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みんなでサウナ!
今回も、前回に引き続き、7月20日、しぶさわフェスタにて行われました、公開収録の様子をお送り致します。それではどうぞ。
結構、とくさしさんのサウナルーティンをさっきさらっと聞いたんですけど、面白すぎて、ちょっと私深掘りしたいなっていう。
したいです。
かつきさんの回とかでも、ルーティンがすごい大事になってくるよっていう話があったんですけど、
とくさしさんのルーティンみたいな、ありますか?
そこ行くとね、もう本当にこれはもう長い話になっちゃうんだけど、
それで言うと、ここの皆様とも共有できる話として、サウナってやっぱり2種類あると思っていて、
1つはやっぱりレジャーとしてのサウナ。だから今まで我々が話していたみたいに、
じゃあ今度ちょっと京都に行ってみようとか、このサウナを目当てにどこどこに行ってみようっていうレジャーとしてのサウナっていうのがあると思うんですけど、
一方で、習慣としてのサウナっていうのがあって、これもね、すごい広がるんですけど、
まあサウナブームと言われて久しくなってきて、まあもう10年、我々なんかはやってきて、
そうするとサウナってどういう感じに定着してきたかっていうと、日常になってくるわけじゃないですか。
その大定着してくるわけですよ。そうするとサウナっていつ込むかなとか、
あるいは自分がいつの時間に行くと生活がこううまく回るなっていうのが見えてきて、
私なんかは昼のちょっと15時とか15時半ぐらいにサウナが入るような毎日を本当に毎日やってるんです。
なので、サウナがどっか一箇所できることによって時間のくさびが打たれることで、
割と時間が決まってくるわけですよね。その後帰って夕食にしようとか、
そうすると眠くなって寝てしまおうとか、これあまりにそれてしまうんで本当に短くなんですけど、
結果的に言うとものすごい早起き生活してるんですよね。
フリーランスでね、一人で作曲の仕事をやるっていうと、
フリーランスのフリーの部分、ここすごい落とし穴があるなと思うわけですよ。
自由すぎると長く走れないんですよ。
長くっていうのは24時間走るとかじゃなくて、10年とか20年仕事したいじゃないですか。
特に物を作るっていうのは死ぬまで仕事したいわけですよ。
自分の硬い言い方で言うと芸を完成させたいっていうか。
そうするとポッと何かいいのができて、ポッといいのがちょっとだけバズったから終わりっていうんじゃなくて、
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死ぬまで作り続けたい。それをやろうとすると毎日のことを見直さざるを得ないわけですよ。
なんか真面目なふうに聞こえてる可能性がすごい高いんですけど、要するに機嫌よく生きたいってことですよね。
あるいは美味しく夕方ビールを飲みたいとかね。
それをやっていくとサウナが夕方前で、朝は早めに起きて、午前中に仕事をしてみたいな感じで、割とルーティーンが確立されていくわけですよね。
毎日行かれるんですね。
毎日行きますね。
お子さんは?お子さんとかも毎日行くんですか?一緒に?
子供はさすがに行かないですね。週末とか一緒に近くの銭湯に行こうかみたいな感じですけど。
毎日行かれるとやっぱり微妙な変化に気づいたりするものですか?
それが徹底しきれてなくて、割とふらふらと違うところに行ったりするんですよ。
なので生活の中で唯一ちょっと花が添えられるのが、今日は違うサウナに行ったなったりするわけですよ。
あとは完全に一緒なんで。
もちろん仕事の内容は変わるわけですけど、生活サイクルとしてはかなり同じ日々です。
結果、今何時に起きられているんでしょうか?
私は今3時半です。
衝撃ですよ。3時半は朝とかじゃなくもう夜中ですよね。
魚の仕入れに行かれるのかどうか。
3時半に起きるとやっぱりまだまだ夜なので、もともと私は夜型だったんでね。
深夜とか好きなんですけど、その気分もちょっと味わいつつ、朝の時間を自分に有効に使えるっていう。
そんな暮らしをしておりますよ。
眠くなってこないんですか?
いつもこの時間眠いんで、昨日練習して起きてたんですよ。
起きる練習をね。
ハキッとしていたいんで、せっかくのおしゃべりタイムなんでね。
そこに向けての計画のあれがあったんですか?
