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世界最大の生物って何だと思いますか?って、何だと思います?レンさん。
えー、世界最大の生物。
いやー、でもパッと浮かぶのはやっぱ、白流すクジラとかですかね。
実はあれって、最大の哺乳類ですね、確かあれは。
はい、哺乳類ですね。
だけど、実は最大の生物って言われてるのは、実はキノコなんですよ。
ほう。
あのー、これ説明だけしないでその内容だけ言っちゃうと、大きさは、今記事ちょうど見てる7.8平方キロメートルで、重さは7567トンから35,000トンあるって言われてるんですね。
え?え?え?どういうこと?え?どんなサイズ?
あのー、これでもまだ更新される前の記事じゃないですか?7.8平方キロって。まだ上があるかもしれないけど、どういうことかっていうとですね。
実は、アメリカかどっかの研究で、キノコのナラタケっていうキノコがあって、ちょうどキノコクエストでもラストボスがナラタケにしたんですけど、世界最大の生物っていうところで。
はい、ナラタケ、はい。
で、日本でもナラタケ病って言われて、ナラの木を枯らすって、50年くらい前にそれでナラの木がバッタバタ倒れたっていう事件があって、
超伸縮力の強いキノコがあるんですけど、そいつがアメリカでいろんなところでDNA検査をしたら、なんと7キロくらい全部同じDNAだった。単一の生き物だったっていうのが、菌糸で繋がってて。
えー、もうちゃんと繋がってる?
おそらくだから、その胞子で飛んだのではなくて、その普通に単一の根っこで全部7平方キロくらい繋がってて。
えー。
1500年くらい生きてるって言われてます、一応。
それ、今でも生きてるってことですよね?
今でも生きてます。絶対生きてます。
えー、すごー。
で、それが、ナラタケシオン3種類くらい、全然別の場所で全然別の木のところにあるんですよね。
鬼ナラタケも、ヤワナラタケも、ワタナラタケも、毎年いろんなのでいろんなの出てて、いろんなところにあるんですよ、こういうのが。
はいはいはい、あんま普通に日本とかでも全部。
日本はだから、これ大規模研究ができないので、お金がないので、小さな研究。
あー、そっかそっか。
だからあれだけど、アメリカとかではそういうのがいろんな研究があって、ほんのデカい研究です。
はー、なるほどなー。そこ、地下で繋がって。
はい。
超巨大。いや、それでもサイズ測ったのもなかなかすごいですけど、でもせいかつくなサイズは測れないですよね。
だからなんか。
大体こんぐらいみたいな。
トンで何万トン、7567トンかな、3万5千トンの差が大きすぎるっていう。変差どうなってるの?
え、重さどうやって測ってる?
いや、たぶん、あのー、重量って推定してんじゃないかな、金子の重さが。
大きさこうだから、土の重さこうだから土の重さ引いてってやってると思うんですけど、たぶん。
あー、でも実際に取り出すの無理だから、そういう感じでやって、全体がこんぐらいみたいな推定するしかないですよね。
たぶんそんな感じだと思う。なのでこんな差が広いんだと思いますね。
えー、すごいなー。全然知らなかった。
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いやー、超面白い。だから本当にこれも、いわば研究者の直感なんですよね。
同じのを全部調べてもいいの分かんないじゃないですか、こんなん。
1990年代にやっと分かった話なのよ、これも。世界最大の生物って話でね。
はいはいはい。
で、僕の調査研究したときもそうだったんですけど、これ明らかにこれ普通みんな研究してないで、なんか、紳士とは言わないまでも明らかに新しい発見だわっていくつかあるんですよ。
3ヶ月か半年研究。僕も十何年キノコ見てきてるんで。
なんか意外とすぐ見つかるときは見つかるみたいな感じなんですよ。
ちょっとこれ専門家の人が聞いたら、いや、研究もう出てるって言うかもしれないですけど、僕が調べたとき、大学の研究ルームとか取り寄せられないのでネットで調べるしかなくて、
それと自分の知ってる文献で調べたところによると、たとえばセンチュウの仲間でヒラタケっていうキノコが出る、虫窪っていうのを作るセンチュウがいるんですけど、
そのセンチュウ、海地とかセンチュウは世界一多い生物ですね。たぶん巣とかに一番いる生き物なんですけど、そいつ虫にもいて、
で、だいたいそいつってキノコごとに見つかったらだいたい新種って言われてるんですよね。
だいたいそのセンチュウでキノコごとについているセンチュウは調べてみたら、だいたい公園でその辺に見つかったやつだけで新種だったみたいなのが割とあるんですけど。
もうそれぐらい変わりやすいというか。
それぞれのキノコに行かなくて、その中でも生態系を作ればいいじゃん。一つのキノコでも、生きて死んで灰になってみたいなのを繰り返して育てることがめちゃめちゃ入る。
そこからもう外に出ていくことはないという生物。
僕も研究してる中でヒラタケっていうキノコがあるんだけど、その足でタボギタケっていうキノコがあって真っ黄のやつで、たまに市販でも売ってるけど黄色いやつで。
あんまり美味しくないけど市販のやつがあって、そいつにも実は虫コブができてて結構大きいやつがあって、
ヒラタケの虫コブもあるけど、でもタボギタケの虫コブって形違うし多分これ出てるやつ違うけど研究論も出てるのかなって。
僕が調べた感じで。
少なくとも日本で研究してるやつないなとかね。
そういうのすごい熱いけど、発表する場があんまりないってことか。
誰が研究してくれるのかって話ですよ、日本で。
確かにな、マニアックだし。
でも生物を本当にちゃんとやってる人からしたらテンション上がるじゃないですか、新しい種とか見つけるっていうのは。
キノコの中にもあって、大学の先生、キノコの専門であんまりいないので話したことがないんですけど、
東京大学キノコ同胞会の代表とかに話したことがあるんですけど、さっきコフキサルの腰掛けっていう話ちょっとしたかな、こっちの放送でしたっけ?
