-
-
スピーカー 1
こんにちは、レンです。サイエンマニアはあらゆる分野のゲストを招き、ディープでマニアの話を届けるポッドキャストです。今回のゲストは、ポッドキャストの裏方をやられているおニューのわら人形さんです。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。おニューのわら人形こと、わらです。
スピーカー 1
今日はわらさんで呼べばいいですかね?
スピーカー 2
はい、そうですね。長いんでね。
スピーカー 1
一応紹介しましたけど。最初に自己紹介を簡単にお願いしていいですか?
スピーカー 2
ありがとうございます。アメリカ留学に関するポッドキャスト番組、アメリカンナイトゴールドという番組の裏方をやっているおニューのわら人形こと、わらと申します。
裏方をやっているだけであって、ポッドキャスターではないので。
そこらへんの喋りはレンさんがカバーしてくださるということで。
スピーカー 1
これずっと裏方、表じゃないですか?
スピーカー 2
いや、そんなことは。引きずり出されて初めて出てくるタイプなんですけど。
スピーカー 1
でも、出役としてもやられてたりもしますよね。ゲスト呼んだりとか。
スピーカー 2
そうですね。ありがたいことにちょこちょこ自分の番組に出ることもありますし。
最近だと特に今年ですね。他の科学系のポッドキャスターさん。
例えばポッドサイエンティストさんとか、Tタイムの探求師さんとか、かなるる細胞さんとかにいろいろ出させていただいたりとかしていますね。
スピーカー 1
科学系ポッドキャストの日のイベントとかで目にしたことある人もいるかなと思いますし。
実際今アメリカにおられるってことですね。
スピーカー 2
そうですね。今ロンドンと実は8時間でつないでおります。
スピーカー 1
実は8時間か。ロンドンと日本が9時間だから。ちょうど分散してるみたいな感じで。
スピーカー 2
そうですね。3国でつないだら大変なことになりますね。
スピーカー 1
その3つはつなげないですよね。同時に。
スピーカー 2
つなげないですね。なかなか。
スピーカー 1
めっちゃ分かるな。だからそのアメリカで知り合った日本人の方とかと実際ポッドキャスト収録とかしてますよね。
スピーカー 2
そうですね。特にアメリカで来て、なんかすごい日本じゃ出会わない人多いなっていうことに気づいて。
なんですけどレイさんもご経験あるかもしれないですけど、なんかこっちで日本人と交流してる時間ってそんなになんか長く取れないじゃないですか。
スピーカー 1
たまにあるっていう感じだし、そういう集まりとかあったら参加とかしたりしますけど。
スピーカー 2
そうでもそういうとこで一人にじっくりお話聞くってあんまりできなくて。
スピーカー 1
いや無理ですね。そのポッドキャスト撮れるレベルの深い話はなかなかできないですよね。
スピーカー 2
でもなんか変な人いっぱいいるんですよ。話を聞きたい人が。
スピーカー 1
変な人。まあまあ変な人はいっぱいそう。
スピーカー 2
ということでポッドキャストということを一つの理由というか、こじつけとか機械を創出するための理由として作っておいて。
そこで僕らがこの人の話を深く聞きたいなって人をお呼びしてインタビューしている。そんなポッドキャストを作っています。
スピーカー 1
いやいいですね。でちょっと今回サイエンマニアってことで、わらさん自身にスポットライトを当てたいなという。
スピーカー 2
おお緊張する。
スピーカー 1
ことで、もちろん研究者をやっているということなので、ちょっとマニアックなというか研究の話とかも聞いてみたいなと思ってます。よろしくお願いします。
スピーカー 2
ぜひぜひお願いします。
じゃあちょっと僕の研究歴についてご紹介させていただいてもいいですか?
はい。
今僕はアメリカのカリフォルニア州サンフランシスコという街にある大学で博士研究員、ポストクですねいわゆるとして研究をしています。
研究の興味としては感覚。
ポッドキャスト聞かれている方は音を聞かれていたり、最近サイエンマニアも動画化、ビデオポッドキャスト化したということで視覚で、
白川みのりさんのアートワーク動く様子を楽しまれている方もいらっしゃると思うんですけど。
スピーカー 1
そうですね。ちょっと視覚情報もつけとこうかなと思って。
スピーカー 2
そういう感覚認知というところにすごく興味を持って研究をしています。
なんですけど、別にもともと感覚が好きだったとかってわけではないので、ちょっとその辺を少しだけ紹介させていただきますね。
スピーカー 1
はいはい。何でそこに至るのか気になりますね。
スピーカー 2
もともとは僕もレンさんみたいに有機化学の研究者にすごい憧れがあって、
合成とかできたらかっこいいとか思ってたんですけど。
スピーカー 1
そっちには進まなかったんですか?