9時までは寝ないぞ、みたいなね。
9時なんだ、でも。
21時までは寝ないぞ、みたいな。
結構ですね、本当に小学生…
いや、本当ですよ。
21時は私にとってはなかなか遅いんで。
でもそれも前回の田中克紀さんもそういう朝型に固定してルーティンをやることによって、日々の違い、自分の体調の変化とかがわかるっていう。
おっしゃってましたね。
おっしゃってたんで、それに近いものがあるってことで。
そうですね。だからサウナも健康にいいとか、いいことってたくさん言われて、下手するとちょっと意識高いのかなっていうのに転びがちなところもあると思うんですよ。
意識高いんですけどね、いいことなんですけど。
早起きも、なんかこいつ意識高えな、みたいな。真面目だな、みたいな風に取られがちなんですけど。
本当はめちゃくちゃ楽しいことが好きで、それを追求した結果そうなっちゃうってことなんですよ。
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すごい。
例えばなんだろうな、一瞬だけ楽しいっていう。
これね、結構私は人生のテーマで完全にみんなでサウナから逸脱しますけど。
一瞬楽しい、ぐわーっと楽しい日の次の日って、ちょっと落ちるのわかりますかね。
確かに。
なんかアドレナリンがぐわーっと出た次の日ってちょっと疲れがきますよね。
私の願いは、とにかく曲を作りたいっていうことなので、落ちてたくないですよね。
そうすると、上げすぎず下げすぎず、いい併熱をいかに維持するかっていうことを考えるようになる。
それが快楽の道なんですよね。
併熱を保つ、一瞬だけ9度までぐわーっと上げて、次の日はもうガタガタっていうのは、自分にとっては累計の快楽度が低い。
なるほど。なんか僕、そんな話を聞いてて、納得できるところと難しいなと思うところがあって。
めっちゃわかります。
それは、物を作ったり創作をする時って、めちゃめちゃアドレナリンが出てる時に、バッと走れる時あるじゃないですか。
今この瞬間がすごい楽しいとか、興奮してることだったりテンション上がってることを燃料にして何かを作ってるなって、客観的に思う時があるから、
それがずっと並列なテンションでいった時に、ちょっとその意欲が下がったりする時があるっていうか。
それは深いテーマですよ。これここから2時間必要ですよね。
ここから番組スタートぐらいの。
でもそれは思うのが、そのテンションで思いついたものなのか、毎日のルーティンで思いついたのかって、ちょっとまだわかんなくなるじゃないですか。
ただ一つ言えるのが、そんなことねえよ徳佐氏っていう人もいると思うんですけど、私は人に届けたいんですね。
なんかこう思いついたっていう時の形っていうのは原石の状態であって、
でもすぐに反論を自分で言うんですけど、その原石がいいんじゃんとも言えるわけですよ。
だけど多くの場合その原石の状態を人に渡されてもわかんないんですよ。何のことか。
ただ勢いを渡されただけになってしまって咀嚼できない。さっきの言い方で言うと感情移入できないんですよね。
そのために渡せる形にすると。
例えば今話してる時も、本当は私は小学生の時とか徳佐氏君ちょっと静かにしましょうねって言われるようなタイプなんで、
もっとめちゃくちゃテンション高くめちゃくちゃ言いたいことがある。
だけども私は皆さんに伝えたいので、なるべく伝わる言葉でこうやりたい。
そうすると平熱である必要がある。
つまり最初から平熱でテンションが上がんないってことで悩んでる方は、私が言うようなやり方はいらないのかもしれない。
私は多分適度にフリーすぎるところを抑えることでいい滑走をひとまず20年ぐらいできてるっていうようなところがあって、
人それぞれなのかなっていう感じはしますね。
あとは何を快楽とするかですよね。
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物を作るっていう点で作ったその瞬間が楽しんだっていうと、もちろん私もそうなんですけど、
それだけだとやっぱり長距離ランナーにはなれないと思うんですね。
もう完全にそっちに振り切れた話をすると、
じゃあ人は食べていかなきゃいけない。
生きていかなきゃいけない。
一発当たった。
一発当たってそれで一生食える。
じゃあそれでおしまい。
