横浜すごろくの背景
高見知英
SIDE BEACH CITY.での内部をお伝えする、SBCast. Ch2。
今回はSIDE BEACH CITY.でやりたいこと、佐藤さんに引き続きお話を伺えればと思います。
佐藤さんどうぞよろしくお願いいたします。
佐藤勇
はい、こんにちは。
I LOVE YOKOHAMA代表管理人をしております佐藤勇です。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
高見知英
はい、どうぞよろしくお願いいたします。
はい、それでは今回SIDE BEACH CITY.でやりたいことの2番目ということで、
横浜すごろくにまずはお伺いできますでしょうか。
佐藤勇
はい、そうですね。
先ほど、前回の録音で横浜のかるたということでお話をしました。
今回横浜すごろくと書いてありますが、正式な言い方としてはバスすごろくという言い方をしております。
これも実はコロナ禍で生まれた企画でございまして、
なかなか外へ出れない中で遠くへ行けないという中で、
できる限り今だからこそ地域を楽しもうじゃないかというときに、
横浜のバスを通じて楽しめる場所というのは横浜市内にも各所いっぱいあるというところで、
そのバスというものを使ってもっともっと横浜の奥地、深いところまで知ってもらいたいなということで、
バスを使ったすごろくをやってみたらどうかということでアイデアが生まれました。
皆さんのイメージの中ではやったことありますかね。
桃太郎電鉄とか桃鉄とかゲームあると思うんですけど、
あれはサイコロを振って電車がそれぞれ駅を一つのマス目として、
それで東京から九州、北海道まで電車が行くと、ゴールを目指すというゲームがあると思うんですが、
これの横浜市のバスバージョンと思っていただくのが一番わかりやすいかなと思います。
例えば横浜からスタートした場合、みなとみらいの各路線、バスじゃないとちょっと不便と言われる駅がないエリアですね。
本牧であったりとか野毛の方の山の奥の方であったりとか、
そういった場所というのはバスでないとなかなか行かないと思うんですね、皆さんは。
そういうところもすごろく一つ一つのマスを、マスのバス停ごとに地域の特徴などを記しまして、
それで得点を稼ぎながらゴールを目指していく、そういうバスすごろくを考えております。
これはちょっと言葉では表現しづらいんですけど、実際も全てのマスも用意して、
全部のバス停も全部調べて、そこでの出来事、これは今調査中なんですけど、
そういった出来事も含めて面白いコンテンツ化を今している最中というところであります。
しかしながら、これもどうしても皆さんのオンラインで様々な声が生まれ、
そしてリアルで調査をし、形になりつつあるといっても、まだ世に出せる状況ではないんですね。
そこでぜひSBC.の皆さんと一緒に、バスというものを通じた地域を知るゲーム、これが作れたらなと考えております。
高見知英
ありがとうございます。
子どもたちに興味を持たせる
高見知英
本当に自分も岡村のそばに住んでいるものとして、
やっぱり交通の便がバスを使わないとあまり外に出られない場所になりますので、
そういうところでバスを使う機会って非常に多いんですけども、
バスを通じて楽しめる場所って意外と多いんですよね。
本当に電車だけで見ると横浜って横浜駅以外って行きづらいよねっていうことになっちゃうんですけども、
それ以外バスを使うと楽しめる場所って本当にたくさんある。
バス網って複雑ではあるんですけども、それでも使いこなせればすごく面白いところだなっていう。
佐藤勇
ですね。例えばあるバス停にコマが進みます。
そうすると何が起きるかというと、そのバス停からの景色が最高。
とても遠くが見えて気持ちいいであったりとか、近くの歩道が狭いんでちょっと危ないとかっていうので、
例えば1回休みとかポイントがマイナスとかポイントがプラスとかね、
そういう形でただゴールを目指すだけでなく、
途中途中のバス停で起きる出来事でポイントがプラスされてマイナスされていくというのもあるんですね。
子どもたちはそれを見て景色が綺麗と書いてあるバス停に、
じゃあ実際どんな景色なんだろうということでリアルで見に行ってもらいたいなというのもありますし、
逆にここは歩道が狭いっていうのはどんなところなんだろうということで注意をしていただくとか、
そういうようなきっかけにもなってほしいなと。
ですのである意味子どもがこのゲームをやった後、
例えばお父さんから週末どこ行きたいかと、ディズニーランドかと言われた時に、
いや、岡村天神のこのバス停に行ってみたいって言ってくれるような、