スピーカー 2
そうなんです。やっぱり大学入って、僕薬学部を出ているんですけど、有機の授業ムズーって思って。
スピーカー 1
まあそれありますね。大学入って結構最初の方の有機化学めっちゃムズいよなって思うんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。E2脱離とか全然わかんない。
スピーカー 1
そうとか、いきなりSP起動側とか出てきて、共鳴側とかわけわかんねーよみたいな人。
あの順番よくないなって思いますよ。
スピーカー 2
なんかその辺もいつか最適化されるといいんですけどね。
でもなんかやっぱりそこで有機化学は自分には向いてないのかなと思って、他にもいろんな授業があるので、
なんかこの中で好きな授業あったりしないかなって思った時に、好きだったのが小薬の授業。生の薬って書いて薬草の授業ですね。
とかあと神経の授業がすごく好きで。
スピーカー 1
神経。
スピーカー 2
はい。なのでこの辺のことをちょっと研究してみたいなと思って、
選べた中で研究室配属で漢方薬、小薬漢方薬のラボに入ることになるんです。
スピーカー 1
漢方薬の何をするんですか?それは。
スピーカー 2
それはですね、僕の入ったラボは結構広い分野を研究していて、
例えば漢方薬の品質調査とか。
スピーカー 1
品質。
スピーカー 2
はい。とかから始まって、あとは漢方薬の有効成分をうまく植物内で作らせるために、漢方薬の植物体自体の研究をしたりとか。
スピーカー 1
おーなるほど。
スピーカー 2
で、その中でも僕は異常な頭痛、痛み、痛覚ですね。
に対してこういう漢方が効くんじゃないかっていう、何となくそういう、何て言うでしょう、研究の流行というか。
ちょっとした臨床報告みたいなのがあったので、それについて基礎的に深く研究してみようというテーマをいただいて。
なのでいわゆる薬理学的な。
スピーカー 1
いやなんか結構伝統的な薬理学っていう感じしますよね。
鎮痛とかで言うと歴史的にはそうじゃないですか。頭痛薬とかって。
結構そういう漢方の成分から取れたやつを商業化するとか全然あるじゃないですか。
スピーカー 2
柳の葉から始まってみたいな。
スピーカー 1
アスピリンとかそうですよね。
スピーカー 2
で、その中でもちょっと特殊なタイプの痛みだったんですけど。
で、それをやってるうちに、漢方の研究とか痛みなんで、もちろん神経とか感覚にそこから入っていくんですけど。
そういう感覚認知の世界って分かんないこといっぱいあるんだなって思って。
スピーカー 1
あーありそう、すっごい。めっちゃ難しそう。なんか起きてること複雑そうっすもんね。
スピーカー 2
そうなんです。それって薬の治療の視点で入ったんですけど、そもそも何起こってるか分かんないよねっていうところに気づいて。
スピーカー 1
確かに何起こってるか分からなかったらどう治療していいのかも分からんみたいな。
スピーカー 2
そうなんです。だからあくまでなんかこれは効くけど何でかは分からん。こういう物質が効くけど何をしてるんだろうみたいなところが。
やっぱりブラックボックスで、じゃあもうちょっとそこの部分を知れる研究したいなって思ったのがその感覚の研究に引き込まれていく。
もうゾンビ鳥が、ミイラ鳥がミイラになるみたいな話なんですけど。
スピーカー 1
本当にバイオマッシグラっていう感じがするな、その辺に行くのは。
スピーカー 2
そうですね、そこからですね。その場合は本当に漢方の研究をした時は、それこそ熱湯で抽出した漢方薬のエキスをメタで振って作液とかで分析していってみたいな。
ザ分析科学みたいなこともやってたんですけど、今はもうガッツリバイオで。そこから博士課程で別のラボに進学するんですけど、
そこからガッツリ神経科学の研究を始めていきました。
スピーカー 1
神経科学の方に行ったらもう漢方とか関係なくやるって感じですか?
スピーカー 2
そうですね、僕がその博士で行ったラボは、もうゴリゴリ薬物治療とかそっちじゃなくて、もっと基礎的な。
スピーカー 1
なんかもっと需要帯の仕組みとか、もっとメカニズムとかそういう細かいことになるんですかね。
スピーカー 2
そうですね、そういう視点もあるんですけど、僕の行ったラボで特に注目してたのが神経回路の研究で。
はい、なんかここの領域とここの領域のこういう繋がりがあってみたいな。
だいぶもう中枢だったりとか、だいぶミクロの単位になってくるんですけど、そういう神経と神経の繋がりで、どういう間隔の情報処理が行われているのかみたいな研究室なんですけど、
そういうところに行きまして、そういうメソスコピック的な、ミクロでもマクロでもない、ちょっと中間的なスケールの視点の研究を始めて、より感覚の世界に。
スピーカー 1
中間?
スピーカー 2
中間ですね。
スピーカー 1
イメージするのはやっぱり細胞とかを培養してやったりとか、あとはやっぱり動物で実験するとかわかりやすいと思うんですけど、その間ってことですか?
スピーカー 2
そうですね。動物で実験はしてるんですけど、動物の中の特定の神経と神経の繋がりについて見ていくみたいな感じですね。
スピーカー 1
なるほど。まあなるほどって言いつつ、よくわかってないけど。
スピーカー 2
僕の説明もちょっとあれですが。
スピーカー 1
まあそういう系の分野に行ったってことですね。
スピーカー 2
そうですね。そういう系の分野で、その時は目を対象に視覚という感覚を対象に、そういう神経回路の解析っていうのを行ってました。
スピーカー 1
最初は目だったな。
スピーカー 2
そうやって痛みから入って目に入って、そうやって感覚の沼に入っていくんですけど。
そこからさらに、じゃあ博士とってどうしようって考えた時に、音の情報とかの処理って面白そうだなって思って、当時あんまりまだ聴覚の研究ってそこまで進んでるわけではなかったので。
スピーカー 1
一般的な視点からすると、聴覚とか視覚とかってずっと当たり前にあるものだから、もうだいたいわかんないことないんじゃないかなとか思われたそうじゃないですか。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
聴覚は結構あるんですか?わかってないこと。
スピーカー 2
例えば脳の聴覚野とかの仕組みってなかなかわかんないことが多かったりするんですよ。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
本当に細かいスケールの話にはなるんですけど、脳の中でも多分いろんな領域って皆さん聞いたことあるんですけど、
会話が記憶を司るとか、前東洋が人間らしさをみたいな話って聞いたことあると思うんですけど。
スピーカー 1
ありますね。
スピーカー 2
その中でも聴覚野という部位があって、その中にもいろんなサブ領域、いろんな担当があるんですけど、その担当の細かい機能の区分とか、
スピーカー 1
そういうことはわかっているようで、意外と対極的にしかわかっていなかったりとか。
聴覚とは言いつつ耳じゃなくて、脳側が結構むずいっていう感じなんですか?
スピーカー 2
そうですね。脳側もむずいですし、そして今日お話しさせていただこうと思っている南朝に関係する話だと、
マッショ側ですね。今僕らが聞いているこの耳。
スピーカー 1
南朝。でも結構話題になる時もありますよね。
現代人めっちゃイヤホン使うから南朝の割合上がってますとか、なんかニュースとかで見たことあるんですけど。
スピーカー 2
そうなんですよ。しかもこれすぐさま南朝って起こるわけじゃなくて、今こうやってダメージを蓄積していった場合、将来過励した時に、老化した時により南朝がはっきり出ちゃう可能性もある。
スピーカー 1
なるほど。だから一回悪くなっちゃうともう回復しないというか戻らないみたいな感じですかね。蓄積していくってことは。
スピーカー 2
そうですね。もちろん治る場合、ゆっくり治ってはいくんですけども、例えば大きすぎるダメージを受けてしまった場合はなかなか治らないとか。
あとはこの難しいのが耳の中の細胞って一回死んでしまうともう分裂しないので。
スピーカー 1
あーそっかそっか。それは結構問題ですよね。
スピーカー 2
そうなんです。そういういろんな聴覚のトピック面白いなと思って。で博士取得後に国内の大学で初め、第1回目のポスト校をするんですけど、そこであの南朝の研究を始めて。
で今はアメリカに移って南朝をメインでやってるわけではないんですけど、もう少しそうやって脳とか中枢束でおける聴覚の認知について研究をしている感じになっています。
なるほど。じゃあそれすごいですね。なんか視覚やってたところからいきなり聴覚にそんなポストからみたいなって結構なんかジャンプしそうな気がするんですけど、そんなことないですか?
