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キノコって呼吸します? 呼吸、胞子は出しますね。
生き物は。二酸化炭素は出しますね、あいつは。 二酸化炭素を出すんですか?
まあ確かに普通に呼吸しないと。どうやってエネルギー作ってるんだよ、みたいなところもありますもんね。
リグニン、来て入るやつはリグニンとか分解して、あと窒素とか。
キノコって実は大きく分けると、栄養供給の仕方で分解菌と共生菌って二種類に分かれてるんですよ。
例えば松茸ってなんであんな価格高いと思います? 椎茸とか安いのに。
高い理由ですか? 気象だからっていうので生えるところが少ないとかそういう理由じゃないですか?
椎茸とか松茸以外の大体のキノコは分解菌って言って樹木とかを分解する木材普及菌とか言われてる仲間なんですけど、松茸とか、
ほうしめじもちょっとそっちだったけど不正分類とかちょっと詳しいことあるんですけど、松茸は強制菌、外生菌、抗菌って言って、
樹木から栄養をもらって樹木と共生して生きるよっていうタイプの生き物なんですね、あっちは。
だから例えば北海道だとハイマツとかアカマツとかっていうのがないと生きていけないんですね、松茸は。
なるほど、ないと生きていけない。 そいつから水分とか栄養素をもらったりして生きていくんですけど、
それがついてる木は大体原菌なんですよ、周りの木にかって松茸がついてると。松茸以外があれかもしれないけど。
えー、でもなんでですか?キノコからもなんか与えてる?
キノコは水分とか、キノコが根っこに絡みつくんですよ。例えばベニテングタケって聞いたことあると思うんですけど、赤いの。
毒のイメージ結構。
ちなみにこれあれかもしれないですけど、あれめちゃめちゃ美味しいっていうね。食べたら。
そうなんですか?え、でも毒はありますよね。
いぼてん酸だったかな?確かその天狗竹か、その仲間から返信された旨味成分があるんですよね。
で、こいつが舌の中について旨味成分に分解されるとめちゃめちゃ美味しいんだけど、旨味成分の半分は毒素だよっていう。
うわー、キャンブルというか、危険を犯さないと感じられない味ってことですよね。
一応ウキフィレとかそういうのによると、グルタミン酸の10倍も強い旨味成分があるよっていう。
それはなんかちょっと興味が湧いちゃうのもわかるというか。
そっか、でもその旨味だけ抽出したいですね。
旨味がもう舌にはまってるときにはそれ毒なんでっていう。
めちゃめちゃなんかいい感じで薄めたらとか考える人結構いそうですけど、薄めちゃうともうグルタミン酸でいいかみたいな。
で、それなんか確かね、旨味成分と分けるとグルタミン酸でいいから確かそうなっちゃったはずですね、確か。
あーそうなんだ、やっぱやってる人はいる。
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それで与えてるってことですよね、木にそこの栄養というか。
上手いこと矯正してると。
要は菌の膜って言われてるものが根っこに絡みつくんですね。
例えばそれは白樺の木って北海道みたいなの見たことあると思うんですけど、その白樺の木に絡みついて体積を増やすんですね、根っこの象徴みたいな。
肺と同じ感じで。
で、それによって樹木は水分を多く吸収できたり周りに活くことができるので体積が増えるから根っこの。
体積変えるぐらい絡みついて。
ビニティングタケ根っことか菌糸とかって調べれば色々出てくると思うんですけど、真っ白になって結びついてるのが、ビニティングタケ見つけたらほっくり返して元見てみるといいです。
白いのが白樺の薄い根っこに出てるので。
面白いな、それで吸収ができる。
じゃあそれがあるからそもそもそういう木があるところじゃないと取れない。
そう。
から高い。
そしてもう一つ要因があって、松茸の場合は価格が上がってる理由があって、昔日本だと里山を使われてたんですけどね。
里山が整備されなくなって、要は栄養がたくさん積もるようになったんです、腐葉土っていうか草を回収しなくなったからね、薪とか。
落ち葉とか色々ですよね。
そうなってくると強制菌の必要が松茸の必要があんまりなくなってくるんですね、付く必要が。
腐葉土がたくさんあるからっていう理由であんまり取れなくなったんですよ、整備しないと。むしろねっていう。
なるほど、ちゃんと条件整えてあげないとなかなか取れない。
そんな感じですね。
なるほど、面白いな。強制菌と分類も始めてきましたけど、分解しちゃうのはやっぱり木にとっても良くないっていうことですか?
