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2025-11-03 16:41

63. 昔の映画上映は炎上しやすくて命懸けだったらしい。 #科学系ポッドキャストの日

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#科学系ポッドキャストの日 に参加しました!

11月のトークテーマ「トリビア」 ホストはサイエントーク

科学系ポッドキャストの日とは?:https://scien-talk.com/science_podcast/

Spotifyプレイリスト→https://open.spotify.com/playlist/0VXcho1KfS79fEPn0frZ5Z


参考文献

スパイス、爆薬、医薬品 - 世界史を変えた17の化学物質

ジェイ・バーレサン (著), ペニー・ルクーター (著, 編集), 小林 力 (翻訳)

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サマリー

このエピソードでは、映画上映の歴史と興味深い危険性について考察されています。セルロイドフィルムの可燃性やそれに伴う事故のリスクが取り上げられ、過去の重大な火災事件の例を通じて安全性の重要性が強調されています。以前の映画上映では、フィルムが非常に可燃性であり、技師が危険な状況に直面していたことが説明されています。また、フジフィルムの研究によって、1952年に新しい安全なフィルム素材が開発され、日本の映画産業は安全性の向上と共に成長を遂げています。

科学系ポッドキャストの日の背景
今回は、映画のトリビアについてお話ししたいと思います。
サイエンスポットは、最新の科学技術にスポットライトを当てるポッドキャストです。
ホストは、サイエントークのレンです。ということで、
今回のエピソードは、科学系ポッドキャストの日というイベントに参加しております。
こちらのイベントが、今月2025年の11月で3周年ということで、
ちょっとこのイベントについても最初にお話しして、
その後、このテーマに沿ったお話をしていきたいと思います。
この科学系ポッドキャストの日っていうのは、
何かと言いますと、2022年の11月10日からスタートした企画になってまして、
このイベントの言い出しっぺは僕になります。
で、これ何かと言うと、2022年の3年前のちょうど今頃っていうのは、
僕もポッドキャストやって1年ぐらい、1年過ぎぐらい経った時で、
何かやっぱ他のポッドキャスターとの横の繋がり欲しいなとはずっと思っていて、
で、かといって全員とゲストとしてコラボしたりとかしていくのも、
現実的に難しいなといろいろ思っていて、
そこでちょっと何か共通のテーマで話すみたいなのがあれば、
SNS上でちょっと繋がったりとか、
そういう交流のきっかけになるんじゃないかなというふうに思いまして、
じゃあ科学系ポッドキャストの日っていうことで日にちを決めて、
その日の周辺でみんなで同じようなエピソードを配信してやると、
何かちょっと盛り上がってる感じに見えるかなぐらいの最初の気持ちだったかなと思ってます。
あとはいろんな何ちゃら系の日みたいなやつができたりなくなったりとか、
ポッドキャストでたくさんしてるんですけど、
多分科学系ポッドキャストの日もはや最長のイベントなんじゃないかなっていうふうに思ってますね。
で、あとはもう一つ思っていたこととしては、
何か科学的な話題っていうのが、
何か一つのコンテンツで全部の領域カバーしたりとか、
全部の難易度をカバーするのが難しいっていうのが根底にあるかなと思ってます。
例えばめちゃくちゃ専門性の高いポッドキャストもあれば、
全然専門性がいなくて一般の人がより聞いてるポッドキャストもあるわけで、
そういったポッドキャストがいろいろ保管し合うことで、
全体として何か科学の話面白いよねみたいな雰囲気になってくると思うんですよね。
しかもあと科学系と言いつつ、
正直僕は科学に関係ない人一人もいないと思ってるんで、