なのでこの後ちょっとそういうお話にもなるかもしれないんですけど、初めどうやって実験するのかとか、そもそもの実験手法めっちゃ難しいとか。
あれいっぱいありました。
そうそうすごい難しそうだなーっていうその聴覚を調べること自体がなんか人間でも難しいじゃないですか。こう視力検査ってある意味結構わかりやすくできて、聴覚検査もできるけど聴覚ってあのピーってなるやつ本当にこれ測れてるのかなって思うんですけど。
聞こえたら押してくださいって。
スピーカー 1
そうそうそうそう。あれもなんか若干荒そうというか。でもそれぐらいしか調べれないですもんね。
スピーカー 2
でも他にもノウハウを使ったやり方とかもいろいろあって。
スピーカー 1
ああそうなんだ。もっと精密検査みたいな。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 2
そう結果的にだからそれは後から副作用があるから、じゃあなんで起こるんだっていう研究でそれ分かってきたんですけど。
耳の細胞が持っているイオンの通り穴みたいな。イオンチャネルですね。になんか入っちゃうということで。
スピーカー 1
えーそうなんだ。
スピーカー 2
で毒性が蓄積することによってその細胞の向上性が乱れて毒性が示されて、ひどい場合だとその細胞が死んでしまうってことが起こるんですって。
スピーカー 1
でもなんか逆に言うとなんかうまいこと設計したら耳になんかこういいものもあったりするとか。
スピーカー 2
あるかもしれないですね。
スピーカー 1
治療ってなると難しいかもしれないですけど、多分そんな量耳にいかないじゃないですか普通。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
なんか難しそうだなと思いますけどね。
スピーカー 2
そうですね血管はちゃんと走ってますし血流が結構あるような臓器でもあるので。
スピーカー 1
結構あるんだ血流。
スピーカー 2
そうですね血流ちゃんとあります。
へー。
なんでなんか例えば血流が悪くなるような薬。利尿薬とかだったかな。
ある種の利尿薬とかを入れるとその耳の周りの血流が悪くなって一過性の難聴が起こったりすることも報告されてますね。
スピーカー 1
あーそうなんだ。
じゃあ結構あるんですねいろんな要因が。
スピーカー 2
そうですね複雑ですね。
もちろんその皆さんが想像しやすいようなライブで大音量で耳を酷使してると悪くなるっていうのはもちろんそうですし。
スピーカー 1
まあそれはそうですよね。
だからポッドキャストでも聴覚めちゃくちゃ使うから気をつけようって言ったら聞かれなくなっちゃうかもしれないですけど。
スピーカー 2
適切な音量で。
スピーカー 1
適切な音量で聞けばいいってことですね。
スピーカー 2
そうこのレンさんのいい声を僕がポッドキャストでエロ声見たこと言ってましたけど。
スピーカー 1
言われた気がするな。
スピーカー 2
そのいい声を適切に楽しめる範囲の音量で楽しんでいただくのがいいんじゃないかなっていう。
スピーカー 1
そこは気をつけないといけないですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
じゃあその中の細胞とかそういうそこの神経の研究とかってことですか?
スピーカー 2
そうですねメインフォーカスやっぱりそこになりますね。
実際にじゃあ研究手法としてよくやることとしてはまずはやっぱりそういう遺伝子のちょっと変化したネズミちゃんとかを作ってそのマウスで本当に何兆が出るのかっていうのを確かめるんですけど。
マウスって何兆になったらわかるんですか?
それでさっきの聴力診断の話に戻っていくんですけど。
ネズミちゃんに聞こえてますかって言ってもやっぱりピーってやってくれない。
スピーカー 1
判断難しそうだなって思うんですけど。
スピーカー 2
そういうところで例えば学習を使ってこの音が鳴ったら水が出ますよっていうのを教え込ませてじゃあ実際何兆が始まってそれで音が聞こえなくなってるかどうかを判断するっていう行動的な試験もできるんですが。
もうちょっと簡便な手法があってそれが人間でも使うんですけど。
オーディトリーブレインステムレスポンスっていう聴覚検査の手法がありまして。
これ人間の場合はちょっと僕この分いないんでわかんないんですけど乳幼児の聴覚スクリーディングとかで使ったりする手法で。
頭に電極ペタって貼って音を聞かせた時に脳波で聞こえてますね聞こえてませんねっていうのを客観的に判断できるっていうそういう手法があります。
スピーカー 1
赤ちゃんそんなやるんだ。
スピーカー 2
みたいですね。これが全員やるのか必要に応じてやるのかちょっとわからないんですけど。
スピーカー 1
確かに答えられないから脳で直接情報読み取るみたいなことをしないといけない。
スピーカー 2
脳パカラジオみたいな文字を読み取るみたいなレベルではないんですけど。
音が聞こえていれば特定の波形が出てくるっていうところで。
スピーカー 1
確かにオンかオフかみたいなやつはわかりやすそうですね。
スピーカー 2
そうですね。それぐらいの解像度で全然大丈夫なので。
それをネズミちゃんにも同じことをやったりします。
ネズミちゃんに麻酔かけて耳の中にイヤホンみたいにスピーカーを入れて。
そこで音を聞かせた時にちゃんと波形が出るか出ないかで何兆かになるかを判断します。
スピーカー 1
そうなんだ。ちょっと何兆になるマウスっていうのをまず作ると。
スピーカー 2
そうですね。どれぐらいマイルドになるのか、それとも劇的になるのかとかいろんな手法を使って。
例えば大きな音を聞かせた後にどうなるのかとか。
いろんな手法を使ってどういうタイプの難聴が出るのかっていうのをスクリーニングじゃないですけど検査していくっていう流れですね。
そんなことができるんです。
そういう生理学的な検査をした後に解剖学的にはどうなのっていうところで
先ほどから言ってる耳の中の特に内耳と呼ばれるところがあるんですけど
私たちの耳の中には鼓膜の先にあるグルグルのかたつむりの殻みたいな
そういう器官があってそれを内耳って呼ぶんですけど
そこの中にある有毛細胞っていう細胞がいるんですね。
毛がある細胞と書いて有毛細胞っていう細胞に毛が生えてるキュートな細胞がいるんですけど
スピーカー 1
たぶんそのイメージ持ってる人めっちゃいると思ってて
かたつむりみたいなやついてその中に生えてるんですかね。
たまに何かのショート動画でかたつむりの外側に毛生えてる動画を見たことあるんですよ。
でも嘘じゃないですか。間違ってるじゃないですか。
スピーカー 2
そんなのない。見たことないですね。
スピーカー 1
かたつむりのグルグルの中に毛がないと意味ないのに
外側に毛生えてるみたいなCGのやつがあって
違う違うって思った記憶があるんですけど
スピーカー 2
ハルシネーションですね。
スピーカー 1
だからそのかたつむりの中に音の波が入っていって
その毛にぶつかるみたいな話ですよね。
スピーカー 2
そうですね。音の波を検知して毛がフヨフヨすることによって
電気信号にそれが変換されて
神経を通って脳に伝達されるっていうのが音の認知機構なんですけど
その有毛細胞がやっぱりダメージをすごく受けやすくて
そして再生もしない。
スピーカー 1
それが最初に言ってた死んじゃうとダメだし
遺伝で決まってるっていうのもそれですか?