いいか悪いかで言ったら、実は森林の中ではとてもいいことなんですね。
例えば生物で言うとパイオニア植物とか聞いたことありません?
パイオニア植物。
生物基礎でも習う人は習うんですけど、パイオニアって言われてて、一番最初に例えば無人島見て火山の墳墓あった後にできた島に一番最初に生える植物はイタドリっていう植物で、地目だとシラカバの木ではねって言って、
50年か100年しか持たないからその次に生えてくる植物はみたいな階層があるんですよ。
これが例えばシラカバの木で、そいつが簡単に腐ってくれるからその次の栄養になるんですよね、生き物として。
その分解する役割が強制菌で分解菌なのでないところもあります。
分解することによって他の生き物が特効するというか。
そうです。
そういうところもある。
だからちょうど生物の基礎研究の中では他の生き物と絡めるっていう研究が割と盛んになってて、
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キノコだと樹木とか絡めたり、あと昆虫とか絡めたりするところもあって。
昆虫と関係あるんですか?
規制昆虫。
今回はキノコが分解する栄養素もそうだけど、キノコ自体にめちゃめちゃセンチューとか昆虫が規制するんですよ。
だからその巣になってて、昆虫の役割としても果たす。
昆虫が離島とかに行くってことは鳥とかも集まってくるよねってなってくるんですよ、ランダムに。
そういう感じで今まで地球って形成されてきたはずなので。
なるほどな。
めちゃめちゃ大事ですね、キノコじゃあ。
キノコ大事ですよね。
そこまで考えてなかったのはキノコの重要性。
そうなるとキノコは何のためにというか、そこもちょっと不思議だなって思うところもありますね。
何のために。
超哲学的な問いになっちゃうのであれですけど。
生物のピラミッドの一番下なんですよね、生体系ピラミッドの。
だから支える役割として上位の生物は高等の植物になっているけど、進化に最も適応しやすい、観測の仕組みだからやっぱり。
だから例えばチェルヌブイリ原発で実は放射性を分解する菌類ってもう見つかってるんですよ、宇宙とかでもそうだけど。
それで電気、電気に変えるんじゃなかったか忘れちゃったけど、そういうふうにしてキノコが、キノコっていうか菌を生み出していくんですね。
宇宙の、衛星じゃないけど、探索機みたいなあれじゃないですか。
宇宙ステーションがあって、そこの表面についてる菌が実はあってとか、あとは大気圏の中にも菌の放射が飛んでるよねみたいな話があってとか。
飛んでるんですか。
はい、八十億億飛んでますよ。夜行雲とかの間に大流の風で飛んでってみたいなのがよくある話なので。
それが例えばどっかの島に降りてみたいなのもあるってことですか。
そうです。
宇宙にも生きれるってことですね、菌は。
宇宙菌とかで調べるとめっちゃ出てくるんですよ。
すごいな。じゃあ、土台っていうところからすると、見た目は結構植物よりというか、見て割と身近なものだけど、
かなりバクテリアとか、海でいうところのそういう微生物的なところの役割がしっかりあるのは菌っぽいなっていう感じがしますね。
そうっすね、やっぱり菌は大事ですね。
菌大事ですね、めちゃくちゃ。
でもそれがあんまり、特にキノコの研究って一番少ないんじゃないかな、植物、動物、菌の中ではね、研究が。
だからそういうのは後押ししようっていう意味でも、キノコクエストっていうゲームを作ったんですけど、自分たちで。
キノコクエスト。
はい、調べれば多分原則で700万件のうちで一番上に出てくるんですけど。
はいはいはい。
それでキノコの魅力とか、そういうのを知ってもらえたらなっていうことで調査研究を土台にして作りました。
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キノコクエスト。
はい、調べれば多分原則で700万件のうちで一番上に出てくるんですけど。
はいはいはい。
それでキノコの魅力とか、そういうのを知ってもらえたらなっていうことで調査研究を土台にして作りました。
すごいな、説明欄にもURLを貼ろうと思うんですけど、キノコクエストの企画とかもちょっと気になるなと思って。
まずエースとしては、だからこの学校の敷地の中のまずキノコをいろいろ調べたり種類とかを分類したりして、そこがまず研究としてデータを取るっていうところになるんですね。
それがどういうふうにゲームに活かされてるんですか?