それを目指すんだったら何でもありだと思うんですよ。
ただ毎日を家族や友人や仲間と一緒に、
なんかこう機嫌よく生きたい。
いろんなものを共有したりしながら楽しく生きたい。
それを一瞬だけではなくて永続的にしゃぶり尽くしたいんだってなると、
ちょっと選ぶ必要があるわけですよね。
これめちゃめちゃ重要なテーマというか、
例えば会社、僕経営してるんですけど、
やっぱ会社の経営とかも一緒で、会社の経営って一時良くてもダメじゃないですか。
それでずっと継続していくっていうのが会社って経営として一番難しい必要とされてることだけど、
クリエイティブな仕事も自分だったら自分の家族というものをいかに継続して食べさせていきながら、
自分のクリエイティブな仕事をずっと続けるか。
すごく人気があるときはね、確かにいいときですけど、
それは去っていくものだったときに、
次にじゃあビッグヒットを狙う人もいれば、
そうでもなく淡々と自分の範囲の中で生きていくためにこの仕事をして、
お客さんには喜んでもらうということを目的としてやるっていういろんなパターンありますよね。
そうなんですよね。
あとちょうど私40を過ぎたあたりなんですけど、
クリエイターって20代のときはまずいっぱいいるんですよ。
もっと言うと10代はいっぱいいる。
音楽大学行っても。
今はね、TikTokだろうが自分で発信できるから、それこそもっとその裾もめちゃめちゃ広がってますよね。
私はせっかくラジオなので、サウナでもなんでもない話を公共の電波を通じて、
今10代で創作をしていて、
俺は大丈夫なのかっていうふうに不安に思っている人。
特にどういう不安を抱いてるかっていうと、
みんな周りの人たちすげー勢いあって、
俺こんな地味で大丈夫なのかなって悩んでるそこのクリエイター志望の10代の君。
俺は賭けてもいい。
お前は絶対に残るぞと。
あなたが勝つから大丈夫だって俺は言いたいんですよ。
そこら辺の周りの勢いだけのやつらは、
まず22、23で消えるから大丈夫。
そして、いいかよく聞け10代のクリエイター。
そして20代まで生き残ったクリエイターよく聞け。
周りになんだか社会性を身につけて、
俺はまだウダウダしていて、こんなことで大丈夫なのか。
俺はまだまだ自分のことばっかりやってて大丈夫か。
みんな花々しくデビューしていくじゃねえか。
大丈夫だって俺は言いたい。
その周りに見えているなんとなく社会でやってってる人たち、
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テンションでやってる人たち、
32、33で一旦ガサッといなくなって大丈夫だ。
そして今30代のクリエイターを目指してるというか、
今ようやく社会とフィットしたあなた。
じゃあ俺40代になるにあたって、
これから家庭ってどうなるんだろう。
俺のライフプランってどうなるんだろう。
結婚ってどうなんだろう。
俺の彼女や私の彼氏はどういうふうに社会と交わっていくんだろう。
なんだかみんなすごく偉くなっていく気がする。
大丈夫だと言いたいですね。
自分のペースで歩いて、一瞬調子いい奴なんか全員無事ですよ。
40代になったら全員いなくなった。
それで重要なことは、
そういう気持ちに諦めずに自分で続けるという意思を持つことが結構重要ですよね。
やっぱり心折れる瞬間ってめっちゃ来るじゃないですか。
なので周りに見える人たちは本当にちょっとのことなので、
ほとんどいなくなっちゃうから、自分のペースを維持してやる。
そして一旦我に帰ると、
これサウナの番組で今完全に創作論みたいになっていて、
ここの気温は30、20何度あって、
なんで今こうなったかをラジオの向こう側の皆様にお届けすると、
今ものすごいこの会場は暑くて、
ちょっとサウナに入っているような、
サウナの跡のような飛び出し風が来るような気持ちで、
3人は上言のようにクリエイターの話をしているというのが現状です。
サウナ室で話してるみたいになってますけど。
渋沢栄一のシルクハットが実はサウナハットだったんじゃないか説。
今日渋沢栄一さんにね、
何かないかと探った結果、
あれはサウナハットだったんじゃないかと。
絶対違いますよ。
いろいろ探したんですよ。
渋沢栄一と温浴って何か関連ないかなとか。
チャットGBDとか使って調べまくったんですけど、