スピーカー 2
そのケースが散見されますが
必ずしもそこの部分だけではないです。
そういうこともありますっていう感じですね。
スピーカー 1
代表例って感じなんですね。有毛細胞っていう細胞が。
スピーカー 2
そうですね。代表例で
他にも周りの細胞が影響することもあったりとか
いろいろな要因もあるんですけど
一番やっぱり顕著に出てくるのが有毛細胞が
ちゃんと生きれるかどうか
ってところがやっぱり大事になります。
スピーカー 1
大事だなそれは。
回復しないといけない大事にしなきゃいけない細胞たちですね。
スピーカー 2
最近人で再生を目指した
遺伝子治療のちょっとした小さいスタディが
去年かな?論文になってましたけど
なんかあれもグルグルの型つむりなので
なかなか人でちゃんと有毛細胞が再生をしてるかとかも
分かりにくいところなので
期間としては。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
なかなか研究が進んで
一歩ずつ進んでますけど
すごいまだ小さい一歩って感じで
なかなか再生の道はちょっとまだ遠いのかなっていう
スピーカー 1
一応マウスとかその構造は一緒なんですか人間と?
スピーカー 2
人間とマウスだと
マウスの方がちょっと小さいですね
グルグルがある程度は一緒なんですけど
そのグルグルの巻き方がちょっと違って
人だとこのグルグルが2回転半するんですけど
マウスだと2回転しないですよね
1.7回転とか
スピーカー 1
あそこ巻き方が違うんだ
スピーカー 2
そうなんです長さが違うというか
スピーカー 1
面白いですね
スピーカー 2
そうなんですっていうのがあったりしますね
ただ大枠の構造は近しいので
やっぱりある程度マウスで見れた南朝のフェノタイプは
外装できるというふうに
人間でも同じように見れるんだろうというふうに
考えられていますけど
そうやって有毛細胞さんが大丈夫かなっていうのを
南朝のマウスで見ていくわけなんですけど
そこもなんか実際見てみると
いろんなフェノタイプというか
有毛細胞の所見があったりするんですけど
そう例えば特に先天性の南朝で多いのが
有毛細胞の形が変っていう
スピーカー 1
形が変
形が変
スピーカー 2
普段はすごいきれいに整った状態で毛が生えたりしているんですけど
ちょっと僕の言語力じゃ
そう整ったら説明できないんで
ぜひGoogle画像検索とかで見てほしいんですけど
スピーカー 1
綺麗に列で並んでいるとかそういうイメージですかね
スピーカー 2
そういうイメージです
3列に綺麗にV字で並んでいるみたいな感じなんですけど
例えば先天性の南朝とかで見られる
一つの所見としては毛の生え方がぐちゃぐちゃ
スピーカー 1
そうか揃ってないっていう感じ
スピーカー 2
そうですね
揃ってないとうまくフヨフヨして
電気信号に変換できなくて
結果として音が聞けなくなる
スピーカー 1
なるほどそれは結構根本的な問題な気がしますね
スピーカー 2
そうですね
なかなかそこの遺伝子治療とかは
ある部分もあるしない部分もあるしって感じで
まだちょっと明確な治療法はできてるわけではないんですけど
そういうのは電子顕微鏡とかを使いながら見たりしますね
あとはもうちょっとラフな解像度で
そもそも有毛細胞が生きてるかどうかぐらいを
マウスの内臓を切り開いて見たりします
スピーカー 1
それって死んじゃったら
毛が抜け落ちるみたいに細胞が覗かれちゃうんですか?
スピーカー 2
そうですね毛が抜け落ちる以前に
細胞自体が脱落しちゃう
スピーカー 1
脱落しちゃってツルツルなっちゃうみたいなことですか?