しなかったかもしれない。
コフキサルの腰掛けはさっき前半のときに。
その種類の中に、これ多分、研究者の勘というか、僕たまたまなんですけど、匂いでキノコを鑑定できるんですよ、大雑把に。
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目つぶっても。
カーボンシスの匂いがあって、代表との話。
そうやってるときに、だいたいこういうキノコってこういう匂いだよねって言ったときに、一つだけ明らかにおかしいコフキサルの腰掛けがあったんですよ。
普通、コフキサルの腰掛けって漢字にすると粉を吹くサルの腰掛けって、茶色いチョコレートの粉みたいな、パウダーみたいなのが出る。
そいつを表面に触ると茶色い粉があって、そいつがホウシっていう。
そこから出てくる化学物質の匂いっていうのがするんだけど、僕が原理運動調査のところで1個見つけたやつが、すごいおかしな匂い。
サバの草っていうような匂いがするんですよね、一つ。
ケツサギな匂いっていうかね、おかしな匂いがするんですよ、明らかに。うわ、なんじゃこりゃって。
で、そいつで調べたんだけど、7種類か10種類くらい種類があるんだけど、どこにもその記載がなくて。
キノコアドバイザーっていう資格を持ってる方にも聞いてみたんだけど、
そもそも、これ研究者、どうしても研究者の没望で、キノコの研究者って若い人がいなくて、その人たち、高齢の方って匂いが全然わからないんですよ。
匂いの敏感さが落ちちゃったりとか。
だから今まで誰にも気づかれなかったんじゃないかっていうのがあって。
なるほど、若い人が出てきたから。意外とそれだと簡単にわかるというか。
僕はもう見た目でもわかるようになっちゃったんですけど、最近そのおかげで。
でも明らかにその匂いが変なんですよ、そいつはもう。
他のコフキの匂いするとこいつだけ鯖の匂いするんですよ。
それはおかしい、それはおかしい。
絶対なんか違う成分持ってるんだなっていうのがあって、それも超次元記だって。
で、わざわざそこを、不明子は全部不明子っていう種でカウントしちゃってたから、わざわざ南国にしかない、明らかに五感定の種族にしてあった。
だから後から五感定で訂正できるよっていう、わざと五感定のやつにしたんですね、原理で調査。
南国にしかないキノコをわざと持ってきて。
で、だから新春になった時に10年後くらいに改定するそうです。
はあ、すごいなあ。
意外と身近でキノコ生えてるとか見つけたら、そこに新しいやつが眠ってるかもしれないっていう感じですね。
いろんな考え方があるんで。
成分の失活とかありますし、白髪っていう、辛い白いキノコで、ベニタケ科っていうキノコがあるんですけど、そこで切ったら白い乳液って言って、
乳液みんな女性の方とか顔につけるやつ、あんな色が出てくるキノコがあって、調査に行った時に、これ研究してみたいなっていうのがあって、
そいつ舐めたら辛いって言われてて、あまりにも辛すぎて胃に悪いので、食不適とか毒って言われてるキノコがあるんですけど、毒成分じゃないのに。
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ああ、もう辛すぎて。
辛すぎてみたいな。
だって、これ舐めたら辛いよね、辛いって言ってたんですよ、研究所に。
ああ、普通に舐めて。
でもそいつなんと、それを取ってから学校に持って帰ってきて、30分後くらい取ってから30分40分だったんですけど、
なんとで、他の人たちも舐めてみるとかって言ったら、なんもしねえよって。
えっつって、舐めてみたら臭いし、味しなくなるんですよ。
だから取ってから35分かもしくは温度変化によって、たぶんその酵素が失核するっぽいんですよ。
ああ、そういうことか。
失核って、なるほどなるほど。
だからなんかたぶん、なんかの酵素があるんですよ、こいつの中に。
温度とか酸化されちゃってとか。
そう。
ですよね、きっと。
でもほんとに、そこから置いてても全然辛さが抜けるんですよ、置いてったら。
へえ。
なんじゃこいつをと思いましたね、はい。
それ面白いな、でもなんかそれも、なんかめちゃくちゃ細かい視点で見たら、なんかわかるかもしれないですよね。
そこの酵素の失核、構造変化とかで、舌にくっつく、くっつきにくい形になっちゃって、みたいなのは。
かっこわりそう。
コガネコウヤクタケっていう廃着性っていう木に、なんかチョークみたいに塗りたくられてる茶色い色が。
普通の人は全然わかんないです。コケとは間違うんです、普通の人は。
はいはいはい。
間違うんですけど、っていうキノコがあって、そいつを、まあ枝ごと持ってくるんですけど大体。
そいつを、僕バタフライナイフ持ってたんで、バタフライナイフパンって持ってきて、持ってきたんですけど。
はい。
そいつって実は、水酸化ナトリウムとか、そういうやつを3%から1%垂らすと色が変色するっていう反応があって、それをなんで変色するのかわからないんですよ。
どこでも、詳しい人なら知ってるのかもしれないけど、それを研究してる人があんまりいないっぽくて。
で、実は自分たち垂らしてると変色するんですよね。
で、そいつが、もしかしたらポリペプチドの反応でビューレット反応じゃねとかって言ったり、でも誰も研究できる機会がないよねっていうことで保留にしたんですけど。
まあ、面白い研究たくさんできそうですね、みなさんは。
確かにな、それも。そっか、でもそれビューレット反応じゃねっていうのは、銅が入ってるだろうみたいな。
そう、そう。
金属って結構入ってるんですか?
