、こっから。
じゃあ、その8000人の村ができたから、死に対する考え方が変化したってこと?
うーん、できたからかどうかわかんない。
そういう生死の変化があったから、集まったのかもしれないし、
さっきの宗教だとさ、そういう話じゃん。
うんうんうん。
どっちが先かはちょっとわかんないけど、
その集まったから、そういう考え方が変わったのかもしれないし、
それはね、どっちが先かわからない。
どっちが変わったから、考えが変わったから、集まったのかもしれないしってこと?
でも考えが変わって、埋葬するようになったからって人が集まるか?
ちょっとよくわかんないけど。
でも、埋葬したらさ、多分場所、その場所が大事みたいな考え方もできるからさ。
あー、なるほどね。
それで定住することにつながりそうだしね。
あー。
みたいな。
でもそれにしても、定住する前の人たちはすごい冷酷だな。
うん。だからもう普通に置いてったりしてたんじゃない?って言われてて。
でもある意味俺動物的かなって思うけどね。
そのリニアかなっていうか、自分が生きていくためにさ。
まあね。
そう。
じゃあさ、1960年ぐらいに見つかったさ、ずっと放浪してた人たちはさ、
こういうのってさ、結構専門知識やっぱ必要じゃん。
だからそういう、まあ言ったら職人みたいな人たちもいっぱい出てくるし、何か物作ったりとか。
結構ね、陶芸、陶器みたいなやつも結構見つかってるらしくて、
で、もちろんビールだったらさ、ビール職人みたいな人がビール作ってるわけ。
考えたら結構すごくて、まあいろんな専門家ができた。
どんどん今化してくるね。
そう、衣服作る人とかね。
古代のアパレルブランドみたいなのあったんじゃないですか。
服作る人とかね。
で、まあそれプラス、やっぱ知識階級が出てくるね。
まあここまでで、結構コミュニケーションもすでにとってんだけど、
まあ生活のルールとかも重要になってきたりするわけよ、人が集まってるから。
だから、それを物々交換するシステムを監督してる機関とか、
金融庁みたいな。
そう、あと川の水路作るってさっき言ったけど、それを取り仕切ったりする人とか、
なんかもう結構国っぽくなってくるというか、だんだん。
あとちょっと面白いのが、警察みたいなもんもあったっぽいって言われてて、
それまでってそういうの全くなかったよね。
うんうん。
これなんでだと思う?
だってそもそもさ、みんなバラバラに生活してたから。
あー、っていうよりかは、数百人ぐらいの集団だったら、別に警察がいらなかったらしいね、そういう。
あー、なんかもう黙認されてるルールみたいなので成り立っちゃうみたいなってこと?
いや、というか、だいたいみんな知り合いになるっていうのがあるじゃん。
知り合い同士だったらさ、そんな悪いことしなくない?
あー、そういうこと?
で、数千人とか数万人規模になってくると、知らない人が周りにいっぱいいるっていう状況になってくる。
ってなると、なんか盗むとかが起きてくる。
これ意外となんか面白いなと思って、盲点だったなと思って。
確かに知らない人がいるから犯罪起きてるのかな?みたいな。
いや、私自分が犯罪を犯したことないから、犯罪を犯す人の気持ちがわからないけどな。
うん、俺があるみたいな言い方しないといけない。
いや、そう。
俺もないけど。
犯罪を犯す人だったらさ、でも知らない人に対する方が犯罪を犯しやすいかな。
でも殺人とかはさ、知ってる人を殺すけどね。
あー、そういうのは別か。
恨みとかで?
そうそうそう。
あー、それはそれであるか。
そういうのでもさ、たぶん100人規模のやつでもあったよね。殺人とか。
でもその頃はさ、100人くらいの規模だったら別に殺人を犯しても別にいい感じだったのかな。
いや、わかんない。いや、ダメじゃない?
ダメ?
ダメだと思うけど。
ダメだけど、まあ、わざわざ作るほどじゃないみたいなルールを。
普通にさ、もう社会的にみんなからなんか制裁を受けるだけで、特に何かルールはなくてもやっていけそうではあるよね。
まあ、でも確かにその、なんか動物があったらさ、トムグイみたいなの起きたりするわけじゃん。
はいはいはい。
だけどさ、それを周りの動物ってそんな咎めないじゃん、きっと。咎めてるのかな。
咎めてないと思う。
だよね。
うん。
それって動物的だよね。でも人間だったら絶対ありえないじゃん。
他の仲間殺すみたいな。
うん。
それも一個精神レベル上がってる感じするな。
そうだね。それもさっきのなんか優しさとつながるね。
うんうんうん。
だから人間だからこそ、そういうさ、ルールというかさ、殺人しちゃいけないみたいなさ、のが倫理観ができて、
あ、だから物を盗んじゃいけないとかそういうのができて、で、ルールができるのかな。
まあ、そうだね。
うん。
だからさ、ルールできるって言ってもさ、じゃあ誰がそのルール決めるの?ってなる。
そうだね。うんうん。
これ誰でしょう?