スピーカー 2
そうなんです
内臓の中って有毛細胞が列を成して並んでるんですけど
なんかちょっととうもろこしの
とうもろこしの粒を想像してもらえばいいと思うんですけど
こんな感じでぎっしり詰まってるのが
なんかちょっとポロポロ抜けてたりとかすると
軟腸とかになってますね
スピーカー 1
それでも過励とかでも起きちゃったりするってことですよね
スピーカー 2
そういうことが
スピーカー 1
髪の毛と一緒じゃん
髪の毛と一緒だなって思いましたけどね
スピーカー 2
そうだから気配薬的なボドができるといいんですけどね
スピーカー 1
できたらすごいですよね聴覚も
ただ生えればいいってわけじゃないですよね
スピーカー 2
綺麗に生えないといけないってことですよね
そして綺麗に生えなくちゃいけない
プラスして有毛細胞と神経が実はそこでつながってるんですけど
スピーカー 1
まあまあそれはそうっすよね
スピーカー 2
なので神経の接続もうまくしてあげないといけない
スピーカー 1
ああそっかそっか
だから経の揺れの情報を伝えるケーブルがないといけないっていう
そうですね
スピーカー 2
なのでセンサーだけあってもケーブルつながないと
スピーカー 1
いやめっちゃ下っそうっすねそれ
スピーカー 2
そうですね
なかなかそこの部分はまだ基礎研究でも解明されつつあるところですが
最近ちょっと面白かった研究として
別に僕がやってるわけではないんですけど
その肺栓のところにトラブルがある
トラブルが起こる遺伝子の多形っていうのがあるんですけど
この遺伝子が変化したら有毛細胞はあるし神経もあるんだけど
そこの伝達がうまくいかないっていう
そういう疾患があるんですけど
その難聴の子供たちを対象として遺伝子治療をしてみたらどうなるんだろうっていう研究があって
それによると6人中5人に改善があったというふうにハーバード大学の研究で
スピーカー 1
へーすごい
スピーカー 2
そうですね人の子供にウイルスベクターを使って
スピーカー 1
すごいっすねそれ
結構その辺の研究ってもう人でやんなきゃわからんみたいな領域じゃないですか
スピーカー 2
そうですねマウスでももちろんできるんですけど
やっぱり生物のサイズだったりとか
ウイルスベクターとか遺伝子治療の効率とかも全然違いますし
もちろん人の場合予期しない副作用だったりとか
いろいろ当然起こりうるので結局はやっぱり人で効果があるか見ないと
スピーカー 1
すげーなでもなんかもうアメリカンとかすごいやっちゃってるイメージありますよね
なんていうんですかね日本だったらもっと結構慎重になるというか
しかも遺伝子いじるわけですよね
あとにも残る可能性とかいろいろ考えるとリスクベネフィットがやっぱ難しそうだなとか思いますけど
でも実際やって治り傾向があるのはすごいな
スピーカー 2
そうですね子供の試験なんでこの後どうなるかはもちろんわかんないですけど
一応その遺伝子をいじるといってもその人が元々持っている遺伝子に対して介入するわけじゃなくて
一過性に遺伝子を保管してあげるという処方なので
スピーカー 1
なるほど一時補充な感じ
スピーカー 2
そうですねいわゆるAAVっていうアデノゼファインウイルスを使った
遺伝子が挿入されないタイプのウイルスベクターを使った試験なので
スピーカー 1
うんうんうんって言って伝わるかわかんないけど
でもサイオンマニアで過去にウイルスベクターの話してくれてる人がいて詳しくはそちら参照
そうですね
すごいですねでもそんな研究が
スピーカー 2
そうですねなので時代としては僕が南朝の禁忌を始めたのがちょうどコロナぐらいの時だったんですけど
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
そこから今どんどん僕らのグループも含めてこういう遺伝子の多形があると
南朝が起こるでしょうということを報告しつつあって
それをじゃあ今は遺伝子資料を使ってどんどん改善していこうというフェーズになりつつありますね
スピーカー 1
まあでもその神経つなぐっていうところだけだったらいいけど
そもそも毛の細胞はいないといけないとかなんかこう総合的にやらないといけないですねきっと
スピーカー 2
そうですねなんでセンサー判別ある原因の中から今は神経の伝達にアプローチすることはできてますけど
おっしゃったように乳毛細胞とかの根本的な細胞脱落とかを改善できるかといったらそれはまだできない
一応マウスレベルではできてるんですけど
マウスレベルだと本当にちょこっと再生できるかもねみたいな研究があるぐらいで
まだまだやれることはたくさんあるようなそんな分野ですね
スピーカー 1
そこのだから最終的に治療をするためにはこういう遺伝子をちょっと一時的に変えてあげれば
例えば毛が復活するとかそういう毛をやるって感じですかイメージとして
そうですね将来的には多分そういう風だったりとかあとは無くなった細胞を新しく作り上げる
スピーカー 2
実はその人で報告されている例で想定されているのが
その有毛細胞毛が生えている細胞の下にもいろんな細胞がいてなんか支えている細胞がいるんですけど
毛の生えた細胞がちゃんと立てるように生活できるように
スピーカー 1
まあまあそうですよね頭で言ったら頭皮みたいな細胞がちゃんと支えてる土台になってるみたいな
スピーカー 2
そうそう毛根を支えてるみたいな感じでそういう細胞に遺伝子を投入してあげることによって
新しく毛の細胞ができるっていうそれが人で実際やられた小さい集団ですけどやられた研究ではあるんですけど
スピーカー 1
臨床でやられてるんですかそれは
スピーカー 2
そうですね小さいパイロットスタディでやられてますね
スピーカー 1
へえすごいなそんなできるのは
スピーカー 2
まだそこはでも効率とかまでは分かってないんですけど
確か聞こえのレベルが10dBぐらいは改善したっていう風なので
スピーカー 1
へえあでも
スピーカー 2
まあ感慨ではないんですけどちょこっと改善している
スピーカー 1
へえすごいな
スピーカー 2
のでまあ効果はあるんだろうっていう
スピーカー 1
まああと効率とかその辺の問題ってことですか
スピーカー 2
そうですね効率だったりとかそのリスクベネヒットじゃないですけど副作用の有無とか
まだまだそこはいろいろ調べなくちゃいけないですし
じゃあ中長期的にどうなのかとか神経とのつながりはどうなのかっていうのはやっぱり
