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スピーカー 2
練習とかじゃなくて本当に患者さんが向こう側にいて。
自分たちが会うことはないですけれどももしかしたらそれを待ってるんですよねその患者は。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
自分のことを命を助けてくれるかもしれない製品を作ってる。
しかも手作業でってなるとピリつかないわけにはいかないですよね。
緊張した。
手作業でっていうとどういう感じかっていうと安全キャビネットって使われたことありますよね。
多分細胞を培養したことがあるってなると。
スピーカー 1
そうですね言ったら衛生的にちゃんとここで実験できますよって仕切られた空間みたいなイメージですよね机で。
スピーカー 2
あと有機合成で言ったらグローブボックスとかああいうのグローブボックスって名前でしたっけ。
スピーカー 1
ドラフトが一番局所廃棄のドラフトがあってグローブボックスもありますけどグローブボックスほどじゃないですよね。
スピーカー 2
グローブボックスのタイプもありますよ。
スピーカー 1
そういうタイプもあるんだそれはあんまり見たことないな。
もう本当に手を突っ込んで中の空間には自分は入らずに外からその箱の中に物をどんどん入れて操作するタイプの。
スピーカー 2
そうですねほとんどがその箱の中にどんどん物を入れてっていう安全キャビネットタイプで操作することが多いんですけれども。
そうなると人の手で細胞の売地を除去して売地を入れてあげてとか。
操作を一人で操作してる一人は操作してて次は売地を10ミリ入れなきゃいけないっていう手順だとするじゃないですか。
でそういうことを次こういう操作をしてくださいっていう支持者みたいな人がいて2人ペアで作業で行われるんですよ。
だから一人はもう安全キャビネットの中に座って細胞を育てる作業。
でもう一人は支持者記録者その人にこういうことをしてくださいこういう作業をしてください。
でその通りに作業ができたかっていうのをチェックしていくっていう。
2人一組になってそういう細胞を育てる作業っていうのが行われてますね。
スピーカー 1
僕も経験あるんですけどこの場所にこの液体入れたっけとかなる時あるじゃないですか。
ありますね。
一人でやってたら。
一人でやってたら。
あれ作業でやった時にやべえここに今入れたっけどっちだっけみたいになったらそれこそ細胞それで死んじゃうとかなったらもう洒落にならないから。
スピーカー 2
洒落にならないんで。
スピーカー 1
チェック体制大事っすよね。
スピーカー 2
チェック体制が大事なんですよね。
でそうやって2人一組になってチェックを受けながら作業していくと。
でただこうやって安全キャビネットの中で手を動かして細胞を触ってるわけですけども。
薄いとかのレベルじゃないんですよね。
もっと頑丈に衣服を着込んで細胞に絶対に菌が入らない状況を作らなきゃいけないんですよね。
スピーカー 2
後で切れるようにしたりとか、ここは後で繋げれるようにしたりとか、自分たちでバックデザインしたりするんですけど。
スピーカー 1
え、もうチューブとかバックから作ってるんですか?
スピーカー 2
作ってもらうんですけどね、業者にこういうデザインのを作ってくださいみたいな。
スピーカー 1
そっかそっか、それで分岐とかをここに入れるみたいなのをやって。
スピーカー 2
そうですそうです。
スピーカー 1
それはちょっと楽しそうだな確かに。
スピーカー 2
そう、めちゃくちゃ面白いんですよねそれ。
スピーカー 1
そうっすね。
スピーカー 2
パズルみたいな感じがして。
スピーカー 1
確かにパズルっぽいな。
スピーカー 2
まあそうやって製造現場でも面白いなってところはありましたね。
スピーカー 1
まあでもプレッシャーはすごそうですけど、ちょっとでも漏れてたらダメですとか、そういう気使うところは多そうですけどね。
スピーカー 2
多かったですね。
スピーカー 1
そうっすね、それもまだ今世の中に正解がない状態ってことっすもんね。
その細胞を使って薬品を作るっていう時に、こうやったら絶対上手くいくぞみたいなのがまだないってことじゃないですか。
まだないですね。
それはすごいな、それができるのは。
スピーカー 2
まあその中でも、うちの会社はこの方法でいくぞみたいなところで、結構ありますね。
だからどうやってこんなに増やしたんですかみたいな。
スピーカー 1
細胞を増やすの上手い人ですかね。
スピーカー 2
この細胞をこんな増やせれますかみたいな、どういう方法ですかみたいな。薬品を秘密なんでみたいな、他の会社には言えないとか。
特許で抑えたりとか、そういうのはすごいありますね。
スピーカー 1
まあでもプロセスって感じっすよね。
はい、本当に。
最適化はやっぱ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
いかにやっぱ効率よく増やして、細胞だから増やしてっていうのがちょっと特徴かもしれないですけど、
ちゃんと死なないように。
スピーカー 2
死なないように。
スピーカー 1
最終的な製品にするっていう。最終的に患者さんに届ける時は、そういう密閉されたバッグみたいなやつで届けるっていう感じですよね。
スピーカー 2
それも結構いろいろですね、密閉されたバッグもありますし、
小瓶みたいな形でもありますし。
スピーカー 1
それを注射するみたいなことですか?