誰でも参加できるようなイベントっていうことで名誉っていけば、
どんどんどんどん横の繋がりとか広がっていくし、
リスナーさんとかもそういうのがあるんだっていうので、
他の番組を聞くきっかけになるんじゃないかなという狙いがありました。
それは今まで続いてきてるかなというところですね。
あと何で11月10日にやろうと思ったのかというと、
これユネスコ世界科学デーっていうのが一応ありまして、
大体毎日何かの日ってあるじゃないですか。
若干こじつけではあるんですけど、
世界科学デーっていうやつがあるので、
じゃあもう10日っていうことで、
毎月10日ぐらいに合わせてみんなで配信していきましょうっていうイベントになりました。
歴史的には最初はもう10日で同時みんな配信とか言ってたんですけど、
ちょっと1日だけ配信日だと合わせるの難しいんですよね。
だから最近は結構1日から10日の間ぐらいに配信してくれればOKですっていうことで、
SNSでハッシュタグ科学系ポッドキャストの日っていうものが生まれたりとか、
あとはSpotifyでプレイリスト作ったりとかもしましたし、
去年とあと今年もですけど、
リアルイベントで科学系の番組が集まるっていう機会も何回かちょっと僕、
いろいろちょっと言い出しっぺとしてやりつつ、
イベント企画とかをやったりもしました。
その記念すべき3周年ということですね。
トリビアアワードの企画
スタートした番組としては僕がメインでやっているサイエントークっていう番組の方でやっていて、
今月はトリビアというテーマを設定させていただきました。
これ何でかっていうと、ベースはちょっと僕がサイエントークでずっとやりたいなと思っていた企画が、
トリビアアワードっていうのを考えていて、
これ何かっていうと、一つのポッドキャストでいろんなポッドキャスト番組を作って、
リスナーさんとかがちょっとした小ネタとかを出し合って、
一個のエピソードとかにまとめるってやると、
結構大会っぽくなって面白いんじゃないかなっていうのはずっと思ってたんですよね。
それをサイエントークでちょっとやりたいなと思ってたんで、
トリビアって何だろうな、ちょっと役に立たない無駄知識だけど何かおもろいみたいな、
そういう小ネタをちょっと集めてみると面白いかなっていう僕のアイディアでちょっとやろうかなと思いました。
なのでちょっとトリビアっていうテーマを設定して、
割と何でもいいですけどね、トリビアっていうと。
ただ、それ意外と知らんかったわみたいなやつが僕は欲しいなっていう思いでやってます。
で、ちょっとこれ僕収録してるときはまだトリビアアワード、
全然収録前なんでどうなってるかわかんないですけど、
結構50個近いトリビアが送られてきてまして、
それをちょっと審査したりとか、審査って言ってもいろいろ聞いてワーワーリアクション取ったりとか、
あとはリスナー投票とかもしたいなとも思っていますので、
そちらもぜひ楽しみにしていただきたいですね。
で、この番組サイエンスポットの方は、この番組は僕が日々ちょっと関心があるニュースとかをただただ好きなように喋ってるだけの番組なんですけど、
せっかくならなんかちょっとトリビアっぽいことを話したいなと思っていて、
で、何話そうかなーっていうのがあったらいいなと思っています。
昔の映画上映の危険性
これ本当に言葉の通りで、昔の映画上映ってめちゃくちゃ危険だったんですよね。
これどういうことかと言いますと、
初期の映画のフィルムの素材に原因があって、
これセルロイドっていう化学物質の名前ですね。
正式な名称はセルロースナイトレートっていう小酸セルロースっていうやつなんですけど、
これが一応フィルムの素材として使われてました。
映画って光を最初期の時はフィルムに通して、
その通ったものがスクリーンに映されて見るみたいなものですけど、
丈夫であるかどうかとか、あとは巻き取ってくるくる回して映像に見せるっていうので、
柔軟性とかも重要だったみたいですよね。
その時に選ばれたのがこのセルロイドっていう物質になっています。
他にいいものが当時はなかったからこれ使わざるを得なかったんですけど、