生きてる人だと分かんないので
なるほど
その辺は今後最適化していく必要はあるんですけど
第一歩はちょっと切れ始めてるっていうのが現状ですかね
スピーカー 1
へえそっかでもすごいですねなんか今まで不科学的だと思われたやつを直すっていうのは結構画期的ですね
スピーカー 2
そうなんかすごい夢があるというか
いや本当に
やっぱり今これあの僕が今の研究室ですごい問題意識として持っていること
私がやってるわけではないんですけど
この難聴って意外とアルツハイマーとかにすごくつながってるってことが最近言われていて
スピーカー 1
ああそうなんですか
スピーカー 2
そうなんですね
難聴を持ってる人を10年ぐらい追跡していくと
認知症だったりアルツハイマー病になるリスクというのが
難聴を持ってない人に比べて顕著に高いっていう研究結果が
スピーカー 1
へえ
スピーカー 2
かなりいっぱいあって50件ぐらい
ちょっと今メタアナライシスなんでざっくりとしか見てないんですけど
認知症のリスクが35%上がるとか
なんかのきなみ関連なしっていう結果もなくはないんですけど
おおむねいろんな国のいろんなサイズの研究を見ていると
そうやって難聴の症状を持っていると
そういう認知症のリスクとかアルツハイマー病のリスク増加につながるということが報告されているということで
スピーカー 1
えそれはあれですか遺伝的に難聴になる人ですかそれとも後天的に
スピーカー 2
これはちょっと混合ですね
なんでちょっとそこはちゃんと分けて解析されているわけではないですけども
おそらくその難聴が起こることによって聴覚情報が脳に伝わってきにくくなるとか
あとはちょっと社会的なコミュニケーションがちょっと難しくなるとかそういうことでつながってくるっていう
スピーカー 1
関係はしそうだなっていうのはわかりますね
スピーカー 2
なんでそういう意味でも難聴の治療だったり
疾患が発症するメカニズムの解明とかこういう遺伝子があると起こりやすいよということ
なんか最近だとそうやってエンタメ的に遺伝子検査できたりもするじゃないですか
スピーカー 1
あれはもう完全にエンタメだと思ってるんですけど
スピーカー 2
でもそのうちねそこにスッと難聴が起こりやすいかもしれませんよみたいな
スピーカー 1
いやでもそれどうしたらいいんだよって感じもする
気をつけて生活するしかないのか
スピーカー 2
そうですね大きな音量には気をつけながら音を楽しむっていうことが大事なのかもしれないですね
スピーカー 1
すごいですね実際やられてるのも今言ってたメカニズム系ですか
スピーカー 2
僕は今やってることをぼんやり話すと
スピーカー 1
あまり聞けないかもしれない
スピーカー 2
全然全然もうあともうちょっとしたらパブリッシュしなくちゃいけませんしね
それは置いといて聴覚情報が生物にとってどうやって扱われてるのかなっていうのをざっくりと研究していて
スピーカー 1
どうやって扱われてる?
スピーカー 2
どうやってだったりとかどのぐらい重要性を持っているんだろうっていう
例えばその難聴のさっきのアルツハイマーの話をちょっとしましたけど
やっぱり聴覚情報って脳においてもすごく重要な部分を占めてるからこそ認知症だったりアルツハイマーにつながるんだろうと
まだそこはちゃんと結びつきがあるわけではないんですけど
あくまで現象論として言われてるだけなので
なんですけど聴覚情報とは脳の正常な機能を保つために必要だろうというふうに
推測ができるのかなっていうふうに思うんです
じゃあ実際その聴覚情報が脳の中で同期音と連携してるとか
なんか最近あのポッドキャストで聞いた話だと
スピーカー 1
ポッドキャストで聞いた話
スピーカー 2
なんか音楽フェスにまつわる悲しい思い出を牛堂の匂いを嗅ぐと
その時の音楽フェスの鳥だったバックナンバーさんの曲と共に思い出すみたいな
なんかそういう現象があったりするんですけど
スピーカー 1
俺じゃん
これはアテシカっていう
スピーカー 2
アテクシの屍を超えてってっていう
スピーカー 1
っていうポッドキャストに僕がゲストで出させていただいて
ちょっとその時に話したんですよね音楽フェスの
ここではちょっとあえてあんまり言わないですけど
その時はでも聴覚情報がすごく記憶を呼び起こすのに重要なんじゃないかみたいな話を
なんか結構いろいろ出てて
聴覚どうなんだろうっていうのはあんま分かってないですけど
スピーカー 2
なんか脳に近いっていう話もそこでされてましたけど
スピーカー 1
どうなんですか?
スピーカー 2
音と記憶の結びつきも重要性の比較っていうのは難しいんですけど
感覚ごとに
嗅覚の方が強いとか聴覚の方が強いとかって言い切るのはちょっと難しいです
生物ごとにもちょっと違うのでなかなか言えないですけど
少なくても結びつきあることは分かってます
特にこの例で面白かったのが
音楽の思い出も一緒に多分呼び起こされてると思うんですよ
スピーカー 1
僕はバックナンバー聞いたらいろんなこと思い出しますよやっぱ
スピーカー 2
なんかそこの
例えばその牛丼の匂いで音楽の記憶も引き出されるみたいなことがあるとすると
そういう感覚と感覚の間の相互作用みたいなのも面白いなって思ってて
スピーカー 1
結構ある気しますね
僕面白いなと思ったのは
僕の声って青系ですよねって言われたことあって
なるほど
聴覚なのに識覚っぽい情報とちょっと結びついてそうとか
多分その逆とかなんかあるんじゃないかなっていうのはありますね
スピーカー 2
そうですねいわゆる共感覚って言われるような
スピーカー 1
あそうそう共感覚
スピーカー 2
そうでもその辺って現象論とか心理的心理物理学的なところではわかってるんですけど
じゃあなんか脳の構造として
なんかこのなんとかやとなんとかやがこうなってるからみたいな説明はできなくて
スピーカー 1
いやでも気になりますよね
スピーカー 2
そうなんですそういうところをちょっと
この聴覚を僕は今足掛かりに解明していけたら面白いなっていう風に思ってますし
そういう現象論と合わせて何か臨床における問題とかも解決できるような
なんかすごい就活のベースみたいになってますけど
スピーカー 1
いやいやでもおもろいっすね
それがなんかを聞かせてこう記憶を呼び起こすなり他の感覚を刺激するみたいなのが
本当にできるんだったら体験してみたいですよね