それぐらい子どもたちが一つのマスにのめり込んでもらって、興味関心を持ってもらって、
それで実際バスに乗ってそこに行ってもらうという行為までできたら最高かなーと思ったりしますね。
高見知英
地域から地域の課題にも興味を持ってもらうというところまで行くのはすごく良いですね。
バスを拠点にすると、こちらについてもバス停ごとにいろいろな要素があって、
本当に歩道がほとんどないとか、待てる場所がないとか、そういうところもあったりしますし、
逆に歩道はしっかり用意されてて、しかもちゃんと雨除けの屋根までついているというところもあったりするし、
そういうのって結構違うし、
さらに横浜だと物によっては四方向のすべてに同じバス停の名前がついていて、
ひょっとしたらやっぱり注意が必要だよっていうところもあったりします。
佐藤勇
そうなんですよ。そういうところはもう一回休みにしますね。
バスどこに乗ったらいいかわからなくなったら一回休みとか。
ある十字路でやっぱり渋滞が激しいところがあるんですね。
なかなかここは動かないというので一回休みであったりとか、
歩道が狭い、坂があって冬になると滑るから注意っていう看板があったりする坂もあったりするんですね。
あとすごく暗くて痴漢に注意みたいなちょっと怖いところであったり、
逆に通常とは違う石畳の場所であったり、近所の花壇なんですけどすごく花が手入れされている、
大きな樫の木、桜の木があるとか、本当に細かい部分をすごろくのマスに入れて、
子どもたちが興味関心をフックを引っ掛けていくような、そういうようなネタをふんだんに盛り込んでいきたいなと思ったりしますね。
高見知英
そうですね。本当にそういうようないろんな要素、他のすごろくにはなかなかないような要素が詰め込まれている。
本当に横浜はすごろく楽しみであると思います。
佐藤勇
これが実はできるきっかけが先ほどコロナと言いましたが、
われわれI LOVE YOKOHAMA、ゴミ拾いとかキャンドルイベントとか街おこしのイベントをやってるんですけど、
コロナでなかなか行けなくなったので、じゃあ地域を回ろうと、
今だからこそローカルな18区を旅しようということで、コロナ禍から始まったんですね。
その街巡りをしている最中でバスすごろくというアイデアも生まれたと、こういう経緯があります。
地域活性化への願い
佐藤勇
ですのでバスすごろくなどを含めて、その地域のローカルツーリズムというか、そういった部分というのも目を向けていきたいなと、
ハマラブは目を向けていきたいなと、それに向けてSBC.の皆さんとも協力できたらなと思ったりもします。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
本当に地域に触れていくって、本当にガイドブックとかそういうものを見て何とかなるものだけでは意外となくて、
街を歩いてみると気づくことってたくさんあると思います。
そういうものを、すごろくもそうですが、ローカルツーリズムを通じていろいろと知っていく。
そして場合によっては先ほどのとおりの課題に気づいていく。
じゃあ自分たちって何ができるだろうって考えてみるっていうことはすごく大事になってくるのかなって思います。
佐藤勇
はい。おっしゃるとおりです。
高見知英
それではこういうような活動をいろいろと通していて、
佐藤勇さんとして何か活動のキーワードとして考えてらっしゃることは何かございますか。
佐藤勇
もう横浜18区を楽しむというところ。そして地域活性を楽しむということですね。
それらを通じて横浜という地で、さまざまな思い出、出会い、そういったものを紡いでいくことが一緒にできたらなということですかね。
高見知英
ありがとうございます。楽しむことって大事だと思います。
それが自分の生活で楽しむっていうのももちろんですけれども、
地域を楽しんでみるっていうことも、長く暮らす土地であれば、それであればこそ大事なことになるのかなと思います。
佐藤勇
おっしゃるとおりですね。一歩立ち止まって自分たちの周囲をちょっと見つめてみると意外な発見が出てきたりしますんで、
そのちょっと一歩立ち止まって周囲を見るというときに、
I LOVE YOKOHAMA、ハマラブを活用していただくとすごく見つけやすいんじゃないかなと思ったりもします。
高見知英
そうですね。ありがとうございます。
佐藤勇
はい、ありがとうございます。
高見知英
それでは今回佐藤勇さんに横浜すごろくについて等々お話をさせていただきました。
佐藤さんどうもありがとうございました。
佐藤勇
はい、こちらこそありがとうございました。
ありがとうございました。