高見知英 山口良介 {openStarringSelector = false;})" wire:loading.class.remove="cursor-pointer" wire:loading.class="cursor-wait" aria-label="Relate starring"> 高見知英 {openStarringSelector = false;})" wire:loading.class.remove="cursor-pointer" wire:loading.class="cursor-wait" aria-label="Relate starring"> 山口良介 00:05 高見知英 SIDE BEACH CITYの今をご紹介するSBCast Ch2、今回は高見と山口がお送りいたします。よろしくお願いいたします。 山口良介 よろしくお願いします。 高見知英 それでは今回は前回に引き続きという形で、山口さんにお越しいただいているんですが、そもそもNPOとはなんなのかというところからわからない方もいらっしゃると思いますので、 そこについても復習という形でお話ができればと思いますが、NPOとはそもそもどんなものなんでしょうか。 山口良介 いくつかあるんですが、大きくは法人か法人じゃないかっていうのは大きな違いかなと思います。 NPOと言っちゃうと、その名の通りですね、Nonprofit Organizationなんて組織、団体も含めて有志のものであればいいですし、サークル的なものでもNPOと名乗ることができますよね。 ただ法人ってなんとですね、僕もこれ設立したからわかったんですけど、特定がつくんですよね。特定非営利活動法人って名前になりますね。 なので、非営利活動を特定した法人という意味なんですよ。 特定というのは、活動を特定することなんですよ。 つまりSIDE BEACH CITY.であれば事業が3つ大きくあるんですけども、その3つに関して3つを特定して活動しなさい。 NPOです、法人ですっていうような定めがつけられてるということになりますね。 高見知英 ありがとうございます。 それを特定するっていう意味で、特定非営利活動法人になるんですね。 山口良介 そうですね。横浜の場合は横浜市に認証してもらうんですけども、 私たちはその3つの分野で非営利活動をしますよっていうのを横浜市に申請をして、 それであなた方やっていいですよっていうふうな認証を受けて、 初めて特定非営利活動法人という名前をつけられるという特徴もありますね。 他の団体と企業とも違う点としては。 高見知英 そうですね。ありがとうございます。 その市に認められるっていうところが、他の法人とはすごく違うところになってくるかなと思うんですけども、 この市に報告っていうのも必要なんですよね。 山口良介 そうですね。NPO法人には他の法人と違って義務付けられてることがあって、 03:03 山口良介 先ほども言ったとおり、市が認めてもらわないと設立できません。 同時に市のほうに、例えば役員の状況はどうなのかとか、財政状況ですね。 さらに活動内容を報告する義務があります。 役員の変更も横浜市のほうに報告する義務がありますね。 ちなみにこれ横浜市だから市ですけど、他の都市だったら違う可能性もあるので、 横浜の場合は横浜市がそれを受け取ってるっていうことになりますね。 高見知英 やっぱりSIDE BEACH CITY.に関わっている団体の中でも、 他の行政市とか東京とかのNPOという方も関わってますし、 そういう人たちはそれぞれの自治体で、 認可をもらって活動してるNPOになるんですね。 山口良介 そうですね。 高見知英 ありがとうございます。 山口良介 続いては、企業からの印象とかそのあたりも聞いてみればと思うんですけども。 そうですね。すごくよく聞かれるのが、いわゆる儲かっていいんですかとかですね。 全部無料なんですよね、みたいな。 そのへん偏ったことを聞かれるので、 ちょっとここも説明しておいたほうがいいかなと思いまして。 儲かっても大丈夫なんですかみたいなこと言うんですけど、 基本は会計処理上は別に利益を出しても構わないというふうにはもちろんなってます。 厳密に言うと、事業をきちんと非営利活動とそれ以外の活動とちゃんと分けてやってくださいねというふうに言われてるので、 もちろん非営利事業ではその名の通りあんまり利益が出ない構造になるはずなんですね。 でもそうしたらいつまでもジリ貧じゃないかって言われるんですけど、 例えばその他の事業で収益を出すこともできますし、 その収益を出たお金をある程度従業員に還元することもできます。 唯一できないのが役員にそのお金を還元することができないという認識ですね。 ごめんなさい、すごく詳しい人がいる。 士業の人とか詳しい人がいて、僕と言ったら全然間違ってるかもしれないけど、大まかにそれで合ってると思いますね。 もう一つはよく無料とかね、ボランティアが便利なんですよねみたいなこともよく言われるんですけど、 ボランティアって言葉が、ただ働きっていう印象がすごく日本を強くて、 06:01 山口良介 これも良くないなと思うんですけど、ボランティアって基本的には自分で進んで、自ら進んでそれをやるっていう意味なんですよね。 なので、他の法人ってどっちかっていうと働かされてると言うんですけど、 給料をもらう代わりに働くっていうようなイメージがあるんですけども、 そもそもNPOっていうのは自分たちがこういうことを、社会課題があってこういうことに取り組みたいから積極的に自分たちで声を上げて、 体も動かしてやるっていうところが、他の企業に比べてモチベーションがちょっと違うのかなっていうふうなイメージがあると思うんです。 高見知英 ありがとうございます。そのほか会員との関係性とか、会員っていうのの立ち位置についてもちょこっとお伺いできますか。 山口良介 会員はイコール、実は社員という意味なんですね。 株式がしてると株主みたいなイメージなんですけれども、会員の条件を満たして会員に入ると、その法人の運営に関わる議決権を1票もらえると。 その会費の高い安いに関係なく1票がもらえるっていう意味ではちょっと株式と違うんですね。 株式の場合は株式をいっぱい持ってる人が議決権も多く持つっていうふうなことになると思うんですけど、 NPOに関しては会員が1票ずつ持っていて、それぞれがその法人の運営方針だとか、役員に関してちゃんと議決権を持っていて、 異議申し立てができるっていうのがポイントかなと思います。 高見知英 ありがとうございます。 実際そうですね、毎回こちらSIDE BEACH CITY.だと割と9月の中旬にやりましたけども、 総会をやったり、総会でいろいろと話し合いをしたり、こういうふうにやりますと新しい要望とかも結構寄せられたりとか、いろいろ話し合いしてしまいましたもんね。 山口良介 そうですね。もちろん一般の企業は株主総会という形でそれをやってるんですけど、 さっきも言ったとおり、マイノリティはどうしても意見が通りづらいという状況です。 NPOは平等に意見が通るというふうな仕組みになっています。 高見知英 ありがとうございます。これでNPOというものの形が見やすくなってきたんじゃないかなと思います。 ありがとうございます。 それでは今回はそういうところで終わりにしていきたいと思います。 今回どうもありがとうございました。 山口良介 ありがとうございました。 高見知英 ありがとうございました。