スピーカー 2
本当ですよね
だからそれこそ映画の体験とかも4DXとかも変わってくるかもしれませんし
今はもちろん聴覚四角でちょっと風とか吹いて触覚とかになるんですかねあれは
そうっすね
でなりますけどなんか音のバリエーションとかで表現が
証言の次元が増えるとかなんかあったら面白いなって思いますけどね
スピーカー 1
ああ面白いなあそれ
スピーカー 2
なんかそういうところねそういうところのなんか基礎的な
僕はもうベーシックなところを特にマウスとか細かい
マウスとかみたいに遺伝子とかの介入ができる動物を使って
なんか見ていけたら面白いかなっていう風に思ってるところです
スピーカー 1
なるほど面白いですね聴覚系の
なんかちょっと気になった難そうだなって思うポイント聞いてもいいですか
もちろんです
耳に何か入れるのってやっぱ難そうだなって思っちゃうんですよ僕
スピーカー 2
ああなるほど難しいと思います
スピーカー 1
さっきの抗菌薬溜まるとかはあったと思うんですけど
とはいえ耳だけに何かを送るとかウイルスベクターってどうやってやってるんですかね
スピーカー 2
ウイルスベクターは
注射してるんですかね
はい注射ですね
スピーカー 1
耳に注射してるってことか
スピーカー 2
まあ僕は医療従事者じゃないんでちゃんとした手術はわかんないんですけど
えっとある程度のとこまでは開いてそこで注入じゃなかったかな
コマクナイジナイ注入みたいな方法があって
スピーカー 1
カタツムリみたいなところに直打ちってことですか
スピーカー 2
そうですねそこにあのカタツムリの中にもいろいろな穴が空いてたりするので
そういうところからアプローチしていって
マウスでもやるので人でもできたはず
スピーカー 1
なんかそういうのでやってるのかなっていう
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
そんな気軽にできねえよなって思っちゃう
ああそれはそうですね
スピーカー 2
普通に予防接種とかあのインスリの注射みたいな感じではできないですねやっぱり
スピーカー 1
いや耳だもんなしかもなんかもう見すれないもんな
だからそういう結構高度な医療にはなりそうだけど
スピーカー 2
そうですねそこだけはちょっとなかなかっていう感じですね
スピーカー 1
まあでも治るってなったらやっぱりいいとなるか
スピーカー 2
そうですねやっぱり一度耳の中のダメージが
たまってさえ細胞が脱落とかしちゃうと治せないので
やっぱりその治る可能性があるっていうことだけでも
あると気持ちは変わってくるのかなっていうふうに思ったりしますね
スピーカー 1
なるほどどんぐらい毛が残ってるかとかって調べれるんですか
難しいですかねやっぱ
スピーカー 2
そうですねそういう研究あるのかもしれませんけど
どこまで毛が残ってたらちゃんと応答できるのかっていう研究とかもあるのかもしれないですけど
僕がやってた範囲だと設定10みたいなちゃんと毛が生えてるか
毛がなくなってるかもしくは変なのに生えてるかみたいなところの解像度しか僕はちょっとわからないですね
スピーカー 1
なるほどなんかそのうちどうなるかわかんないですけど
すっげえ技術進歩したらそういう毛がどんぐらい生えてるかとかなんか出てきそうじゃないですか
スピーカー 2
そういう検査とかなんかないかなそういう
今でも有毛細胞がちゃんと生きて活動してるかぐらいは
スピーカー 1
人間でも生理学的な検査でわかるんですけど
スピーカー 2
そこまでしなくていいです有毛細胞って自分で音を出してる
スピーカー 1
次音響放射という現象があるんですけど
スピーカー 2
ちょっとした音が多分僕らが認知できないレベルの音なんですけど
そういうのが少し出ていてその音があるかないかを調べることによって
有毛細胞がちゃんと毛の数までわかるわけではないですけどアクティブかどうかぐらいはわかる
そのぐらいの解像度ではちゃんと機能的かどうかわかるってことはできますね
スピーカー 1
でもそんなやっぱ分かってないことあるんですか
今聞いてても結構分かってるなと思ってるけど
その毛の生え方とかそこのスイッチがどうとかは結構まだ
スピーカー 2
そうですね あともう一個メジャーなブラックボックスというと
人のそういう内耳がどうできるのかってあんまり分かってない
スピーカー 1
どうできるっていうのは発声っていう意味ですか
スピーカー 2
そうですマウスとかだったら子供の時に解剖したら分かりますけど
人ってそういうことできないので発声があんまりマウスとかほどは分かってない
スピーカー 1
そうなんだ
スピーカー 2
そうですねイメージングとかももちろんできないので分かんなくて
なんで今はオルガノイド作りオルガノイドって出てきてますかサイエンマニアの中で
スピーカー 1
いや出てきてないかな
スピーカー 2
IPS細胞とかを使って5年くらい前のブレイクスルーで言うとミニのを作ろうみたいな
そういう小っちゃい臓器をIPSをベースに作ろうみたいな
そういう動きがずっとあってでいろんな臓器でそれをやられていて
スピーカー 1
なんかあの万博でも心臓っぽいやつ展示されてたみたいな
なんかありませんでしたっけあれ心筋シートか
スピーカー 2
ですかね僕万博行ってないんで分かんないですけど
スピーカー 1
僕は直接行ったけど直接見てないですけど確かなんか宣伝で
動く心臓のこうなんかミニ心臓みたいな見えるみたいな確かあった気がするんだけど
でもそういうやつに近いですね そういうイメージですよね
スピーカー 2
そうですね心筋もちろんそうやってパーツとして心筋シートだったり
膜膜式素上皮細胞とかのシートが臨床で今試されたりしてますけど
もうちょっと基礎的なベーシックサイエンスの側面で言うと
人のiPSを使って各臓器の発生過程をミミックしようみたいな
模倣してみようみたいなそういう動きがあって聴覚というか内視も
内視もちょっとそうですねなかなか多細胞系なので難しいと言われてるんですけど
だいぶその辺が模倣できるようになってきてるというところで
スピーカー 1
試験家とかシャーレみたいなのにちょっと耳の一部ができるみたいなイメージってことですか
スピーカー 2
耳の生えた細胞が生えてきてみたいな
すげえなそんなできるんだ
スピーカー 1
みたいですね
確かにそれだったら直接そこに何振りかければいいかとか分かりますもんね