これめちゃめちゃ密接に関わってて、僕ゲームで作るうちのプランナーって言われてる、ちょっと馴染みないかもしれないですけど研究の方には。
企画職になってて、企画、シナリオ、ディレクション、プロデュースを全部一人で担当してたんですけど、ゲームバランスとかも調整してたんですよ。
じゃあ、例えばこいつって硬いから防御力上げようとか攻撃力下げようとか使ったりとか。
レンさんに送ったと思うんですけど、どこに出てたかっていう、あれ誤差20メートルで出したんですけど、GPSの写真であったじゃないですか、この研究の。
実際の敷地のここにキノコがいるっていう情報を、あれは最初は歩いて。
それぞれ10回ずつ、十何回ずつやってマッピングして、手書きのやつをそれ全部写してっていうふうにまとめてやったんですけど。
なるほどなるほど、手書きはそこのキノコここにあるっていうのを見つけて。
そうです。どうしても。
スケッチみたいなことですか?
はい、スケッチみたいな。ここにあった、目測、そんなに広い山じゃないので、ここにいるよねって分かるじゃないですか。
で、それを天文学的な測定で使う、この指のやつで1度とか、スマホで距離が分かるじゃないですか、あったりして、
じゃあここから100メートルだからここ20メートルだよねっていう感じで、20メートル誤差くらいで作ったんですよね、表っていうか図をね。
なるほど、で、地図の上にここにはこのキノコがあるっていうのをマッピングしていたと。
そう、そのマッピングデータを元にした出現率であのゲーム作ってます。
ゲームのRPGの。
なるほどなるほど、その出現率がキノコの、リアルなキノコの出現率になってる。
なってます。
それが、要はRPGの敵みたいので、それにまつわるキノコのモンスター的なやつが出てくるっていうことですね。
キノコが暴走したシナリオを見てみればわかると思うんですけど、キノコが暴走してしまったよねみたいな話をもとにして、
キノコの特徴的な部分だけが超モンスター化したみたいに見れば、モンスターあったと思うんですけど、あんな感じになって、
で、たまたまそのうちの学校の校長が、避ける地図を日本に初めて持ち込んだ研究チームの一人だったのかなっていう人があったんで、
じゃあ校長を黒幕にしようとかね、そういう感じの話を。
なるほど、面白いな。
それ面白いな。
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そういう感じですね。
そっかそっか。
でもキノコの特徴って、何あるんだろうって、なんかあんまり浮かばないですけどね。
固いやわらかいはすごいわかるんですけど、他何があるんですか?大きさとか形の特徴とか。
まず、デザイン系がすごく得意な人が一人いて、
確かゲームかアニメの専門学校に行ったイラストの方がいたんですけど、それメインの原画を描いてた人が、
その人を曰く、やっぱりキノコは他の植物と違って、色と形がめちゃめちゃ豊富であると。デザイン的に見たら。
その関係で、それで生物の調査、自然観察をまとめた絵の絵画コンクールに出そうといって、
高校団体の上で優秀賞を北海道で初めてもらったのかな、とかいうコンクールの賞を取ったりとか。
すごいな。チームが強い。
めちゃめちゃ強い。
チームが強い。4人、5人ぐらいのチームで、すごいな、精鋭が揃ってるな。
集めました。一緒にやってます。
とか、色、形、裏の、例えば色もそうだし、形とかも、花びらだけっていうキノコがあったりとか、
めちゃめちゃ、アフロじゃないけど、金髪アフロみたいな感じのキノコがあるんですよ。
花びらだけって調べれば出てくるんですけど、舞茸のもっと黄色くて変な形バージョンみたいなのがあるんですけど。
花びらだけですか。
とかあったりとか、洛陽キノコって聞いたことありません?
