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2025-09-22 06:13

SBCast. Ch2 #105 声で聞くSBC.コラム - ロマンだけじゃ続かない?SDGs活動に必要なリアルと熱意

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今回はSBC.ブログコラムの音声での配信として、n月に再配信したブログコラム記事を再配信します。

記事の音声化には、VoiceVox を使用しています (Voice Engine:VoiceVox Nemo)。

サマリー

SDGs活動を持続させるためには、理想だけでなく現実的な視点と熱意が必要です。上田隼也氏が語るように、情熱と持続可能な仕組みをどう組み合わせるかが成功の鍵となっています。

SDGs活動の必要性
ロマンだけで続かないSDGs活動に必要なりあると熱意。
社会を変えたい、誰かの役に立ちたい。SDGs、持続可能な開発目標への関心が高まる現代において、社会をより良くしたい。
という理想、ロマンを持つ人は少なくありません。しかし、ロマンだけでは活動を継続させることは難しい。
SBCast..146でご紹介した一般社団法人インパクトラボの代表理事、上田隼也さんは、SDGs活動における情熱と現実的な持続性の両立の必要性を語りました。
理想を描くことは尊い。けれども、それを現実の行動として熱化せるためには、熱意を燃料として持ちつつも、冷静に持続可能性を見つめる視点も必要。
活動を長く続けるために欠かせないのがソロバン、すなわち現実的な経済設計と仕組み化の視点ではないでしょうか。
資金、仕組みの重要性、ソロバン
特にSDGsの取り組みが単なるボランティアとして終わらないようにするためには、目に見える形で成果を出し、社会にインパクトを与えることが重要。
例えば、新しい事業を生み出し、売上を上げ、あるいは自治体の新たな政策につながるような具体的な成果を上げる。
NPOの活動においては、自分たちがやりたいからという思いが先行し、持続可能性という視点がおろそかになりがち。
その結果、あなたたちの活動が一番サステナブルじゃないと批判されることさえあるといいます。
だからこそ、情熱、ロマンとそれを支える現実的な資金や仕組み、ソロバンをいかに組み合わせるかがSDGs活動の成功のための鍵となるのではないでしょうか。
AIと持続可能な社会の構築
単にいいことをやっているだけでは応援は集まらない。
どんな成果が生まれているのか、次は何を目指しているのか、周囲と共有できるようにすること。
その設計と仕組み作りは活動を続ける上での土台となり得るのではないでしょうか。
AIツールで業務効率化と思いを両立させていく。
とはいえ、現場には多くの人手不足や時間の制約の問題があります。
評価指標を整理したくても日々の対応で精一杯、資金の調合をつけたくても本業の傍らに行うには限界があるというNPO団体も少なくないのではないでしょうか。
そんな中、インパクトラボが積極的に取り入れているのが、さまざまなITツールの活用です。
上田さんは、主にChatGPTを積極的に利用しており、その業務効率化への貢献を実感しているといいます。
文章の要約、議事録の整理、SNSへの発信、イベント資料の作成、これらはChatGPTのような対話型AIである程度自動化することができます。
活動を止めず、効率的に、かつ思いを込めて発信をしていくためには、AIは大きな味方になり得る。
もちろん最初は戸惑いもあるでしょう。
でも、AIはまず触れてなれることが第一歩。
試しに一文だけでも書かせてみる。
テンプレートを作ってみる。
手持ちの資料を要約してみる。
小さなLearning by doingがやがて大きな武器になる。
AIは教科書で学ぶよりも、実際に使ってみてなれることが重要。
AIとの対話を通じてどのような表現が伝わりやすいか、あるいは誤解を招きやすいか、といった感覚をつかんでいくことこそが、使いこなすための近道となり得るのではないでしょうか。
感情や価値観は人間にしかわからない。
だからこそ、人にしかできない部分に集中するために、AIを生かすという視点が重要なのではないでしょうか。
発見と挑戦を続ける行動者のスタンス。
社会を変えたい、その思い自体はとても素晴らしいことだと思います。
でもそれだけでは続かない。
逆に続けることさえできれば、理想は少しずつでも現実になっていくのではないでしょうか。
持続可能な社会に向けて、私たちなりの発見を、自団体だけで課題解決をするのではなく、課題を発見し、様々なステークホルダーとともに解決へ導く、
こと、それが上田さんの一般社団法人インパクトラボの活動です。
この発見するというスタンスは、多くの人々が活動に関わりやすくなる上で、非常に重要であり、新たな活動の種にもなり得るのではないでしょうか。
SDGs的な活動をする人々にとって大事なのは、ロマンとソロバンの両立。
思いを燃料に、現実的な運営を設計する。
言い換えれば、熱意と持続性の二つを両立させていく。
AIやクラウド、ネットワークの力で、私たちの手の届く範囲は、かつてないほどに広がったのではないでしょうか。
そんな中で、勉強してから本番に備えようというのでは限界があります。
とにかくやってみる、やりながら整える、そのような行動者の考え方が、ますます重要になっていくのではないでしょうか。
新しい発見に出会い、失敗しまた挑戦する。そんな過程の中にこそ、本当の社会的価値は眠っているのではないでしょうか。
SDGsの活動は、情熱、ロマンと、現実的な持続性、ソロバンの両面が求められるものです。
AIはまず触れてなれること。
Learning by doing の精神で、発見と挑戦を続ける行動者の考え方こそが、持続可能な社会を築く原動力となるのではないでしょうか。
もしそれでも最初のきっかけが見つからない、そんな人は。
もしそれでも最初のきっかけが見つからない、そんな時は、私たちまちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.にまずは相談してみてください。
Discordで、メッセージで、SNSで、さまざまな形で、私たちは連絡を待っています。
あなたの活動は、まだ誰にも見えない価値を生んでいるかもしれません。
その価値、届ける準備、できていますか。
06:13

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