あれ?その、蝶々とかじゃないの?
蝶々?
あ、蝶々。今、街だよね。
あ、都市。
あ、都市、都市のトップ。
あ、都市のトップ。
でもこの都市のトップ決めんのめっちゃ難しそうじゃない?最初の都市のトップ。
確かに。はじめ選挙とかいうのなさそうだしな。
絶対ないよね。そんな頭いい仕組みないよね、きっと。
ヒントはというか、もうこの時、だから宗教的なことはもうあったわけよね。
はいはいはい。
信仰みたいな。
うん。
ってことは、その崇拝してるものに近い人が偉いみたいな。
うんうんうん。
要はなんかその、一般市民と神みたいなやつの間を仲介する人が偉いって思われてくわけ、これ。
あ、じゃあなんか住職さんみたいな。
あ、そう、なんか司祭さんみたいな。
みたいなのがおそらくこの当時から出現してきて、
で、この時ってそういう宗教的な教会と、今って政治とかってちょっと別物って感じがするけど、
当時って別に区別あるわけじゃないから。
そうだね。
だからそういう偉い人が出てきて、そういう人がルールを決めて、
で、例えば物を配るとか、米はこういう物と交換できますとか、
そういう初めてのルールを作っていったんじゃないみたいな。
へぇー。
だから宗教のトップであり、王様でもあったみたいな。
ふんふんふんふん。
っての言われてる。
なるほどね。
いやでもさ、そういう組織をさ、初めて作るのってさ、大変だよね。
だってさ、ルール作るのも大変だけどさ、
そのルールをさ、どうやってさ、そんな8千人、10万人だけに伝えるっていうのがあるよね。
うんうんうん。
だからそういうのがあってさ、文字がもう必要になってきたりとかっていうところももしかしたらあるかもしれないよね。
あぁもう完璧なつながりっすねそれは。
あぁそう?
そう。
あぁそういう予定だった?
そう。
あぁ。
え、まぁそうじゃん、だってルール作るのって文字ないと絶対無理だと思うんだよね。
だって。
口頭で伝わるのもなんかあんま正確に伝わらなそうだし、そもそも10万人って無理だもんね。
無理じゃん絶対。
だからみんなこれ見てねーで、みんなこれに従おうみたいなのって絶対文字が必要になってくる。
ふんふんふん。
とか、あともう一個必要になるのが、物々交換とかし始めるじゃん。
うーん。
そしたらさ、これ何個とこれ何個ねみたいな計算が必要になってくる。
あぁ文字必要だ。
そう、文字必要だし、数学も必要になってくる。
あぁ。
算数だけど。
あぁ。
っていうので、当時のその偉い人たちと、あとはさっき言った知識階級みたいな頭の人たちが、
こっから文字とか計算する方法みたいなのを作っていくっていう話。
へぇー。
なんかさ、今だったらさ、それが当たり前にあるからさ、私たちは簡単にできると思うけどさ、
でもさ、全くゼロのところからそれ作るのって多分相当大変だよね。
いや、めちゃくちゃすごいカリスマ性もすごいし、その人をまとめるっていうのは。
それプラス、それをさ、まとめあげるルールをまず何の記述方法で伝えようって考えるのも頭良くないといけないし。
そうね。
あぁ。
全く文字がない時代にどうやってみんなに伝えるかって考えるの確かめっちゃむずいな。
そう、だから俺これ思ったんだけど、文字できる前にこんだけ人集まるっていうのも本当になんか、それがまずすごいなと思った。
あぁ。
こんな集まる?何万人も。
あれ結局何で集まるんだっけ?今の話だったら。
今の話だったら。
あ、宗教的な何か建物とかができて。
で。
初めは別にそこで住んでる感じじゃなかったけど、なんかよくわかんないけど、だんだんだんだん住みようになった?
その時間が経って、その近くに村みたいなやつができていってて、今見つかってる遺跡からだとね。
で、そういうのが周りにできていった中で、めちゃくちゃ人集まる都市みたいなのができてきて、っていう感じ。
じゃあ人が集まる理由は宗教ってこと?
宗教か、あとはその、もう村から都市になっていくと、農業とか家畜とかがちゃんとできてくるから、食べ物そこにいたら手に入るわけじゃん。
まぁまぁまぁ、でも一番初めは宗教。村として人が集まる理由は。
うん、じゃないかっていう感じね。
でもさ、今の日本人とか考えたらさ、無宗教な人多いじゃん。
そうね。
なんかもう原点がさ、崩れてるからさ。
だけど、その後にさ、街とかできたから、都市ができたから、私たちは今抜け出せないと思ってるけど、でももしかしたらさ、抜け出せる?抜け出せないか。
違う、なんか日本宗教ないって言うけど、浸透しすぎてるだけっていう言い方もできるんじゃない?って思うけどね。
え?浸透しすぎてる?どういうこと?
初詣とかめっちゃ人行ったりするじゃん。
うん。
あれも別に宗教入ってるって自覚ないけど行く人とかもいるじゃん。
うん。
だってもう生活になりすぎてるから。