これ結構危ない物質で、今で言ったら本当に可燃性の爆発物を扱ってたっていうことなんですよね。
そもそも小酸セルロースって火薬として利用されてきたみたいな歴史もあって、
熱とか静電気とかちょっとした摩擦とかが加わるだけで爆発する危険性があるというものなんですけど、
しかも時間経過でその辺に置いといたりすると徐々に劣化して、
さらに不安定になって熱源がなくても自己発火するっていう危険性も持ってます。
だから乾燥しちゃうと勝手に爆発する、爆発するとか火が出るっていうものなんですよね。
だから湿らせておかなきゃとか当時やってたみたいですけど、
それを使ってたのすごいなっていうのと、
あともう一つややこしいのが消火がむちゃくちゃ難しいってことですね。
なぜかというと火が燃えるときって周りにある酸素が反応して火がどんどん大きくなっていくっていう、
酸素が必要になるわけですけど、
小酸ってこの分子の中に酸素を持っているみたいなものなんですよね。
なので自分で酸素を持っているものが燃えるものに反応して、
だから通常の二酸化炭素とかそういう消火器みたいなやつって消せないんですよね。
だから大量の水をとにかくかけるっていうことでしか消火できないっていうもので、
結構消火が難しいっていうふうに言われてたりもします。
しかも燃えると、ノックスとか言いますけど危ない窒素の酸化物っていう油断物みたいなものが燃えるんですよ。
周りの人は中毒症状になったりとか、いろいろ良くないことばっかりなんですよね。
っていうものを映画のフィルムに使ってたので、
当時映写する技師の人とかはくるくるくるくる映画のフィルムを回したりするわけですけど、
普通に静電気発生するリスクとか、
あとは普通に回さないといけないんですよ。
そういったことがあって、
映画のフィルムに使ってたので、
くるくるくるくる映画のフィルムを回したりするわけですけど、
普通に静電気発生するリスクとか、
あとは普通に摩擦のこの熱で燃えるとか、
そういうリスクがめちゃくちゃあったらしいんですよ。
実際に事件も起きてて、
例えば1897年、これパリの映画館で映画上映中にフィルムが燃えちゃって、
これ100人以上が亡くなるっていうすごい大きい事故が起きたりもしてますし、
1937年はアメリカでこのフィルムを保管してる施設が猛暑ですごく熱くなっちゃって、
このフィルムが発火してすごい大規模な火災が起きて、
映画の危険性と対策
いろんな歴史的な作品が失われたって言われてたりもします。
当時はこれ用の対策っていうのも映画館側であんまりしてなかったらしくて、
こういう事故が起きちゃうんで、どうしたかというと、
映写室を観客席からなるべく離して、
ちっちゃい密室にするっていう対策を取るんですよね。
これをすると一応もし燃えちゃっても炎はそんなに広がらないし、
有毒ガスが漏れることもあまりないっていうことにはなるんですけど、
結局そのフィルムを扱う技師の人は何ですかね、
もう生贄になるわけですよね。
めちゃくちゃ危ないっていう状況は変わらないと。
そういう昔のフィルム危なかったよっていう話はありつつ、
これ結構戦後の日本で研究でこの問題を解決したっていう歴史もあって、
それがフジフィルムですよね。
フジフィルムがめちゃくちゃ活躍していて、当時政府からお金の支援とかを受けて、
新しい安全なフィルムの原料っていうのを研究していきました。
そこでセルローストリアセテートっていう、また別のさっき言ったような燃えるとか、
そういったものがないような新しいフィルムの素材っていうものを作って量産化するっていうことを
これ日本でやっていて、1952年ぐらいにこれ結構確立されたみたいなんですよね。
そこからフジフィルムがどんどんフィルムを新しい素材に置き換えていって、
日本の映画産業は結構安全な状況ですごく大きいビジネスになっていくっていう、
そういう歴史があるんですよね。
っていうこの映画フィルム一つ撮っても物質の歴史とかすごい面白いなっていう感じですけど、
今回の話は映画のフィルム、昔は超燃えやすくて危なかったっていうトリビアでした。
ポッドキャストの成長と展望
