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で、まぁちょっとこのまま後半の、もうちょっとフランクな話をしようかなと思うんですけど。
そもそもなんですけど、なんでキノコ調べようと思ったんですか?
それ、一番最初の話した方が良かったかもしれないですけど。
これちょっと面白い。
まぁ全然。
後からでも面白いです。
いや、なんでだろうって今ふと。
うち、全然うちが研究者とかそういうわけじゃなくて、
普通に田舎に生まれ、クシロっていうところで生まれ育ってて、
で、そこで祖父母が山で山菜とりとかキノコとりとか家庭菜園とかつけてくれて、
そこで昆虫とかも好きだったし、生き物も好きだったし、
それこそそこからの影響で僕化学薬品とか好きになったんですけど勝手に。
それをさておき、キノコを例えばシメジっていうのよく取りに行くんですね。
畑とかに、いろんなところに。
でもシメジ、いろんなところに取りに行くけど、
同じシメジでも売ってるやつとの形が違うし、
場所によっての形違くねって言って、
これ同じ種類なのかっていうところが気になったときに、
親が古本屋さんから図鑑買ってきてくれたのが今でもあるんですけど、
それをめちゃめちゃ読み込んで全部丸暗記しちゃったんですよね、図鑑を。
小学校の2,3年生とか2年生とか。
きのこの図鑑。
そうです。きのこの図鑑。ハンディブックみたいな。
はあはあはあ。
で、きのこの串戸に同校街があったので、大人とかもね。
そこに集まって知識を吸収していって、
いろんな人と、大学の先生とずっと小学校の時から話して、
小学校5年生くらいから僕能力頭落ちなんですよね、キノコの。
これ以上上がまんぼれ半分。
そっか、小学校のうちにもう大学の先生とかと普通にそこは通じちゃうというか、
そのレベルになったってことですか?
中学校2年生とか串戸の教育大学の先生、名誉教授の農学の方がいて、
それを小中学校から仲良くさせてもらった先生が今の短大行ってるんですよ、そこの先生ですね。
へえ、それ結構すごいな。
あの先生、お久しぶりですって言われて、今何の研究してるんですか?
そうですよね、向こうからしても何というか待ってましたみたいな、
大きくなったねみたいな感じで研究室にやってくるっていうことです。
あれ、君なんで串戸にいるのって言われましたね。
すごいな、なるほど、じゃあやっぱり気づいたらでもその流れとしてはやっぱり子供の時に
キノコを採ったりっていうのと図鑑を買ってくれたっていうのもやっぱりでかそうですね。
たまたま親が好きなら仕事帰りに買ってきてくれたみたいで、たまたまですね。
収録前にもキノコのお茶飲んでるみたいな話をしてましたけど、それもちょっと気になってて。
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売ってはない?
売ってるけど1キロ1万円とかめっちゃ高いですね。
高いな。
それを僕は実は高校時代からずっとアパート借りさせてもらって一人暮らししてたんですね。
渋谷茶高校ってここにめちゃめちゃ行きたかったね。
その時に僕料理とかはめちゃめちゃ自分でほぼ全てやってて。
そんな3、4年でだいたい3000食か4000食くらい料理してきたんですけど、
その中で自分でお茶とかも買ってくるより煎じた方が早いって作って、
その時に自分で中学生くらいの時に回し切りして落としてきたカバのアナタケっていう白カバの木から採れる固いキノコを煎じて
ずっと入れ続けて飲んでたんです。
自分であった朝にお茶入れて学校に行ってたんですけど、
そのお茶はすべてカバのアナタケのキノコのお茶なんですよね。
それを毎日飲んでたみたいな感じ?
お茶はすべてそれなのに飲み物はすべてそれで構成されてたんです。
コーヒーか飲み物だったら僕飲み物やね。
それはだいたい抗がん剤とかの成分あるよって言われてるくらいの偏向にお茶なので、
そこにお茶の発泡のやつを混ぜたりとか、
たまに僕自分で漢方になる薬取って煎じたりしてきたので。
あと野草になる薬草もだいたい全部知ってるので、
それ取ってきたりとか。
植物の皮剥いできたりとか。
ヒラナギ切ってきたりとか。
野生めちゃめちゃサバイバルみたいな生活してるじゃないですか。
家の裏にね、一番怖かったのがね、
今500ミリとかペットボトルあるじゃないですか。
このペットボトルと同じような足の大きさがあるクマの足跡があったんですね。
家から3、4キロのところに。
死ぬかと思いました。
ですよね、それ。
山とか普通にクシロとかクマ全然出そうな気がする。
多分シレトコの次に出てるんじゃないかな。
渋谷町ってクマの出入りをすると。
肌感的にめっちゃ出てる。
そんなに出てるんだ。
学校の敷地にもクマの巣が見つかったって言って、
僕も入る前の年はめっちゃ騒がれてたけど、
まあ1ヶ月くらいでいつものことだよね。
いるいるっつって。
いやーでも実際そうなったら笑えないな。
陶芸校めっちゃ怖いな。
ニュースとかで、
普段出ないところで街中にクマとか出たら、
もう大ニュースになるじゃないですか。
もうバンバン出るから、
まあまあまあみたいな感じですか。
友達ってめちゃめちゃゼミの人じゃなくても、
まあ1,2,3で呼んで鍋パス。
高校生だけど鍋パスしたり。
きのこ料理作ったりサンサイ料理作ったり、
友達呼んでたんですけどパーっていうのがね。
あと浦山とかに花見行こうとか行くんですけど、
だいたいそこのクマの足跡は100%見つかるので、
やっぱり行くだけで。
普通にいるんだ。
東側かな?
