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高見知英
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY. 内部の活動をお伝えする、SBCast.. Ch2。
島田効太朗さんの自己紹介
高見知英
今回は、島田効太朗さんにお越しいただいて、お話を伺っていこうと思います。島田さん、どうぞよろしくお願いいたします。
島田効太朗
よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いいたします。それではまず簡単にではございますが、自己紹介という形で進めていきたいと思います。
まずは自己紹介をお願いしますでしょうか。
島田効太朗
はい、私、SBC.に改めて正会員として加入させていただきました。島田効太朗と申します。
もともとはですね、SBC.とチームを組んでいる参加団体のCode for Hodogaya 保土ケ谷市のまちづくりエージェントの副代表として、
IT教育だとか、農業との関わりだとか、VRだとか、その最先端の技術をですね、教えるという形で参画させていただきました。
過去の経歴としてはですね、私、18年間ウェブエンジニアとしてのITの経験がございます。
主に画面を表示させるこのフロントエンドというものですね。皆さんが見ている画面だとか、裏側で情報が金融だとか個人情報だとか、そういったものが回っているバックエンドを担当させていただいて、18年間やっております。
例えば具体的に言うと、アプリケーションインターフェースといって、Googleの決済だとか、例えばショッピングサイトにAmazonの決済仕様を追加したりだとか、拡張機能みたいなものを組み込んでいったりだとか、今トレンドである生成AIを導入したりだとか、そういったものをPythonだとかJavaScriptというもので開発をさせていただいております。
ここ3年、フリーランスとしてエンジニアとして活動しながら、農業も一緒にやりながら、今のキャリアを積んでおります。以上です。
高見知英
Code for Hodogayaの副代表として活動するほか、以前まではプログラミングでのアプリケーション開発なども行っております。ありがとうございます。
Code for Hodogayaは、こちら横浜市ホドガヤ区の活動団体ということで、常々自分たちのSIDE BEACH CITY.でもいろいろと関わってまいりました。
なので、今回SIDE BEACH CITY.のほうに本格的に関わっていただくということで、よろしくお願いします。
この活動についてプログラミングをするほかに、農業にも関わっていらっしゃるということで、最近は本当に農業とプログラミングというのをどうやって結びつけようかという話題がよく出てきてはいますので、ひょっとしたらご存知の方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
農業とプログラミングの結びつけ
島田効太朗
そうですね。キーワードとしてはIoT、インターネットオブシングスといって、例えば土壌の温度だとか湿度だとかpH数だとかを測定して1年間計測して、
AIに予測を立てながら最大の収穫量を出すような、そういうようなトレンドがどんどん今データが積み立てられてきて、確立しそうな流れになっております。
高見知英
ありがとうございます。本当にこういう分野って、ITとは時間の流れが若干違う。栽培されるものが6ヶ月ぐらいとか12ヶ月単位とかになってくるのに対して、ITって日に日に変わっていくっていうものになるんですね。
そうですね。
歩調を合わせるのがなかなか難しいっていうのはよくあります。
島田効太朗
はい。ずっと文明の流れを見ると、例えば治療文化から農耕文化になるまで数百万年かかって、農耕文化から今の経済文化に発展するまでは数千年かかって、今のITが発展して、これからAIに入ってくるまで10年とか5年とか、
どんどん革命のスパンが狭まってきてるんですね。そんな中で人間は成長していかなきゃいけない。例えばこれから話す高度IT人材に成長していかなきゃならないって思うと、すごい大変な世の中になってきたなとは僕はすごい実感しながら思ってます。
高見知英
そうですね。あとは本当に農業、時間がすごく開発のスパンが短くなってくる中で、それでも時間の長めな農業というものと同期を取っていくっていうのは、やはり農業経験者ならではの感覚っていうのは出てくるのかなというふうに感じますね。
島田効太朗
そうですね。例えばITエンジニアだと、JavaScriptっていう言語を学ぶのに例えば4年ぐらいかかるんですけども、本格的に私の知り合いの足利でトマトをやっている農家の父の友達だとか、やっぱり30年かけてようやく足利ブランドのトマトがおいしく出荷できるようになったっていうぐらいのスパンなので、
かなり分野によって変わってくるんじゃないかなというところはありますね。どうやってギャップを埋めていくのかなっていう技術もすごく大切なんじゃないかなと、今気づきました。
高見知英
本当にその通りだなというふうに思います。ありがとうございます。
島田効太朗
ありがとうございます。
高度IT人材の求められる現状
高見知英
そのほか、先ほどお話のあった、例えばプログラミングの習熟に関する、学習に関する分野についての活動についてもちょっとお話を伺えればと思うんですけども。
島田効太朗
はい、IPAという日本情報推進機構さんっていう、IT業界の人はご存知だと思うんですけど、ITパスポート資格試験とか、基本情報処理技術者試験っていう、エンジニアになるための登竜門のような試験があるんですけども、
そこの組織がやっぱり提供してるのって、今までアウトソーシングとかで、外国の安い賃金の方々に、この簡単な作業お願いしてよとか、その方を雇って日本に来て、簡単なITの処理の作業をしてもらおうっていう時代から、時代がもう円安になってきたところと、
結局コミュニケーションがすごく難しかったっていうところから、日本国内で高度なIT人材を作ろうという経済産業省の政策が出ていて、高度IT人材になる基準というものができ始めてきました。
また、近年コロナがあったので、デジタルトランスフォーメーションって、皆さん多分DX化DX化って結構新聞とかで騒がれてると思うんですけども、それって基本的にはデジタルを使ってお客さんのターゲット層を変えて新たに収益を得たりとか、
例えば人がいない田舎のコンビニだとか、身近な例で言うと田舎のコンビニの自動化だとか電子決済システムだとか、そういったデジタルトランスフォーメーションの実現にですね、やっぱり日本人じゃ消費高齢化でまた前にないので、人材不足してると。
横浜市も積極的に調べたら活動してるっていう情報があって、海外から人材を取り入れようという動きになっておりました。話を進めても大丈夫でしょうか。
高見知英
だいたい詳しい話はまた次の機会にもしていければいいかなというふうに思います。本当にやっぱりDXについては自分たちSIDE BEACH CITY..にも中心となって活動しておりますので、そこでいろいろとお互いに力を出し合っていければいいかなというふうに思っております。
島田効太朗
そうですね。その中でですね、ちょっと一個ハードルが高く世の中になってしまって要求されているものっていうのが、高度IT人材になる人材が欲しくて、基本的にプログラミングガチガチとか書けるような人材は海外でも可能とか国でも可能とかってなってるんで、
スペシャリストを求めてるっていうところが結構大きな課題となっております。
具体的には例えばITのセキュリティのスペシャリストとか、お客さんからDX化したいっていう話をして、具体的な提案をできるITストラテジストとか、
あとはもう本当に最新技術ですね。VRとかARだとか、生成AIっていうものを作れる人。そういったものの人材を今欲しがってるっていうのが現状ですね。
それをSBC.で作っちゃおうじゃんみたいな感じで、今までこのCode for Hodogayaはあったんですけども、もっといろんな人に幅広く伝えたいっていう思いがあります。
高見知英
ありがとうございます。それではまたそちらについて詳しくは、次回以降にお話を伺っていければと思います。
今回は島田さんにお話を伺いました。島田さんどうもありがとうございました。