何かどっかの温泉とかの採掘とかの開発とかを後押しとか、
そのレベルが出てくるんだけど、遠いな多いっていう。
あれサウナハットなんじゃないかっていうところに。
そんなことないんです。
余談ですけど、サウナハットはそうなんですよね。
だからこういう会が開かれたりとか、
やっぱりサウナを通じてこういうみんなでサウナって番組があると思います。
帰宅に私も伺う用事ができてとかっていうので、
いろいろやっぱり広がっていってるなっていう感じがしますよね。
確かに。
帰宅に公衆サウナができて、
それを目当てで来てくれる人が来てくれたらめっちゃ嬉しい話ですよね。
私たちからしたらもう目標達成の。
そこでプラスサウナに来てご飯食べたりして、
このエリアの面白さっていうのを発見してもらえるといいですからね。
コミュニティ形成の場所になれたらいいなっていう目標です、めっちゃ。
ちょっとまとめるようであれなんですけど、
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コミュニティサウナイン帰宅までの道っていう、
何となく今堂井さんも喋ってましたけど、
地域のハブになれるような、
先ほどからもサウナってやっぱりコミュニティのハブになれるようなもの、
いろんなものを吸収したりとかするようなことになってくっていう理由とね。
例えば徳橋さんはそういうローカルに
どういうみんなが入れるサウナがあったらいいなと思ったりします?
そうだな、これ作ろってもしょうがないんで、
もう嫌われてもいいんではっきりと言うんですけど、
私は全然オシャレじゃなくていいなって思います。
オシャレで素敵なサウナってもちろんあるし、
そのオシャレの定義っていうのが難しいんで、
ただ全然目立ってない感じのとこ好きなんですよ、私。
きらびやかで、バッキバキですみたいなところは、
どうしてもぶっちゃけ言うと避けちゃいますね。
なのでコミュニティの先頭なわけだから、
おじいちゃんおばあちゃんも、そして若い方も、
ちっちゃい子も来るっていうようなときに、
まあこれも言い方難しいんですけど、
地味さの良さってあると思うんですよ。
私はそれをすごく愛していて、
それ面白い話ですね。
どうしてみんなそこに気づかないのかって思うんですよね。
その地味さの良さの良いと思う理由っていうか、
なんでいいなと思うんですか?
なんでしょうね、落ち着かないですよね。
落ち着ける場所を探しているってことなんですか?
そう、どれだけ意識が高いかとか、
デザインセンスがすごいんだとかっていうのが伝わる時点で、
それデザインとしては失敗だと思うんですよね。
それいい話。
気づいたらすごく良かったし、
全然綺麗だなって思うし、
気持ちいい気分になれたっていうのが、
本当のオシャレで新しいデザインだと思うんですよ。
でもこれも先行ってるなっていうか、
気がするというか、
本当に機能的でオシャレなものは、
オシャレであることが気づけないものなんですね。
ただそれの難しさも一方で、
そこに到達するのっていうのはすごく難易度が高かったりするし、
本当にその心地よい空間、心地よかったり、
来てる人もお互いが本当に嫌じゃないというか、
多分そういうようなことだったりするのかなとかね。
聞いてて思いましたけど。
本当にあっという間の1時間。
もうちょっと足りないですね。
足りないけど。
毎回そうなるんですけど。
ありがとうございます。
本当に深い話ですよ。
本当はボカさんに茶道の話とかも、
ボカさんがプロデューサーだから、
プロデューサーの人がだいたい語りかけるんで、
そのプロデューサーに聞く機会ってなかなかないんですよ。
じゃあまたこの後、
別の回の収録もあるんで、
そこで。
はい、終了ですということで。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
2回にわたり、公開収録の様子をお送りいたしました。
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いかがでしたか?
熱いお話を聞けて、公開収録後も余韻に浸っていました。
次回、改めて徳澤健吾さんと音楽とサウナについて、
さらに深く聞いていこうと思います。
ありがとうございました。