スピーカー 2
そうですね。凍結したやつをちょっと溶かしてあげて、温めてあげて、で、点滴で投与してとか。
スピーカー 1
すごいな、全然そんな現場見たことないんで。
スピーカー 2
あと、そうだ、製造現場の話もう少しだけしたいエピソードがあって、
安全キャビネットで培養作業してる部屋、その部屋自体もすごいクリーンな部屋じゃないといけないじゃないですか。
安全キャビネットの中自体ももちろんクリーンじゃなきゃいけないんですけど、そこに次人が手を入れるってなると、
その安全キャビネットが置かれてる部屋自体もクリーンじゃないといけない。
じゃあその部屋に入る前の部屋もクリーンじゃないといけないってなっていくんですよね。
極端な話、どこまでクリーンにすればいいんだっていう。
で、そういう部屋の管理みたいなのもすごいされていて、細胞加工施設っていうのは。
スピーカー 1
あ、そうかもう人数も決まってる。
スピーカー 2
決まってますね、大きさに応じて。
あの人一人当たりどんくらい多分汚くなるリスクがあるからっていう感想で。
スピーカー 1
まあ、そうっすよね。
スピーカー 2
まあだいたい安全キャビネット1台分ぐらいの部屋だったら3、4人ぐらいかなと思いますね。
スピーカー 1
あー、3、4人ぐらいか。
スピーカー 2
はい、安全キャビネット2、3台とかなると7、8人とか。
スピーカー 1
すごいな、完全に非日常空間っすよね。
スピーカー 2
そうですね。
なんか結構この作業する部屋、クリーンルームって言われたりするんですけれども、
これってあの半導体の製造施設もそんなめちゃくちゃクリーンな。
スピーカー 1
へー、そうなんだ。
スピーカー 2
あの埃がすごいダメらしくて半導体って。
スピーカー 1
聞いたことありますね、めちゃくちゃ綺麗にしておかないといけないっていう。
だからそう同じような設備ってことか。
スピーカー 2
半導体の設備も作る施設も同じような管理がされてるって聞いたことありますね。
スピーカー 1
すごい世界っすね。やっぱり生き物を扱うっていうので大変なところは結構ある。
スピーカー 2
機械化が進めばね、もう人がどんどん奥に入っていって30分もかけてみたいなことはなくて。
スピーカー 1
なんか遠隔操作できたらいいっすよね、そういう。
スピーカー 2
そうですね、遠隔操作だったり、ちょっと様子見に行くにも薄衣だけ着てとか。
もう本当にそういう世界になってほしいんですけど、まだまだまだまだって感じですね。
スピーカー 1
まだまだって感じなんだ。
まあまあいつかなるでしょうけど、それこそ機械が動いてるのを外からガラス張りで見守ってればとりあえずOKみたいなのとか。
そのうちできるんでしょうけど。
スピーカー 2
そうですね、そういうのが。
20年じゃちょっと難しいかなと思いますね。もっと20,30年とかかな。
スピーカー 1
まあでもなかなか誰でもできるっていうやつだと逆に本当に誰でも参入できちゃうけど、
そういう専門技術みたいなのを持ってる人が集まってしかできないことって結構ある気がするし。
現場見てないと多分わかんないですよね。この細胞の扱いは気をつけなきゃいけないとか。
現場ノウハウみたいなの絶対あるからな。
スピーカー 2
めちゃくちゃありますね。いろいろ再生医療の展示会みたいな、業者さんがやってくださってる展示会みたいなのも行ったりしても、
いやこれじゃないんだよなみたいな。痒いとこに手が届いてない機械みたいなめちゃくちゃあって。
スピーカー 1
それもう言ってます?これもうちょい壊したらなみたいな。
スピーカー 2
言ってます言ってます。
けどそれは言ったら僕たちの会社が求めてる要望で、他の会社からしたらまた違う要望があったりするんですよ。
スピーカー 1
大変だなそれ。
スピーカー 2
そうなんですよね。業者の機械作る側も大変で、ある程度みんなの意見を取り揃えた機械を作ってくださるんですけど、
けどそうなるとやっぱどこどこの会社からはここが痒いところに届いてないとか、ここがもうちょっと惜しいなみたいな。そうなっちゃってるんですよ。