めちゃめちゃいました。
なんかちょっと聞きたいなって思ったのは、
そんだけめちゃくちゃいっぱい作って、
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きのこ料理ももう多分無限に作ってたと思うんですけど、
めっちゃ作って、弁当にめっちゃ聞きたい。
弁当も作ってたの?
僕はそうです。弁当とかも自分で二段弁当とかも
普通に作って毎日持っててたので、
きのこ入ってます?
きのこ入ってますね、サンサイ料理。
めっちゃおすすめきのこ料理聞きたいんですけど。
あります。
じゃあ例えば売ってるきのこだと、
エリンギって言ってると思うんですけど、
あれってきのこの中では結構甘めなんですよね。
で、そいつとセロリとかを組み合わせて切って、
食べやすい大きさに切って、
一緒に炒めてバター炒めするとめちゃめちゃ美味しいんですよ。
バター醤油炒めとかね。
バター炒めか。
バター醤油炒め。
で、オリーブオイルとか入れたりとか、
塩コショウ振ったりしたりするとめちゃめちゃ美味いですよね。
なんか美味そうだな。
美味いです。
今ちょっと調べてますけど、セロリとエリンギ。
6時かな、自分で作ってたのね、景色。
結構じゃあきのこ料理開発もしてる?
これ美味いよねみたいなのめちゃめちゃ作ってましたね。
これどう?って学校に持って行って食べて、
どう?って見せるんですよ。
みんなにちょっと食べてもらって。
作ってきたさ、カッパで2,3種類持って行って、
どれがいいかなとかって言ってるんですよね。
それすごいな。
そんな高校生いるんだ。
すごい面白いな。
まっどりながらやってましたよ。
他にもあります?
何を聞きたいかな。
椎茸とか。
椎茸だとやっぱり普通に食べるのもいいんですけど、
醤油つけて焼肉の時とかにステーキにたくして焼くと本当に美味しいんですよね。
それは美味しいですね。
好きです、椎茸焼くの。
ステーキ上のやつで言うと、松茸じゃないですよ。
マスタケっていうのがあります。
マスタケ。
赤くて本当の酒みたいな色をしてるんですけど、
そいつは小さい時、でかいと40cmくらいになっちゃうんですけど、
30cmか20cmくらいの時に食べられるんですよね。
で、高校2年生の時の腸圧研究行ってる時に学校に会って、
グラム計で測ったら500gくらいあったんですけど、
そいつを、これ食えるよ、明日持ってくるか?って取って行って、
木曜日から取って行ったんですけど、
で、家で寒いときはサイコロステーキ場に切って行って、
いろんな焼肉のタレとかで炒めてきたんですよね。
生姜炒めとかね。
それが込めてて、みんな食うか?って食べるために持って行って、
やってました。美味しいですよ。
それちゃんとした知識ないと、
最悪、毒キノコ食べさせちゃうことになるから、
そこは知識に基づいた上でしっかり。
内定だから絶対に食うってわかってるけど、
どうしても食中力硬かったりとかね、
どうしても1日食べて大丈夫だったやつはみんな無さそうにします。
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一回も当たったことないですけど。
だって、マスタケって赤いんですよね、色が。
赤いキノコ、野生の食べる勇気ないですもん。
何も知識がないと。
むしろ間違いようがないので食べやすいですよ。
毒キノコのイメージって鮮やかな色しててみたいのもあるじゃないですか。
実はですね、その辺言われてるやつ、
たとえ豚たれに下げるキノコは食べられるとか、
虫が食べてるやつは食べられるとか、
そういうのって全部名刺なんですよ。
色が濃いやつは食べられるとか。
そうなんですか。
なんというか、一概には言えないみたいな。
全く一概に言えないです。
超名刺ですよ。
そうなんだ。
虫が食べるキノコは大丈夫っていうのは、
でも毒があっても別に虫食べるよっていうのもあるってことですか。
毒全然虫に関係なかった。
人間に対しては毒だけど虫に対してはそうじゃないよねっていうのはあって、
例えばシャグマアミガサタケっていうキノコがあるんですけど、
これ実はちょっとレンさんも危険物取り扱い講習持ってるってことだったんですけど、
僕も持ってるんですけど、
メチレイチルヒドラシってヒドラシ状態の聞いたことありますね。
あいつ実はシャグマアミガサタケで取れるんですよ。
ヒドラシに取れるんですか。
あいつって揮発点60度くらいなんですけど、
沸騰させると蒸気で中力で倒れるっていう有名なキノコなんですけど、
調べると出てくるんですよ。
危ないですよ、めっちゃ。
めっちゃ危ないな、普通にですよね。
匂い嗅いでも多少危険じゃないですか。
実は揮発点が60度だから大丈夫だって。
そんなにそんなにか。
そうです。
確かにキノコの中のそういう成分って要は危険物入ってますよね。
僕が危険物やった時にそういう形容が結びついてめちゃめちゃ驚きました。
だってロケットの第二水子エンジンで使われてるので、
ヒドラシの誘導体なんて。
それを、そっか、同じ成分で。
キノコロケットとかできそうだな。
成分抽出したらできるかもしれないですね。
めちゃくちゃいっぱい必要だから多分無理でしょうけど。
そうですね。
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