正確には銅、イオンなはずですね、ビューレット反応は、確かね。
で、キノコって環境浄化作用があって、焼くだけで銅を吸収しやすいっていう、環境、金属を吸収する性質があるんですよ、そもそも。
だからじゃないかっていう話を僕は勝手に展開してて。
でもそれ結構合ってますよね、それで行くと。
いや、でも、銅だけでどうなんだろうって感じで。
そういうところばっかりなんですよね、はい。
とかね、いろいろありますよね、はい。
面白いなあ。
あと、ちなみになんですけど、そういうキノコのめちゃめちゃ権威とか、尊敬してたり好きな研究者みたいなのいます?
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えっと、僕日本でまだチャットとかでしか話したことがないんですけど、
和田くんっていう若い、もういい子くらいしたから、一国したかなっていう男の子がいまして、
その人がキノコの新種を発見してるんですよ。
で、世界で最年長で新種を発見したのに認定されてるんじゃないの?
で、キノコの研究家がいて、神戸大にいるのかな、忘れちゃったけど。
人がいて、その人は昔、今大学1、2年生かな。
その人がいて、その子が小中学生の時からチャットで話してたんですけど、
すごく、母親とかが一緒に研究手伝ってくれてたのかな。
家に1000種類くらいキノコのサンプルがあるって、冷蔵庫が4つあってみたいな。
超協力してくれていいなっていう。
それめちゃくちゃ強いな。家がもう実験室じゃないですか。
和田昌平くんかな、たぶんキノコ和田くんって調べたら出てくると思うんですけど、
その子は結構すごいなって思ってます。僕の中でも結構尊敬してますね。
すごいな。
なんかもっともっと若い世代がキノコ業界を盛り上げていくかもしれないですね、これから。
だからあんまりキノコ、生物って特にそうですけど、
生物少年少女って言われてる人たちが、要するに虫少年とかね、
キノコ少年とか、あんまりいなくなってきてるんですよね、今の時代。
ITとかゲームに行っちゃって。
外で、要は山で遊ぶとか、そういう機会もちょっとずつ減ったりとかで、そうですね。
で、高校でキノコの研究してるところ、僕10個も知らないんですよ、こんな大規模にできてるので。
5個くらいしか知らないんですけど、
もう日本の中で。
そうです。たぶん日本、高校キノコのフィールド調査って言ったら、
もう裁判は結構どこでもできるようにしてるんですけど、
フィールド調査、たぶんここまでやるの、ほとんど知らないですよ、キノコみたいなのは。
そういう感じなので、ITと絡めて、そっちの人に興味を持ってもらおうって、
やっぱりキノコクエストを作ったところもあるので、
生物好きだって欲しいですね、やっぱりね。
化学薬品とかと。
なるほどね、いや、むちゃくちゃ。
結局後半も結構キノコの話になっちゃいましたけど。
じゃあ最後に、話しておきたいこととか発信したいこととか、もしあればお願いします。
私は今、団体アビリティコネクトっていうのをやってるんですけど、
そこのクリエイションタウンって言って、
クリエイターが集まれるディスコードサーバーを作って、
いろんな人が場合に作業ツアーとかしてるんですけど、
そこに研究者とか企業家とか、そういう人ら全然誰でも入っていいので、
ぜひ入ってくれるとみんなでお話ししましょうっていう感じですね。
そうですね、聞いてる人で、おそらく化学に興味ある人とかいらっしゃると思うので、
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ぜひぜひリンクを貼っておこうと思うので、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
めちゃくちゃちょっとキノコ食べたくなりましたね。
ぜひ毒キノコは食べないように頑張ってください。
もしこれ怪しいなってやつあったら写真撮って送るんで判定してください。
一緒に食べましょうね。
じゃあ本日はキノコマイスターであり、
アビリティコネクト代表のにやまさんにお越しいただきました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。よろしくお願いします。
サイエンマニアお聞きいただきありがとうございました。
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