洛陽キノコ?
ハラマツっていうキノコで作る強制菌なんですけど、そいつ裏がカンコウって言って、虫の目みたいな感じでブツブツなんですよ、裏が。
模様みたいな感じ。
そいつを絵でキャラクターとしては、その人を擬人化して、マントの内側をそいつから攻撃出そうとかね、そういうグラフィックにしたりとか。
面白いな。
そうにしましたね。
すごいですね。それが実際に評価されたってことですよね。
いや、めちゃめちゃ評価されましたね。
えっと、何でしたっけ?環境賞とかの。それはまた別のやつか。
全国ユース環境活動発表大会かな?っていうのが全国の16団体から選ばれて、東京駅の近くで発表してください。めっちゃでかいところで。
はぁ、すごいな。
裏話を言うと、5人分全員の魚肥が完璧に出て、すごい高い布団に泊まって。
いいですね、いいですね。
いやでも、それだけしっかりやったのが評価されるって嬉しいですよね。
身近なでも、キノコのところからゲーム作ろうっていう発想もまず面白いし、それをちゃんとデザインもできるっていうのも面白いし、すごいなって思います。
研究して英会ってゲーム作ってるんですかね。何してんの?1年間で。
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あ、1年間でそれ。
1年間で魚肥高校3年生だったんですよ。
高3でそれ。
で、そこから実際に多分今にもちょっと繋がってきたりしたりしなかったりかもしれないですけど、今はどんなことをしてるんですか。
今はほとんど学生の人が集まってやってる団体のアビリティコネクトっていって、
工場シーンとか、企業家とかクリエイターとか、あとこれから環境活動家とか、いろんなオカルトの話をできるところを作ったりとか、いろんなものを作ろうと思ってて。
そういうのコミュニティを作ったり、そういう人たちをつなげる団体を作ったんですよね。その代表を今やってて。
キノコクエスト作ったキノコゼミのメンバーも関わってるし、いろんな面白い人たちが集まってるっていうところで、そういうことを今やってます。
なるほど。そこでこういうことやりたいみたいなこともあるんですか。
実際ですね、作って1、2日経った時に、北海道大学の人が、学生さんが文章を書けるよって言って、今までシナリオとか書いてたのかなっていうので、じゃあそれゲームにしてみるかって、今実際ゲーム作ってます。
やっぱりそこの研究からのゲームっていう。
ありますね。
流れ。いいですね。
国際の貧困層を対象にして救ってあげたいみたいな人がいたりしたら、僕がドコドコ大学の○○さんと話しつけて一緒にやってみようかって話したりとか、いろんなことやってます。
すごいな。そこの繋がりを実際に自分が回していこうというか、そういう側面もあるってことですね。
研究者っていうか、研究もしてるし、クリエイターでもあるし、活動家でもあるしみたいなのもあるので、代表じゃないけど、いろいろやっていこうかと思ってます。
それで実際に人が集まってきていいものができたらすごいいいですよね。
ありがたいですね。
とりあえず一旦この真面目パートをここで食いようかなって思うんですけど、きのこのお話もいろいろ聞けたっていうところで、このまま後半のもうちょっとフランクな話をしようかなと思うんですけど、そもそもなんですけど、なんできのこ調べようと思ったんですか?
サイエンマニアお聞きいただきありがとうございました。
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