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2025-04-28 08:09

SBCast. Ch2 #084 理事 高見知英/活動を始めたきっかけ

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椋木さんと、私高見が地域活動を始めたきっかけについての話を行ないました #NPO

サマリー

このエピソードでは、ITコミュニティへの参加を通じて地域に根ざした活動の重要性が述べられている。特に、地域においてIT知識を持つ中間層の必要性についての理解が深まっている。

地域におけるIT活動の原点
高見知英
SIDE BEACH CITY.の今をお伝えするSBCast. Ch2。
今回は椋木さんにいろいろとその他聞いてみたいことというテーマで質問を受けていきたいと思います。
椋木さんどうぞよろしくお願いいたします。
椋木大介
よろしくお願いいたします。
高見知英
よろしくお願いいたします。
それでは早速いろいろと課題についてとか、
あとは活動についてとかいろいろと質問を受けてまいりましたけども、
それ以外に聞いてみたいことというテーマでお話を伺えればと思います。
いかがでしょう。
椋木大介
今までいろんなことをお伺いして、
精力的に活動されて、
特にプログラムIT関係とされているんですが、
そもそもそういったことをお仕事だけじゃなく、
こういったSBC.に参加してしようというきっかけになったところを教えていただければと思います。
高見知英
やっぱりこういうような活動を始めたきっかけとしては、
もともと自分自身はITコミュニティにかかわってたりはしてたんですが、
そういうような活動が結局ほとんど東京に行ってしまわなければいけないというところがあったんですね。
じゃあ東京に行かないでそういう場所があるのかっていうと、
地域コミュニティは確かにあったものの、
地域コミュニティではそもそもそういうような話ができない。
話せる内容が本当に地域に依ったものになってしまって、
ITの話なんかとてもじゃないけどできない。
プログラミングの話はできないし、
最近のサービスについてツールの話もできないし、
あとはこういうようなものがあるよ、こういうものの使えるように見つけたよって話もできないし。
それで結構やっぱりITコミュニティに、
ITで活動する、いわゆるパワーユーザーとか言われる、
ITをよく使うような人たちがいやすい社会じゃなかったなっていうふうにすごく思ったんですね。
そういうような場を作ろうと思うと、
やっぱりじゃあもっとしっかりと地域に関わっていくしかないなっていうふうに思ったというところが、
まず原点かなと思ってます。
椋木大介
地域の中にそういうITの、私もIT系の会社にいましたけども、
そういう会社じゃなくて地域の中にそういうコミュニティがあればいいなっていうところですかね。
高見知英
自分自身、仕事としてはフリーランスとして活動しているというところもあって、
やっぱり一般的な企業に勤めていらっしゃる方は、
居場所の選択の一つとしてあり得るはずだった企業というのはコミュニティがないので、
そうなると、とにかくやっぱり地域でフリーランスの人が話し相手を探すってものすごく大変だなっていうふうに思っているんですね。
椋木大介
なるほど。
高見知英
本当に地域に密着して、本当に地域のことなんでも話せる。
たとえばご近所のラーメン屋さんがね、とかいう話に的確に応対できるとか、
そういう人だったら全然それでもいいんでしょうけども。
でもそうじゃない人、どちらかというと、活動の軸足がインターネット側にあるといいますか、
インターネットで情報を取得するのが日常にある人っていうのは、
本当に地域に行って話せる内容がすごく限られてしまうなっていうふうに思います。
中間層の居場所の必要性
高見知英
せめてじゃあそういう人が地域に行って話をする場所がないかどうかっていうふうに思ったっていうのがありますね。
椋木大介
なるほど、こういう仲間のコミュニティを求めるときって、
IT系だと結構インターネット上で、日本地域に限らずとか、世界限らずとか、
そういったふうに求める傾向があるかなとも思うんですが、
地域にそういった人、仲間がいるってことは結構重要だというところでしょうか。
高見知英
そうですね。やっぱりITコミュニティについては、
自分自身本当に前に会社にいたところから、2000年の頭の頃からずっと関わっていたので、
やっぱりそういう場所にも自分の行くところあるな、話せるところあるなっていう感じはするんですが、
そこは自分自身がそこまで技術職で仕事をしたわけではないのでっていうところも大きくて、
やっぱりなかなか、じゃあ技術専門的な知識を持っているかっていうとそこまででもないし、
複数人で仕事をするような、運用するようなプロダクトを作ったことがあるかっていうとそんなことないし、
ITコミュニティの人たちと会話に混ざれるかっていうとそうでもなかった。
椋木大介
なるほど。
高見知英
だからやっぱり、今って本当にそういう中途半端に知識を持っている人の居場所がないっていうところが大きいのかなって思ってて。
地域に密着してて、ITとか詳しくないんだけども、
自分たちにやりたいことはやれてるっていう人たちは地域に居場所があって、
IT知識が十分にあって、自分たちでやりたいことはなんでもだいたい自分でできるっていう人たちは、
やっぱりITコミュニティに場があって。
でもどちらもある程度できる。
ITは使えるし、プログラミングもできるけどそんなに得意ってわけじゃないしっていうような人には、
今のところ居場所がなかったなっていうふうに思うんですよ。
だからある程度できるっていう人が、もっと居やすい場っていうのを作っていかなければいけないんだろうなっていうふうに思いました。
椋木大介
本当に専門職でその道を極めたような人たちと、そうじゃなくて地域で活動をかけなくしている人たちの間の立ち位置みたいな、
そういったところの居場所っていうところがあってほしいって、そういうことですかね。
高見知英
そうですね。やっぱりそういう中間層的な人が居られる場っていうのが全体的に少ないなっていうには思います。
ITの分野でもそうですし、何かものを作る、実際にデジタルにものづくりをする。
たとえば今回SBCast.の本編のほうでも紹介しているFabCafeのようなものづくりの活動をしている人たちのところもそうですし、
いろんな分野ですごく知ってる人の居場所はあって、全く知らない人の居場所もあって、
でもある程度知ってるんだけどそんな詳しくない人の居場所って意外とないっていうような状況は、
どの分野にいても結構そうなんじゃないかなっていうふうに思ったりはします。
だからそういう場を作りたいなというところではありますね。
椋木大介
なるほど。完全に知らない人と、完全なプロフェッショナルの中間のところっていうところですね。
高見知英
そうですね。だからそういう場を作るために。
自分自身がどんなところのコミュニティでも作れるかというとそんなことはないんですけれども、
じゃあせめてITコミュニティは自分たちがなんとかする。
であればそれについて他の分野の人たちは、じゃああの人の真似をすればいいんだっていうふうに思ってくれるかもしれないですし、
場合によっては自分たちが可能だったら途中まではお手助けするとか手助けすることができるかもしれないですし、
そういうようなことをやっていければいいなっていうふうに思いますね。
椋木大介
なるほど。
高見知英
それではこんな感じで、そのほかの活動の原点についてということで、
椋木さんから質問を受付いたしました。
椋木さんどうもありがとうございました。
椋木大介
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
08:09

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