スピーカー 2
そうですねだからこれからひょっとしたらストレプトマイシン飲むときにこれを一緒に飲むと
そういう薬剤性の難聴とか防げますよみたいなことがそういうオルガノイドとかを使って
ちっちゃい耳とかを使って分かってくるかもしれませんし
スピーカー 2
なんかそういうレベルの研究からもまだまだ分かることはいろいろある分野かなというふうに思います
スピーカー 1
なるほどな感覚器の研究って面白いですよね
すごい身近だし脳も関係してくるしあるあるみたいなことも結構あるし聴覚だと
そうですね
面白いですね
スピーカー 2
やっぱ僕らの生活に欠かせない感覚たちなので
スピーカー 1
いやそうそう聴覚なくなったらマジで困るもんな
スピーカー 2
やっぱなくなってからみんな困るんですよ
目も悪くなったらみんな嫌じゃないですか
スピーカー 1
本当にそうそうそう
目の方が話題にはなるじゃないですか
年取ったら老眼がみたいな
耳聞こえにくくなってくるものはあるか
スピーカー 2
そうですね例えばモスキートーン聞こえないとか
分かりやすい例で言うと
スピーカー 1
モスキートーン今聞いたら聞こえるのかな
しばらく聞いてないから分かんないけど
スピーカー 2
少なくても僕は聞こえないですし
一般的には20代を超えると
聞こえない
と言われてますね
スピーカー 1
じゃあダメか
しかも耳結構使っちゃってるもんな
そうですね
スピーカー 2
自分のケイ少なそうだなと思っちゃった
モスキートーン聞こえなくてもね
僕らの生活にそんなに支障はないんでまだいいんですけどね
他の姉さんとかピアノとか弾かれると思うんですけど
そういう辺の音域とかが聞こえなくなるとやっぱり困ってしまうと
スピーカー 1
ちょこちょこ僕のポッドキャストを聞いてくれてるから
めちゃくちゃ僕の解像度が高いっていう
スピーカー 2
ちょっと間抜けてますけど
スピーカー 1
いやでもそうっすね
しかもそれこそ音楽フェスとか行ってたから
音楽フェスとかも絶対耳良くないっすよあれ
スピーカー 2
そうですね 僕もライブ行った後に
耳が一時的に聞こえなくなるとかやっぱり経験してるので
スピーカー 1
そうそう耳鳴りしますよねめっちゃ
そう
あれ多分ダメだよなって
本当は
スピーカー 2
本当はやっぱり良くないですね
でもやっぱり僕とかも最善レスのスピーカーの前で
言いたいタイプなので
スピーカー 1
それは本当に圧感じるやつっすね音圧
スピーカー 2
自分の度にもそういう研究しなくちゃいけないなって
スピーカー 1
確かに確かに
治ったら治療はあんましたくはないけど
スピーカー 2
全然世界は変わる気がしますね
なんかライブ後でこれ取っとけばダメージは軽減されますみたいなね
サプリとか割ったらね今後優勝し
スピーカー 1
すごいなそれなんかもうみんな耳大切にしなくなっちゃいそうだな
スピーカー 2
逆に?
スピーカー 1
どんどんライブのボリューム上がってって
スピーカー 2
それも困る
スピーカー 1
それも困るな
スピーカー 2
そうですねということで意外と身近な耳ですけどやれることはいっぱいあるし
病気になると大変なので皆さんちょうどいい音量でサイエンマニアを楽しんでください
いやそうっすね
スピーカー 1
皆さんポッドキャストの音量気をつけてください
多分これイヤホンで聞いてる人もたくさんいると思いますけど
いきなり大きい声は出さないようにしますんで
スピーカー 2
そうですねここでレイサーがシャウとしたら大変なことになってしまう
スピーカー 1
そうそうそう多分もう聞かれなくなりますね
スピーカー 2
そうですね今収録してる僕の耳がまず最初にやられてしまうので
スピーカー 1
そうそう僕も自分の声の返しがあるから自分の耳も終わるんですよね大きい声出したら
大変
スピーカー 2
誰も得しないっていう
本当
スピーカー 1
いやーいやおもろかったですね大体話したかったやつ話せました?
スピーカー 2
あっはい十分ですもう十分すぎるぐらい
スピーカー 1
いやーなんかいろいろよく分かりましたすごい南朝に至るまでの話と
本当ですか
今後もとりあえずまた論文楽しみですね
スピーカー 2
そうですねこういう時に名前を公開してない特命でやってるあれだと
なかなか紹介できないところなんですけどね
スピーカー 1
論文出ても紹介できないな
スピーカー 2
そうですねなので最近はインプレスが一本あるんですけど
日本人がセカンドオーサーでいい感じの論文があったらそれですっていうふうに言ってます
スピーカー 1
あーなるほど
スピーカー 2
ジャンルも言わない
スピーカー 1
僕にはこっそり教えてください
スピーカー 2
もちろん
スピーカー 1
ありがとうございますなんかすごく今後も気になるなっていうジャンルでした耳について
ありがとうございます最後にちょっとあのポッドキャストの宣伝なりを最後にしていただけますか
スピーカー 2
ありがとうございます私はメインでやってるのがアメリカンナイトゴールドというポッドキャストやってます
一番初めにもお話しさせていただきましたけどアメリカ来てから変な人たちいっぱいいるので
その人の話をちゃんと聞きたいということで始めたポッドキャストで
アメリカ留学の経緯だったりとか留学中何をしているのかっていうのをいろいろ深掘りしていくポッドキャストです
緊急車の方もいっぱい出てますしそれ以外のご職業の方もいろいろ出ていただいているので
いろんな方に楽しんでいただけると嬉しいなというふうに思っています
スピーカー 1
どっかの回で僕の声がエロいっていうワンゲージを言ってる
スピーカー 2
そうですねいい表現です
あとねレイさんがXで厚生労働省のコロナ禍中の対応の話を取り上げてくださったりとかもしてましたけど
スピーカー 1
あーそうそうあれすごい面白かったですね
スピーカー 2
そうなんです厚生労働省の方で留学をして厚生労働省を辞めて
で去年の参院選今年か今年の参院選に出馬されたという方が身近にいらっしゃって
スピーカー 1
選挙出てる人いるっておもろすぎるだろうっていう
スピーカー 2
で僕らも知らなかったんである日ニュース見たら知ってる奴出てるって思って
スピーカー 1
いやーそんなことあるんだって感じですよね
スピーカー 2
そうですねそういうなんか面白い人たちのいろんな投稿を取り上げていこうというふうに思ってますので