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皆さんこんにちは、パリのアパルトマンからお届けします。フリーランスのSAKIです。
このラジオは、私SAKIがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを配信しています。
皆さん、お元気でしょうか。
このポッドキャストを、最近平日の日本時間夜21時に配信しますって言ったんですけど、
早速なんですけど、時間を変更します。
平日の朝の日本時間の6時ですね。
フランス時間だったら、前日の夜23時になるんですけど、
その配信時間にします。
インスタでね、何時ぐらいに皆さんポッドキャストを聞いていますかっていう質問をしたんですよ。
あの、アンケートに答えてくださった方、いたらありがとうございました。
で、結構朝が多かったので、じゃあ朝にしようと。
配信した瞬間にね、新鮮な感じで聞けるっていうお得さはあると思うから、
朝が多いんだったら朝にしようかなって思ったんで、
先に統計取らんかいなって感じなんですけど、朝の6時にします。
昔はね、毎朝6時に配信してたから、
ちょっとあの懐かしの戻ったなって感じなんですけど、
その時間にしようかなと思います。
今日は本の回です。
朗読の回にしようかなと思っていて、
最近読んだ本を紹介しようと思ってます。
最近あの本をすごく読みたい欲が湧いてきて、
で、先週末から3日間くらいか、3日4日くらいで6冊くらい読んでて、
普段はあんまり早くいっぱい読みすぎると余韻が混ざるから、
1日1冊くらいにしようかなと思ってるんですけど、
本の虫が湧いてきてるみたいな感じです。
湧いてきてるという印象があれですけど、
まぁちょっとそんな感じで今日は紹介したいなと思ってて。
本当にその本って、いろんな人の感情とか視点を知れる。
本当は一生だったら自分は一人だから、一回の人生しか生きれないけど、
いろんな人の本を読むことによって、
一生のうちで、いろんな世界に行ってる感じ、いろんな惑星に行けてる感じがして、
すごく奥深い感覚になれるから好きなんですよね。
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今日は彗星の感情を知れて、今日は火星の視点を知れて、みたいな感じで、
いろんな人の感じてることとかを知れるってなかなかないから、
本当になんかいいなって改めて思っていて、
この本を好きにならせてくれた私のお父さんとお母さんに、
すごい感謝するなって感じ。
本当にこの本を知らない世界に生きてたら、世界視線に生きてたらどうなってたんだろうなって、
ちょっと恐ろしいぐらいです。
昔はその3歳ぐらいの時から、両親が図書館によく連れてってくれてて、
その図書カードを作るんですけど、
子供ながらにね、私はみんなより早く作ったから、3歳ぐらいの時から図書館に行ってたから、
一人だけ柄が違ったんですよ。
5年後ぐらいになって、小学校とかになったら図書館とかね、
みんな行くようになるかなと思うんですけど、
その図書カードの色が5年後と5年前だったら違うから、
ちょっと得意げみたいなこととかもあったりして、
そんな感じで図書館にずっといてたんですけど、
今日は紹介する本はですね、
最果てたひさんという詩人の方の本で、
死んでしまう系の僕らに、という本を読みたいなと思います。
この方の存在は結構前から知ってたんですけど、
ずっと読むの、読んでなかったというか、読むのを避けてたというか、
ぱって見た時にね、この人の死とか、いろんなところで見かけるから見た時に、
言葉の力が強すぎて、圧倒されて、
私はこの人の死を読める器があるのかと思って、
なかなか手を出せなかったんですけど、
読んでみたらね、やっぱりめちゃくちゃよくて、
この人は中原千代屋賞を受賞しているんですけど、
なんか本当に現代の中原千代屋みたいな、
この賞やんな、やっぱりみたいな感じがすごいします。
なんて形容したいかわかんないんですけど、
なんかね、その透明のガラスの破片がめっちゃ頭に思いかぶって感じなんですけど、
この本の中にはいっぱい詩が入ってるんですけど、
今日は2個詩を紹介します。
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1個目、望遠鏡の詩というものなんですけど、
短いです。ちょっと読みますね。
死者は星になる。
だから君が死んだ時ほど夜空は美しいのだろうし、
僕はそれを少しだけ期待している。
君が好きです。
死ぬこともあるのだというその事実がとても好きです。
いつかただの白い骨に、いつかただの白い肺に、
僕のことをどうか恨んでください。
これが1つ目の詩です。望遠鏡の詩というものです。
いかがですか?
もう一つ読みますね。
2つ目は、絆未満の関係性についてという詩です。
じゃあ読みますね。
もう私のことなど忘れてしまっているだろうけどと言えばきっと、
そんなことはないよと言ってくれるだろう。
けれどそう言うまでは忘れられているのと同じなのだから、
これは縁が切れたということなのだ。
簡単に繋ぎ直せるけれど誰も動こうとしないからプチプチ切れていく。
縁というものが死と同じぐらいの頻度で地球上で起きていて、
それは喧嘩よりも立ちが悪い。
永遠でないのに臆病さが一瞬を永遠にしてしまっている。
絆未満の関係性が今日もどこかで絆に変わる。
愛情のことや友情のことを語りながら、
簡単に私たちだけの距離が規格化される。乱暴される。
中途半端に空いていたお互いの距離に、
それまでサンドイッチを置いていたね。
誰も理解できないことだった。
誰もこの味を知らなかった。
私が神様なら、あなたとのこの関係性に新しく名前をつけて、
友でも恋人でもなく、あなたの名前をつけていた。
私が神様なら、あなたのことを好きとも嫌いとも大事とも言わず、
ふと出会ったその時に一緒に食事をとっていた。
はい、こんな感じになります。
どうですか?すごくないですか?
ちょっとびっくりしましたね。
なんか改めて読んで。
この方なんか本当にこうなんだろうな、
なんかコラボとかもちょこちょこやってて、
ホテルとコラボしてたりしたんですけど、
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その部屋とか泊まったらどうなるんやろみたいな気持ちになりました。
ホテルの部屋に詩が書かれてるんですよ。
壁とかデザインとこの人の詩がフォントとか選ばれてね、
折り混ぜられてるみたいなのが期間限定で確かめてたんですけど、
どんな感じなんだろうなとか思ったりしました。
はい、じゃあ今日この辺でそろそろお開きということで、
また次回のポッドキャストでお会いしましょう。
それでは皆さん今日も素敵な一日をお過ごしください。
それでは。