すごいコンパクトなお話ですけどね。
このセルロースの歴史とかもいろいろ調べたら面白いんですけど、この辺に今日はしておきます。
ということで、こういうちょっとした小ネタトリビアみたいなやつがたくさん集まってますんで、
ちょっと再演トークの方も11月10日に向けて配信されると思いますので、
そちらも楽しみにしてもらえると嬉しいなというふうに思ってます。
あとはちょっとそっちでも話すかもしれないですけど、科学系ポッドキャストの日っていうイベントで、
毎月ですね、結構平均したら20番組ぐらいは毎月参加してるんじゃないかな。
多い時30何番組とか参加してたりもするような企画なので、
すごく参加してくれて嬉しいなというふうに思ってますし、
これは本当に僕だけだったらこんなに絶対続いてないんですよね。
毎月いろんなホストさんが準備してくれたりとか、テーマ考えたりとか、
あとは奏でる細胞の達さんとかは結構裏方でいろいろやっていただいたりとかしていて、
初期の方から参加している番組さんもたくさんいらっしゃるんで、
改めてありがとうという気持ちは伝えたいですね。
ここから4年目に突入していくということで、
この科学系ポッドキャストっていうのがあるよっていうのはいろんなところで、
メディアなりちょっとしたインタビューなりでもちょこちょこ僕は言及したりしていて、
なるべく新しくポッドキャスト始めた人とか、
ポッドキャストやってるけどどうやってモチベーション頼もったらいいかわかんないみたいな人とか結構いたりして、
僕はそういう人たちの一つの頼れる場所みたいなものになったらいいかなと思ってるんですよね。
一人で全然自己完結しているっていうポッドキャストはそれでいいと思うんですけど、
僕的には何もしなかったら聞かれる人も増えていかないと思うし、
やっぱりリスナーさんをもっと増やしたいみたいな人が、
ここに参加してみたらちょっと増えるかもしれないみたいな場所があってもいいんじゃないかなっていう思いで、
本当にやってます。これはもう僕が初期の頃にどうしたらいいかわからんみたいな、
SNSはとりあえずやってたんですけど、
ポッドキャストのリスナーどうやって増やせばいいんだろうなっていうので、
いろんな試行錯誤をして結果こういう枠組みがあったら、
いろんな人にとってもメリットがあるんじゃないかなっていう思いでやってるつもりです。
なので参加する側は正直デメリットはないんじゃないかなって思いますね。
なんかちょっとブランディングがどうだみたいな感じの方は、
もしかしたら参加しにくいかもしれないですけど、
参加することによるデメリットは僕はないと思ってますね。
多分番組によってついているリスナーさんも違いますし、
やっぱりあの人気がある番組さんも多分デメリットはないと思うんですけど、
やっぱりあの人気がある番組さんもいくつか参加してくれたりとか、
そこからの人の流入とかもあったりするので、
リスナーさんにとってもいろんな番組聞きたい人って結構いると思うんですよね。
なのでそういう人たちがここを見たら何か見つけられるなっていう風になっていくのが理想だなと思ってます。
なのでこの企画は全然これからも楽しく続いていくことを僕も願ってますし、
僕にできることは色々やっていこうかなという風に思ってます。
なのでぜひこのエピソード聞き終わった後もプレイリストを作ってたりとか、
あとはXの方ですね主に、
ハッシュタグ科学系ポッドキャストの日で検索してもらえると、
たくさんの番組が今月も参加してくれていると思いますので、
改めてこれからもよろしくお願いします。
ということで今回サイエンスポットは最新の科学ニュースでは今日はなく、
ただのトリビアでしたけども、
一応日本語と英語で配信をしている番組になってます。
もしポッドキャストを聞いて、
今日のやつに関しては知らなかったという感想があったらぜひぜひ送ってもらえると嬉しいです。
ハッシュタグサイエンスポットで投稿していただけると嬉しいです。
それではまた。
16:41

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